大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

荷物は重いのが良い?

2013年01月05日 | 山技術
丹沢や中央線沿線の日帰りの山で、まるで小屋泊まりや二泊三日の縦走みたいな
ザックを背負った連中をよく見かける。

あの高尾山にでもいて呆れる。

昨日もバスの中で俺の隣りのオバンが小屋泊まりみたいなのを持っていたから、
“デカいなあ、ご馳走が入ってるんだ”と言ってみた。
まあ、「こんな山にそんな必要あるの?」と匂わせたのさ。

するとムッとした顔をして、
“雨具やら入ってるから、ご馳走は食べちゃったわよ!”と返された。

そのオバンの隣りの仲間のジイなどは
泊まりの縦走みたいなザックで、どうも山岳会の新年山行みたいだった。

雨具の下や折りたたみ傘・ヘッドランプ・非常食のチョコレートくらいは
この小さなザックに入ってるんだがなあとは返さなかった。

雨具の上は秋冬はいつも風よけに着ているからザックには下だけ。

「素人の癖に私達プロに余計な事言わないでよ!」
という匂いプンプンだったが、案外こんなのが多い。

余分な荷物を担いだ挙げ句、泊まりの長丁場の山で
バテバテになったりする年寄りが多いらしい。

日頃から余分な荷物を背負わないようにしないと駄目だ。
特に俺達年寄りは数グラムでも軽い方が体に優しいのだから。

若くて馬力があっても極力必要ない物は持たないようにするべし。
何かトラブった時に、その少しの軽さが命を助けるかも知れないだろう。
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山歩きの呼吸法

2013年01月05日 | 山技術
二十年近くも何も気にせずにやってきたが、
今度の不調でさすがに意識せざるを得ぬ事態になってしまった。

昨日の歩きでやっとしっくりくる歩き方を見つけた。
常識かも知れないので笑われるかも。

歩く時の呼吸は当然登りが速くなると思うが、
これをなるべく普通にやるように意識して、脚を出すのをそれに合わせる。

スー(吐く)で一歩、ハー(吸う)で一歩と動かすのだが、
キツい傾斜だとスーハーが速くなり、歩幅が短くなる感じだろうか。

平地や下りなどだと、スーで二歩ハーで一歩くらいで大丈夫みたいだ。

まあ、実際は意識しないでもそうなってるのかも知れないが、
昨日意識して歩いて感じたのを書いてみた。

ちなみに昨日の所要タイムは蓑毛越までの登りは1.5倍で、
それから追分までは男坂経由でコースタイム通りだった。

しかし、この日は大ポカをやらかしてしまった。
いつもカミさんにコースをメールしていたのに
今回は忘れてしまったと言うか、やらなかったのだ。

いつもは行きの電車の中でメールを入れておくのだが、
何故かこの日はやらずに歩き、昼飯の後も入れずに
そのままバス停まで歩いてしまった。

今まで一度たりともコースを知らせない事は無かったのにやばかったなあ。
下社へのトラバースで滑落してたりしていたら発見されなかったぞ。

しっかり今まで通りにメールするようにしないと拙い。
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