大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

山情報の最新版は何だろうか

2010年11月10日 | 山技術
当たり前だが当然ながら当日の道であった山屋さんから
仕入れた情報に決まっている。

いくら事前にネットで一番新しいと思われる記事を参考にしたとしても
当日の情報には勝てるわけが無い。

道で危ない所は無かったか、山小屋の食事はどうだったか、
花の咲き具合はどうか、紅葉はどんなもんかなど
仕入れて損は無い情報はいくらでもある。

そしてさりげなく自分の情報も渡すこと。
「○○から来たんですよ。△△に下山します」と言っておけば
万が一遭難した場合に思い出してくれる可能性もある。
ちゃんと事前にルートを書いていたとしても無駄な情報ではない。

俺も結構いろんな情報を避難小屋で一緒になった連中から仕入れている。
たとえば「会津朝日岳」に登った時に使った只見の民宿は奥多摩の
酉谷避難小屋で仕入れたし、タワ尾根の素晴らしさは雲取の避難小屋で
オヤジに聞いたのだ。
あの南アルプスの鳳凰小屋や農鳥小屋の悪評は沢登り教室で仕入れた。

小屋の夜は長いから、山慣れしたオヤジにどんな山が良かったか
聞いてみるのも一興だぞ。
もういろんな山を自慢げに話してくれる筈だ。
自分が行きたいと思った山が出てきたらしつっこく聞けばいい。

良かったのは何かを具体的に聞くこと。
花が良かったといったら、どんな花が咲いていたのか、
山の景色が良かったなら、どんな山が見えたのか、
小屋の食事がよかったのなら、どんな食事だったか、など
とにかく具体的に聞くべし。

俺などは単刀直入に今までのベスト3の山はなどと聞いていたなあ。
さすがに今はもうそんな事は聞く事もないが。
あの大雪の旭岳のつまらさは聞かれなくてもしゃべっているし、
富士山なんか登る山じゃないなんていつも言ってる気もする。
まったく余計なお世話だよなあ。
コメント
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