クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

しなやかなホルム

2007-11-29 05:24:43 | Weblog
1年前の今日僕はテケトさんに、ココの里親に応募する旨のコメントを書いた。僕が一番最初であるとは全く知らなかった。あの時見たココは、何ともかんとも、可愛さに溢れ、少しだけ憂いを含んだ、写真とテケトさんのコメントであった。それに参ってしまったのである。
さて、今朝も早い時間にココに起された。廊下のココのトイレで、ものすごく臭いのをされ、その臭いで完全に目が覚めた。ココは雑誌“ねこのきもち”の付録でお気に入りの、リングとハートがひもで結ばれた、おもちゃを銜えて来て「お父さんこれで遊んでよ」と。それを回すとココは、一旦部屋の隅に行き構える。自分の側に来た時に、それに向かって走り、飛び付くのだ。何回やれとねだり、ココは身を低くして構える。完全に狩の真似である。その走る姿は、身体が完全に伸び、尾も水平に。ライオン、虎、豹が狩をする姿を見ているようだ。いや、違いますね。猫の方が元祖でした。しなやかで見ていても美しいホルムであった。僕が寝そべっていた方がココには良いようである。何故なら、足や身体の下に身を潜められるし、障害物を飛び越えるのも、原野を走ることを連想し、楽しみのようであった。
先程これを書き始めると、ココがパソコンテーブルの上に、足音を立てずに、静かに上がり、このテーブルの一番上で、マッタリとしていたクーのお尻に顔をくっ付けた。クーはビックリして振り返り「シャッー」と怒ったが、怒った時にはココの姿は、テーブルを降り、カーテンの中に隠れていた。全くお茶目な可愛い坊主である。