「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

CALL ME IRRESPONSIBLE

2011-08-06 15:34:30 | あちこち見て歩く
この本の著者以後、短期間でポンッ!と政権を投げ出す首相が続いた。出来もしないことを言った挙句、スグに立ち往生して投げだす。



この著者の次の全然面白くない人柄の首相も短命。その次の首相はちょっと面白い人だったが、これも短命。彼等はあまりに無責任であった。

責任感の希薄な彼らに、私はこの歌を捧げたい。CALL ME IRRESPONSIBLE♪



1963年のアカデミー主題歌賞受賞曲。私が中学時代だった70年代半ばにこの曲に親しんだのはシナトラではなくアンディ・ウィリアムズの歌声だった。そのアルバムがこれ。



とにかく歌詞がおかしいのだ。ネガティブな形容詞や副詞が延々と続く。仕事で失敗して立ち行かなくなった時、誰もがこれを歌って仕事を放り出せばいい。楽になれる。

Call me irresponsible
Call me unreliable
Throw in undependable too
Do my foolish alibis bore you
Well I'm not too clever
I just adore you

Call me unpredictable
Tell me I'm impractical
Rainbows I'm inclined to pursue

Call me irresponsible
Yes I'm unreliable
But it's undeniably true
I'm irresponsibly mad for you

大きな変化があり期待した人も多かったが、この人も肝心なところが抜けていた。で、やはりアッという間に終わった。



その点、この人は尊敬出来る。投げ出さないという意味でスゴイ。皆にボロボロに非難され「なぜ辞めない」と問われてもいろいろ理由をつけて辞めない。鈍感は力である。鈍感も生きて行く上で少しは必要なことだ。



数年前こんな本が出たのも、その予兆だったのか。



彼の精神的タフさに頭が下がる。気の弱い私なら、とっくに狂っていることだろう。あるいはやはりとっくに放り出していることだろう。



どんな時も鈍感というか、粘りが重要なのだろう。粘った者勝ちだからだ。周囲も諦めてしまい、もう誰も「なぜ辞めない」と問わなくなった。そのうち辞めるのだろうけれど。

コメント (4)
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