清野明子さん情報 1 当ブログに来て頂いた証に「清野明子」と言う民謡歌手を知って 2 ブックマークにも有りますが、清野明子さんのブログはここです。 3 2010年1月30日 10:00より北区王子駅前「北とぴあツツジホール」において、「第4回津軽民謡秋元会発表会」が開かれ、清野明子さんがゲスト出演いたします。詳細はここをご覧下さい。 4 2010年2月21日(日) 「第10回津軽三味線&日本一の仲間たち」と題するコンサートが中野サンプラザにて開かれます。 |
本日の投稿
お早うございます。 今日は宮崎県民謡「稗搗き節のREVISIONです。
幼い頃に聞き覚えのある唄を思い出しました。子供ながらに良い唄だと思いました。今日紹介する民謡は「庭のさんしゅうのー木いーい、なーるーうーう鈴」で有名な「稗搗節(ひえつきぶし)」です。宮崎県東臼杵郡椎葉村に伝わる民謡です。この村に今も残る「鶴富屋敷」という家が保存されていますが、平清盛の末孫と伝えられる「鶴富姫」と源頼朝の命を受け、平家追討のために椎葉村に遠征した那須大八朗との恋物語を唄ったものです。その屋敷を二人の子孫と思しき那須家が今もこの屋敷を守っているのです。
<!-- 稗搗き節 -->
庭のさんしゅうの木 鳴る鈴 かけて ヨーオーホイ
鈴の鳴る時ゃ 出ておじゃれよ ヨー
鈴の鳴る時ゃ 何と言うて出ましょ
駒に水くりょと 言うて出ましょ
お前平家の 公達(きんだち)ながれ
おどま追討の 那須の末
那須の大八 鶴富捨て
椎葉発つ時ゃ 目に涙
「庭の山椒の木に馬の鈴を掛けて鳴らすから、その時は出ておいで。でもその時、家族には何と言いましょうか。馬に水をやりに行くと言って出ます。」何とも淡く切ない唄です。恋は貴族も平民も同じだったのではあるまいか。
左の写真は稗(ヒエ)です、右は庭に植えた山椒です。
キク科の「マーガレット」、別名「木春菊」モロッコ沖カナリア諸島原産、明治時代末期に日本に渡来、3~7月に咲くが、写真の花は温室育ちと思われます(1/22購入)。