関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

12月議会議案説明

2009年11月26日 | 活動報告

 25日(水)、鶴岡市議会12月定例会の議案が説明されました。
 
 一般会計補正予算では、
  国の経済危機対策臨時交付金によるハイブリッド車購入、
  朝日地域のケーブルテレビの整備工事
  自殺予防対策
  市営住宅への火災報知器設置
  消防団員へのヘルメット購入
  公民館の施設修繕・改修・備品整備
  県の「農林水産業創意工夫プロジェクト支援事業」
 などがありました。
  
 条例では、長沼児童館と櫛引東児童館の廃館、
 財産取得では、
  国の補助事業でスクールバス3台、小中学校へのデジタルテレビ・ノートパソコン・電子黒板、給食センターへの食器などです。

 私は、会派を代表しての総括質問をおこないますので、これらの議案の審査に全力を上げなければなりまっせん。

 定例議会は17回目になりますが、「慣れて楽になる」ということはないようで、毎回ひどくプレッシャーがかかります。

 「因果な商売」と思ってしまいです。

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旧町村の「新しい選挙」

2009年11月23日 | 活動報告

 
 22日、朝日地区の「遠藤さん党歴50年祝賀会、兼市政報告会」に参加しました。

 朝日地区では知らぬ人のいない遠藤重輔さん(11月16日付けブログで「辛み大根」を収穫している写真の方です)の入党50周年を記念してのお祝いの会ですが、私も市議選後初の市政報告をおこなわせて頂きました。

 遠藤さんのお話からは、日本の保守地盤を代表するような旧朝日村で50年間党活動に邁進し、県内有数の組織を築くまでに至った不屈の戦いの一端を知ることが出来、本当に頭が下がる思いがしました。

 因みに、選挙には14回出馬して当選は1回だったとのこと、その延長に私の得票もあると改めて実感しました。

 選挙で頑張って頂いた参加者の方々からは、「これまでの村議選挙はごとに候補者がいて、すごい締め付けがあって話もできなかったが、今回はそれが無くなり、ちゃんと話も聞いてもらえるようになった。その結果、びっくりするような支持が集まった。こんな楽しい選挙はしたことがない」と言われました。

 合併で村が無くなり、議員が減ったことは不幸なことですが、その結果「議論が出来る選挙になった」とは、民主主義の意外な前進と言えます。
 合併を進めた自民党関係の方々にとってはさぞや歯がゆいことでしょう。ハハハハ。

 民主的な選挙で大いに支持を広げていかなければと思いました。

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グランドゴルフ大会

2009年11月21日 | 活動報告

 11月20日、「レインボー杯グランドゴルフ大会」がおこなわれました。

 この大会は、第一学区グランドゴルフ愛好会の方々がおこなうもので、私が実行委員長になっていますが、祝賀会も含めて参加費で運営されています。

 ウワサによると、安い会費でエライ賞品の出る大会もあるそうですが、公選法とか大丈夫ですかネ?

 私は、地元選出議員ということで、「挨拶」したり、賞品を手渡したりで、大会に「箔を付ける」役割かなと思ってやっています。
 
 年2回、半日費やすのですが、この行事を通して50人余りの方々のお顔とお名前を覚えることができましたし、その方々から色々と貴重なご意見やご要望を聞く関係になることもできました。ありがたいことです。
 市民の方々と交流できる機会として今後も大事にしたいと思っています。

 なお、競技の方は、「77」ということで、少しは練習しなければと反省しました。

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党市議団と市民団体懇談会盛り上がる

2009年11月20日 | 活動報告

  11月19日、市議選後初めての党市議団と市民団体の懇談会をおこないました。

 雇用対策と仕事起こし
 特別養護老人ホーム増設
 私学助成を引き上げる運動
 食料と農業を守る運動
 子どものインフルエンザ対策
 核兵器廃絶の運動  
  などなど、各団体が様々な取り組みに奮闘し、新議会と新市長に対する期待が語られました。

 議会情報の提供の仕方など、市議団に対する貴重な要望も頂きました。

 私は、幹事長として司会進行を務めましたが、
 選挙で一議席増・議案提案権獲得したことを受けて、大きな期待と、各団体の意欲が感じられる会となりました。
 
 さあ、頑張るゾー

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県議員研修会で決意新たに

2009年11月18日 | 活動報告

 
 17(火)18(水)、日本共産党山形県委員会の地方議員研修会がおこなわれました。
 私は17日の夜に会合があったため、18日のみ参加しました。
 
  県内各地の市町村議会議員の間で、色んな情報が交換されました。
 「高すぎる国保税の引き下げが切実な要求」
 「ずっと自民党べったりできた団体でも『このまま支持していていいのか』と激論になっている」
 「議員定数削減で、議会での質問が低調になった。生活が大変なため『仕事』に一生懸命で質問どころでない議員もいるようだ」
 「50代の販売会社社長がウツで不出社になっている。多重債務、雇用、介護、倒産などの深刻な相談事が多く寄せられる。」
 「地域商品券の経済効果は?」 などなど・・。

