電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

極細のボールペンの使い途は

2016年12月16日 06時01分25秒 | 手帳文具書斎
新製品の発売時に、試しに購入した(*1)極細のボールペンがあります。三菱のシグノRT1、0.38mm、黒、青、ブルーブラックの3本です。買ってはみたものの、あまりの線の細さにびっくりして、デスクの引き出しに眠っておりました。このたび発掘に成功して(^o^)、極細のボールペンの使い途を考えてみようと思い立ちました。例えばブルーブラックです。

同じブルーブラックとはいうけれど、プラチナ社の古典ブルーブラック・インクを用い、#3776ブルゴーニュの細字で書くよりもさらに一段と極細です。細字で書いた字が並ぶ紙面は明るい印象を受けますが、ざっと眺めてキーワードを拾うには少々弱いかも。



やっぱり手帳のダイアリーなど、狭い面積に多くの情報を詰め込むために、小さな字を書き込むには重宝しますが、老眼鏡を取り出さないと読めないのがネックです。極細のボールペンは、若い人向きですね~。



極細のペンの後に、モンブラン・マイスターシュテュック149のM(実質的に太字)で書いてみると、いやはや、太い! こうして比べてみると、呆れるほどに違います。細すぎても太すぎても、なんだかんだと文句を言われるようで、過ぎたるは及ばざるがごとし、なのかな。

(*1):実は、軸に小さい字で書いてある「0.38」という文字が読めなかった、というのが真相です。本当は、こんな細字を買う予定はなかったのでした(^o^;)>poripori

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コンビニの多い通勤ルートは混雑する?

2016年12月15日 06時03分40秒 | 散歩外出ドライブ
コンビニは、利用者の多い地域を選んで立地するでしょうから、コンビニの多い通勤ルートは、どうしても人の移動が多くなり、マイカー通勤も多くなりがちなのでは。そこで導かれる結論は、「コンビニの多い通勤ルートは、混む」という法則です。逆にいえば、コンビニのない不便なルートを選べば、相対的に混雑は少なくなる可能性があります。さて、現実にはどうなのだろう?



雪が降ると、道路がとたんに混雑渋滞します。昨日は、腰が痛い妻のために、頼まれもせずに(^o^)自発的に生ゴミをゴミステーションに運んでから出勤しましたので、普段よりも出発が5~10分ほど遅くなってしまいました。おかげで、出勤時刻が30分も遅くなってしまいました(^o^)/

なに、ルートをどう選ぼうと、混むときは混む。混まない時間帯をねらって、早めに出るのが一番なのですけどね~(^o^;)>poripori

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母屋のリフォーム後に対応したこと

2016年12月14日 06時02分59秒 | 料理住居衣服
母屋の水回りを中心とするリフォームに関連して、外装や雨樋なども新しくしましたので、築250年になろうかという農家も、すっかり見違えるようになりました。施工してもらった業者さんには、感謝しています。

ただし、工事ですから出来上がって終わりとはいきませんで、必ず調整は必要になります。特に、水回りの場合は、実際に使って見ないと不具合がわからない面があります。その点からも、業者さんとの事後連絡は必須です。我が家の場合、こんなことがありました。

  • 夏過ぎから、浴槽の温度や湯量の自動調節が不調になり、湯量があふれたり、追い焚きすると湯温が下がったりと言った現象が見られました。点検してもらったところ、循環パイプ内の圧力が徐々に低下することがわかり、取り付け工事ではなく、ボイラー製品内部のパイプ接続の不良だった模様です。業者さんから連絡が行き、メーカーが出張して治しました。その後は順調です。
  • 水洗トイレの便器が、当初予定したジェット水洗タイプのバルブに不具合があったとのことで、節水型タンク式に変更されたのだけれど、試してみたら流れないで詰まることがあり、苦情を言って当初予定のジェット水洗タイプに戻してもらいました。結果的には、それが良かったみたいです。
  • 冬になって、雨樋の隙間からつららが下がっているのを発見。どうやら、雨樋の接合部が一ヶ所外れているみたいです。ただいま業者さんに連絡中。

いずれのケースでも、直接メーカー等に連絡したりせず、施行業者の担当者に連絡を入れるのがポイントのようです。メーカーのほうでも、個人からの連絡よりもリフォームを請け負った業者からの指示のほうが「コワイ」ようで、すぐに対応してくれます。ただし、来宅してくれた担当者には、具体的に症状を示すことが必要のようで、症状が目の前で再現されると、原因を突き止めるまで頑張ってくれました。

