関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

藤島地域の県道整備

2015年05月31日 | 活動報告
5月27日、藤島地域県道改良促進期成同盟会総会に来賓として出席しました。


同地域は歴史的に東田川郡の中心地として、国道・県道等が整備されてきた経過があります。


同盟会は住民一世帯当たり25円の負担金も集め、毎年県に要望をおこなうなど活発に活動してきたということでしたが、私も今後、その活動のお役に立つべく頑張っていきます。


会場の「藤島エコタウンセンターらら」では、全国に知られた特別栽培米など豊かな農産物の販売がおこなわれていました。



議会改革申し入れ、そしていよいよ県議会で初質問へ

2015年05月26日 | 活動報告
 15日(金)から21日(木)までおこなわれた臨時議会で、私の所属委員会、質問予定などが決まりました。
 全議員がいずれかに所属する常任委員会は、総務(定数8)、文教公安(7)、厚生環境(8)、農林水産(7)、商工労働観光(7)、建設(7)の7つありますが、私は商工労働観光となりました。
 特別委員会は、人材育成対策(10)、産業振興対策(9)、安全・安心な暮らし対策(9)の3つあり、私は人材育成対策です。
 常任委員会も特別委員会も定例議会ごとに開催され、所管する課題については概ね取り上げることができます。
 これは「議案に関した質問」しかできなかった市議会より優れた点です。
(但し、質問時間を制約する傾向は強いようですから要注意です。)

 一方、本会議での質問は、日本共産党県議団として年1回(今年度は6月議会)のみです。私がおこなうことになりました。
 やはり年1回(12月)だけ割り当てられている予算特別委員会は、渡辺ゆり子議員が質問します。

 こうした委員等の割り振りや会派ごとの質問順番等が、自民党県議団と県政クラブ(民主・社民等)の間の協議で一方的に決められたり、そもそも本会議での一般質問が二人で年1回しかできない等々、議会運営のあり方には改善すべき点が多々感じられます。 
 そこで、日本共産党県議団として、18日に野川正文議長宛に「議会改革の申し入れ」をおこなっています(画像。内容は末尾)。


 とにかく、議員として今年度の最大の仕事が早くも一ヶ月後に迫ることになりました。
 言うべきことは市議としての活動の中で蓄え、選挙で掲げた公約として明確になっていますが、県議会で質問するためには当局からの事前の聴き取りなど準備が必要です。
 急いで取り組みを開始しました。

 質問日時は6月26日(金)午前11時頃から約1時間、条件のある方はできるだけ議会においで頂くことを呼びかけていますが、インターネットでもご覧頂くことができますのでどうぞ宜しくお願いします。



                                  2015年5月18日
山形県議会 野川政文議長 殿
                                  日本共産党山形県議団
                                    団長 渡辺ゆり子
                                       関  徹 
            議会改革に関する申し入れ
第18回統一地方選挙が行われ、山形県議会は新しい構成となりました。県議会として自ら改革に取り組んでいくことも、新たに選ばれた県議会の県民に対する重大な責務と考えます。また、公平公正を旨とする議会運営にあたって少数会派の意見の尊重など民主的改善も必要と考えるところです。
県議会の改革のため以下のように申し入れます。
                         記
1.一般質問は、定例会ごとに質問を求める議員に行わせること。
2.常任委員会は午前中終了を目途とせず十分な審議をつくすよう努めること。
3.委員会の委員外発言を保障し、委員会の開会日時は分散開催すること。
4.常任・特別委員会・質問の割り当ては、少数会派の意見反映に努めること。
5.請願審査は、傍聴者に配慮し委員会冒頭で審議し、審査にあたっては請願者からの意見聴取の機会を設けること。
6.会派協議会の内容・資料を議員に公開すること。
7.十分な調査・質疑を保障するため、定例会の議案等の資料は、開会の1週間前に議員に届くようにすること。
8.委員会の会議記録を要点筆記から会議録にすること。また、請願の審査も記録公表対象とすること。
9.4年間に100万円を限度とした海外視察は廃止すること。
10.議員旅費(費用弁償を含む)の見直しを行なうこと。
11.政務活動費収支報告書をインターネットでの公開を検討すること。
                                  

