関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

「サギ対策」に取り組んでいます

2008年07月12日 | 原発・自然エネルギー・環境

 6月末にあった小学校のPTAの集まりで、「神社にサギが住み着いて困っている」という話しを聞いたので、数日後そのお宅を訪問してみました。

 すると、家の敷地には綿毛のようなものが散らかり、隣接する神社の林一面フンで白っぽくなって異様なニオイが漂っていました。
 見上げれば、高さ10数mの過ぎのそこかしこに、サギと思われる鳥が羽ばたき、「ギャー、ギャー」と不気味な声を立てています。
 これが毎日明け方から暮れ時まで、夜通し続くことも希ではないということです。

 それから、神社の回りの数件を訪ね歩いて状況を聞きましたが、「巣が高いところにあるため、フン(液状のようです)が霧のように降ってくる」「巣から落ちたヒナが死んだ腐臭がきつい」「洗濯物が干せない」「屋根がフンだらけ」「庭の野菜を収穫できない」などなど、ひどい状況です。

 何でも、4年位前から住み着いたが、去年、今年と急激に数が増えたと言うことです。

 既に市関係課・庄内支庁・神社関係者には、対策を求めているということですが、
なかなか難しい問題のようです。

 解決策を急いで研究しなければなりません。

 


ゴミ問題質問の要約

2008年03月11日 | 原発・自然エネルギー・環境
日本のゴミ処理ー生産者責任が不明確、焼却中心主義が問題
 日本の一般ゴミ総排出量は1990年度に5千万トンの大台を超え、2006年度には5273万トンに達し、処理経費も年間1兆9千億円。
 国は、2000年に「循環型社会形成推進基本法」を制定して「資源循環の基本原則」を定め、各種のリサイクル関連法も制定したが、ゴミを減らすことはできていない。
 大きな問題は、製品の生産者が廃棄・処理・リサイクルまで責任を負うという拡大生産者責任が不明確であること。
 例えばペットボトルは、容器包装リサイクル法によって、製造者にとってはリターナブル容器よりペットボトルの方が安くあがる仕組みとされたことから、93年に12万トンだった生産量が、04年には50万トンと4倍以上に急増、自治体の処理費用を増加させた。
 もう一つの問題は、ゴミ処理は焼却が中心で、焼却炉の大型化・最新鋭化が進められ、一般廃棄物の約8割が焼却されているということ。発電なども併せておこなうことが奨励され、大型焼却炉を効果的に使うために、「ゴミが足りない」などという現象すら生まれている。
 ヨーロッパなど環境先進国では当たり前の拡大生産者責任を明確にすることを始めとして、循環型社会をつくっていく政治への転換は時代の要請。
鶴岡のゴミ「一年に市民プール115杯分」、処理費用16億9千万円、対策は・・
 本市では、H8年に一般廃棄物処理基本計画が制定され、指定袋による分別回収、新聞紙・段ボール等古紙資源物回収で減量・RSなどが取り組まれたが、ゴミの増加は止まらず。
 基本計画を策定したH8年度からH18年度にかけての廃棄物排出量は、43057tから47558tへ4501t・10.5%の増加。
  これは本市の市民プールで計ると(縦50m×横25m抜深さ1.1mで)、一年間に約115杯分、10年前と比べた増加量は、3.3杯分。
 処理費用も、H18年度の清掃費で約16億9千万円。近年やや減少傾向もみられるとはいうものの、ごみ問題は、本市でも重要な課題として緊急の対処が求められている。
 市は、H18年4月に、H27年までの新たな10カ年計画として、一般廃棄物処理基本計画を策定。H16年度を排出量を基礎数値としたゴミ減量目標を、生活系ゴミでは一人当たり600gをH27年度には500gに、事業系ゴミでは16000tから1600t・10%の削減、リサイクル目標は、資源回収量の10%増・施設資源化率10%増、そしてそれぞれの目標には、H22年度に半分まで到達するという中間目標。
 そして、これらの達成のための方策として、ゴミの減量化、リサイクル運動の推進、分別の徹底、資源回収の推進、生ゴミ減量の推進、廃食用油の活用を地域と連携を図りながら推進としている。
生ゴミ資源化ーいつ
 ごみ対策は多岐に渡り論点も膨大だが、今回は、生ゴミ資源化の問題と、市民に不安を広げているゴミ処理費用有料化の問題について質問する。
 生ゴミ資源化は、生ゴミの中に含まれる、窒素・リン・カリ・その他、植物の育成に必要な要素を活用することが、基本計画が謳う「環境にやさしい資源循環型社会をめざす」という基本理念を具体化するための重要な課題。生ゴミはゴミ総量の約30%を占めると推計され、可燃ゴミ処理費用の中でも大きな位置を占める。
 H27年度までのゴミ減量目標から見ると、生活系ゴミの減量では仮に生ゴミの7割を資源化すれば、生活系ゴミ全体の目標を達成できるという計算。
 事業系ゴミでも生ゴミは重要な問題であり、ハードルは低くないが、生ゴミ資源化は大きなポイント。基本計画でも「生ゴミ減量及び資源化を図るため、効率的な生ゴミ処理システムについて検討していく」と取り上げられている。
 ところが、この生ゴミ資源化の検討は、十年以上前から表明されながら、未だに具体化されていない。具体的な方法をいつ提案するのか、いつ実施に踏み出すのか、その目標期日を。
生ゴミ資源化ー関係者と協議し、地域ごとの対策も視野に
 資源化の具体論だが、堆肥化、飼料化、燃料化などが考えられるが、農業を産業・文化の基盤とする本市としては、堆肥や飼料として活用していくという方法は重要。
 有機農業の重要性が繰り返し強調されているが、それには適合した肥料・飼料の生産が不可欠であり、生ゴミはそうした肥料・飼料の原材料に供することがある程度可能。生ゴミ原材料では質的に物足りないという農家も考えられるが、農家全体を考えると、活用のニーズは大きい。
 特に今、畜産の衰退によって堆肥の重要原料である畜糞の確保がすぐには困難となっていることや、飼料価格高騰という状況の中で、生ゴミ活用の必要性は拡大している。
