ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

カマキリさんに会った。

2018-10-05 16:44:50 | 動物、昆虫
今朝、ゴミ置き場に行く途中、何やら鮮やかな緑の物が目に入った。

だいたい緑の物といえば、ねこ吉の最も苦手とするものが多い。
でも、遠くから見ても形状が苦手な虫ではなかったので近寄ってみた。

あ、カマキリさん!

10cmぐらいのカマキリが下向きに木に留まっていた。
近づいても逃げないし・・・。

ねこ吉のスマホに付いたカメラのポートレート機能は、遠くの物を瞬時に近くに引き寄せることができる。
早速シャッターを切った。



長年ブログを書いて来て、何度かカマキリネタを書いている。
芦屋のNさんの車に乗って、京都までいったカマキリさんの話
12月に公園にいたカマキリさんの話

まだ、書いてなかったカマキリさんの話。
それは・・・。

ねこ吉がまだ20代の頃の話
当時、女性ばかり4人が住むアパートに住んでいて、休みの日は山の手住宅街界隈を一人で散歩していた。

途中で見つけたキリスト教の教会で、無料で英会話教室を開いているのを見つけた。
余りにも無知で恐れを知らなかったねこ吉は、タダという言葉につられて出かけて行った。

平日の6時か7時頃から開講していたような気がする。会社の帰りに寄ってみた。

先生は中年?いや、老年の牧師さんだった。
生徒はほとんど近くにある甲南大学の学生だった。

ねこ吉は、自己紹介と言っても、自分の名前しか言えなかった。
ただ聞いていただけ。何の話か聞き取れず。
足を引っ張るというより、透明な存在だった。

ある日、教室の机の脚にカマキリがしがみついていた。

先生が、カマキリは「プレーイング○○」と言ったのは判った。(調べたらprayingmantisだった。)

ねこ吉は、プレイングといえばplaying、playの現在進行形、~するとか、遊ぶとかの訳しか知らなかった。

カマキリのプレイングはplayではなく、prayで意味は「祈る」という意味。
「カマキリが前足をすり合わせている様子は、お祈りしているように見えるから。」と教えてくれた。
カマキリが、マンガなんかに擬人化されて描かれると頭に帽子をかぶって牧師?神父の服を着ていることが多いらしい。

先生は、全て日本語で言ってくれたので、ねこ吉は何年たった今でも覚えているんです。

先生がアメリカ?に帰ったか何かで、英会話教室はいつの間にかなくなった。

カマキリさんに会って、遠い昔を思い出したよ。