第一学区学童保育所の施設が拡充されます

2015年05月13日 | 子育て・教育
第一学区学童保育所の施設が増築されることになりました。
今晩の保護者会総会(画像)で、学童保育を含む南部児童館の運営を市から受託している社会福祉協議会から説明がありました。

 一学区学童は、今年4月で登録児童166名、引き続き市内最大規模となり、施設拡充要望昨年から学区コミュニティー振興会、同町内会協議会、学童保育所保護者会、第一小学校PTAの連盟で市に陳情されていました。

 私は市議会で学童保育所の施設確保について一貫して取り上げてきましたが、一学区の昨春以来の事態については昨年6月議会で、「南部児童館建設時の見通しが甘かったのではないか」と厳しく追及しています。

 保護者・関係者の皆さんと取り組んできた要求が実現することがわかり、大変嬉しい夜となりました。
 県議会で全市の学童の問題を県議会で取り上げていく意欲が益々高まりました。

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戦争立法反対! 県都街宣行動

2015年05月10日 | 平和と民主主義・外交
山形市内でおこなわれた、戦争立法反対の街頭宣伝行動に参加しました。
山形県九条連絡会の主催です。

山交ビル前の歩道に20人位で並んで署名とハンドマイク宣伝。七日町でも同時に行動がおこなわれました。

歩行者から、車の窓から、真剣に耳を傾ける人も多く、中々の注目でした。

一方で、キョトンとして眺めている人もあり、事の重大性を知らせていく取り組みを急がねばという思いを強くしました。

土砂崩れ(第3報)

2015年05月08日 | 活動報告
5月7日(木)、加藤鉱一・菅井巌両市議と一緒に土砂崩れへの対処について、鶴岡市と県庄内支庁にそれぞれ要請をおこないました。

市には朝電話しましたが、午後すぐに温海支所で支所長他4人の担当課長・担当者の方が資料を準備して丁寧に説明してくれました。

そこで聞いた全体状況と市の対応は以下のようなものでした。
 なお、県道の土砂崩れであることから、多くの対処が県によるものであり、それも含めて市から説明がありました。

1県 道  復旧作業中。迂回路は主要地方道余目温海線、緊急生活用道路あり。
2電 気  4日午前7時40分に仮復旧、午後4時全復旧
3電 話  電気の仮復旧と同時に復旧
4水 道  停電によって停止。自治会に節水呼びかけ依頼、消防団車両で広報。電気復旧と同時に復旧
5テレビ  ケーブル断線によって戸沢集落内視聴不能。NHKが復旧作業予定。
6保育園  連絡すみ
7路線バス 5,6日運行無し。7日以降始発を切り替えて運行
8小学生(戸沢に4名) 7日以降、当該区間をタクシーで搬送。
9中学生(同  2名)   〃       〃
10ゴミ収集 7,8日は迂回路を利用予定
11農業関係 素堀の水路寸断。受益者8名、ポリ管等によって仮復旧予定

住民の皆さんのお話しに符合したものであり、5,6日は連休でしたが、ぬかりなく、迅速に対応をされたようです。
当然のことではありますが、真摯なお仕事には敬意を表します。
非常に丁寧な説明・案内に感謝します。
市長・副市長も、発生後に日を置かず現地を視察したとのことでした。


庁舎での説明後、現地を案内して説明してくれました。
私は3日連続となりましたが、工事中で行けなかった水路(崩壊カ所の上)も視察できました。
文字通りの「素掘り」の水路で、掘削した苦労が偲ばれるものでしたが、これを完全に復旧するのは大変そうです。


(倒木が伐採され、すっかり片付けられていました。後はこの土砂の撤去・運搬です)
土砂崩れの原因と周辺の状況について専門家が調査中で、その結果にもとづいて擁壁・水路などの復旧工事が進められます。
復旧は急がれますが、安全を確保しながらおこなわれることは当然です。