 最後に、党中央委員会の常任幹部会委員(「18人の役員」というところでしょうか)の広井暢子さんのお話を聞き、「民主党政権のもとで国民の要求を前進させられるかどうか、党と国民のたたかいにかかっている」と改めて痛感しました。
 
広井さん。明るく、優しく、力強い方でした。

 会場は中山町の「ゆらら」。
 労働組合時代にしばしば宿泊し、仲間と楽しいお酒を飲んだ場所ですが、今回は風呂に入る時間も無く、直行・直帰でちょっと残念でした。


厳しい市民生活を聴く

2009年11月16日 | 活動報告

  市議会議員選挙から一ヶ月。
 選挙中にも沢山のご要望・ご意見を頂きましたが、選挙後もご支援下さった方とお会いし、改めてご要望などを伺う活動をおこなっています。
 先日は朝日地域を訪問しました。

 他の人たちが数千万円の借金を抱えて行き詰まるような大変な中で、苦労して牛を育てて来たのに、「市内にある家畜市場が廃止されてしまう」というお話がありました。
 新庄の市場まで片道一時間近くかけて行かなくてはならないことから、「そうなると(牛を飼うのは)やめるしかない」と、胸の奥から絞り出すような言葉でした。

 40代の息子さんの会社が倒産し、何ヶ月も求職中だという男性のお話。

 集落内の小学校の子どもがどんどん減り、統廃合されてしまうことへの保護者の方の不安。


 集落内で見つけたお化けカボチャ

 当日は、大変な強風で時折激しい雨も叩きつける悪天候でしたが、地域の毎日の暮らしは天候以上に厳しいものであることが伺われました。


「辛み大根」。薬味として東京に出荷されます。


 市民の皆さんの暮らしを雨風から守るためにがんばります。


滝田栄さんに御礼~中央高校講演会~

2009年11月15日 | 子育て・教育

  14日(土)、私の子どもが通っている鶴岡中央高校で、俳優の滝田栄さんを招いての講演会がおこなわれました。
 私は、PTA研修部長として、この行事の責任者を務めました。

 滝田さんは、テレビではNHK大河ドラマ「徳川家康」で主役を務めたことや、「料理バンザイ!」「ふるさと一番」などの柔らかい番組でも顔を知られていますが、何よりも舞台で「レ・ミゼラブル」のジャンバル・ジャン役(とシャベール役を鹿賀丈史と交互に演じた)を14年間務めたことで著名な方です。
 田舎の高校に簡単に呼べるような方ではありませんが、中央高校の先生に滝田さんとつながりのある方がいたことから実現したものです。破格の条件で引き受けて頂きました。

 しかし、今回講演にお招きしたのは、滝田さんが「有名人」だからではありません。
 滝田さんは、伝えられるところによれば、仕事上の挫折や肉親の死という失意の中でインドに渡って仏教の修行をおこない、その後仏像制作にも取り組んでいるといいます。
 また、「プランジャパン」という非営利団体での途上国の子どもの支援活動を20年近く続けるなど、その人生の軌跡に深みが感じられる方なのです。

 講演は「命を動かす力」という題でした。

 6畳一間位に15人位の家族が住んでいるような、「一日一ドル以下で生活する地域」、大人は絶望しているが、夢と希望をもっている子どもたちに、「絶対にできる。一緒にやろう」と訴えたこと。
 子どもが10~13才で売られてしまう村、村全員がエイズにかかっているような村で、「エイズとは」ときちんと教えたら、数十人の子どもが目を輝かせて聞き、その話をみんなに伝えてくれたこと。
 「福祉の勉強をしたい」「大学院に行き、人の役に立つ人間になりたい」「世界に通じるNGOの活動をしたい」という子どもらに、「ほんの少しの水をあげ太陽を当てたら大きく実るのだ」という訴え。

 演劇人としての人生のお話もありました。
 このあたりは正確に記録していませんが、前もって読んだ滝田さんの著書「仏像を彫る」の中に紹介されているお話だなと思って聞いていました。

 本の中にはこのように書かれています。
 「舞台の本番は、極限を尽くした自己への挑戦、自分の役割を完璧に把握して、なおかつ自己の未知なる可能性への本気のチャレンジの連続」
 「レ・ミゼラブルのジャンバル・ジャン。自分の存在のすべてをかけて演じる理由をこの作品に見いだした。人間が生きることのすばらしさを知り、死んでも惜しくないほどの感動を観客と共有し合えた。」
 「多くの人を観、多くの人を演じることでさまざまな人生を体験した。しかし、人を観るということは、結局は真実の己を深く観察し、本当の己のあり方を見つけ出す、本当の己を知ることであった。」etc.・・。
 
 「日本の子どもに元気がないのは、ただの贅沢病」というお話など、ちょっと同意し兼ねる(これはこれで重大な問題なんです)ところもありましたが、胸を打つお話でした。
 「この方は本物だ」と実感しました。

 公演後、私が謝辞を述べました。
 高校生の保護者としての思いやら、本を読んでの感想やら、昨晩じっと考えてみると、一時間もかかるぐらい言いたいことはありましたが、実際にお会いしてお話を聞いてみて、3分程度のお礼を申し上げました。
 
