大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

山ガール、山ボーイは群れるのがお好き

2010年11月09日 | 山技術
あちこちで見かける彼ら、彼女らはどうも群れるのがお好きのようだ。
ほとんどがつるんで歩いていて、単独はあまりいない。
なんだか楽しそうにお喋りしながら歩くのが基本みたいだ。
一体どんな動機で山歩きを始めたのか知りたいもんだ。

俺の山開始の動機は「腰痛克服」とまったくのオジンそのものなんだが、
彼らのは「明日奥多摩に遊びに行くよ。みんなおいでよ」「行く、行く」
みたいなノリなんじゃあなかろうか。

まあそれはそれでいいんだが、山遊びはリスクもしっかりあるのを押さえて
いないと大変だぞ。
トラバースで足を踏み外せば滑落、木の根に乗って転倒、道迷いで遭難など
街中での遊びとはえらい違いだぞ。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」なんてのがあったが
「山遊び、みんなで歩けば四分五裂」とならないようにしてもらいたいもんだ。
一人しっかり山歩きの基本を押さえた人間がいれば大丈夫だろうが、烏合の衆だと
トラブッたらえらい目に会うぞ。

おれの場合はまったくの独学だが、ひとつだけ金を出して学んだのが神奈川県の
沢登り教室だった。
これは岩場の歩きに非常に役にたっているが、もし岩が苦手な人は試してみる価値はある。
ほとんどは山の雑誌や本で学習したが、山開始から10年くらいは年間に
30回以上は行っていた。
この実践が今の歩きに生きているわけで、とにかくいろんな山に行ってみる事だ。

山は「質より量」の勝負。

山歩きを身につけた後は「山岳展望」「花」「星」「鳥」などいろんな事に
興味を持てば山歩きがもっと楽しくなるぜ。
4-5人の仲間だったらそれぞれが好きなのを1つ専門に学習すれば、短期間で
高度な山遊び集団が出来上がるぞ。
頑張ってみてください。

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