市の説明で全容が判明し一定の納得もしましたが、復旧の主体が庄内支庁ですから、五十川から庄内支庁に直行しました。

最初に行った農業用水の担当課は当惑したようで、「上の方で対応中、道路担当課の方に聞いてくれ」。

道路担当課は、今後の見込みなどよく説明してくれましたが「農業用水のことは担当課でお願いします」とのこと。

各課の「分担」がやや判然としませんでしたが、どちらも「住民が『一週間以内に』と要望していることを認識して対応しています」という事でそこには責任感が感じられました。
何より、連休中から緊急対応で頑張っているところで、私の動きが作業のじゃまになっては本末転倒ですから要請はここで終了しました。

翌8日午前には、支庁から「9日午後に片側交互通行となる見込み」と県議宛のファックスあり。(7日に「吉村知事が9日に現地視察予定」というファックスもありました)。
自治会には「遅くとも12日に仮設水路設置予定」との連絡も届いているようでした。役員の方々には本当にご苦労さまです。

危険・不便な道路、中山間の農業の困難、少子高齢化、集落の自治と助け合い・・。
災害には様々な問題が投影されます。
一日も早い道路・水路等の復旧が叶うことを祈念します。








戸沢の土砂崩れ調査へ(続き)

2015年05月06日 | 活動報告
 昨日に引き続き山土砂崩れ調査に行きました。
 「山五十川の土砂山崩れ」と書きましたが、正確には「山五十川と戸沢の間の県道の土砂崩れ」です。
 それで今日は戸沢へ。


 昨日の聞き取りでは、「6日一杯で道路工事完了」という感触だったのですが、見たところ状況は変わっていないようです。
 困難に直面したのか再発したのかわかりませんが、崩れた擁壁や大量の土砂が道路上に積み上がっています。



 自治会役員の方々や、知り合いの住民の方々は、「工事が終わるのを待つしかない」と我慢強い言葉を口にされました。
 ただ、テレビが観られないのは辛そうです。
 光ファイバーがやられてしまったようで、これもいつの復旧になるかわかりません。

 そして、山五十川で聞いた、「用水路が壊れて水が回らなくなった」田んぼの持ち主にも何人か会いました。
 用水路の復旧は何日かかるか見当もつきませんが、「塩ビ(?)管を仮設して水を流す」と行政から説明されているとのこと。
 「今年は苗の成長が早いので、一週間以内でぎりぎり」ということでした。
 これは待ったなしです。

 天気が良かったので役員の方々は自宅にはおられず、田んぼまで探しに行きました。

 集落のそばの山に入る細い道を行くと、びっくりするほど奥まで田んぼが続いています。
 ここまで拓いた先祖代々のご苦労が偲ばれました。
 

 一番奥の田んぼまで行きましたが、その上は休耕田、と言うか、荒れ果てていました。


 「小さな田んぼが多く、委託すれば却って赤字になってしまう」ということで、跡継ぎがいなくなったところで田んぼが荒れ地に戻る状況が広がっているとのこと。
 何とももったいない限りであり、米作りをこのような状況に陥れている農政への怒りが改めて湧きました。

 大変な農業情勢の中で頑張ってこられた皆さんを少しでも応援していきたいと思います。

 まずは明日、市役所・県庄内支庁の関係課に行きます。

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山五十川の土砂崩れ調査へ

2015年05月03日 | 活動報告
5月5日、温海・山五十川地区の県道が土砂崩れで不通になったという情報を得て、現地調査に行きました。


復旧工事にあたっている建設業者、電線・電話線の工事担当業者、山五十川地区自治会役員、住民の皆さんなどに話を聞きました。

夜中に停電になったため、戸沢地区・山五十川地区の自治会が道路を調査して土砂崩れを確認し県に連絡、県から業者に早朝・未明に連絡が入って、直ちに工事が始まったようです。

