電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

再読率の増加は何を意味するか

2014年03月07日 06時01分55秒 | 手帳文具書斎
長年、読書記録を残していると、様々なことに気づきます。時代の流行もあれば、自分自身の読書傾向の変化もあり、また近年とくに顕著になっているのが、再読率の増加です。

一度読み終えた本を、しばらくしてまた読み返す。とくに物語の再読の楽しみについて、以前も記事にしたことがあります(*1)が、それとは別の角度から考えてみると:

(1) 関心の狭まりがあるのではないか。新しい分野、流行の本への挑戦意欲の減退も。
(2) 読みたいときに入手できない。たまたま興味を持って探そうとすると、品切れ絶版になっている。
(3) 新しい本を読むまとまった時間が取りにくい。

などがあげられるでしょうか。ちなみに、昨年は 63.1%、一昨年は 48.2%でした。これだけ高い数字になると、自分でもちょいと考えてしまいます(^o^;)>poripori

(*1):物語ー繰り返し読む楽しみ~「電網郊外散歩道」2005年2月

写真は、瀬見温泉の近くにある、東北電力瀬見水力発電所。小規模な水力発電ですが、洒落た建物の内部がどうなっているのか、一度見学してみたいスポットの一つです。

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