 ちなみに、市の堆肥は、年間総供給量が29263tだが、その内の9%2660tが管外から搬入されている。
 生ゴミの供給、肥料・飼料の利用、栽培された農産物の販売まで、安定した循環をつくることが資源化の大前提。農業関係者、排出業者、処理業者などとの協議を進めるべきではないか。
 また、資源循環として考える場合、旧町村を始めとした地域ごとに、農業の特徴や、循環型社会づくりの熟度が異なる。収集コストも地域が狭い方がかからない場合もある。従って、地域に応じた対策を検討することが重要。                
ゴミ処理有料化やめよーゴミ問題は、市民の理解・製造者責任・システムづくりで
 本市一般廃棄物処理基本計画は、「ゴミの有料化について具体的に検討します」という方針。そして早速、昨年8月10日に開かれた廃棄物減量等推進審議会に、有料化が検討課題として提起された。
 そこでは、「有料化の目的と期待する効果」として、
 一つ目に、廃棄物排出抑制のインセンティブが生まれる。
 二つ目に、費用負担の公平性が確保できる
 三つ目に、有料化導入の説明で、住民の意識改革ができる、などと説明され、導入への工程も示された。
 この方針は、国がH17年に打ち出した基本方針に沿ったものだが、大変問題。
 第一にゴミ問題は、何よりも市民の理解に基づく自発的な取り組みこそが土台に据えられなければならない。市基本計画でも「市民や事業者自ら積極的な排出抑制やリサイクルの推進を図っていくことが重要」であり、「そのためにはゴミ減量やリサイクルに関する知識の取得が重要」としている。
 第二に、処理に関わる費用は、拡大生産者責任として製品製造企業に適正に負担させるべきものであり、市としては、国に対して正しい仕組みづくりを求めていかなければならない。市自ら負担を背負わされていることは不問にし、新たに市民に負担を押しつけるなどということでは、本来の負担の公平をすり替えることになる。
 第三に、ゴミ発生抑制・再利用・再生利用を進めるためには、市がそのシステムをつくらなければならないが、生ゴミの問題を始めとして、きちんとしたシステムがまだ構築されていない、市がその責任を果たしていない中で、有料化を進めるということでは、市民の理解は得られない。
 有料化はやめるべきと考えるが、市としては、ゴミ減量・再利用・再資源化のシステムを構築し、あらゆる方策を尽くした後に、やむを得ない手段として考えているのか。それとも、優先施策として、最初から具体化する考えなのか。
答弁:生ゴミ資源化は重要ーこれからの課題、関係者協議は必要、地域ごとの対策も考慮
環境部長 H18年3月に、H27年度を終期とする今後10カ年の基本的な計画として、鶴岡市一般廃棄物処理基本計画を定めた。
 その中で、生活系ごみの減量化目標をH16年度を基準として、市民一人当たりH22年度には50g、27年度までには100gの減量、一人1日500gとすることに。
 この目標設定は、県の目標780gより約35%厳しい数値。
 各年度に実施計画を定めて、ゴミ排出抑制や、リサイクル推進に努めているし、棄物の資源化は、17年度稼働したリサイクルプラザ、分別方法変更による5種分別。その成果として施設の資源化が16年度の30%に対して、18年度には約66%まで向上。
 生ゴミは、議員説明の通り燃やすゴミの3割前後、平成18年度年間で約11000トン。減量化や資源化の対策は、収集コスト削減や環境負荷の低減などの面から、重要な課題。現在、その対策として、市民が取り組みやすい方法を主体に実施。
 三角コーナーなどによる水切りで重量が約10%程度減量するので、水切りの徹底をお願いしている。特に、夏場は果物による水分が多くいっそうの啓発に努めている。
 また昭和59年の4月から開始した生ゴミ処理機購入補助制度で、本年2月末現在、市全体で導入された機数は8800機。これによるゴミの減量の測定はしていないが、今年度実施したアンケート調査では、生ゴミ減量やリサイクル向上などの回答が多く、一定の成果があったものと認識。
 なお本年度生ゴミ処理機の補助金交付を受けた方々には、使用の状況の調査をし、効果を検証。
  市としては、循環型社会形成推進法の定めるところにより国が策定した基本計画にもとづいて、循環型社の構築に向けて、一般廃棄物の内、資源化の可能な廃棄物の資源化の技術や、先進地事例の調査を実施している。
 生ゴミも、堆肥化や飼料化、バイオガス化などの技術やシステムの調査研究を進めている段階で、具体的な事業や数値目標及び数値の期日の設定はこれからの課題。
 今後資源化の可能性の高い廃棄物の分別排出や収集方法、鶴岡市における適用可能性の技術評価、資源化物のニーズや、利用環境の実態把握、流通形態の研究、費用対効果の分析、事業運営の形態など、多くの要因について検討を必要としており、国県との協議、市関係部局との横断的な調査検討も必要。
 また、農業者、排出業者、処理業者、それから地元の研究機関や産業界との連携による、意見交換などは産学官の共同による推進が必要。
 現在市内でも民間業者・諸団体の資源化プラントもあり、連携の可能性も検討課題の一つ。
 「地域ごとの対策」は、旧市町村の単位であるかどうかは別にして一つの方策。
 いずれにしてもゴミ資源化対策の推進は、長期に可能であること、資源化物の需要と供給のバランスなど、十分な検討のもとに検討すべきもの。
有料化の検討は必要
 市民負担については、H17年度5月に廃棄物の処理及び清掃に関する法律第5条の2の規定に基づき、廃棄物の減量、その他適正な処理に関する総合的かつ計画的な処理に関する施策の基本方針が国から示されている。
 基本方針の中で、市町村の役割として、経済的インセンティブ、活用した一般廃棄物の処理や活用の推進、排出量に応じた負担の公平化、及び住民の意識の改革を進めるために、一般廃棄物処理の有料化の推進を図るべきであるとされている。
