音楽の喜び フルートとともに

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ボーンズレッスン

2012-03-15 22:51:23 | レクチャー、マスタークラス

昨日の朝は、ボーンズレッスン。

前回、フルートを演奏しようとすると、緊張してしまう。という話をすると、「『今吹き終わった。』と思って吹き始めてみたら。」と言われて、やってみたら、うまくいきました。。

フルートの先生の前でやってみたら、「この曲には起承転結があるんだよ。」と言われました。
こんなことをいわれたのは初めて。
よく考えたら、吹いている間中、「終わったつもりで。」と言う言葉がスローガンのように頭に浮かんでいました。

この話を今回してみると、「先生や、何か言ってくれる人からの情報を、その人をおちょくるために使う癖がある人が、何かを学んだり、自分の技術を向上させたりするのは、本当に難しいことだと思います。」

「「言われたとおりに、やったのにうまくいかなかった。」ということを証明するために勉強してきたんじゃないか?」ということです。

消極的反抗。これを、無意識に、やってしまうから性質がわるい。
「いい子」は、これが多い。
こんなことのために時間を使っているから、成績は悪いし、管理される。

自由とは、選択できる。ということです。
選択した責任を自分で引き受ける。ということでもあります。
一つを選択したら、ほかは諦めないといけない。
たとえば、一つのグループで、誰かが、一つの役割を選んだら、ほかの人はその役割を選べない。選んだ人が、質の悪い仕事をしたり、途中で投げ出したら、どうなるでしょうか?

それが、一つの船の乗組員だったら?船は座礁する。
船に乗っている全員が、次の選択肢をなくし、責任を全うしなかった本人も選択肢をなくします。
つまりは自由がなくなる。
こういうのは、自由とはいえない。

選択の自由を自分に保障するというのなら、保障された自由を全うする責任があります。

ただし、誤りは正すことができる。選びなおすことができます。
そのときでも、誤った責任は引き受けなくては、そのことで起こる影響に対して、やはり減らすようにしたり、手当てをしたりとか。

先生を選んだら、先生のいうことをちゃんと聴かなくては、それは、先生のためではなく、自分のため。ひょっとしたら、先生の言うことを聴いたら、先生のロボットになってしまうなんて思っているのかな?

自分は自分の目的があって、そのために先生を選んだ。人格をすべて引き渡すわけではなく、目的遂行に、役立つ情報を先生が持っていると信じたから選んだ。

先生をおちょくり、信じた自分をおちょくり、自分の選択をおちょくり、自分の目的もおちょくり、なるほど、これで、自分の人生がうまくいくわけがない。
わかって、よかった!