関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

三川町議選、3位で当選!

2013年01月28日 | 政治全般



 27日(日)に投開票された三川町議選挙(定数10に11人立候補)で、日本共産党の新人:田中あきらさんが第3位で当選、佐藤政弥前町議の議席を引き継ぎました。

 田中さんは、地縁・血縁が大きく影響するとされる町議選では珍しい町外出身者(北海道室蘭市)であり、さらに選挙直前まで介護職場で働く現役労働者のため地域での活動経験も少ないことから、事前の新聞報道では「下位グループ3人」とされていましたが、その予測を跳ね返す結果となりました。

 短期間の候補者活動ではありましたが、学童保育所指導員として16年間、その後お父さんの介護をきっかけにして介護職場に勤務してきた経歴と実直な人柄が一定伝わっていったかと思われますし、何といっても佐藤政弥さんの41年間に渡る活動に対する町民のみなさんの信頼が示されたものと思われます。

 佐藤政弥さんは、町政をチェックする、町民要望を町政に反映させ粘り強く実現を進める、医療・介護・貧困などなど困っている町民を支えるなどなど、議員が求められる仕事に全力で応えてきました。
 国保税の増税、学校図書館職員の削減、学校給食民営化などは厳しく批判(議会で一人だけの場合もままあり)しつつ、中学卒業までの医療費無料、誕生祝い金、保育園保育料軽減など、全国でもトップクラスの子育て支援策実現に貢献してきたことは、町民に広く知られています。
 何よりも、国や周辺自治体の圧力を跳ね除けて、合併せず自立する道を誰よりも力強く推進してきた議員であることは、党派を超えて評価されているところです。
 その結果として、鶴岡市に吸収された町村が失った町民のための施策が今日も守られているのであり、そういう意味で町政史上に残る歴史的な役割を果たした議員と言って過言でないと思います。
 
 一筋に、ひたむきに歩んできた41年の活動に心から敬意を表すとともに、後継者:田中あきらさんがその仕事を引き継いでいくことを心から祈念し、併せて私も庄内の日本共産党議員として手を携えて頑張っていく決意を表明するものです。

 


三川町議員選挙応援!

2013年01月27日 | 活動報告

26日(土)は、三川町議会議員選挙の応援に行ってきました。

猛吹雪の中、昼から暗くなるまで街頭宣伝をおこないました。

寒いのはどうってことありませんが、道路を走っていると前が見えなくなる上に、集落を表示する看板も雪がくっついてほとんど読めません。


車を停めようにも、道路の端がどこなのかわからない。

しゃべろうとすると強風でマイクが「ボー、ボー」という音を拾ってしまいます。

もちろん、いくら叫んでもほとんど人は現れず、庄内平野に向かって訴える心境でした。
それはそれで、修行になったような・・。

しかし、風が止むと、チラリホラリと出てくる人も居ます。
きっと家の中で聞いてくれているのでしょう。

安倍政権が既に破綻した自民党流の政治を進めようとする中、41年間頑張ってきた日本共産党の佐藤政弥前町議の仕事を引き継ぐ議員が、新しい町議会にどうしても必要であるということを心から訴えました。

詳しいことを書くと(バカバカしいですが)公職選挙法違反になるので、この程度のご報告です。

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学校図書館活用教育の「現場」

2013年01月24日 | 子育て・教育

 先日、A小学校の図書館と図書館職員の状況を視察してきました。

 この学校は大規模校であることから、フルタイム勤務の「臨時学校司書」が配置されていますが、数年前に図書館支援員(学校図書館職員退職者)の指導を受けて「図書館改造」に取り組み、子どもたちの読書活動推進がかなり前進しているようでした。

 朝の貸し出しの時間に図書館に伺うと、図書館は子どもたちで満員、カウンターの前には行列が出来ていました。
 

 

