大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

「大東新道」メチャ楽しかった

2020年08月13日 | 北アルプス

注意

最近この記事の訪問者が多いので以下注意されたい。

あくまで私の個人的な感想なので自分の力量から見て無理と思ったら止める事。

問題の鎖場は正しいと思われるルートで歩く事、私の歩いたルートが正しいとは限らない。

 

 

結構ヤバいと言うのが多かったが、よく考えると無事に歩き切ってるからこその感想。

 

それなら本当にヤバい筈は無いと予定通りに歩いてみた。

 

ちなみに、初日薬師沢小屋まで・二日目高天原山荘まで・三日目太郎平小屋までの予定。

この三日目を雲ノ平へ登り返すのと薬師沢小屋への降りが嫌で、沢越えと河原歩きの大東新道を選んだ。

 

これが大正解で久し振りの楽しい歩きで満足以上だった。

理由を箇条書きしてみる。

 

1. 涼しい

2. 沢への登下降が面白い

3. 河原歩きが楽しい

4. 雲ノ平経由より疲れない(多分)

5. 嫌らしいと云う鎖場は無問題

6. 花も意外と多くて楽しめる

 

 

峠からB沢まで(2時間45分)

高天原峠から長い樹林帯の下降だから膝に負荷はかかるが楽な歩き。所要時間は峠からE沢まで40分だった。

黒部川河原へ出るB沢までほぼ終始道の両サイドに笹があるから必ず掴むべし。

当然ながら素手よりも手袋をすれば安全だから必ず持って行く事。

俺は革手袋を使ったが、フィックスロープ代わりになって頗る楽だった。

笹や竹は植木仕事では厄介物だが、こんな所では多いに役立つのだから面白い。

沢の表示板はEDBだけでCAは無かった。 

 

 

C沢のロープと雨後にできる(?)滝

 

B沢遠望と降り左手の花畑

 

やっとB沢到着したが単独行二人とクロスした

二人が写っているが分かるかな?

 

B沢出合いの標石

 

 

B沢からの河原歩き(2時間45分はかかり過ぎだがシャリバテと遊び過ぎ)

朝の弁当の握り飯1個のみで後は行動食(チョコ・大豆など)で太郎平小屋まで歩き通した。

 

ここからは河原歩きが主体になり、問題の鎖場も出てきたが写真の通りほぼ問題無し。

 

この梯子を越えてから鎖場が出て来る

 

鎖リは3本?

この鎖が件のやつだと思うが、そもそもこの鎖に頼ろうなんて思わなかった。 

手前の鎖のある壁と灰色の大石の間を歩いて三枚板に乗りテラスに上がった。

この上がりでは鎖を使ったかもだが忘れた。

手前の白いのは落とし物のウィンドブレーカー。

 

鎖場は以上で終了なんだが、どう考えても問題の箇所の鎖の位置が解らない。

 

河原歩きのコツ

大小の岩が転がった河原を歩く方法だが、俺は極力高低差の少ない岩を跳んで移動している。

ピークを踏まずに歩く巻道みたいなもんだな。

勿論荷が重いと脚の怪我のリスクが高くなるし、下りでやるのも止めた方が良い。

一つ一つ岩を上がって下りたりしたんじゃあ埒が明かない。  

 

河原からの黒部川

下流から上流へ歩いているが写真が前後してるかも。

 

 

 

カヌー遊びの四人組がいたが見つけて下り出すまで20分も待った。

 

薬師沢小屋が見えた

 

 

以上言われてるよりは歩き易い道で、岩歩きや沢の渡渉などが普通にできて、梯子やロープも苦にしなければ問題無く歩けると思う。

 

 

コメント (2)
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