「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

うさぎ家(お好み焼き)

2008-06-22 18:12:06 | 


私はお好み焼きが大好きなのである。私は元関西人であり、大阪や神戸でお好み焼きをふんだんに食べる環境にあったのだ。料理などしない父が、なぜかこの時とばかり「鉄板奉行」を務めた関西風お好み焼きへの郷愁があり、好きでもある。しかしなぜか関西風のものより、成人してから知った広島風をいっそう好む。

西武七里ガ浜住宅地に住む最大のメリットのひとつ、それは住宅地内の飲食店街にお好み焼き店があることだ!それがうさぎ家。広島風のお好み焼きだけを供する店ではない。他にも手広く鉄板焼きものが食べられて楽しい。

うさぎ家の店長は鎌倉育ちだが、幼少時は関西にお住まいだったらしい。そしてなんと!なんと!なんと!偶然にもはるか昔に私とニアミスしていたのだ。大阪府の某所にあったカトリック系幼稚園に2人は同じく通ったことが判明した。数十年の時を経て鎌倉七里ガ浜で再開した2人はしっかり抱き合った・・・なんてことはなかったが。とにかく2人してアーメン。



というわけでしばしば訪問。画像はうさぎ家の広島風お好み焼き(ソバ入り)にトッピングとしてイカ天をダブルで注文したもの。いつもはそこまで。でも本日はさらにチーズ載せをやってみた。上下を生地と卵にはさまれた大量の野菜、豚肉、ソバが口の中で入り混じる。加えてイカ天のまろやかさが・・・。それに甘辛いソースが絡み、お好みでマヨネーズも。じゅわぁ~と旨さが。あぁぁぁああ~~至福の時。昼過ぎにこれを食べた。腹持ちがよく今日は晩御飯が食べられそうにない。

住所:鎌倉市七里ガ浜東 3-1-14
TEL: 0467-38-1511

残念ながら現在はかなりの不定期営業。営業日はうさぎ家のHP http://www.kamakura-shiki.com/で事前に確認しよう。
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雨と軒

2008-06-22 09:37:00 | 建築外観・構造


梅雨真っ盛りという表現はないだろうが、昨日も今日もしっかりとした雨である。しかし温度はそれほど高いわけではないので、屋内の通風さえとれれば、それほど不快なものではない。庭に向かって我が家の軒は外壁から地面と水平に70cmほど外へ出してある。かなりの急角度で降りてくる屋根で、画像でご覧のとおり、1階の窓に覆いかぶさるが如くである。しかしこうした住宅は、現代ではどうも「変わり者」らしい。

最近は家のデザインが洋風になる傾向 and/or 土地に余裕が無いがそこに目一杯の住宅を建てざるを得ない状況から、建物から軒を長く出さない and/or 出せないことが多い。総2階で箱のような家も多く、1階と2階の間に屋根(軒)はなく、2階まで高くただ壁が立ち上がり、2階にわずかな軒が載るだけである。一方室内を限りなく明るく、かつ涼しくしたいという施主の希望が強いらしく、開口部がやたら大きくなって来ている。軒が無く開口部の大きな家の室内が明るいのは確かだが、涼しいかというと、話はそんなに簡単ではない。むしろそういう家は暑くなってしまうことも多い。なぜなら日光が直接的に床を射し、太陽の移動に伴って場所は移動するが、絶えず室内のどこかが日光に焼かれ暖められるからだ。加えて床材も痛みやすい。開口部を多くすることは、メリットだけではないのである。

住宅建築は「夏をむねとすべしで、冬はいかなるところだろうが住める」というのが、元々高温多湿でさらに現代では温暖化が著しい我が国で、兼好法師以来の教えであるからして、この点はよく考えられるべきだろう。個人的好みと合理性を天秤にかけて、検討しなければならない。

また軒が無いのに大きい開口部を設けていては、雨が降れば蒸し暑い夏でもとたんに窓を閉めざるを得ない。冷涼な地域ではそれもまた良いのだが、ここ鎌倉七里ガ浜ではそうも行かない。高温多湿の関東平野で履きだしの大きな開口部を自由に設けられるのは、開口部の外側に濡れ縁でもあり、それを覆ってさらに先にまで伸びる大きな軒がある住宅に限られる。しかしそんな家が近所にあるわけもなく、巨大な開口部を設けた場合、夏の雨の日には窓を閉め、温度を下げたいのならエアコンに頼らざるを得ないというのが、ほとんどの家庭の実情であろう。



我が家の窓は縦長の上げ下げ窓である。普通の左右に動かすサッシと比較してたいしたメリットもないが、唯一、上だけ開けることが可能なことが良いところだ。風が強く横殴りな雨が降り湿度の高いここ数日でも、この軒と窓の組み合わせは最強で、終日窓を開けていられて室内も涼しい。直射日光も室内に射しこまないようになっているので、今年の夏もかなりのところまでエアコンなしでがんばれるだろう。蒸し暑い雨の日でも窓を開け、ヨー=ヨー・マによる無伴奏のCello Suites Inspired By Bach。なんともしっとりと響き、外の雨の音も心地よい。
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