紅葉は外れだったが狂い咲きのミヤマキリシマを二株見たのはラッキー。
おまけのマツムシソウまであったが残暑が強烈でビックリしたんだろう。
これは坊ガツルへの登り途中
これは大船山への登り途中
これは雨が池
大船山避難小屋は去年新築のピカピカだったが、例によって緊急時以外は宿泊禁止とあった。
大金をはたいて滅多に起きない遭難?時と休憩時に使えとのお達しだよ。
この小屋にはトイレが無いから使い勝手悪いよな。
なかなか立派な造りだ
大分県も結構財政的には余裕があるらしい
坊ガツルは九州の涸沢らしい。
下山日には家族連れと若い連中のデカザックが矢鱈と目立ってた。
子供にとっては迷惑その物としか思えないが、小学生以下の子供は注意しないと駄目だ。
子連れでの遭難が結構あるが見の軽い子供が先行して道を外れてしまうからだと思う。
坊ガツルは広いから200張りくらいは余裕だろうが、木曜日に13張りほどで金曜日は30張りほと。
そして土曜日は長者原からだけで60人程のデカザック組みだからなあ。
それにしてもこの寒さの中でのテントとは若い連中は元気なもんだよな。
法華院温泉山荘と坊ガツル
夜明けの月と三俣山・坊ガツル
避難小屋の地獄と極楽の夜
連泊した坊ガツルの避難小屋での事なんだが、今までの避難小屋での最悪と最高の夜を経験するという奇跡?
先ずは最悪の鼾と最悪の音出しシュラフ。
鼾のジジイは先客の佐世保からの高齢者3人組の一人で、男2女1のパーティー。
寝る段になって比較的若い男女がペアで離れた場所に陣取ったから大胆な事でもやるのかと勘ぐっだらとんでもなかった。
今まで聞いた事も無い凄まじい咆哮なんだから驚いた。
ライオンも負けるくらいの物凄さなんだからなあ、2人が離れた場所に陣取ったのに納得。
次の喋り捲くるシュラフはなあ、どこであんなにシャカシャカとうるさいのが手に入るんだらうと不思議でしょうがない。
とにかくババアが動く度にシャカシャカ鳴るんだか堪ら無かったが、寝てなかったのは俺1人だったのかもだな。
このババアの相方のジジイも大概変だったぞ。
どこから来たのかと訊いたら福岡からとかだったが、何せ夜6時に登り出して8時過ぎに着いて10時過ぎに日の出を見に登ったんだと。
何か分からんジジイだなあと思ったら、夜中の2時過ぎに起き出してうるさいし、3時に出て行ったんだから呆れてしまった。
この山域で夜中の3時に動き出して一体何処に行ったんだろうか?
こんな変な高齢者ペアに遭遇するなんて運が悪過ぎだ。
最良の一夜はこの悪夢の翌日だが、当然ながらほぼ寝られなかったんだから6時過ぎに寝てしまい、9時過ぎに小用に起きたが次に起きたのが4時だった。
大体0時過ぎに寝て6時過ぎには目覚める日常で、理想的だと言われてる10時から2時なんて初めてかもだ。
まあ、俺達2人だけで静かな夜だったから当然なんだが。
帰宅した夜は早速いつものように1時近くだったんだから笑う。
長者原にモンベルと日帰り入浴
モンベルはガスカートリッジを売っていたが600円(プリムス)だったが当然割高。
それでも福岡空港から直接入山する際には便利だし俺も買った。
ガスは入浴した宿の「花山酔」ではプリムスのミニを500円で売っていた。
この宿は法華院温泉山荘のグループらしく、11時から入浴できて頗る便利だ。
俺達は一番風呂に入るべく時間調整してノンビリできたし、湯布院行きのバス停も直ぐだし楽チンだった。
因みに入浴料は500円だったが、掛け流しみたいだったし泉質もまあまあ。
汗を流すのに最適だし利用者増えるだろうな。
まあ、色々とあった今回の大船山だがY君との歩きも楽しめたし、来年こそはベストの紅葉を見に行こう。
おまけのバスからの由布岳
黄色はセイダカアワダチソウ
東北以外は美しい紅葉も難しいかも。
でも坊がつるとくじゅうは気持ちよさそう。
私のフォローしているヤマレコユーザさんが同じ頃くじゅうにテント泊しています。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3661040.html
ミヤマキリシマ、マツムシソウの写真も出てきます。
この女性の方は頻繁に全国の山に出歩いているので、行先検討や旬の花、紅葉情報など参考にしています。
今回も例の別府の高等温泉にも入っていますよ。
なかなかの強者で時間とお金がよく続くものだと感心しています。
覗いてみてください。
坊ガツルは夏なら最高のテントサイトでしょうが騒がしいと思います。
九州の紅葉は諦めて春のアケボノの時に遊ぶ手ですかね。