 ゴミの有料化の目的や期待する効果としては、排出抑制、再生利用の促進、公平性の確保、排出者の意識改革、環境負荷低減などがあげられている。
 廃棄物の排出抑制については、収集経費や処理処分、施設整備、維持管理などのコストの低減に大きな影響を与えるもので、環境負荷の低減や資源の枯渇の防止の面などから、廃棄物行政を進める上で重要な課題であると認識している。
 ゴミの排出抑制や資源化対策を進めながら、ゴミの有料化についても、検討をおこなう必要があると考えている。
 基本計画でも、ゴミ処理の課題としてゴミの減量とリサイクル率の向上、不公平感の是正やゴミ処理経費の縮減のための検討は必要であるという位置づけ。
 昨年度と今年度2年間でこれまでの直営でおこなっているゴミ収集を全面廃止するなど大きな改革を実施することや、効率的な施設の管理を図るなどコスト低減を進めている。
 国から一般廃棄物処理有料化ガイドラインや一般廃棄物の会計基準を詳細に把握しながら、有料化実施都市における先進事例や課題の調査の検討を進め、今後市民や業者、事業者など廃棄物を排出される方々との意見交換の機会も考えている。
 「具体的に有料化ありきで進めるのか」ということだが、そういうことも踏まえて総合的に検討すべきものと考えている。
対策は急がれるのではないか
 生ゴミ処理機の効果の確認は、平成17年に加藤太一議員が質問し、今回に調査をしたということ。その結果やはり啓発効果ということであって、それで生ゴミ減量を図るというものではないということもはっきりした。
 資源化には、「十分な調査・検討の上に策を立てなければならない」ということはもちろんそうだが、大いに急がなければならない。
 焼却施設がもう10年ぐらいには更新しなければならない、すると3年ぐらい前から建設が始まるし、その構想はもう5年もしないうにちに立てなければならない。
 そのときに、生ゴミの資源化で燃やすゴミを減らして最小限の焼却施設をつくっていくという日程で向かっているのか。だとするともう1年もしないうちに打ち出す必要があると思うが、もう少し明確に答弁を。
焼却炉更新も視野に検討を進める
環境部長 新焼却施設の建設についてはまだ具体的計画はない。ただ、議員が言ったように、ただ燃やせばいいと言う焼却施設にはならないと思うし、資源化の施策も組み込まなければならない。生ゴミの処理も、その時期に合わせた形での検討ということも一つの考え方。
 市全体として取り組むということであればそういうことになるし、個別に何か別のものをということになればそれとはちょっと異質のものになるだろう。
 いずれにしてもゴミの減量化を踏まえながら施設の建設についても進めていきたい。
有料化せずゴミを減らした自治体に学べ
 一昨年から全国百近い自治体を抽出をして、先進と思われるところにアンケートなどで調査をおこなって、その結果も今分析をしているということで、研究を進められていると理解。
 その中で、有料化してゴミが減った自治体があることは事実だが、リバウンドした自治体もあるということも事実。何よりも、有料化しないでゴミを減らしている実効性を上げている自治体があるということにこそ着目すべき。
 例えば、鎌倉市では分別回収によって、燃やすゴミを7年間で37%削減をし、今後剪定枝4千トンの資源化計画というのも進められている。
 また横須賀市では、生ゴミをバイオガスで利用するということで、可燃ゴミをすでに30%削減をして、施設の建設費で3億円、ランニングコストで6千万円あまり軽減を図った。そういう実効を上げている自治体もある。それぞれ人口規模も違うが、こういう事例に学んでいただきたい。
 本市としては、循環型の鶴岡市をつくるのだという理念についての理解やゴミ処理の方針についての理解、そういうことを行政が先頭に立って説明をして、市民の自主性と創意に基づいてエネルギーを引き出していく、そういう姿勢が求められている。
  生ゴミ資源化はなかなか具体化をされないできた。そして今になって国の方で有料化を進めるべきだという方針が打ち出されたら、直ちに検討には入るということでは市民のエネルギーを引き出すことはできない。むしろそのことが妨げになるのではないかと思うが、その心配を持たないか。
有料化の研究・検討はおこなう
環境部長
 議員ご指摘のように、有料化で一時的に減量するもののリバウンドするという事例もたくさんある。また、有料化していないところで減量化したところもあるし、有料化したところで大きく減量したところもある。
 基本的な考え方としては、有料化そのものは有効な方策の一つというふうに認識。ただそれをただちにやるのかやらないのかということについては、私は一言も申し上げてはおらないので、それらも含めて検討すると言っている。
 ただ、具体的に検討なり研究なりしないと先に進まないので、十分にやらしていただきたい。
 また逆に有料化によって市民の意識が低くなるのではないかという意見だが、そういう形でのとらえ方をしたことがないので、そのような視点も意見としてお聞きしておきたい。
市民の声を聞け。旧藤島の構想を活かせ
 市民の方々の声によく耳を傾け、今、大変厳しい生活状況のもとにおかれている沢山の市民の方の声を重視して進めていただきたい。
 最後になるが、全国で少なくない自治体が生ゴミの活用、資源化に踏み出している。
 県内でも長井市が10年前から、旧立川町は20年前から。それぞれ大変な課題があるということも承知しているが、資源の有効な活用、循環型社会づくりということを長く重ねて来たことには敬意を表したいし、参考にしていただきたい。
 また何よりも新鶴岡市の中でも、藤島町などではエコタウン構想に基づいて、バイオマスタウンこの構想に全国の先進として参加をして、循環型社会づくりという哲学に基づいた優れた構想、すぐれた取り組みを始めていた。
 私もかねてから、旧町村の優れた施策は残していくべきだと言ってきたが、この分野においても、大変優れた構想を活かしていくということ、エコタウン構想、バイオマスタウンの構想、こういうものを大いに活かすべき。

