関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

議会改革が求められています

2015年06月01日 | 活動報告
 先月、ご報告した「日本共産党県議団の議会改革に関する申し入れ」が新聞各紙に報道されました。
 若干説明を加えます。

○本会議でおこなう一般質問を、現在の「2年に1回」から毎議会おこなえるようにする。
○常任委員会の質疑を「午前中に終える」という慣習を見直し、十分な時間を保障する。
○議員が所属していない委員会等にも出席して発言できるという「委員外議員の発言」が規定されているが、6つの常任委員会・3つの特別委員会がそれぞれ同じ日時に一斉に行われるため、実際にはほとんで発言できない(傍聴もできない)。委員会は分散して開催する。
○議員の所属する常任委員会・特別委員会が自民党と県政クラブの協議で決められている。少数会派の意見を反映する。
○自民党と県政クラブがおこなっている会派協議会が、議会運営を実質的に決めているが、その内容・資料は公開されていない(密室で決められているということ)。公開する。
○委員会での請願審査が議案審査終了後におこなわれるため、いつ始まるかわからず傍聴が困難。委員会冒頭で審議する。また、審査にあたっては請願者から直接意見を聴取する機会を設ける。
○海外視察は「休止」となっているが、きっぱり廃止する。
○政務活動費収支報告書をインターネットで公開する。
○定例会の議案等の資料が開会直前に配布される。十分審査するために開会の1週間前に議員に届くようにする。
(他2項目割愛)。

議会が県民に開かれて、公平に活発に議論することを求める提案であり、多くの市民の常識に沿ったものと考えます。
私は市議会で議会改革特別委員会に所属し、改革に取り組んできましたが、党県議団の役割がこの分野でも注目されていると感じています。