音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

同じ月の下で

2015-09-28 22:45:35 | 哲学

今日はスーパームーン。さっき、撮影のため、外にでたら雲がかかって見えません。早くとっておけばよかった。試したいことがあったのになぁ。
代わりに地上のスーパームーン。マリーゴールド。
月のように丸くて、かわいいでしょ。よく咲いています。



どんどん咲く簡単なマリーゴールドは、花びらが重なっているところもゴージャス過ぎて、日本人としてはもうたくさんと思ってしまいます。
桜のようなはかなさもないところも、人気が今ひとつない理由かも、

しかし、マリーゴールドは丈夫でよく咲くので安心です。安心って大事。
バラが咲かなくなっても、水をあげるだけで元気に咲いてくれています。
それによく見ると、花びらが繊細できれい。


お月様は世界中に戦争による被害、天災による被災、人災、貧困にあえぐこどもたちがあふれていて、同じ月を見て泣いているなんて、知らないでしょう。

世界中の大人たちが、自分が一番傷ついて、苦しんでいるのだから、腹を立てて、仕返しをして世界をめちゃくちゃにしてしまってもいいと考えるから、子どもたちはいつもひどい迷惑をこうむっているのです。

これは政治の話ではありません。宗教でもありません。
右でも、左でもありません。

人権、
人として生きるために必要なこと、例えば、衣食住。言葉を発すること、意見を言うこと、トイレに行ったり、遊んだり、勉強したり、大人なら働いたりすること。

運動でも、活動でもありません。憲法に書かれていますが、憲法ですらない。憲法はそれを実現するために形にした方策であって、憲法それ自体が目的ではありません。

人としてこうありたい。ということ。
人として、人同士として、あたりまえの権利をお互いに大切にしましょう。
それだけのこと。

あなたにもあって、私にもある。
私にもあって、あなたにもある。

お互い様。と言ったほうが、いいのかもしれない。

同じ月の下で、安心して眠ることもできない子どもたちを作らないように。
相手の権利を取らないで、自分の権利を守るためにはどうしたらいいだろう?

人生は二者択一では無い。善悪でも無い。
複雑で、難しいことばかり、本当に嫌になってきます。

それでも、必ず、第3の道があります。
それを探すために時間がかかったり、苦悩するなら、いくら苦悩してもいい。
それが子どもたちに安心な世界を渡すということに繋がると信じるから。