クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

美味しいよネ

2009-06-10 05:45:11 | Weblog
我家のニャーンズクーとココは、台所のシンクに置いてある、洗い桶から水を飲む事が多い。何時頃から飲むようになったのかは記憶に無いが、たぶん、クーが調理台に一人で上がれるようになって直ぐだと思う。勿論、台所のクーの茶碗の横には、新鮮な水を入れた、陶器の鉢も置いてあり、2ニャンはその時の気分や、家内が台所で仕事をしている時には、水鉢から飲んでいる。クーは洗い桶が空っぽであると、僕や家内を流しに連れて行き「お水、入っていないわよ」と催促する。
彼らが水を飲むのは、食事を食べ終わった直後が多い。クーが洗い桶から水を飲んでいるのを見ていたココも、何時しか洗い桶で水を飲む事を覚えて仕舞ったのだ。2ニャン一緒に食事を終えた時には、クーは横の水鉢から飲んでいるが、時間差があると、洗い桶からクーが飲んでいる横にココが近付き「ぼくもお水飲むの」とクーに向って我ままを言う。優しいお姉ちゃんは弟に譲り「クーちゃん、ここのお水の方が美味しいよネ」と沢山飲んでいるのだ。

非難場所

2009-06-09 06:00:16 | Weblog
猫は敵から攻められたり、追い掛けられると、相手が入って来られない穴や、高くて登ってこられない場所に避難する。例えば、昨夜のココは、捕まえて寝室に連れて行こうとするが、電子レンジを置いてあるワゴンの下に潜り込んで、おもちゃで釣っても出てこようとしなかった。
クーとココは、毎日のようにバトルをし、家中を駆け回っている。ココに追いかけられたクーが最後に逃げ込む避難場所は、冷蔵庫の上、欄間、本箱や箪笥の上のベッドと全て高い場所である。高い場所に居れば、ココに攻め込まれても、パンチで撃退出来ると考えているようだ。先日も冷蔵庫の上に避難したクーにココも登ったが、クーのパンチがココの頭にヒットし、床に落とされた。
今日の写真は日曜日の昼前、ココに追いかけられたクーが、高さ180㎝程の廊下の本箱の上に非難し、やれやれと寛いで「ここなら、安心よ。ココが来ても追い返せるわね」と言う顔で、下に居たココの様子を眺めている時に写したものだ。その後クーは手足を伸ばして、昼寝をしていたのである。

猫だって

2009-06-08 06:07:26 | Weblog
家内は毎日のように「ココはちっとも猫らしくないの。まるで仔犬みたい」と言っている。真に然り。人と遊んだり、じゃれるのが大好きである。昨日も洗濯したTシャツをたたみながら「これ買ったばかりなのよ。背中に穴が開いているでしょ。ココの仕業よ。他所に着て行けないわ」と嘆いていた。このTシャツの穴は、台所仕事をしている時ココが「お母さ~ん」と、背中に飛び乗ろうとして、爪を引っ掛けて開けたものだ。クーも仔猫の時は、食卓から僕の背中に飛び乗ったものだが、大人になった今は決してしない。猫も犬も、降参の表現で仰向けになり、お腹を見せるが、ココは嬉しい時にお腹を見せる。これも、仔犬が良くやる仕草である。
起きている時のココは、ちっともじっとしていない。見付けたおもちゃで遊ぶか、クーにちょっかいを出している。今日載せた写真は、昨日とクーの写真を撮った直後、テーブルに乗り、数分間じっとしていた時に写せた。ココが神戸で暮らしている頃、ぐりぐら写のテケトさんが「仔猫は動きが早く撮り難い」と言っておられたが、ココはあの頃のまま大人になってしまったのだ。僕達が仕事等をしている時側にまとわり付き「これなーに」と見ていたり、時には邪魔をする。
ココが猫らしいのは、家の外が怖く、家内が洗濯物を干す時、廊下を開けても庭に出ようとしない事である。これは、リングちゃんに拾われて以後家の中以外の生活を知らないからだろう。猫は縄張り意識が強いと言うが、ココの縄張りは家の中だけで、外の事は全く無関心である。
猫だって性格は夫々全く違う。ココのような猫が居ても良いのだろう。実に楽しい猫である。

