大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

山で死なない為に その4:道迷いを防ぐには

2016年02月20日 | 山技術
正直に言うとこれが一番難しいと思う。
どれだけ注意しても起こるのがこの道迷いだから。

俺は実質遭難を笛吹川東沢釜の沢でやらかしたし、
丹沢でも今は無くなった書策小屋からの下りで
水が抉った溝に引き込まれた事があった。
立派な道に見えたんだが直ぐに嫌に難しい道だなあと
振り返って間違ったのに気付いた。

ちょっと歩いて道間違いに気付き引き返すのは日常茶飯事だが、
上の二件以外今までそのまま突っ込まなかったのはラッキーとしか言えんな。

結局はどれだけ注意しても道間違いは起きるのだが、
それをどうやって引き返すかに尽きると思う。

普通の山道を歩きさえすれば遭難なんて起きないのだが、
これがどうしても間違えて道を外すんだ。

分岐点で反対方向に歩いた・獣道に引き込まれた・雪道で
間違った踏み跡を辿り途絶えた道を突っ込んだなど
色々な原因で遭難してしまう。

今までの経験で言うと道が嫌に難しくなって変だなあと気付く。
そう感じたら一度足を止めて振り返ってみる事。
それから前を広く見れば間違っているのに気付くだろう。
道らしい道は無いのだから。

難しくなったら足を止めると言うのがまた容易でない。
道と思って歩いてるからなあ。
それでもちょっと自分の力量では危ないなあと思ったら
足を止めるように頭の隅に置いておくようするしかない。

一番は道を外さぬようにする事なんだが
いくら気を付けても起こるから最後の手だけ書いてみた。





コメント
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