ゴミ問題の質問をおこないましたーその2

2008年03月10日 | 原発・自然エネルギー・環境

 生ゴミ処理機の稼働状況といいますか、効果の確認というのは、平成17年に加藤太一議員が質問したところでその後実際に調査をされたということで、その取り組みについては評価したいと思いますが、その結果を拝見しましたけどもやはり啓発効果ということであって、本格的にそれでもって生ゴミ減量を図るというものではないということもはっきりしているのではないかと思います。
 そして、生ゴミ堆肥化のことですが、「十分な調査・検討の上に策を立てなければならない」と、これはもちろんそう思うのですけども、それは大いに急がなければならないということではないかと思う。
 ちょうど先ほど33番議員の質問で取り上げられましたけども、焼却施設の方がもう10年ぐらいには更新しなければならない、そうすると3年ぐらい前から建設が始まるし、その構想をいつ立てるかというと、もう5年もしないうにちに構想を立てなければならない時点に今来ているということなのだと思います。
 新たな終処分場の問題も同じようなスパンの問題だと思うのですが、そのときに、新しい施設の構想の際に、実際に生ゴミの資源化ですけども、抜本的に燃やすゴミは減らしていくという方策を立てて、そしてそれを実施して実効を上げて、ゴミを減らして最小限の焼却施設をつくっていくという日程で向かわれているのかどうか。
 減量効果を新しい施設の建設に反映させていこうとお考えになっているのかどうか、私はそうするともう1年もしないうちに打ち出さないと大変なのかと思うのですが、もう少し明確にお示しいただけないでしょうか。

環境部長 新施設の建設の際に、その減量に見合った施設を建設するかというご質問のようです。
一つは、先ほども申し上げましたが、新焼却施設の建設についてはまだ具体的にいついつどうするという計画はございません。いろいろな機械の具合ですとか建物の具合ですとかその辺を調査しながら計画的に進めていきたいというふうに考えております。
 ただ、議員がお示しになったように、ただ燃やせばいいと言う焼却施設にはならないと思いますし、資源化の施策も組み込まなければならないと思いますし、それから今ご提言あります生ゴミの処理についてもですね、その時期に合わせた形での検討ということも一つの考え方だろうと思います。
 市全体として取り組むということであればそういうことになりますし、個別に何か別のものをということになればそれとはちょっと異質のものになるだろうというふうに考えております。
 いずれに致しましてもゴミの減量化を踏まえながら施設の建設についても進めていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い致します。

 生ゴミ処理の方もそういう時期に合わせて検討していくであろうと、地域ごとの検討ということも条件としては出てくるだろうということで、是非そういうことで急ぎ進めていただく必要がある。
それは頑張っていただきたい。
 次に有料化の問題でありますけども、一昨年から全国百近い自治体を抽出をして、先進と思われるところにアンケートなどで調査をおこなって、その結果も今分析をしているということで、研究を進められているということについては理解をしております。
 その中で、有料化してゴミが減った自治体があることは事実でありますけども、しかし直後の結果に終わってリバウンドした自治体もあるということも事実であります。
 何よりも、有料化しないでゴミを減らしている実効性を上げている自治体があるということにこそ着目すべきではないかと思います。
 例えば、調べられているようですけども、鎌倉市では分別回収によって、燃やすゴミを7年間で37%削減をした、そして今後剪定枝4千トンの資源化計画というのも進められていると聞きました。
 また横須賀市では、生ゴミをバイオガスで利用するということで、可燃ゴミをすでに30%削減をして、施設の建設費で3億円、ランニングコストで6千万円あまり軽減を図ったと、そういう実効を上げている自治体もある。それぞれ人口規模も違う訳でありますけども、こういう事例に是非学んでいただきたいと思う。
 本市としては基本計画にも謳われているように、循環型の鶴岡市をつくっていくのだと、理念についての理解やゴミ処理の方針についての理解、そういうことを市民の方々に行政が先頭に立って説明をしていただいて、市民の自主性と創意に基づいてエネルギーを引き出していく、そういう姿勢が求められている。
 有料化でインセンティブを与えるとおっしゃっていたが、むしろモチベーション、内発的なものを高めていくとそんなように思います。
  しかし、生ゴミ資源化しようということ、これは基本計画の理念に照らしても重要な施策でありますけどもなかなか具体化をされないできた。そして今になって国の方で有料化を進めるべきだという方針が打ち出されたならば、直ちに検討には入ると、こういうことでは市民のエネルギーを引き出すことはできないのではないか。むしろそのことが妨げになるのではないかと思うのですけども、市民の意識をどう高めていくかを考えた場合、有料化をその他のさまざまな施策と一緒に進めていくとがマイナスにならないのか、その心配をお持ちでないのかということをもう一度伺いたいと思います。