猫だから

2009-06-07 06:29:31 | Weblog
へぇーと言う言葉しか出なかった僕。片手乗る程の小さな体に、八割れで口髭・あご髭を生やしたような顔。八割れと言う言葉も知らなかった。小さな顔に、金色の大きな目と白い内毛の生えた尖った耳。?マークを何個付けたか分からない。お腹はふさふさの白い毛。感動であった。それがクーたんとの最初の出会いであり、猫との最初の出会いであった。無論街中で猫を見掛ける事も多いし、親戚の家で撫ぜた事もある。しかし、本当の出会いはこの時が最初だ。その日1日中、この子が家に居るように祈っていて、仕事が全く手に付かなかったのを、昨日の事の様に思い出す。
街を歩いている猫に声を掛けても人を無視し、物陰に隠れてしまう。猫=繊細な動物と言うイメージは、子供の頃から僕の中にあった。成長するに伴って、クーたんは猫らしいこの繊細さを身に付けた。僕と家内にしか甘えてこず、澄んだ綺麗な声も出さない。抱っこも夫婦だけはさせてもらえる。犬とは全く違う。写真を撮る時も機嫌が悪ければ、直ぐにファインダーの外に消えてしまう。でも怒れない。猫だから。
今日の写真は、「クーたん、こっちを見て。良い子だね」と機嫌をとりながら写した1枚である。
明日は「猫だって」と言う事で、ココの事をおしゃべりしようと思っている。

ぼくの席だよ

2009-06-06 05:57:47 | Weblog
おはようココだよ。元気だよ。今ぼくとクーちゃんは朝ご飯食べ終わって、お父さんがブログ書いている、パソコンの前に居るんだよ。今朝は強い雨降ってるね。昨日もネ、しとしとピッチャンって、1日中雨が降ってたよね。クーちゃんは朝ご飯食べ終わると、さっさとお廊下のベッドで寝ちゃったんだ。ぼくは、秘密基地いたけれど寒くなったから、ソファーの上でニャン丸になってお昼寝だよ。そしたら、お父さんがパチリしたの。今日の写真がそれだよ。ニャン丸の方が温かいからね。写真の席は、本当はお父さんが座る場所だよ。でもね、冬からぼくのベッドになったんだ。ぼくが寝んこしている時は、お父さんは浅く腰掛けてるよ。ぼくはお父さんと一緒が良いんだもん。
今日もクーちゃんと追いかけっこした後は、この席でお昼寝しよっと。今朝はクーちゃん、ぜんぜん乗ってこないんだ。つまんないな。

下ろしてよー

2009-06-05 06:07:03 | Weblog
昨日の夕方、テレビニュースを観ている時「みゃぁ・みゃぁ」と、クーの声が聞こえて来た。振り向くと、クーは廊下のカーテンレールに登ったまま下りられずSOS。このところ夕方になると、必ずクーのSOSの声が聞こえる。夕食後ココと追いかけっこをしていて、廊下の書棚の上からカーテンレールに飛び移るが、下りられなくなってしまうのだ。
昨日は、絶好のブログの話題になるとばかりに、カメラを持って廊下に。クーの斜め下の床ではココが仰向けに引っ繰り返り「ぼくのせいじゃないよ。ぼく無関係だよ」と言う姿を見せる。クーに向けて数度シャッターを押すと「写真なんか撮らなくても良いでしょ。それよりも、あたしを早く下ろしてよ」と。「ミャー・ミャー」と言いながら、目を吊り上げて僕を睨むのだ。頚椎ヘルニアの影響で、左腕は肩までしか上がらぬ。少し状態の良い右腕をクーのお腹に入れ、持ち上げる。4㎏以上あるクーの身体は、腕1本ではヤットコサである。抱いたまま茶の間に持って行き「クーたん、下りられない所には登らないの」と説教するが、馬耳東風であった。今日の夕方も登るよ。きっと。

