大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

やっと初山とは

2016年02月19日 | 丹沢
低山も良いとこだがまあ初山は初山か。

2ヶ月も山から遠ざかったのでは妥当選択かも。

まあ普通のペースで歩けたから仕事で
体を動かしているのが良いのかも知れない。

それにしても秦野駅から浅間山・権現山・弘法山・
吾妻山・鶴巻温泉駅の道は俺みたいな年寄りの格好の
散歩道だな。

行き会ったり追い抜いた老人の多い事、若いのはトレランの
若者四人だけだった。

この道は危険箇所が全く無い上にアップダウンも少なく、
すこぶる歩き易いというのと、相模湾・富士・丹沢の眺めが
良いので人気あり過ぎ。

金曜日だったから20人程度で済んだが土日は大変。

肉眼ではまあまあの富士もカメラでは全く駄目で
微かに見えていた大島と合わせて写真無し。

代わりに弘法山の大銀杏とタブの大木を載せておく。


秋にはギンナンを落とす大銀杏


少し降りた処にあるタブの大木・姿が素晴らしい(遠近2枚)
 

途中熊注意の看板があったが随分昔の話だったと思う。
幾らなんでもこんな賑やかな道は熊さんだって嫌だろう。



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山で死なない為に その3:危ない道の歩き方

2016年02月19日 | 山技術

山道はどこでも怪我できるが一応危ない箇所と言うのはあるもので、
丹沢の馬鹿尾根(大倉尾根)で言えば金冷やしの短いキレットへ
下る岩っぽくてザレた場所などだ。

とにかく足を滑らせたらアウトと言うところが一番危ないだろう。
具体的に書くと上のような処、片方が落ち込んでいる巻き道、
沢の渡渉点、岩場の道などだろう。

順番に書いて行くことにする。

ザレた下りでは腰を落として膝を曲げて歩く。
重心を足の間に置く感じ。
ストックは使わない方が良いと思う。
前に突いた時に滑ったらアウトだから。

片方が落ち込んでる道は何処にでも出てくる。
ここの対処は簡単で極力山側を歩く。
ストックは山側に置くようにし谷側に置かない。
当然ダブルでは使わない方が安全だろう。
谷側に置いたストックが滑ったら下手すると谷にダイブだ。

沢の渡渉も結構出てくるが、俺は跳び石ではちょっと
難しいなと感じたら躊躇わずに靴を脱いで渡る。
石を投げ込んで跳ぶ手もあるが靴を脱ぐのが簡単で安全。

この渡渉で一番の問題は水量だ。
ふくらはぎ位までは経験あるが結構水圧があった。
駄目そうだと判断したら引き返すしかないが、
大雪の赤石川と去年の大源太の他に数回しかない。
一般ルートでは靴が濡れる程度のは案外出てくるから、
跳ぶか裸足で渡るか判断しなければならないのが多い。
ストックを使う時は上流側に置くこと。
下流側に置いて滑ったら一発で流されてしまう。

岩場の歩きは3点確保でと言うしかないが、
これは慣れるしかないだろう。

岩場の歩きが不安なら沢登りや岩登り教室に入って学ぶ手もある。
神奈川県の場合は県山岳連盟の主催する登山教室があるから
利用するのが手取り早いだろう。
山をやり始めて直ぐにここの沢登り教室に通って、岩歩きが
大好きになって後々役に立っている。

以上だがこの他に注意すべき事をアトランダムに書いてみる。

1.歩く時は山以外の事を考えるな

  不思議と雑念が浮かんだ途端に滑って転ぶ。
  どんな理由なのか解らないが転んだ時は大抵
  他の事を考えてるんだよなあ。

2.歩きながら眼鏡を拭くなどするな

  必ず立ち止まってからやる事。
  水などを飲むのも足を止めてやらないと拙い。

3.危険箇所が終わってからが危ない

  緊張が解けてホッした瞬間に転倒や滑落する。
  危険箇所が終わったところで水を飲むなどして
  一呼吸入れるのが良かろう。

4.擦れ違う時は必ず山側など安全な方に身を置け

  接触して谷側に落ちて死亡する事故が結構起こる。
  相手が谷側に立った場合は山側で待ち先行させる。

5.鎖には極力体重を乗せるな

  鎖がいつ外れるかもしれないから、
  滅多なことでは添える程度か掴まない。
  鎖の根元が分かる下りならまだしも
  確認できない登りではちょっと触る気が起きない。


とまあ色々と書いたが極力リスクを避けて、
万が一何かあっても命を失わないようにしないとなあ。
去年の植木仕事での転落事故で声を出す暇も無く落ちると言うのが
分かったが、二度とあんな気持ち悪い事は経験したくない。










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