ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

五山送り火、そして、賀茂茄子

2021-08-16 20:41:00 | 思い出


今年初めて、BSで「五山の送り火2021」で大文字焼きを見ている。
大文字は無事に点火された。
次に、妙法に点火された。

文字によって点火の仕方が色々違うようだ。

2020年はコロナで中止。
今年は、縮小して行われてるので、火床が少なく文字にならないまま終わってしまった。

大の字にならないまま・・・。コロナのせいでこんな悲しい送り火になった。

来年こそ、元通りになってください。

さて、

ねこ吉が、初めて大文字焼きを見たのは43年前だった。

京都に住む叔父が、「大文字焼き、見に来るか?」と言ってくれたので、その上、「友達を連れてきてもいいよ。」とも言われ、厚かましくも友人と一緒に1泊2日で出かけて行った。

15日には、友人と山崎の勧修寺に行き、池一杯に咲いた睡蓮を見て感激。
太秦の映画村に行き、それから叔父の家に行ったと思う。



(ねこ吉が、スーパーで買った賀茂茄子。焼いて田楽味噌をつけて食べた。)

夕飯はすき焼きをご馳走になった。
叔母が、すき焼きに入れている丸いボールのような大きな茄子。

ビックリしたねこ吉が聞くと、「これは、賀茂茄子え。」(「え」とは京都弁で「よ」の意味かな。)と教えてくれた。

このブログでも、何度も書いているけど、京都の叔母は料理が凄く上手。
小さい頃から遊びに行くたびに、美味しい物を食べさせてもらった。

茄子をすき焼きに入れる?
きっと、賀茂茄子だから出来ることなんだろうけど・・・。

美味しいお肉。一杯食べた。
しかし、すき焼きに入った賀茂茄子の味を覚えていないのである。残念やわ。

そして、大文字焼きが始まった。
当時大学生だった従弟が帰省していて、大文字を案内してくれた。

もう忘れてしまったけど、大文字は、2階の窓を開けて見て、次々点火されるにしたがって、丁寧な説明をしながら、文字ごとに家の外に出たり、それぞれのベストポジションに連れて行ってくれた。

確か、「左大文字は見えない。」と言っていた気がする。

美味しいすき焼きをご馳走になり、最高の「大文字焼き」を見せてもらった。
贅沢な時間だった。

友人に会うと、今も、「ねこ吉さんの叔父さんの家で見た大文字焼き、最高やったわ。」と言われる。

叔父さん、叔母さん、そして、従弟のTちゃん、有難うございました。