ぼくが先だーぃ

2009-06-04 06:44:22 | Weblog
昨朝、ブログを書いていた時の事である。クーよりも先にご飯を食べ終えたココは僕の側に来て、パソコンの奥の、クーの秘密基地に入った。数歩遅れてきたクーはそれを見て「シッァー」と「ここはクーちゃんのは場所ょ。ココ君出てってよ」と怒る。ココが珍しく手を上げて「ぼくが先だーぃ」と応戦した。仕方なくクーは廊下のベッドに行く。ココは気持ち良さそうに、身体を伸ばしてコックリ、コックリと。ついにクーの秘密基地を奪ってしまった。
昨夜夜食を食べ終わったココは、一目散でこの場所に入った。クーは悔しそうにみて、ソファーで八つ当たりの爪研ぎをしたのだ。ココは朝と同じ様に身体を伸ばし、コックリ・コックリと。僕が寝ようと席を立っても、目を瞑ったままだった。布団に入って間もなく、大声で叫ぶココの声が聞こえて来た。「何でぼくを置いて行くんだよ」。仕方なく起き出して、ココを抱き上げ部屋に戻ると、ココは僕の足元で寝てしまった。寂しがり屋のココなのだ。

左サイドバーのブックマークに、京都から発信の『さら猫日記』を追加。捨て猫むっちゃんから生まれた、7ニャン兄妹唯一の女の子を引取り、この度ブログを開設された。家族の愛情に包まれた、さらちゃんの成長を見守りたい。是非みなさんも遊びに行っては如何。

日めくり 今日はクーたん

2009-06-03 06:12:44 | Weblog
にゃんこさんの日めくりカレンダー6月3日分は、愛する娘クーたんが掲載されている。今日の写真が応募した時のものである。コメントも再録してみよう。

わが家のお嬢さま
クーはわが家のお嬢さま。03年9月23日(秋分の日)の朝、生後2ヵ月半程の子猫が、息子の後追いをしているところを抱き上げ、以来夫婦は猫に魅了された。幼い頃のおてんばは、すっかり陰を潜め、凛としたお嬢さまに変身したが、おしゃべりをしながら甘える娘である。

この写真は今も気に入った1枚である。クーの良さが全て出ている。クーの正確な生まれた日は分からぬが、拾い上げた日から逆算し、7月7日・七夕を誕生日に決めてある。あと1ヶ月少々で誕生日を迎え、6歳になる。良く食べ、良く眠り、良く運動し(運動は、毎日ココに追い掛けられて、強制的に行なっている)、健康である。透き通る声で甘え、今も僕達夫婦をメロメロにしているのだ。

降参

2009-06-02 06:08:30 | Weblog
ネコが写真のように、お腹を見せる時は「もう勝てないよ。降参だよ」言っている事が多い。我家のココは、降参だけでなく、かまって欲しい時にもこの姿をする。お腹のモフモフの毛を撫ぜれば、此方も幸せな気分になるのだ。お腹を撫ぜられるとココは、撫ぜている僕の腕を、ザラザラの舌で音を発てて舐める。この時油断は禁物である。嬉しくなったココからは、ガブリが出て来るのである。
ココは1日に何回も仰向けになり、お腹を見せる。見せないのは、クーとバトルをしている時である。どうも、クーには降参したくないようだ。引っ繰り返るのはソファーや布団の上だけでなく、固い床、廊下や台所で平気でする。
今朝も、掛け布団の上で引っ繰り返って、ブツブツと「お父さん起きてよ。お外明るいよ」と言いながら、布団から出ていた僕の足の指を舐めていたのだ。