電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

山響の新シーズンの定期演奏会プログラム

2016年12月03日 06時03分27秒 | クラシック音楽
少し前のニュースになりますが、山響こと山形交響楽団の新年度のプログラムが決定したようです。間違いのないように copy & paste して編集したものですが、

●第260回定期演奏会(4月15,16日)
 指揮:飯森範親  チェロ:新倉 瞳
・西村 朗/弦楽のための悲のメディテーション
・ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
・モーツァルト/交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」K.551
●第261回定期演奏会(5月13,14日)
 指揮:鈴木秀美  ピアノ:シプリアン・カツァリス
・モーツァルト/交響曲第34番 ハ長調 K.338
・ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
・ブラームス/交響曲第4番 ホ短調 作品98
●第262回定期演奏会(6月3,4日)
 指揮&ヴァイオリン:ドミトリー・シトコヴェツキー
・レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 P.172
・ストラヴィンスキー/バレエ音楽「プルチネルラ」組曲
・ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
●第263回定期演奏会(9月2,3日)
 指揮:阪 哲朗  ピアノ:牛田智大
・ビゼー/小組曲(「子供の遊び」管弦楽版)
・ショパン/ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
・ブラームス/交響曲第3番 ヘ長調 作品90 
●第264回定期演奏会(11月18,19日)
 指揮:飯森範親  トロンボーン:太田涼平
・コダーイ/ガランタ舞曲
・ニーノ・ロータ/トロンボーン協奏曲 ハ長調
・ブラームス/交響曲第2番 ニ長調 作品73
●第265回定期演奏会(1月13,14日)
 指揮:黒岩英臣  ヴァイオリン:長原幸太、チェロ:中木健二、ピアノ:永田美穂
・ベートーヴェン/「コリオラン」序曲 ハ短調 作品62
・ベートーヴェン/ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲 ハ長調 作品56
・チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 作品64
●第266回定期演奏会(2月24,25日)
 指揮:広上淳一  ヴァイオリン:チャン・ユジン
・L=E・ラーション/田園組曲 作品19
・パガニーニ/ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 作品7
・ブラームス/交響曲第1番 ハ短調 作品68
●第267回定期演奏会(3月17,18日)
 指揮:飯森範親  ヴァイオリン:堀米ゆず子  合唱:山響アマデウスコア
・武満 徹/弦楽のためのレクイエム
・ブルックナー/ミサ曲第2番 ホ短調 WAB27
・ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77

という内容になっています。
個人的には、今年度のベートーヴェンの交響曲全曲に続き、来年度はブラームスの交響曲を四曲を演奏するという企画が興味深いものがあります。具体的には、4月に鈴木秀美さんが4番、9月に阪哲朗さんが3番、11月に飯森さんが2番、2月に広上淳一さんが第1番という順序になります。加えて、3月には飯森&堀米ゆず子さんの組み合わせでヴァイオリン協奏曲が予定されており、どうもブラームスの年になりそう。

そのほか、4月の第261回定期、鈴木秀美さんが指揮するモーツァルトやシプリアン・カツァリスさんとのベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」は注目でしょう。また、第262回:シトコヴェツキーさんの指揮とヴァイオリンでベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、珍しいところでは、第264回のニーノ・ロータの「トロンボーン協奏曲」や第265回:ベートーヴェン「三重協奏曲」なんてのも楽しみです。合唱の入ったものとして、3月の第267回、飯森&アマデウス・コアとのブルックナー「ミサ曲第2番」というのも期待が大きいものです。



定期会員になってだいぶなりますが、毎回の前売りチケット購入の手間が不要になり、大きく割引されるのもありがたい。新シーズンも、せっせと演奏会に通えるように、まずは心身ともに健康でありたいものです。

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