保守担当者のやり方を見ていて、実はボイラーの管理画面の出し方もわかってしまったのですが、下手にいじるのは責任の所在が曖昧になりますので自重しておきます(^o^)/

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来年のダイアリー・リフィルを購入する

2016年12月13日 06時02分50秒 | 手帳文具書斎
来年の三月末までの予定は、システム手帳のダイアリー・リフィルに記入済みですので、プライベートの予定だけならばまだまだ必要性は薄いのですが、仕事の関係ではそうも言ってはいられません。来年度の年間計画を考えるために、新年度用のダイアリー・リフィルを購入してきました。



今年度から採用しているのが、Bindex の2週間ダイアリー3 というタイプで、横罫で見開き二週間のスタイルのため、一日あたりの記入スペースが広めにとれます。老眼でも読める大きさの文字で記入しつつ、簡潔に要約すれば 5W1H がなんとか入ります。一年間の実績により、こういう見通しができるのがありがたい。

ところで、新しいリフィルをいつセットしよう? 2年分を納めれば厚みも2倍になりますので、他のリフィルやカード等のスリム化が必須となります。これもまた、年末恒例の課題です。



そうそう、老母の日記帳も一緒に買ってきました。博文館の「横書き当用日記2017」、1700円+税なり。当日の食卓での話題では、今年の正月には一年間書き続けられるだろうかと案じたけれど、なんとか続けられたので、来年の分も購入する気になったとのこと。いえ、三日坊主の心配ではありませんで、自分の寿命のことでした(^o^;)>poripori

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年末に「私の好きな音楽」シリーズの新企画を考える

2016年12月12日 06時05分18秒 | ブログ運営
当ブログの「クラシック音楽」カテゴリーには、私家版「私の好きな音楽」という記事(*1)を皮切りに、「私の好きな第○番」という番号シリーズ(*2~*4)や、「私の好きな○重奏曲」という室内楽シリーズ(*5)などを掲載してきました。いずれも、作曲家1人について1曲ずつ選びリストアップして楽しむ、という試みでしたが、1人1曲という制限はなかなか厳しいものがありました。では、逆に「私の好きな作曲家と作品」のように、特定の作曲家について、好きな曲をリストアップしてみたらどうなるのだろう? これならば「1人1曲」という無理はなさそうですし、作曲家はたくさんいるのでしばらく記事ネタには困らないだろうというフトドキな思惑もあります(^o^)/

取り上げる基準としては、

  • 好きな曲、よく聴きなじんだ曲が5曲以上リストアップできる作曲家に限る
  • 曲集については1曲に数えることを原則とするが、単独で取り上げることも可とする

ということにいたします。「5曲以上」という制限は、「10曲以上」と厳しくすることもできますが、寡作な日曜作曲家ボロディンが落ちるのは困るので、少し緩くいたしました(^o^)/
順序としては、やはり音楽史上で活躍した年代の順がわかりやすいでしょうか。厳密には多少の順不同はありうることとしましょう。さて、誰から始めるかなぁ? こういうお遊びは、楽しいものです(^o^)/

(*1):私家版「私の好きな音楽」~「電網郊外散歩道」2007年3月
(*2):私の好きな「第○番」の過去記事~「第1番」「第2番」「第3番」「第4番」「第5番」「第6番」「第7番」「第8番」「第9番」「第(n>9)番
(*3):私の好きな「番号なし」の曲~「電網郊外散歩道」2011年5月
(*4):私の好きなオペラ・声楽曲など~「電網郊外散歩道」2011年6月
(*5):私の好きな「独奏曲」、「二重奏曲」、「三重奏曲」、「四重奏曲」、「五重奏曲」、「n重奏曲(5>n>9)



雪が降りました。リビングから眺める雪景色は、リフォームで部屋の断熱性が高まったためか、暖かく感じます。



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2016年、私的「文具大賞」は

2016年12月11日 06時01分03秒 | 手帳文具書斎
フリーマガジン「Bun2」で文具大賞を選んでおりますが、その真似をして、今年よく使うようになった文具の中から、私的「文具大賞」を選んでみました。