県道の擁壁が立木と一緒に30~40mに渡って路面に崩れ、それを重機で取り除き搬出する工事です。


倒れた電柱はすでに撤去され、代わりの電柱が既にたてられていました。

停電は午前中の内に復旧、道路は明日いっぱいかかる見込みで、その後に県が調査することになりますので、通行は明後日以降になるようです。



地元では、停電・電話回線が復旧し、後は道路の回復を待っている事と、農業用水路が破損したことから、その改修を待っているということです。

旧知の市会議員の方にもご挨拶。
二車線に満たない箇所も多いこの道路の改修は、住民の長年の要望として毎年2回県要望もおこなうなど、粘り強く取り組んできたということでした。
会派の異なる議員でしたが、住民要望に応えるために努力されていることには敬意を表しています。

県・市は速やかな対処を進めているようですが、明日以降、今後の事を含めて状況を確認していきたいと思います。






5月1日、重い日になりました・・

2015年05月01日 | 関とおる自己紹介・連絡先等
昨日、5月1日はメーデー。第86回鶴岡田川地区集会に参加し、来賓としてご挨拶しました。

午後は、映画「放射線を浴びた、X年後」を観ました。

夜、中学の同級生の通夜がありました。
せめてもの供養と思って、通夜振る舞いで同級生らと思い出を語らってきましたが・・。
余命宣告を受けて1年以上闘病しながら、54才でこの世を去らねばならなかった友の心中を察すると言葉がありません。
残されたご家族にいつかなにかのお役に立てないかなどと思い浮かべながら、靴を磨いたり、服をたたんだりして夜更けまで過ごしました。

私、妻宛の遺言は書いてとってあるのですが、更新したくなりました。

メーデーも映画も重要なイベントでしたが、今日は詳細書けません。



「ロングのショート」~介護の貧困~

2015年05月01日 | 医療・介護・福祉など社会保障
 介護保険で受けられるサービスの一つに、ショートステイがあります(短期入所生活介護。「ショート」と略称。他に短期入所療養介護、略称「医療型ショート」もあり)。
 特別養護老人ホーム(特養)やショート専用施設等に短期間入所して、食事、入浴などの日常生活上の支援や機能訓練などを行うもので、介護する家族の急病や冠婚葬祭などの場合や、介護者の休養や負担軽減のために利用されるもので、在宅介護の継続に欠かせない大事なサービスです。
 私も、「おじいさんの在宅介護のためにおばあさんが参ってしまった高齢者二人暮らし世帯」の危機を乗り切るなど、ショートが決定的に役立ったこといくつかの経験をしてきました。
 鶴岡には16の施設があり、合計定員は268人になっています(H26年度鶴岡市「健康と福祉の概要」)。

 ところで、連続利用は30日までとされていますが、1400人を超える特養入所待ちの方等が30日を超えて利用する場合があり、関係者の間では、「ロングのショート」などと言い方もされてきました。
 最近ではさすがに「言葉として変」ということで、呼称は憚られているようですが、短期療養のハズのショートが長期で使われざるを得ないという介護提供体制の貧困を浮き彫りにする言葉です。

介護報酬引き下げ
 それが、4月からの介護報酬改定で30日を超えた利用の報酬が削減されたことから、「30日で利用を打ち切る」か、「削減分を利用者から徴収する」かという動きになっています。
 「ショートステイの本来の趣旨と違う」と言う訳ですが、特養不足をそのままにして、やむにやまれず「ロング」で使っている利用者を切り捨てる改定は本末転倒です。
 史上最大の引き下げとなった今回の介護報酬改定は、サービス低下と負担増、職員の労働条件の益々の低下等々、今でも深刻な介護の現状を更に悪化させ、介護崩壊をもたらすものと批判が高まっています。
 ショートも基本報酬自体が引き下げられたことから採算を取ることが困難になり、ショートそのものを止めてしまう事業所の話しも聞きました。
 介護報酬引き下げの影響を県政の場で明らかにし、県としての対策を求めていきます。


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