環境部長 議員ご指摘のように、有料化によりまして一時的に減量するもののリバウンドするという事例もたくさんございます。また、有料化していないところで減量化したところもございますし、有料化したところで大きく減量したところもございます。
 基本的な考え方としましては、有料化そのものは有効な方策の一つというふうに認識しています。ただそれをただちにやるのかやらないのかということについては、私は一言も申し上げてはおらないので、それらも含めて検討すると言っている訳ですので、そのへんは誤解の無いようにお願いしたいと思います。
 ただ具体的にどうしたらどうなんだということを検討なり研究なりしないと先に進まない訳でございますので、十分にやらしておいていただきたいと、市議会の中にそういうことについてもご審議の課題としてお願いしたのは、十分な検討までしていただくための資料としてご提出して意見をいただいたということでございますので、それについては引き続き鋭意努力をさせて頂きたいと思います。
 また逆に有料化によって市民の意識が低くなるのではないかというご意見でございましたが、そういう形でのとらえ方をしたことがございませんので、そのような視点もご意見としてお聞きしておきたいと思います。

 やるのかやらないのかということは一言もいっていないし、決まっていない。さまざまな施策を検討されるということでありますから、是非とも市民の方々の声というものをよく耳を傾けていただいて、今、大変厳しい生活状況のもとにおかれている沢山の市民の方の声を重視していただいて進めていただきたい。
 最後になりますが、全国で少なくない自治体が生ゴミの活用、資源化に踏み出しています。
 県内でも長井市が10年前から、旧立川町は20年前から取り組んでいます。それぞれ大変な課題があるということも承知していますが、資源の有効な活用、循環型社会づくりということを長くされてきた、重ねられて来たと言うことには敬意を表したいし、参考にしていただきたいと思います。
 また何よりも新鶴岡市の中でも、藤島町などではエコタウン構想に基づいて、バイオマスタウンこの構想に全国の先進として参加をして、取り組みの半ばで新しい市に合併ということになった訳ですが、しかし循環型社会づくりという哲学に基づいた優れた構想、すぐれた取り組みを始められていたということだと思います。
 私どもかねてから、旧町村の優れた施策は残していくべきだと申し上げてきたが、この分野においても、大変優れた構想を活かしていくということ、エコタウン構想、バイオマスタウンの構想、こういうものを大いに活かしていって頂きたいということを申し述べて質問を終わります。


