趣味と健康日記

清野明子(民謡歌手)の応援、登山、スポーツなど趣味と日々の健康を記す日記です。

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民謡の話 VOL.53 「下津井節」 REV.1 (センリョウ)

2009-11-25 01:50:03 | 日本民謡


 清野明子さん情報

1 当ブログに来て頂いた証に「清野明子」と言う民謡歌手を知って
頂けたら嬉しいです。
プロフィールはここです

2 ブックマークにも有りますが、清野明子さんのブログはここです

3 2010年2月21日(日) 「第10回津軽三味線&日本一の仲間たち」と題するコンサートが中野サンプラザにて開かれます。
開演時刻は11:00です。
入場料:
SS席6,000円、S席5,000円、A席4,500円です。
出演者:
清野明子さんほか歌手が64名、そのほか三味線、尺八、踊りなどを加えますと、優に100名を越す日本一の方が舞台に立ちます。このようなコンサートは民謡意外には考えられません。是非ご覧になって欲しいと思います。どうしてこんなコンサートが出来るのかと思ってしまうほどコストパフォーマンスの高い舞台です。

お問い合わせ先:03-3813-5836(柿崎ノボル)
 

  今日の投稿

 お早うございます。民謡の紹介です。
 今回は瀬戸内にやってきました。
岡山県は倉敷市下津井港です。この港は江戸時代北前船の寄港地として栄えました。下津井は児島半島端にあります。ここはその昔児島という島でしたが堆積物により本土と繋がってしまったので児島の先端部に位置した下津井港が交通の要衝となったのです。瀬戸内を航海する船は今では大型の船が多くなり、備讃瀬戸(特定水域)と言って、四国側を航路として設定されていますが、昔はおおむね本州側ルートを航行しておりました。また、相撲の四股名で有名になった鷲羽山は児島半島南端部にあり、観光地となっています。それに加え下津井港がある児島半島は瀬戸大橋の本州側の基点となっています。※四国側は坂出市で金刀比羅宮(金比羅様)があります。

 

  

写真左は児島半島から見た瀬戸大橋、右は北前船の模型です。大きい船は1,000石から1,500石もあったそうです。

 <!-- 下津井節 -->

下津井港(みなと)はヨー
入りよて出よて
真艫(まとも)
きよで ※艫(とも)は船の後部を言い、前部は「おもて」と言います
まぎりよてヨ
(トコハイトノエーナノエー ソーレソーレ)

下津井港にヨー
錨を入れりゃヨ
街の行燈(あんど)の
灯が招くヨ
(トコハイトノエーナノエー ソーレソーレ)

下津井女郎衆はヨ
錨か綱かヨ
今朝も出船を
また止めた
(トコハイトノエーナノエー ソーレソーレ)

下津井よいとこヨ
一度はおいでヨ
春は鯛網
秋は釣りヨ
(トコハイトノエーナノエー ソーレソーレ)

船が着く着くヨ
下津井港ヨ
三十五挺艪(ちょろ)の  ※35人で艪を漕ぐこと。
御座船がヨ
(トコハイトノエーナノエー ソーレソーレ)

真艫(まとも)巻く」は追い風を受けて帆走するときに帆を巻き上げる操作を言います。また、「まぎる」は向かい風で帆走するときにタッキングでギザギザ進むことを言います。「這入りよて」「出よて」「真艫(まとも)巻く」、「まぎる」は色の部分も含んでいる。出入港がし易い港であるように、遊郭への出入りも安心で金のない客は裾を頭部までまくり上げて(真艫巻いて)裏口から出ればお咎めなしだったそうです。この地の遊郭には白行灯がついた表と裏の入り口があったそうです。

最初黄色だった「センリョウ」の実が赤くなってきました。「万両」の実は葉の下に付きます。