TWSBI 万年筆 ダイヤモンド580ALラヴァー

でしょう。特に、モンブランの「ロイヤルブルー」インクが裏抜けしにくい性格のものであることもわかり、この大容量のインク吸入式ペンの使用頻度がググッと上昇しております。キャップをポストするとバランスがリアヘビーになり過ぎて具合が悪いけれど、キャップを外して使う限りは大丈夫です。つい先日も、A4判の備忘録ノートに20ページ以上を書いてインクを補充したばかり。



また、次点を選ぶとすれば、

パイロット 万年筆 白軸カクノ(M)+コンバータ CON-70

でしょうか。こちらも、裏抜けしにくいプラチナ古典ブルーブラックを大容量インクコンバータに吸入して、大量筆記が可能になった(*1)万年筆です。キャップにクリップがない点が惜しまれますが、書き味は良好です。

(*1):カクノ白軸とCON-70と古典ブルーブラック〜「電網郊外散歩道」2016年9月



そういえば、昔の記事でも、同じようなお遊びをやっておりました。
2014年 プラチナ古典ブルーブラック・インク 新ボトル
2013年 プラチナ #3776ブルゴーニュ+古典ブルーブラック
2011年 三菱 ジェットストリーム多色ボールペン 4+1、ピュアモルト2+1
2008年 三菱 ジェットストリーム・ボールペン

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フリーマガジン「Bun2」2016年12月号を読む

2016年12月10日 06時09分06秒 | 手帳文具書斎
 過日、行きつけの文具店で、ステーショナリー・フリーマガジン「Bun2」の2016年12月号(通巻第69号)をもらってきました。今号の特集は、「2016年Bun2大賞」の結果発表が中心で、注目のその結果は、

  • 第1位 ライフスタイルツール (ナカバヤシ) 収納用品
  • 第2位 サラサドライ (ゼブラ) 速乾性ボールペン
  • 第3位 デルデ (サンスター文具) ペンポーチ

となっています。そのほか、第30位までの顔ぶれを見てみると、使ったことのある製品は皆無で、私がいかに流行から外れた仙人生活をおくっているかを、あらためて自覚するばかりです(^o^;)>poripori
 ただし、いくつか気づいたことがあります。これまで筆記具の新製品が注目されていましたが、今回はペンケース類の工夫が目立ちます。例えば

  • 第6位 ネオクリッツフラット (コクヨ) ペンケース
  • 第8位 スタンドペンケース (リヒト) ペンケース
  • 第9位 ペンサム (キングジム) ペンケース
  • 第20位 ウィズプラス (コクヨ) ペンケース

など、いかにペンを入れて持ち運ぶかを考えた製品になっています。
 また、「違いがわかる男の文具講座」でも、机周りの整理整頓を取り上げています。そういえば、当方もデスク上の整理を話題にしたばかり(*1)でした。
 ようするに、「机上には使う頻度の高いものだけを厳選して立てておき、あとはデスクの引き出し等に整理して入れておく」ことで十分な気もします。便利そうな文具や道具の増殖は、片付けの大敵だと思っています(^o^)/

(*1):デスク上の小物の整理~「電網郊外散歩道」2016年12月
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交通信号は通勤の音楽も変えて

2016年12月09日 06時01分17秒 | 散歩外出ドライブ
信号の多さや時々の渋滞を嘆きながら、毎日の通勤のお供はクラシック音楽です。昔は、カセットテープや音楽CDを使ったカーステレオで聴いていましたが、最近はUSBメモリにmp3やogg形式のファイルをたくさん収録し、よりどりみどりチャンの状態です。例えば、グラナドスの「スペイン舞曲集」。アリシア・デ・ラローチャのピアノで聴いているときにも、長めの信号待ちの際に、いつでも変更可能。で、変更したのがヘンデルのオラトリオ「メサイア」です。どちらかと言えば「妖艶な踊り子」を連想する「スペイン舞曲集」と、世俗を離れた声楽曲「メサイア」の世界とを、交通信号は突然にスパッと切り替えてくれます(^o^)/



いや、曲を切り替えるのは交通信号のせいではないだろう、というご指摘はごもっともですが、渋滞にうんざりして気分を変えたくなるきっかけは、待ち時間の長~い赤信号のせいですからね~(^o^;)>poripori

写真は、2009年12月の撮影。ブログでは未使用でした。

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初雪の朝に~猫パンチに大ウケ

2016年12月08日 06時01分21秒 | 季節と行事
今年は、これまでちらほら雪が舞ったことはありましたが、屋根が白くなったり植木が雪化粧をするほどという意味での降雪はまだでした。事実上、昨日の朝が当地の初雪と考えて良かろうと思います。

