ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.6.30 水無月晦日、夏支度

2013-06-30 22:28:17 | 日記
 早くも6月最終日になった。今年も折り返し地点、明日から後半戦である。
 今年の目標はちゃんと守れているだろうか。目標といえるほどの目標ではないけれど、ここ数年はとにかく今日一日、その日その日を大切に、頑張りすぎずに頑張って心穏やかに暮らしていく、通院治療と仕事をきちんと両立させていく、ということが私にとっての心の柱だ。
 そして今年は受験生の母として、なるべく口を出さずに伴走するということも。

 昨日、休日出勤したイベントも無事終了した。心配していた雨にも降られず、ほっとした。少し動けば汗ばむほどの暑さで、ああ、もう夏がすぐそこまで来ているな、と実感する。息子が卒業した小学校ではプール開きだという。
 事務室には、休日というのに仕事を片付けに来た別の係の若手が2人、短時間ながら姿を見せていた。
 来週の通院日を代休に充てるためにイベント終了後も通常の終業時刻まで勤務したが、電話やメールも殆どなく、集中してイベントの後始末や週明けの仕事の段取りなどを片付けることが出来た。いい日だった。これも、夫が夕食当番を引き受けてくれていることが精神的に大きな助けになっている。
 それでも、さすがに週6日連続勤務は草臥れた。片付け物をした後は夜更かしも出来ず、早めにベッドに直行。

 今日も明け方目覚めたが、しつこく二度寝をしていつもより寝坊をすることが出来た。
 息子は午前中塾の確認テストに出かけ、とりあえず無事合格して、来週の居残りはない模様。これまたほっとした。
 その間、私はサボっていた掃除をし、汚れが気になっていた家中のレースのカーテンを洗濯。すっかり部屋が明るくなって嬉しい。年末の寒い時にカーテンを洗うのと違って、大物の洗濯もストレスが全くない。
 午後からは、リンパプラスヨガでたっぷり汗をかいてリフレッシュし、夕方はリラックスしながら野口恵子さんの「失礼な敬語 誤用例から学ぶ、正しい使い方」(光文社新書)を読む。ずっと気持ち悪いな、と思っていた言葉使いについて整理してもらうことが出来、すっきりした。
 夫は夕方開宴の職場の後輩の結婚披露パーティに出席するため、新しいスーツとそれに合わせたシャツでお洒落をしてお出かけ。4時間の宴の後、ようやく今しがた帰宅した。

 そんなわけで今日は息子と2人の夕食。「外食に行ってもいいけれど?」と誘ってみたけれど、お家ご飯が良いとのことで、地味に早めの食事を済ませた。
 何のことはない日曜日、夕食の食卓には、夫が育てたベランダのプランター出身のしし唐とピーマンが初登場。食後、自分の部屋に入った息子が明後日の実力テストに備えて勉強中かと思いきや、実は爆睡中であろうとも、こんな何気ない幸せな日々が続くことの有難さを改めて思う水無月の晦日だ。
コメント
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