ゴミ問題の質問をおこないましたーその1

2008年03月10日 | 原発・自然エネルギー・環境

10日(月)、一般質問をおこないました。質疑の全文をご報告します。

 日本の一般ゴミ総排出量は1990年度に5千万トンの大台を超えると、2006年度には5273万トンに達し、処理経費も年間1兆9千億円にのぼっています。
 国は、2000年に「循環型社会形成推進基本法」を制定して「資源循環の基本原則」を定め、各種のリサイクル関連法も制定されましたが、ゴミを減らすことはできていません。
 大きな問題は、製品の生産者が廃棄・処理・リサイクルまで責任を負うという拡大生産者責任が不明確であることです。
 例えばペットボトルは、容器包装リサイクル法によって、逆に製造者にとってはリターナブル容器よりペットボトルの方が安くあがる仕組みとされたことから、法成立前の1993年に12万トンだった生産量が、2004年には50万トンと4倍以上に急増、その回収費用を押しつけられた自治体の処理費用を増加させています。
 もう一つの問題は、ゴミ処理は焼却が中心で、焼却炉の大型化・最新鋭化が進められ、一般廃棄物の約8割が焼却されているということです。発電なども併せておこなうことが奨励され、大型焼却炉を効果的に使うために、「ゴミが足りない」などという現象すら生まれています。
 ヨーロッパなど環境先進国では当たり前の拡大生産者責任を明確にすることを始めとして、循環型社会をつくっていく政治への転換は時代の要請と考えます。
 本市では、H8年に一般廃棄物処理基本計画が制定され、指定袋による分別回収、新聞紙・段ボール等古紙資源物回収で減量・RSなどが取り組まれましたが、ゴミの増加は止まっていません。
 基本計画を策定したH8年度からH18年度にかけての、収集されたゴミと集団資源回収で集められたものを合わせた廃棄物排出量は、43057tから47558tへ4501t・10.5%の増加となりました。
  これは本市の市民プールで計ると、縦50m×横25mのプールに深さ1.1mで水が張ってあったとしますと一年間に約115杯分、10年前と比べた増加量は、3.3杯分こういうことになるのであります。
 処理費用も、H18年度の清掃費で約16億9千万円に上っています。近年やや減少傾向もみられるとはいうものの、ごみ問題は、本市でも重要な課題として、緊急の対処が求められていると考えます。
 そうした中で市は、H18年4月に、H27年までの新たな10カ年計画として、一般廃棄物処理基本計画を策定しました。計画では、H16年度を排出量を基礎数値としたゴミ減量目標を、生活系ゴミでは、一人当たり600gをH27年度には500gにする、事業系ゴミでは、16000tから1600t・10%の削減、リサイクル目標は、資源回収量の10%増、施設資源化率10%増、そしてそれぞれの目標には、H22年度に半分まで到達するという中間目標が設定されています。
 そして、これらの達成のための方策として、ゴミの減量化、リサイクル運動の推進、分別の徹底、資源回収の推進、生ゴミ減量の推進、廃食用油の活用を地域と連携を図りながら推進していくとしています。
 ごみ対策は多岐に渡り、論点も膨大ですが、今回は、生ゴミ資源化の問題と、市民に不安を広げているゴミ処理費用有料化の問題について質問します。
 生ゴミ資源化は、生ゴミの中に含まれる、窒素・リン・カリ・その他、植物の育成に必要な要素を活用することが、基本計画が謳う「環境にやさしい資源循環型社会をめざす」という基本理念を具体化するための重要な課題であります。
 ゴミ総量の約30%を占めると推計され、可燃ゴミ処理費用の中でも大きな位置を占めるものと見られています。
 H27年度までのゴミ減量目標から見ると、生活系ゴミの減量では仮に生ゴミの7割を資源化すれば、生活系ゴミ全体の目標を達成できるという計算になります。
 事業系ゴミでも生ゴミは重要な問題であり、ハードルは低くはありませんが、生ゴミ資源化は大きなポイントになるものと考えられます。
 本市基本計画でも「生ゴミ減量及び資源化を図るため、効率的な生ゴミ処理システムについて検討していく」と取り上げられているところです。
 ところが、この「生ゴミ資源化の検討」、十年以上前から表明されながら、未だに具体化されないできています。
 そこで伺います。生ゴミ減量とその中心となる資源化についての具体的な方法をいつ提案するのか、いつ実施に踏み出すのか、その目標期日を示して頂きたいと思います。これが通告の1と2になります。
 次に、生ゴミ資源化の具体論です。生ゴミ資源化には、堆肥化、飼料化、燃料化などが考えられますが、農業を産業・文化の基盤とする本市としては、堆肥や飼料として活用していくという方法は重要と考えます。
 今議会の当局の説明や答弁の中でも、有機農業の重要性が繰り返し強調されていますが、それには適合した肥料・飼料の生産が不可欠であり、生ゴミは、そうした肥料・飼料の原材料に供することがある程度可能であるということであります。
 生ゴミ原材料では質的に物足りないという農家も当然考えられる訳ですが、農家全体を考えると、活用のニーズは大きいものと考えます。
 特に今、畜産の衰退によって堆肥の重要原料である畜糞の確保がすぐには困難となっていることや、飼料価格高騰という状況の中で、生ゴミ活用の必要性は拡大しているのではないでしょうか。
 ちなみに、市の堆肥は、年間総供給量が29263tですが、その内の9%2660tが管外から搬入されているということであります。
 堆肥センターまたは飼料製造施設が必要であることは当然ですが、必要な生ゴミの供給、肥料・飼料の利用、それによって栽培された農産物の販売まで、安定した循環をつくること、難しいところでもありますが、これが資源化の大前提となります。
 そこで、農業関係者、排出業者、処理業者などとの協議を進めるべきではないかと考えますがいかがでしょうか。
 また、資源循環として考える場合、旧町村を始めとした地域ごとに、農業の特徴や、循環型社会づくりの熟度が異なります。収集コストも地域が狭い方がかからない場合もあります。従って、地域に応じた対策を検討することが重要と考えますがいかがでしょうか。                
 最後に、市民負担の問題、ゴミ処理有料化の問題について質問します。
 本市一般廃棄物処理基本計画は、「ゴミの有料化について具体的に検討します」という方針を打ち出しました。そして早速、昨年8月10日に開かれた廃棄物減量等推進審議会に、有料化が検討課題として提起されています。
 そこでは、「有料化の目的と期待する効果」として、
 一つに廃棄物排出抑制のインセンティブが生まれること。
 二つ目に費用負担の公平性が確保できること
 三つ目に有料化導入の説明で、住民の意識改革ができること、などと説明され、導入への工程も示されています。
 この方針は、国がH17年に打ち出した基本方針に沿ったものですが、大変問題です。
 第一にゴミ問題は、何よりも市民の理解に基づく自発的な取り組みこそが土台に据えられなければならないということです。市基本計画でも「市民や事業者自ら積極的な排出抑制やリサイクルの推進を図っていくことが重要」であり、「そのためにはゴミ減量やリサイクルに関する知識の取得が重要」と述べています。
 現にこれまでも、H17年度からの5分別化や、資源回収など、市民の努力によって貴重な成果も上げられています。
 第二に、処理に関わる費用は、最初に述べたように、拡大生産者責任として製品製造企業に適正に負担させるべきものであり、市としては、国に対して正しい仕組みづくりを求めていかなければなりません。市自ら負担を背負わされていることは不問にするとともに、新たに市民に負担を押しつけるなどということでは、本来の負担の公平をすり替えることになると思うのであります。
 第三に、ゴミ発生抑制・再利用・再生利用を進めるためには、市がそのシステムをつくらなければなりませんが、生ゴミの問題を始めとして、きちんとしたシステムがまだ構築されていない、市がその責任を果たしていない中で、有料化を進めるということでは、市民の理解は得られないものと考えます。
 そこで伺います。ゴミ処理有料化はやめるべきと考えますが、市としては有料化をどのように進めようという考えですか。
 ゴミ減量・再利用・再資源化のシステムを構築し、あらゆる方策を尽くした後に、やむを得ない手段として考えているのでしょうか。それとも、優先施策として、最初から具体化する考えなのでしょうか、伺います。

