クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

お邪魔虫

2010-03-24 05:29:00 | ネコ
ココはチビニャンの頃から今に至る迄全く変わらず、好奇心の塊り。と言うよりも、好奇心がねこの毛皮を着ているのである。今もブログを書くのでキーボードを打つ音が聞こえると、台所の電子レンジの上から大きな足音を立てて、パソコンディスクにやって来て「ネーお父さん何やってんの」と僕の顔を覗き込み、モニターの前に立ち塞がった。
家内が台所で夫婦の夕食の支度を始めると、家内の足元に擦り寄り、調理台に上がり、食材を一つ一つ確認する。火を使っているので危なくて仕方がないが、ココ本人はそんな事は全く気にしていない。昨夜も家内に何回も叱られても、家内の側から離れる気配がなかった。居間で見ている僕もハラハラである。そこで秘密兵器を持ち出し、誘き寄せる事にした。おもちゃのネズミの頭にマタタビの粉を擦り付けたのである。ネズミを見付けたココは、居間に戻り、振られているネズミを取ろうとする。ココの鼻先に落とせば、効果てきめん。マタタビの匂いに酔い、一人遊びに夢中となったのである。本箱の上に伏せて見ていたクーは「ココ君如何なっちたの?」と怪訝そうな顔をしていたのだ。