幸いに気温は氷点下までは下がらず、路面はほぼ乾燥に近い状態ですので、通勤への影響はありませんでした。念のためにいつもよりも10分ほど早く家を出ましたが、山形市内は少々渋滞気味という程度で、郊外から通勤する者(*1)にとっては毎度のことで、珍しくもなんともありません。

(*1):田舎者とも言います(^o^)/



ところで、当方は流行からはかなり遅れていますが、最近大ウケした動画があります。それがコレ

こちらは、もともと Twitter で こんちゃん@ER34 さんが投稿したもののようですが、猫チャンの爆速撃墜ワザに、思わず吹き出してしまいました(^o^)/

また、こんなのもありました。こちらはドローンではなくヘリコプターのようですが、やっぱり爆速撃墜王! 猫パンチの威力は、すごいです(^o^)/

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ボールペンの使用頻度が高くなっていた理由

2016年12月07日 06時04分19秒 | 手帳文具書斎
以前、「紙が先か筆記具が先か」という記事(*1)で、備忘録ノートの変遷からみて、私の場合には「用途→判型→筆記具の種類」という順に決まっていることを書きました。また、「昔はノートに何で書いていたのだろう?〜自分の40年を振り返る」という記事(*2)で、万年筆とブルーブラックは一貫して使っているけれど、消しゴムとシャープペンシルの代わりにパソコンとテキストエディタによる編集に変わってきたことを確認しました。また、1990年代までは、ボールペンが主たる筆記具の座を得ることはありませんでしたが、2000年代後半になって、具体的には2006年以降に、JetstreamやPowerTankボールペンに接してから、ボールペン利用が増えて、万年筆の使用場面の減少を嘆く(*3)ほどになりました。

この原因は、明らかにボールペンの性能の向上です。特に、

  • 1980〜1990年代、連続用紙にプリンタで打ち出したデータやスクリプトに書き込むには、滲みや裏抜けの心配がなく色分けできるボールペンが便利だった
  • 2000年代、コピー用紙にレーザープリンタで出力した文書に校正や書き込みをするには、滲み・裏抜けしやすい万年筆よりも、カラーマーカーやボールペンが便利だった
  • システム手帳で使っていた自作ダイアリーは、コピー用紙にプリンター出力だったので、万年筆は不可だった

というような理由が大きかったためです。



逆に言えば、滲まず裏抜けしないインクを知っていれば、もっと万年筆を使う場面はあったことでしょう。その点から言えば、プレッピーにプラチナ古典ブルーブラックを使ってみて、にじみ・裏抜けが事実上ないと言って良いこのインクの特性を知ったことで、万年筆を使う場面が増えたことになります。今や、万年筆とボールペンの使用頻度はまったく逆転してしまいました。古典ブルーブラックを入れた万年筆だけで、モンブラン・マイスターシュテュック149(M)、プラチナ#3776ブルゴーニュ(F)、カクノ(M)、プレッピー(M)、プレッピー(F)2本と、計六本も使っている状態です。さらに、ボトルインクを自宅と職場と両方に備えています。これだけ準備があれば、いつでもどこでも大丈夫なはずです(^o^)/

(*1):紙が先か筆記具が先か〜「電網郊外散歩道」2008年8月
(*2):昔はノートに何で書いていたのだろう?〜自分の40年を振り返る〜「電網郊外散歩道」2015年4月
(*3):万年筆の利用頻度が下がった理由〜「電網郊外散歩道」2011年8月


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ブログ内を複数のキーワードで検索したいときは

2016年12月06日 06時03分52秒 | コンピュータ
ブログ内をキーワード検索したいときは、ふつう用意された検索ボックスにキーワードを入力し、検索の範囲を「ブログ内」にして実行します。ところが、これによって得られる検索結果が多すぎて、さらに別なキーワードで絞り込みたいと思っても、そのような機能は用意されていないようです。例えば、当ブログ内で「ブルーブラック」で検索すると、ボールペンだけでなく万年筆のインクの話題も混じって来ますが、ボールペンの話題に絞りたいので、「ボールペン ブルーブラック」の2語で検索したい、というような場合です。データベースではないので、しかたがないことなのでしょう。

