大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

由布岳のお鉢巡り

2014年05月29日 | 九州・四国・屋久島
この山はこのお鉢巡りをしないと面白くなかろう。

岩稜にミヤマキリシマが映える時がベストで、
6月中旬からなんだろうが仕方ない。

山遊びの面白さとか醍醐味は「非日常に身を置く」事で、
生きるか死ぬかの瀬戸際を凌ぐのが究極。

そういう点で一歩間違えばジ・エンドの場所があればあるほど楽しい訳だ。

一番危険なトラバースには、多分鎖かロープがある筈だし、]
岩や岩壁は三点支持で登下降すれば大丈夫。

あの大岩を乗り越す所は、殆どが岩の縁を掴み、
足を外傾した岩上に置いてるが、体を反対にして越えるのが正解かな?

現地に立ってみて一番安全な方法でやれば良いだけだが、
馬乗りになって越えるのが正解かも。

手や足を滑らせても落ちないようにするという事だが、
縁を掴んで外傾した岩の上に乗っては、手が離れたらジ・エンド。
掴んでる岩が欠ける可能性だってあるぞ。

俺が登る予定のルートは岩に取り付く所が難しいのかも知れない。

現地でのお楽しみだが、ここが一番の難所だろう。

もし何かあっても大丈夫なようにしないと、命なんて幾つあっても足りないが、
トラバースだけは足を踏み外したらアウト。

あそこで滑ってたら死んでたかも、なんて思い出してぞーっとするなんて嫌だよなあ。

あそこは結構面白かったなあと笑ってビールを飲みたいもんだ。

と言ってる俺もマジでヤバかったのが一度だけある。

沢登りで枝沢に引き込まれて、落ちれば確実に死ぬ嫌なトラバースをやる羽目になった。
運良く無事やり終えたが、あんな事は二度とやりたくない。

精々「臆病に、もっと臆病に」歩く事にしよう。
コメント (4)
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