環境部長 循環型社会づくりとゴミの問題についてということでございますが、議員ご案内の通り、H18年3月に廃棄物処理及び清掃に関する法律の定めるところによりまして、H27年度を終期とする今後10カ年の鶴岡市における一般廃棄物にかかる基本的な計画と致しまして、鶴岡市一般廃棄物処理基本計画を定めたところでございます。
 その中では、生活系ごみの減量化目標をH16年度を基準と致しまして、市民一人当たり、H22年度には50g、27年度までには100gの減量、一人1日500gとすることにいたしております。
この減量化の目標設定は、県の循環型社会形成推進計画に示されております、27年度における減量化目標780gと比べますと約35%さらに厳しい数値目標と致しているところでございます。
 基本計画で制定された目標を実施するために、各年度に実施計画を定めまして、ゴミの減量のための排出抑制や、リサイクル推進に努めておりますし、また廃棄物の資源化におきましては、17年度稼働いたしましたリサイクルプラザの処理方式やその処理能力、それから分別の方法の変更によりまして5種分別を開始しました。その成果として施設の資源化が16年度の30%に対しまして、18年度には約66%まで向上を致しているものでございます。
 質問の生ゴミの具体策でありますが、生ゴミは、議員ご案内の通り燃やすゴミのなかの重量比で3割前後、平成18年度で申しますと、可燃ゴミの収集量の分析、或いはゴミ質の分析結果により推計・計算致しますと、年間で約11000トンを占めております。
 生ゴミの減量化や資源化の対策につきましては、収集コストの削減や環境負荷の低減などの面から、重要な課題であるというふうに認識しております。
 現在、その減量化・資源化対策と致しまして、生ゴミを排出される市民が取り組みやすい方法を主体に実施して参ったところでございます。
 水分の多い生ゴミは、三角コーナーなどによる水切りをすることによりまして、その重量が約10%程度減量をするという報告もございます。
 水切りの徹底をお願いしております。特に、夏場におきましては果物による水分が多くなることから、いっそうの啓発に努めておるところです。
 また昭和59年の4月から開始いたしました生ゴミ処理機の普及による生ゴミリサイクルを推進する目的と致しました生ゴミ処理機購入補助制度によりまして、本年2月末現在、市全体で導入された機数は8800機となっております。
 これによる、ゴミの減量の具体的な数値化は致しておりませんが、今年度実施したアンケート調査をみますと、生ゴミ減量やリサイクル向上などの回答が多く、一定の成果があったものと認識をしています。
 なお本年度生ゴミ処理機の補助金交付を受けた方々に対しましては、使用の状況の調査を致しまして、その効果の検証をおこなっているところでございます。
  市と致しましては、循環型社会形成推進法の定めるところにより国が策定した基本計画にもとづきまして市の循環型社会の構築に向けて、一般廃棄物の内、資源化の可能な廃棄物の資源化の技術や、先進地事例の調査を実施しております。
 生ゴミにつきましても、堆肥化や資料化、またメタンガス生成に代表されますバイオマス化などの技術やシステムの調査研究を進めている段階でございまして、ご質問にございます取り組むべき具体的な事業や、数値目標及び数値の期日の設定はこれからの課題であると考えております。
 資源化を推進するにあたりまして、今後資源化の可能性の高い廃棄物の分別排出や収集の方法、鶴岡市における適用可能性の技術評価、資源化物のニーズや、利用環境の実態把握、流通形態の研究、事業実施にかかる費用対効果の分析、事業運営の形態など、多くの要因について検討を必要としておりまして、国県都の協議或いは市関係部局との横断的な調査検討も必要であることは認識している。
 また質問にございましたが、農業者、排出業者、処理業者、それから地元の研究機関や産業界との連携によります、意見交換などは産学官の共同による推進が必要であると考えております。
 議員ご案内のように、現在市内においても民間業者もしくは色んな団体の管理運営のもとに稼働している資源化プラントもございますので、連携の可能性につきましても検討課題の一つであると考えております。
 それから、地域ごとに対策をということでございますが、旧市町村の単位であるかどうかということは別に致しまして、地域ごとにそれぞれの対策を検討するということも一つの方策ではないかというふうに考えているところでございます。
 いずれにいたしましてもゴミ資源化対策の推進は、長期に可能であること、資源化物の需要と供給のバランスなど、十分な検討のもとに検討すべきものと考えておりまして、ゴミの減量化、資源化率の向上により、循環型社会の構築に努力いたしますので、ご理解を賜りますようお願いを致します。
 次に市民負担についてでございますが、H17年度5月に廃棄物の処理及び清掃に関する法律第5条の2の規定に基づきまして、廃棄物の減量、その他適正な処理に関する総合的かつ計画的な処理に関する施策の基本方針が国から示されております。
 基本方針の中で、市町村の役割と致しまして、経済的インセンティブ、動機付けでございますが、活用した一般廃棄物の処理や活用の推進、排出量に応じた負担の公平化、、及び住民の意識の改革を進めるために、一般廃棄物処理の有料化の推進を図るべきであるとされております。
 ゴミの有料化の目的や期待する効果と致しましては、先ほど議員からもご案内がございましたが、排出抑制、再生利用の促進、公平性の確保、排出者の意識改革、環境負荷低減などがあげられております。
 廃棄物の排出抑制につきましては、収集経費や処理処分、施設整備それから維持管理などのコストの低減に大きな影響を与えるものでございまして、環境負荷の低減や資源の枯渇の防止の面などから、廃棄物行政を進める上で重要な課題であると認識しています。
 先に申し上げましたが、ゴミの排出抑制や資源化対策を進めながら、ゴミの有料化につきましても、検討をおこなう必要があると考えておるところでございます。
 H19年の9月の定例会で18番議員にもお答え申し上げましたが、今後の有料化の検討をおこなう必要性については、ゴミの減量化によるコスト低減を踏まえ、現状の把握や課題整理、住民意識の把握など基礎的な調査をおこない、有料化制度について検討していきたいと答弁をしているところでございます。
 市が策定いたしました一般廃棄物処理基本計画におきましても、ゴミ処理の課題と致しましてゴミの減量とリサイクル率の向上、不公平感の是正やゴミ処理経費の縮減のための検討は必要であるという位置づけはしているところでございます。
 市と致しましては、昨年度と今年度2年間でこれまでの直営でおこなっておりますゴミ収集を全面廃止するなど大きな改革を実施することや、効率的な施設の管理を図るなどコスト低減を進めておるところでございます。
 国から一般廃棄物処理有料化ガイドラインや一般廃棄物の会計基準を詳細に把握しながら、有料化実施都市における先進事例や課題の調査の検討を進めて参りたいと思いますし、今後市民や業者、事業者など廃棄物を排出される方々との意見交換の機会も考えております。
 具体的に有料化ありきで進めるのかということでございますが、そういうことも踏まえまして総合的に検討すべきものと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ~ブログの字数制限を超えてしまいましたので、再質問は、次ページへ~