 ステージ上の演台でお話しするのは結構経験がある訳ですが、すぐ側にいる滝田さんから真っ直ぐ見つめられたことには緊張し、ちょっと言葉に詰まってしまいました。
 「真実の己を深く観察し」「死んでも惜しくない」ほどの思いを込めてセリフを発してきた大物俳優の眼を見ながらお礼を述べることには、市長に質問するより緊張させられました。
 


臨時議会二日目

2009年11月07日 | 市政全般

 6日(金)二日目の臨時議会がおこなわれました。

 教育委員・監査委員の選任に続き、インフルエンザ予防接種に関わる補正予算一件の審議がおこなわれ、共産党市議団の加藤鉱一議員が質問しました。
 内容は、
  ①周知方法「個別通知」をおこなうか、それとも従来通り「申請主義」に基づく「広報」のみか。
  ②支払い方法は、「窓口無料」か「償還払い(後日給付となる)」か。
  ③医療体制
  ④国保保険証を持っていないひとへの保険証交付を
  ⑤中学生まで無料にすべき
 以上のようなもので、大事な問題を総合的に取り上げるものとなっています。
  (この問題に関する「新つるおか」は、 http://www6.ocn.ne.jp/~jcp-tsur/

 加藤鉱一議員は、市議会では「新人」ですが、藤島町議10年、大変な勉強家で、毎週充実したニュース「藤島民報」を発行する有能な方です。
 早々と実力の片鱗を見せつける格好となりました。

 


臨時議会一日目「広い視野」を確保?

2009年11月05日 | 市政全般

 5日(木)臨時議会が開かれました。
 
 議長・副議長の選挙、各議員の議場での席決め、同じく常任委員会の決定などがおこなわれました。
 議席は、横に3席づつ3列・タテに4列の議席が並んでいる内、私の席は、正面に向かって右側の列の真ん中の後ろから2番目。
 一期目は富塚市長の真ん前の2列目で、身構えて座っていた気がしますが、新しい席は、議場全体が眺められる場所です。
 「視野の広い」議会活動を進めていくのに最適の場所でしょうか・・?

 ところで、議席は前もって会派代表者会議で決められていますが、合意に至るまでケンケンガクガク、2時間もかかって決まらず、結局くじ引きで決めたとか。
 
 新しい席は快適ですが、私にはそこまでの思い入れはアリマセン。


朝日産業文化祭り

2009年11月03日 | 活動報告

  3日(火)、朝日地域の産業文化祭りに参加しました。
 内容は、出羽商工会のHPに詳しく紹介されている通りです。
 http://ameblo.jp/shokokai-dewa/entry-10369213955.html

 ステージ発表では、古くから集落に伝えられてきた「獅子舞」などの出し物がありました。
 幾百年の農耕を中心とした暮らしとの結びつきが想い起こされました。


 お母さん方のコーラスもありました。
 仕事を休んで奥さんの歌をビデオ撮影していた旦那さんのお話によると、地域の母親同士がPTA活動をきっかけに「何か一緒に出来るもの」と始めたものだそうですが、毎週練習をおこなっているとのこと。恐らく皆さん相当忙しい生活の中で、家族の理解も(そこそこ?)得ながら、努力して集まっているのだと思いました。
 朝日小学校の4年生との合唱には、感動してしまいました。

 厳しく冷え込み朝から雨のあいにくの天気でしたが、昼頃から止み加減、何とか屋外の出店・ステージも成立したようでした。

 農産物など朝日ならではの多彩な出店が並びました。
 蕎麦を一杯いただきましたが、味も香りも良く、蕎麦にウルサイ私も満足の一品でした。

 高校生ボランティアのコーナーもありました。
 みんないい笑顔でいきいき働いていました。


 「おっ」と思ったのは、BDF(バイオディーゼルフューエル)製造など廃油の活用に取り組んでいる企業の展示コーナー。
 本業は重機の部品製造ということで全く関連は無い分野に進出しようとしている訳ですが、若い社長さんが、時代の流れを見据え、将来の可能性を考えながら現在の事業に具体化する努力は、傾聴に値しました。


 市職員で、「若い頃にこの事業に携わった」方のお話も聞きました。
 産業分野と教育・文化の分野が融合した、今日の事業を形作るために行政マンとして情熱を傾けたことがビンビンと感じられました。
 
 そうして回っていると、随分沢山の方々から「当選おめでとう!」と声をかけられました。
 朝日地域では極めて短期間の選挙運動になったのですが、想像を超えた広範な方々からご期待・ご支援頂いたナと実感しました。

 がんばらなくちゃ。 

 朝日産業文化祭りは、若者、子育て世代、高齢者、起業家、行政マン、あらゆる分野の方々が、地域のこと地域の人々の事を思いながら取り組んできた、貴重な活動が交流し合われる意義深い取り組みでした。
 地域を取り巻く厳しい状況の中でも、未来の希望が感じられるようでした。