夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『ランペイジ 巨獣大乱闘』〈字幕版〉(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の3本目@なんば)

2018年05月29日 | 映画(ら行)
『ランペイジ 巨獣大乱闘』(原題:Rampage)
監督:ブラッド・ペイトン
出演:ドウェイン・ジョンソン,ナオミ・ハリス,マリン・アッカーマン,ジェイク・レイシー,
   ジョー・マンガニエロ,マット・ジェラルド,ジェフリー・ディーン・モーガン他

先々週の土曜日にTOHOシネマズ1ヶ月フリーパスポートをつくり、
翌日曜日はなんばで何本か観ることに。
前日に外食したわけではないし、早起きも楽々のはずなのに、
家でひとり酒してしまったものだから、若干眠い。
しかし何が何でも8時には家を出てなんばまでたどり着かなければ。

いつも駐めていた堺筋沿いのタイムズよりも
黒門市場東側のタイムズのほうが、休日は1,000円も安いんです。
幸い空きがあったので、そちらに入庫してテクテクと。

面白ければいいんですけどね、同じドウェイン・ジョンソン主演でこの設定、
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』と似すぎでは。
巨大な怪獣が暴れる予告編は『パシフィック・リム:アップライジング』とそっくりだし、
『レディ・プレイヤー1』を思い出したりもして、
同じような作品を同じ時期に公開しすぎ。ついていくのが大変です。
でね、これも面白かったんですけどね。

ゲノム編集による遺伝子操作は地球では禁じられていたが、
クレア・ワイデンとブレット・ワイデン姉弟が経営するエナジン社は、
その遺伝子実験を非合法に宇宙空間でおこなっていた。
ところが、実験中にトラブル発生、ステーションが崩壊する。
研究者ら乗員は全員死亡、ウイルスのみが地球に到達し、
それを浴びた動物たちが巨大化・凶暴化しはじめる。

動物保護区に勤務する霊長類学者のデイビス・オコイエは、
ジョージと名づけた白いゴリラを育て、今では手話を用いて心をかよわす仲。
そのジョージもウイルスに感染し、脱走。

かつてエナジン社に籍を置いていた研究者ケイト・コールドウェルは、
騒ぎを知ってデイビスのもとを訪れる。
ケイトは自分こそがそのウイルスの開発者であると言い、
ジョージを治癒できるのは自分だけだとも主張する。
デイビスとケイトは協力してジョージを救おうとするが、
捜査官ラッセルが現れて、ジョージとともに二人も捕らえられてしまう。

一方、クレアとブレットはウイルスを兵器に利用することを目論んでいるらしく、
感染した動物たちを呼び寄せようと特定の周波でおびき出すのだが……。

この手のパニックものはドウェイン・ジョンソン鉄板です。
どの役も大差ないのが逆に安心感があって良いのです(笑)。
私にとっては、外すことなく面白い。
頭の中を空っぽにして楽しむにはうってつけ。

お決まりだけど、最初は犬猿の仲だったデイビスとラッセルが
途中から信頼できる相棒として進む話も安心。
もちろん笑えて、ホロリとするところもあって、気分よし。
ジョージが本当に愛らしくて、続編があるとしても歓迎します。

“rampage”という単語、私は初めて聞きました。
「暴れ回る」という意味だそうで。覚えたけど、どこで使うねん。
と思ったら、レッドブル主催の「レッドブル・ランペイジ」という競技があるのですね。
確かにマウンテンバイクが暴れとる。観たい〜!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする