関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

看護協会学習会

2011年11月13日 | 医療・介護・福祉など社会保障

11月12日(土)午後、作家の宮子あずささんの講演を聞きました。
看護協会鶴岡支部・酒田支部合同の研修会としておこなわれたもので、会場となった三川町菜の花ホールいっぱいの三百人ほどの方が参加していました。






 宮子さんは、看護師として病院に長年勤務した経歴をお持ちで、その内7年間は看護師長を務めたというだけあって、看護現場の状況と、看護師の仕事・感情などが生々しく伝わって来るお話でした。
 末期がんで「足をさすれ!」と叫び続ける患者と、「それに応えるのが看護よ!」(※1)と言わんばかりに突っ走る、「できる」けれども心に何か満たされないものを抱えた看護師、そしてそれに巻き込まれていく「看護職場」・・。
(※1講師が「 」内の言葉を使った訳ではありません)


長蛇の列のサイン会でも優しい笑顔 

「元気が出る看護論」という演題からすると、ちょっと切ないようなお話でしたが、「根がまじめで、ヘタすると目の前の看護に突っ込んじゃうという看護師のサガ」(※2)に、参加者の皆さんは大いに共感を覚えているようでした。
(※2独断と偏見)


一人でもすてきな看護師さん(マジで)がこれだけ集まると壮観です。

大変な毎日の仕事の中で、土曜日の自主研修会にこれだけの人が集まって来るという、こんなに真面目な人たちが医療を支えています。


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