ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

#名画に学ぶ主婦業(その2)

2018-10-28 16:39:20 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
先日書いたブログ#名画に学ぶ主婦業にハマって、ツイッターもチェックしているねこ吉である。

もとになっている名画は、怖い絵が多い。
ねこ吉は本来凄い怖がりだから、「怖い絵」は超苦手。
そのくせ、怖いもの見たさの部分があって、中野京子執筆の上の本を借りてしまった。

右の「怖い絵のひみつ」は、何とか読めます。
カラーの絵がたくさん載ってるけど、#名画に学ぶ主婦業に出てくる絵もたくさん載ってた。

左の「怖い絵」が読まれへん!

目次を見たら、ゴヤ「我が子を食らうサトゥルヌス」があった。
ねこ吉はこの絵を以前見て、「ギャ~!」ってなった。
リンクも怖いから張りません。




#名画に学ぶ主婦業のP52の「黄金の箱を開けるプシュケ」の絵に、

「息子の部屋からいつのか判らない弁当箱が出てきた」

というコメントが・・・。


この絵を見て、娘のことを思い出した。



娘が高校3年生の夏のことだった。

当時ねこ吉は、中学生の息子と高校生の娘のお弁当を毎朝作っていた。

二人とも家に帰ったら、必ず弁当箱を出す。忘れたらお弁当は作らないという約束。

娘には、弁当箱をちゃんと洗うように言っていた。
今考えれば、男女平等ではなかったな。

ほとんど完食してくる息子に比べて、残してくる娘。
おかずに文句をつける。
ゴハンの上に塩昆布を乗せたら、「やめて!染色体みたいで気持ちが悪いわ。」と言う。

ほぼ毎日、「弁当箱を洗いなさい。」と言わないと洗わない。しかも仏頂面で洗う。

7月頃だったと思う。娘の弁当箱がナプキンで包まれたまま食卓の上に置いてあった。
次の日約束通り、お弁当を作ってやらなかった。

きっと、その日はパンでも食べたんだろう。

次の日も、次の日も、弁当箱は食卓に置かれたまま。

きっと弁当箱の中はおぞましい状態になっているはず。
密封容器なので、臭いはしないが・・・。

注意しても、ねこ吉の顔をにらみつけて無言。
お互いが意地を張り合い、険悪な状態。

たまりかねて、「どうすんの!これ。」と指さしたら、娘は弁当箱をゴミ箱に捨てた。

「お母さんに、もうお弁当は作って要りません!」と言った。

今まで、都合でお弁当を作れないときはパン代を渡していたけど、それも無し。

卒業まで、何を食べていたか知らないけど自分の小遣いで賄っていたようだ。

遠い昔の事を思い出してしまった。