クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

知恵者のココ

2007-09-12 04:43:54 | Weblog
一昨日の腰痛(ぎっくり腰)で痛み止めを服用したところ、昨日の深夜、猛烈な吐き気と下痢に襲われ、あえなくダウン。昨日は、パソコンをいじるのも嫌になり、終日部屋で伏せていた。
そんな中、昨日の早朝ココが耳元に来て「お廊下に出たいよ」とねだった。襖を開けると、元気坊主は走って出て行き、しばらくすると、ガサゴソと物を引き出している音が聞こえて来た。体調不良の僕には耳障りな音である。音が止むと、ココが何かをくわえて入って来た。良く見ると、ビニール袋に入った、竿竹の両端にはめるプラスチックのカバーであった。僕の目の前に袋を置き、中身を取り出そうとする。暫らく考えていたようだが、手で袋を押さえ、口で袋の開け口を引っ張った。失敗するが、諦めずに何回も繰り返していた。数分後口は開いた。また考え始めた。今度は袋の中身を取り出すのである。これまた試行錯誤。後足で袋の端を押さえ、手でカバーを開いた口まで押して行く。何回か繰り返すと、円錐形の竿のカバーは出た。ココはこれをコロガした。真直ぐには転がらない。これが面白いようである。くわえて投げ、手で転がして楽しそうに遊んでいた。
ニャンコさんだってその位の知恵は持っている。飽きて、僕の側で一緒に、手バツ・足バツで休んでいる時「知恵者だねココ」と頭を撫ぜた。ココも嬉しそうに目を細めていた。