音楽の喜び フルートとともに

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彦根

2012-07-17 20:26:58 | 紀行

日曜日、両親を誘って彦根に行きました。夫が仕事で行ったら、いいところだと思ったらしく珍しく自分からみんなを誘いました。

といっても、午後急に言い出して、そこから、電話。夫はいつもこんな感じ。
彦根についた途端。大雨。駐車場に車をいれたものの、しばらくそこから動けませんでした。駐車場に入れて5分ほどで、止んだので、この時とばかり、出て行くと、堀も水が一杯。雨で洗われた緑が深まっていい感じ。お堀は天気がよければ屋形船で回るコースもあるそうです。



「天守閣に昇るのに30分待ちですよ。」と言われましたが、昇ることに。
すごい急坂で、石を並べた階段がありましたが、父は、「きつい。きつい。もう帰ろ。」と途中で何度も言いましたが、母が「大丈夫、大丈夫。」と、促してドンドン行きます。雨が降ったり止んだりするので、傘をさしかけて、足元が危ないので、結局私が、横について歩きました。

これが天守閣。1607年に建てられてそのままの形で残っています。雨のせいで待ち時間は0になっていました。
天守閣は3階建てですが、幅15㎝くらいの階段は、足が全部乗りません。その上、急勾配で1段が30cm位。手すりは新しくつけてくれていましたが、父が落ちてはいけないので夫と私で間にはさんでゆっくり昇りました。天守閣から、琵琶湖が見えて景色抜群。苦労して昇った甲斐がありました。天守閣前には、桜の古木がいい風情。春にも来たかった。



しかし、なんといっても、このお庭。玄宮園。1671年に中国の庭をお手本につくったそうですが、どこをどう写しても絵になる。池の真ん中にあるお茶室鳳翔台は、藩主がお客をもてなすための茶室ですが、500円でお抹茶とお菓子がいただけるそう。時間が遅くて入れなかった。残念。



彦根城の外にあるたねやさん。以前から、おいしい和菓子が有名でしたが、昨年バウムクーヘン世界大会で優勝したパティシエがいるそうで、大変にぎわっていました。和風店舗と、洋風店舗をうまく融合させた作りで、お菓子博物館もあって見所があります。

日持ちがするということで、バウムクーヘンと、どら焼き、栗饅頭、最中と、節操も無く3人で一個ずつ味わえるように、買って帰りました。


車で帰る途中、母がまた心臓で手術することになった。とポロッと言います。
「早く、言ってよ。」と言ってしまいました。
ちょっと、会わないとこれだから。
遠慮するのかな?車出さないと、いけないのに。
やっぱり、しょっちゅう会わないと。