クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ぼく 何でも美味しいよ

2008-04-25 09:28:06 | Weblog
我家のニャンズは、全ての事で好対照である。食べ物にしてもしかり。クーは肉系の物は大嫌いだ。時として、昨日迄食べていたカリカリを食べなくなる。ここ数日ずうーっと食べていたカリカリにそっぽを向いてしまう。煮干を入れても、煮干だけ食べて、カリカリは残す。僕も家内も心配した。家内が修道院の猫、ミーちゃんが食べないカリカリを貰って来た。夕べそれを茶碗に入れると、朝迄の事は嘘のように一気に食べた。今朝は1時半過ぎ、居間で本を読み始めると、クーが部屋の扉をノックする。扉を開けると、台所に直行し「ミャー」「クーちゃんお腹が空いたの、ご飯頂戴」と言う。以前のカリカリを茶碗に入れ、僕は寝床に戻った。4時半過ぎ、今度はココが大きな声で「ぼくにご飯頂戴」と起す。無視していると、手にガブリとして来た。これでは起きる。台所に行くと、茶碗のカリカリは一粒も残っていない。昨晩は少し食べたが、2日程ほとんど食べず、お腹は空いていたのだろう。それとも、僕や家内が居ると、わがままが聞いてもらえると思っているのだろうか。今日のアメショっすの銀ちゃんもそうなのだろうか。とにかくニャンコさんは、食べ物にも煩いようだ。だから、毒饅頭にも引っかかる事がほとんど無いのだろう。
ココは鳥のささ身で作られたカリカリを茶碗に入れると、待ちきれず、つまみ食いを始めた。数分で食べ切り、電話機の前に座り、舌なめずりをして、余韻を楽しんでいた。ココは、どんな物でも「ぼく、何でも美味しいよ」と言う様に良く食べるのだ。