ゴミ資源化の調査~藤島堆肥センター~

2008年03月01日 | 原発・自然エネルギー・環境

 今議会の一般質問で取り上げる予定の「生ゴミ資源化」の調査として、藤島地区の堆肥センターを視察してきました。

 

 この施設は、H15,16年度の2カ年の事業として建設されたものですが、旧藤島町の循環型社会をめざす構想「エコタウンプロジェクト」の一環として、よく研究され、準備された施設です。

 その特徴は、良質な堆肥を製造しながら、臭いも抑えることができるとされる、「機内循環加圧混練方式」を資金を投じて導入していることです。
 下の機械は鶏糞に圧力を加えて摺るものですが、原料が高温となることによって発酵が早まり臭いが抑えられるということでした。
 鶏糞というヤツは、町育ちの私などネクタイを締めた格好では近づきたく無いような臭いがするものですが、ここでは、「ああ、鶏のフンだな」と解る程度の臭いとなっていました。
   

 また、「原料の確保・肥料の生産・農地への散布」までが一貫したシステムとして組み立てられているというところが、非常に優れた点のようで、「エコタウンをつくる」という哲学に基づいて、体系的に進められてきたことがここにも現れていました。

 原料は、上記鶏ふん380tの他に、牛フン2634t、豚ふん273t、もみがら170tということで、こちらが、牛・豚・もみがらの一次発酵槽です。
 鉄骨平屋1769㎡の大きな施設の中に、大量のフン・もみがらが処理されている訳ですが、「くさい」においはまったく感じられません。
 壁面もすべてメッシュになっていますが、何と言いますか、「土の香り」の風が渡っているような感じで、大変驚きました。
 
 
 私の今回の質問は、「生ゴミの資源化」なので、生ゴミを使わないこの堆肥センターは直接は結びつきません。
 しかし、「循環型のシステムをつくる」という点では、まったく軌を一にした施設として、非常に刺激を受けました。




ゴミ資源化の調査~庄内町(旧立川)堆肥センターへ~

2008年02月28日 | 原発・自然エネルギー・環境
旧立川町堆肥センターでつくられた堆肥の山。
生ゴミが価値ある堆肥に変身です。

 今議会の一般質問で、ゴミの問題を取り上げるので、いろいろ調査をしています。

 政府は、2000年に「循環型社会形成推進基本法」を制定し、従来の「適正処理、リサイクル優先」の廃棄物の考え方を、「資源を有効に利用していく」というものに改めましたが、その後もゴミは減らず、平成17年度で5273万トン(東京ドーム142杯分)のゴミが排出されています。
 鶴岡でも、20年前に約3万トンだったゴミは、H18年には焼く4万8千トンと1.6倍に急増しています。

 対策は多岐に渡る訳ですが、今回は、「燃やすゴミ」の3割程度を占めるとされる生ゴミの問題に絞って、生ゴミをいかに資源化するかという問題をメインにする予定です。他に、ゴミ処理の有料化の問題も取り上げます。

 論点は沢山ありますが、まず先進事例を紹介します。
 最近見学してきた庄内町:立川地区のゴミ処理施設です。
  

 旧立川町は、今から20年前の昭和63年に、生ゴミを畜ふんともみ殻と合わせて堆肥にする堆肥センターを建設し、生ゴミを燃えるゴミと分けて回収する方式を始めました。
 当時のお金で4億円という巨費を投じて建設した堆肥センターは、現在では年間534トンの生ゴミを処理し、4100リットルの堆肥を生産しています。

 異物の混入や、堆肥の質、処理コストなど、いろいろな課題はあるようでしたが、鶴岡では(他の多くの自治体も)燃やすゴミとして、重油まで使って燃やしている生ゴミが、ここでは堆肥として利用され、農産物を育てているのです。

 こんなに近くに、こんなにすばらしい先進事例があるとは知りませんでした。大いに参考にしたいものです。