では、複数キーワードでブログ内検索をするにはどうすれば良いのか。例えば Google を利用する方法があります。

site:ブログのURL キーワード1 キーワード2 …

このようにすれば、ブログ内の複数キーワード検索が可能です。例えば当「電網郊外散歩道」のURLは blog.goo.ne.jp/narkejp/ ですので、Google の検索ボックスに

site:blog.goo.ne.jp/narkejp/ ボールペン ブルーブラック

と入力して検索を実行すれば、結果の一覧が得られます。さらに、顔料ゲルインクを使ったものを探したい時には、

site:blog.goo.ne.jp/narkejp/ ボールペン ブルーブラック 顔料ゲルインク

と指定してやれば OK です。



どうやら2013~14年あたりが、私がブルーブラックの顔料ゲルインク・ボールペンに注目した時期らしいと見当をつけることができる、というわけです。

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ようやく『本好きの下克上』の更新に追いつく

2016年12月05日 06時03分38秒 | 読書
10月に読み始めたWEB小説『本好きの下克上』(*1)は、PDFをダウンロードした分を少しずつ読み進め、さらに最近の更新分を読み終えた(*2)ところです。作者は12月中旬まで忙しいらしく、しばらく新しいお話を読むことはできませんが、ちょうど良いタイミングで追いついたことになります。魔法の世界のファンタジー小説ではあるのですが、中世のヨーロッパみたいな世界に転生してしまった主人公が、自分が読みたいという理由で本を作ろうと印刷術を「発明」することになるあたり、そして植物紙とガリ版や活版印刷で作られた本が徐々に周囲を変えていってしまうあたりが、なかなかおもしろいです。こういう物語をディスプレイで読んでいると、ほんとに紙に印刷された本が読みたくなります。ただし、PDF で10,868頁もありますので、自分で印刷して読むのは現実的ではありません。一瞬、テキストファイルを自分でLaTeX で組版して印刷して‥‥と考えたことはナイショです(^o^)/



土曜出勤の帰りにようやく夏タイヤを冬用のスタッドレスタイヤに交換してもらい、日曜日は自宅の外回りの雪囲いをしました。庭木の雪囲いはまだ未了です。もう少し雪が降らないでいてくれると良いのだけれど。

(*1):WEB小説『本好きの下克上』を読み、Edgeの不都合さに気づく~「電網郊外散歩道」2016年10月
(*2):本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません

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デスク上の小物の整理

2016年12月04日 06時05分05秒 | 手帳文具書斎
机の上は、少し油断すると様々な紙や小物が浸食して、肝心の作業するスペースがなくなってしまいます。幸いに、袖机の分だけ余裕がありますので、デスク脇の空間を利用し、日常使う机上のスペースを広く取るように工夫しています。



文具や小物は、机上に並べて置くと邪魔でしかたがありませんので、基本的には横にせずに立てておくようにします。例えば、百均の書類スタンドフォルダにシステム手帳やノート、漢字用例辞典などを立てておいたり、むかし使っていたフロッピーディスク用のスタンドにメモ帳や電卓、コンパクト・デジタルカメラやPHS、老眼鏡のケースなどを立てておいたりします。ペン立てには、ハサミ、ボールペン(Jetstream三色とPowerTank)、鉛筆、赤鉛筆、耳かきなど最小限のものしか入れていませんで、定規やカッターナイフ、ホチキスなどの文具は机の引き出しに入っていますので、使う時に出せばよいという考え方です。





机の上を、滑走路のようにフラットにするという考え方もありますが、当方はいたって軟弱で、そこまでは徹底できておりません(^o^;)>poripori

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山響の新シーズンの定期演奏会プログラム

2016年12月03日 06時03分27秒 | クラシック音楽
少し前のニュースになりますが、山響こと山形交響楽団の新年度のプログラムが決定したようです。間違いのないように copy & paste して編集したものですが、

