ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.6.2 地元でジャズ・ライブ!

2013-06-02 19:42:27 | 日記
 昨夜の“ちょっぴりお愉しみお出かけ”のご報告。
 勤務する大学内にあるフレンチ・レストランを会場に開催された「ジャズプラッツ」のライブ。サックスをリーダーにベース、ギター、ドラムスの30代若手カルテットだ。これまでも、弦楽やシャンソンのランチ会やディナー会に家族で何度か出向いたことがあったのだが、ジャズ・ライブは初めて。フライヤーを見れば、既に11回(このレストランでの開催はその半分ほどだが)を数えているということでびっくり。東京郊外のレストランの協力のもと、トップアーティストを地元にお呼びし、楽しくリーズナブルにジャズ・ライブを楽しみましょう!というコンセプトの集いだという。

 何を隠そう夫は、高校生以来大のジャズ好きで、一生の悔いは、ジャズ喫茶のおやじになり損ねたこと、と言い続けている人である。
 レコードからCDに変わっても3000枚以上(正確には分からないらしい。)所蔵し、今も日々増殖を続けているので、私の本と同様に、早晩床が抜けるのではないかという事態になっている。そんなわけで気付けば、いつのまにか私も耳だけはジャズ年増になりつつある。

 それにしても、夫と2人で夜にお出かけするとはどのくらいぶりだろう。そもそも夜に出かけること自体すっかりご無沙汰になっている。体力的に自信がないから、夜に、都心で開かれるコンサートはおろか、電車やバスに乗らなければいけない距離の目的地まで出かけることは、先ずない。
 息子を誘ってみたが、「ジャズには興味ないし、留守番しているから二人でどうぞ。」とのことだったので、息子の食事の支度だけして出かけることになった。まあ、高3男子がいつも父母にくっついて出かけるというのもどうなのかと思うし、これからはこうして、夫と2人のお出かけを大事にしていかなければならない年回りなのだろうな、と思う。

 さてこのレストラン、週に1度は同僚とランチに通っているが、夜、こんなに満席なのを見たのは初めて。普段は4人用テーブルを2人で、6人テーブルは3,4人で使っているのが常だが、今回はどこもぎっしり。80人を超すジャズ好き熟年層(?)の熱気でムンムンだった。
 前菜とメインディッシュ、デザートのメニューを終え、ファーストセットがスタート。スタンダードのジャズナンバーを2曲:Recado Bossa Nova、In A Mellowtoneと続けた後は、オリジナルナンバーMöwe(かもめ)を挟み、Body & Soul、Stablematesの2曲。うーん、最初はちょっとノリが悪い感じでちょっと不安だったが、休憩後、オリジナルを皮切りにセカンドセットが始まり、The Girl from Ipanemaの次の曲、Softly As In A Morning Sunriseでベースが変わってから(たまたま訪れていたベテランのベーシストが舞台に呼び上げられた)を境に、俄然いい感じになってきた。夫も同じように感じたようで、彼曰く「ファーストセットはあまり楽しめなかった」そうだ。
 その後、My One & Only Love、オリジナルナンバーPathos of Sunrise(哀愁の日の出)、Straight No Chaserでお開き。お決まり(?)のアンコールはBye Bye Blackbird。前半でお帰りになった方はちょっともったいなかったのでは。私も十分知っているお馴染みのナンバーを愉しむことが出来た。

 大学関係者の姿もチラホラ。団塊の世代はいずこでも元気一杯である。
 地元でこんな夜遊びが出来るとは、何とも有難いことである。次回は10月にピアノトリオで第12回のライブが決まっているとのこと。ピアノトリオは私も好きだし、今回のゲスト・ベーシストがフル出演するとのことだからちょっと心が惹かれる。日程が合えばまた、行ってみようかな、と話しながら帰宅した。

 今日も一日雨が降らなかった。ゆっくり目に起きて、塾の試験がある息子を送り出した後は掃除を終えて、リンパプラスヨガに参加してまったりリラックス。遅い昼食の後は予定外にお昼寝までしてしまった。夕食当番も夫に任せ、なんとも贅沢な(ダメ主婦の)日曜日だった。
 明日からまた新しい1週間。検査と治療で2回通院しなければならない。出勤率6割になるから、チャッチャとこなしていかなければ。
コメント (3)
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