クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

アルトの声で

2010-03-26 05:57:56 | ネコ
ねこに全く関心がなかった頃、発情期の夜中、我家の庭や近所で、ねこ同士の喧嘩をする声が聞こえると「こんな時間に騒ぎやがって煩せー」と舌打ちをしたものである。
クーを家に入れ、その甘えた声を聞くと、ホイホイと言う事を聞いてしまうようになった。クーの声の音域はアルトで美しく澄んだ声。ねこは声で感情表現をする事も、クーによって教えられた。クーと一緒の生活を始めた頃は、ねこ音痴そのもの。何も知らなかった。人に文句を言う時も一寸高い声で言う。
一方ココは、だみ声のベース。声の質が1ニャン、1ニャン全く違う事を知ったのは、ココの声を聞いてからである。ココはご飯をねだる時以外、あまり喋って感情表現をしない。声に出すよりも行動である。家内が夕食の支度をしている時、エプロンに爪を立てたり、肩に飛び乗るのは「ぼくと遊んで」の要求。カリカリのお代わりも、カリカリを入れた容器を床に落とす。
この2にゃんは性格も、仕草も全く違う。同じなのは家族を愛している事だ。