大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

年末年始は遭難続出

2013年01月06日 | 山その他
結局は天候次第の冬山で、悪天候が予想されてる中で強行するか諦めるかがポイント。

この時期に北アルプスに入ろうとするのは山岳会のメンバー以外は無いだろうから、
その山岳会での危機管理能力が試されてる訳だ。

冬山リスクの最大で唯一と言っても過言でない悪天候の見極めはそんなに難しくはないが、
それに現役世代の正月の長期休暇が絡むから悩ましいのだ。

今回も働き盛りの人達の遭難が多いだろう。
せっかくの休みなのに、まだ雪も降ってないうちから止められないと思うのだろうか?

しかし、夏山と違い雪が相手だからなあ。
一度荒れたら生死に関わるリスクが付いて回るというのを忘れては拙かろう。

そういう事は承知の上で突っ込むのだから、
おざなりの対策というか、お願いではいつまでも冬山遭難は続く。

どうしても遭難を無くしたいのなら入山規制するしかあるまい。

剣岳なら馬場島、穂高なら新穂高などで入山規制する訳だ。

年末年始さえ抑えれば良いと割り切って、荒れそうだったら規制しても良かろう。
実際谷川岳では随分昔からやっているじゃないか。

行政がそんな事をするよりも、山岳会の方で自己規制した方が良いに決まってる。
計画を山岳会でチェックして大丈夫だったら許可すれば良い。
メンバーの力量は大丈夫か・リーダーのリスク管理は大丈夫か・
天候は大丈夫かなどがチェック項目。

実際はこれがおざなりになっているのじゃないかと思う。
これができなければ行政による規制しか無かろう。

俺は雪山では保険が下りないから、通い慣れた丹沢でバカ尾根を使った雪遊び位しかしない。
夏山は捜索費用は民間一人で三万/日だが、冬山だと十万/日らしいから経済的にも大変。
10人で10日捜索すれば1,000万だぜ!!!

奥多摩や丹沢などの近場で雪遊びする時は道が無い遊びだというのを忘れない事。

雪好きのマニアが最初に歩けば間違いは無かろうが、この頃は案外新人が一番乗りして
間違いトレースを付けまくっているのじゃなかろうか。

雪が付いたら山はどこもリスクだらけなんだというのを頭に入れて遊ばないとなあ。
コメント
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