電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

電話営業の後日談

2005年10月12日 21時04分37秒 | コンピュータ
8年前、自宅の電話はパソコン通信で占有している時間が長かった。そのため、老父の友人に「お宅の電話はいつも話し中だね」と叱られ、以後ISDNで2回線にして使っていた。おかげで不自由なく使えて便利だったが、インターネットの時代には64Kという回線速度は不向きであり、回線速度の向上を課題としてきた。
単身赴任時は、1.5MのADSLを契約し、便利さを実感した。したがって、自宅の回線速度の向上のために、いつかはADSL又は光にしなければならないだろうと考えていた。今までADSL化をさぼっていたのは、要するにISDN用のダイヤルアップルータを中心に組んだ自宅のLANの設定変更が面倒だったからであり、8月初旬にNTTのお嬢さんが熱心に電話営業で説明してくれて、担当の者が自宅まで説明に伺います、というから、もう一度LAN設定の変更をする決心をしていたところだった。
ところが、担当営業はお盆明けに電話をよこし、来訪時の連絡のためにメールアドレスを教えてくれという。NetscapeのWeb-Mailのアドレスを2度復唱して教えたのに、なしのつぶて。まったく、これだから電話営業はあてにならないと、月末だかに愚痴った記事を書いた記憶がある。
で、その担当営業氏から先日電話が来た。実に2ヶ月ぶりである。自宅を訪問したいという。「大人の対応」で、今日、御本人に来てもらった。
メールの件は、メールアドレスを聞き間違えて、不達メールになって戻ってきた、という。(普通、もう一度電話するよなぁ。こちらの電話番号知っているんだから。)
説明の内容は以下のとおり。

(1)自宅ADSL化見積書を持参。基本工事費1000円に交換機工事費3200円、ADSL+加入電話契約料1680円、消費税込みで6090円。
(2)住宅用アナログ回線(トーン)基本料金1610円、フレッツADSL(24M)マイラインプラス2475円、ADSLモデムとスプリッタのレンタル(540円)、計4625円。ただし、基本料金を除き3ヶ月無料。
(3)ADSLモデムはNEC製のATermと同タイプ。1ポートのみで複数台のPCを接続するときはハブをかませる必要がある。
(4)ADSLは公称24Mとなっているが、収容局からの距離がかなりあるので(田舎です^_^;)実質5Mくらいであろう。
(5)希望日に局内変更を実施するので、その前にプロバイダの会員種別変更(ISDN→ADSL24M)を済ませておく必要がある。

との説明を受けた。担当営業氏は、腰が落ち着かない性格のようで、一つ一つ確認していくようなタイプではない。いかにもメールアドレスを聞き間違えたり、肝心なことをうっかり忘れるような感じだ。説明内容はきちんとしており、悪い印象は受けなかったが、全てが口頭で行われ、書面にして残そうとしない。これがNTTの営業のスタイルなのだろう。誠実とは言いがたいが、当地では他に選択肢がない。
いずれにしろ、8年ぶりに回線種別を変更し、ADSLとすることにして、こちらの変更希望日を伝え、21日の15時頃に切り替えることになった。さて、どうなりますことやら。
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