●第260回定期演奏会(4月15,16日)
 指揮:飯森範親  チェロ:新倉 瞳
・西村 朗/弦楽のための悲のメディテーション
・ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
・モーツァルト/交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」K.551
●第261回定期演奏会(5月13,14日)
 指揮:鈴木秀美  ピアノ:シプリアン・カツァリス
・モーツァルト/交響曲第34番 ハ長調 K.338
・ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
・ブラームス/交響曲第4番 ホ短調 作品98
●第262回定期演奏会(6月3,4日)
 指揮&ヴァイオリン:ドミトリー・シトコヴェツキー
・レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 P.172
・ストラヴィンスキー/バレエ音楽「プルチネルラ」組曲
・ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
●第263回定期演奏会(9月2,3日)
 指揮:阪 哲朗  ピアノ:牛田智大
・ビゼー/小組曲(「子供の遊び」管弦楽版)
・ショパン/ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
・ブラームス/交響曲第3番 ヘ長調 作品90 
●第264回定期演奏会(11月18,19日)
 指揮:飯森範親  トロンボーン:太田涼平
・コダーイ/ガランタ舞曲
・ニーノ・ロータ/トロンボーン協奏曲 ハ長調
・ブラームス/交響曲第2番 ニ長調 作品73
●第265回定期演奏会(1月13,14日)
 指揮:黒岩英臣  ヴァイオリン:長原幸太、チェロ:中木健二、ピアノ:永田美穂
・ベートーヴェン/「コリオラン」序曲 ハ短調 作品62
・ベートーヴェン/ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲 ハ長調 作品56
・チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 作品64
●第266回定期演奏会(2月24,25日)
 指揮:広上淳一  ヴァイオリン:チャン・ユジン
・L=E・ラーション/田園組曲 作品19
・パガニーニ/ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 作品7
・ブラームス/交響曲第1番 ハ短調 作品68
●第267回定期演奏会(3月17,18日)
 指揮:飯森範親  ヴァイオリン:堀米ゆず子  合唱:山響アマデウスコア
・武満 徹/弦楽のためのレクイエム
・ブルックナー/ミサ曲第2番 ホ短調 WAB27
・ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77

という内容になっています。
個人的には、今年度のベートーヴェンの交響曲全曲に続き、来年度はブラームスの交響曲を四曲を演奏するという企画が興味深いものがあります。具体的には、4月に鈴木秀美さんが4番、9月に阪哲朗さんが3番、11月に飯森さんが2番、2月に広上淳一さんが第1番という順序になります。加えて、3月には飯森&堀米ゆず子さんの組み合わせでヴァイオリン協奏曲が予定されており、どうもブラームスの年になりそう。

そのほか、4月の第261回定期、鈴木秀美さんが指揮するモーツァルトやシプリアン・カツァリスさんとのベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」は注目でしょう。また、第262回:シトコヴェツキーさんの指揮とヴァイオリンでベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、珍しいところでは、第264回のニーノ・ロータの「トロンボーン協奏曲」や第265回:ベートーヴェン「三重協奏曲」なんてのも楽しみです。合唱の入ったものとして、3月の第267回、飯森&アマデウス・コアとのブルックナー「ミサ曲第2番」というのも期待が大きいものです。



定期会員になってだいぶなりますが、毎回の前売りチケット購入の手間が不要になり、大きく割引されるのもありがたい。新シーズンも、せっせと演奏会に通えるように、まずは心身ともに健康でありたいものです。

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プロコフィエフ「チェロ小協奏曲」Op.132を聴く

2016年12月02日 06時02分54秒 | -協奏曲
通勤の音楽は、プロコフィエフの「チェロ小協奏曲」作品132を聴いています。
この曲は、作曲者最晩年の作品で、ロストロポーヴィチの協力によりカバレフスキーが補筆して完成したものだそうです。イッサーリス(Vc)とリットン指揮ロイヤル・フィルの演奏は、ブロック編のものだそうですが、カバレフスキーのチェロ協奏曲の後に聴くのは、ちょうどよいと考えた選択です。繰り返し聴いているうちに、たしかにプロコフィエフらしい不思議な魅力が感じられるようです。

参考までに、「Prokofiev cello concertino」で検索してみましたところ、YouTube にロストロポーヴィチの演奏がありました。ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、オーケストラは USSR State Radio & Television Symphony Orchestra といいますから、モスクワ放送交響楽団になるのかな? ソ連時代の録音のようです。


第1楽章
第2楽章
第3楽章

音はモノラルですが、この演奏の力強さは素晴らしいと感じます。ヘッドホンで聴くときは、なんだか頭の真ん中で鳴っている感じで少しだけ違和感がありますが、静かな早朝にスピーカで音を出すのははた迷惑な話で、ヘッドホンで聴くことになるのはしかたがありません。放送などとは違って、時刻によらずにこうした歴史的な音源を味わえることに感謝すべきでしょう。たしかにコンピュータ・ネットワークの恩恵です。

もうひとつ、ポーランドの音楽院の学生さんたちらしい演奏もありました。映像を見ていると、若い演奏家のタマゴたちの息吹が感じられて、うらやましいほどです(^o^)/

Prokofiev: Cello concertino in G minor, Op.132

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