クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

受継がれた

2007-09-02 07:28:11 | Weblog
03年12月月クーは避妊手術を受けた。手術の朝僕はクーに「赤ちゃんの産めない身体になるの許してネ」と涙ながらに謝った。クーは僕の涙をなめて許してくれた。しかし、悔いは今も残る。クーの赤ちゃんと子育てを見たかった。写真家岩合さんの海ちゃんのように。ココの写真を見た時、迎え入れたくなった事に一つにそれがあった。
昨日は、98歳で天に召された、伯母の通夜に姉と共に列席した。親族控え室には、いとこ達が集まった。伯母夫婦はいとこ同士の結婚で、大変仲が良く、お互いの家をしょっちゅう行き来していた。それ故その子供達も、兄弟のように仲が良い。毎年のようにいとこ会が開かれる。喪主のS兄は、僕にとっては、実の兄と同じ存在だ。息子哲も叔父ちゃんとしたい、結婚式にも列席して頂いた。控え室では、還暦を過ぎた大人が、ちゃん付けで呼び合い、近況を話し、その子供も、みな顔見知りなので、話の輪に入る。僕はいとこのI子姉とニャンコ談議。このブログを毎日楽しみに見てくれると言う。嬉しい限りだ。I姉の家には6ニャンが居ると言う。
みんなで楽しい話が弾む時、S兄に嬉しいニューが入って来た。S兄の娘さんに男子が生まれた。部屋には大きな拍手が。命は受継がれたのだ。天の上でこの様子を見ていた母も、伯母にお祝いを言った事だろう。
通夜の式が終わった後も、控え室では、仲の良いいとこ同士の話に大きな花が開いた。姉も腰を上げがたく、辞したのは9時半を過ぎていた。