「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

冬の七里ガ浜散歩(2) 鎌倉フランス食堂スリジエへ / 行きと逆コースで海岸から住宅街の中へ戻る

2014-01-10 05:05:09 | 
前回のお話の続きだ。前回は自宅から南へまっすぐ進み、海岸へ降りた。今回は逆に進む。

海岸から住宅街に戻る話だ。そして途中、鎌倉フランス食堂スリジエでお食事。



江ノ電を見送り、北進する。



いきなり始まる我が住宅街。坂道をぐんぐん上がる。

自宅の窓から海が見えるお宅が多数。「海を見て暮らしたい」と湘南方面限定でお住まいをお探しの方、この住宅街で物件を探されてはいかがですか?



坂道をさらに上がる。



このあたりでは「超老舗格」のカレー屋さん前を通過。なんとなく面白い風景。



我らの目的地へ到着。鎌倉フランス食堂スリジエ。開店までもうちょっと。



ここから一気に私の胃がフランス化して、来る食事に備える。

イブ・モンタンの名唱をどうぞ。シャレてますねぇ。イブ・モンタンは実はイタリア人ってご存知でしたか? 私は最近知ったのでした。いい歌声ですね。



人生で様々なことを経験し世の中のことを十分に理解出来たオジサンが、さらりと歌う・・・バラ色の人生♪
料理人或いは飲食店経営というお仕事も、経験と理解なのでしょうね。
経験⇒記憶力と好奇心⇒そこから新たに自ら創造するひらめきとセンス⇒冒険するリスクの覚悟とパワー
・・・そしてその繰り返し。どんな仕事も同じですなぁ。

ところでこのお店は、お昼の食事として基本的に3つのコースのみを提供している。
いつも食べすぎるので、考えに考え、今回は自重して超控えめに「B定食」で行こうと誓った。



この看板も我が街の中心部にすっかりなじんで来た。



さあこれをご覧の皆さんも、まずはスリジエに行ってみませんか?

入店。本年もよろしくお願いしますね。



歩いたのでのどが渇いた。



何はともあれ、私はこれを。奥で妻はロゼのスパークリング・ワインを飲んでいる。



どうです、イブ・モンタンの歌声って、リラックスさせてくれるでしょ?

この日のデジュネの「ムニュ・ベー」にぴったり。

来ました。前菜の生ハム+サラダ。このお店って、いつもいきなりかなりのボリュームなのであぁ~る。大変結構。



ここでワイン開始。コート・デュ・ローヌ。あぁ~早くも酔いが迫って来た。饒舌になる私。



大船にあるパン店カルヴァのバゲット。これ、香ばしくて相当おいしいですよ。スリジエの店内でも売ってくれる。



三浦人参のスープ。かぼちゃかと思ったら、違った。生クリームも入って、かぼちゃスープのような色合いに。甘味も感じられて、優しいスープ。こういうのいいですよね。妻がシェフに「ダンナ(=私のこと)がこの前作ったかぼちゃのスープよりずっとおいしいですぅ~」などと言っている。当たり前だろが。



次の段階で「今日は控えめに食べよう」との当初の無謀な誓いが崩れ始める。基本的にこのお店は、ランチ時間帯にはコースから選んで注文することになっている。しかし夜のア・ラ・カルトのメニューに「牛ハチノス(胃)の煮込み」という文字を見つけ、私は「今、食べられますか?」などと聞いてしまったのだ。そしたら「今ある。出すことが出来る」との答え。



結局ランチのコースの途中に、これを挟んでしまった。イタリア料理のトリッパみたいなもの。でもイタリアン・レストランで出て来るような「強烈にトマト・トマト」した感じではなかった。もうちょっと優しく繊細なのである。「トマトを活かしたニース風」なのだそうだ。地中海沿いのフランスっていいですね。ハチノスっていい食材ですなぁ。このソースをバゲットに塗ったくって食べる。おいしいわぁ。

豚のモツでトリッパもどきを自分で作った経験があるが、それも最近やってない・・・。

次のワイン。シュバリエ・ラサール。やや酸味も強く、次の若鶏のビネガー煮込み向けだ。



これは赤ワインの画像だが、一番右のワインの白を最初に飲み、次にその左のワインの白を飲んでいるという状況。最初にビールも飲んだので、かなりの酔っ払い状態。あぁ~お腹もいっぱいに。オッといけない。まだこれからメイン・ディッシュが来るんだった。



これがそのメイン・ディッシュ。若鶏のビネガー煮込みだ。



妻は鯛のポワレ。肉厚で弾力があるが、フワッと食べやすい(妻の説明)。



もう一度角度を変えて、私の若鶏。後ろにご飯が隠れている。結構ボリューム感あり。若鶏を切ってソースとともに食べる。合間にご飯とソースをからめて食べる。うまいなぁ。さらに合間にさきほどの白ワインを飲む。そして若鶏を食べる。ご飯も食べる。休む。またワインを飲む。酔う、しゃべる。困っちゃうなぁ。バラ色の人生 by イブ・モンタン♪



皆さん、こんな料理(↑)を軽く食べに、「鎌倉フランス食堂」に来ませんか? 

このスリジエでサクッとランチしませんか?

お腹いっぱいなのに、ワインで心地よくなり、さらにデザートをオーダーしてしまう。どこが「今日は控えめ」なんだ? このデザートも相当な量なのだ。



そのあとのコーヒーもプラスして「デザート + コーヒー」の形で500円。安くねぇ?

あぁ~うまかった。なんて満足度の高いランチ。



七里ガ浜の皆さん、鎌倉市民あるいは神奈川県民の皆さん、どうぞスリジエへ。

きっとあなたの舌と胃袋が満足することでしょう。

帰り際にシェフが「フリカッセをうまくつくるのは難しいんです・・・」などといきなり私に話かけて来た。

しかし、なぜ「フリカッセ」なのか?



以前このブログで私は「またもやフリカッセ!!! 再び鎌倉フランス食堂スリジエに対抗心を燃やす(?)@七里ガ浜自宅厨房」という記事を書いた。無謀にも、私はスリジエのシェフに対抗心を燃やして自宅でフリカッセを作る、という噴飯もののストーリーなのだが、シェフはすでにその記事を読んでしまったんだって。かなり恥ずかしい。

大きな腹をかかえ、ゆっくり帰りましょう。

鎌倉フランス食堂スリジエ
住所 鎌倉市七里ガ浜東3-1-14
電話 0467-66-5024
コメント (12)
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