 図書委員の子どもたちがそれをてきぱきとさばいていく姿は、子どもながら「年季が入った」とでも言うべき頼もしいものでした。
 元教室の二部屋が当てられた図書館には、分類されラベルが貼られた本が、書架に整然と整理されています。
 この「書架」というヤツも丁度良いものばかりでは無いらしく、この学校では朝暘一小が使っていたものを貰い受けたという書架が活用されていました。
 そう言われれば、私には見覚えがありました。
 

 そして司書のBさんは、この学校の卒業生ということでしたが、図書館と子どもたちが本当に好きらしく、「勤めることができて毎日とても楽しい」と素敵な笑顔で話してくれました。

 校長先生、教頭先生のお話も伺いましたが、「Bさんには、一人分以上の仕事をやってもらっている」と司書を非常に高く評価し、「司書の雇用期限」のことを聞くと、「勤め続けて貰えれば一番いいのだが・・」と表情を曇らせていました。
  また、図書主任と副主任の先生ははどちらも超多忙な日々を送っていて(教員の普通の状態ですね)、司書との定期の会議などは持てていないようでした。
 となると、実務はもちろん、資料・情報の整理、情報の発信等々、司書の役割は極めて大きく、その力量が図書館活用教育の成否を左右すると言って過言では無い状況と感じられました。

 校長先生からは、昨今の「家庭の崩れ」や、「インターネットによる有害情報の氾濫」など子どもを取り巻く環境の悪化の状況などについてのお話も伺いました。
 そして、「本を読んでいる子は『賢い』。今は思考力が重視されるが、それ以上に豊かな人間性を育てることが大事であり。読書はそれを支えてくれる」と、読書の深い意義についての認識も聞くことができました。

 学校現場は、図書館職員が継続的な雇用で力量を向上させていくことを切実に求めていると改めて実感しました。

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平成25年鶴岡市成人式

2013年01月16日 | 市政全般

遅まきながら、1月13日(日)の成人式のハナシです。

昨年から、参加者の翌日の都合を考慮して、13日開催になりました。
今年の式では、

1)最初に消防団の「纏振り」がおこなわれました。
 力強く、晴れやかな纏振りは、今までで最も近くから拝見しました(一列目)が見事でした。
 それぞれご多忙な中で消防団の役割を引き受けている団員の方々の鍛錬の大変さをお察ししました。
 消防団という尊い活動の中で長年受け継がれてきた貴重な技である訳ですが、その辺りの紹介などが全くなかったのは、もったいなく残念でした。
  (こういうサイトもありましたhttp://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index.cgi?ac1=R101&ac2=R10104&ac3=2072&Page=hpd_view
 

2)土曜会のメンバーもかなり新しい方が加わったようでした。
 しかし、「翼を下さい」と「大地讃頌」、例年と変わらず心から感動しました。
 「変わらずいい」ということは、きっと「向上している」ということなのでしょう。
 

3)40年前から出席していたであろう、加藤絋一氏が落選したため出席しませんでした。
 ところが、榎本市長は式辞の中で、「一度は海外に行ってみて」と、加藤氏が毎年語っていたことを代弁しました。
 市長は心から海外に行くべきだと思っているのかもしれませんが、国際的に(ある意味で)活躍した加藤氏が言うのと市長が言うのでは新成人の受け止めも違うだろうになあとも思いました。ともかく、毎年出席している来賓の方々は、「あれっ」と思ったに違いありません。
 
4)不肖・私の次女も出席しましたので、エライ金がかかるなあということを改めて実感しました。
  なお、女性で着物で無い人を一人見かけました。どんな理由かはわかりませんが、(恐らく)たった一人違う装いで出席する勇気は実に素晴らしいものだと感嘆しました。
  経済的事情などで着物を用意できずに、出席しない人がきっといると思いますので、私は成人式は夏にやるべきだとかねがね思っています。

5)総じて平穏な式でしたが、やはり新成人が企画する式であって欲しいと思いました。
  二大政党制の崩壊と右翼的潮流の台頭、国民生活破壊と国家財政破綻が懸念されるアベノミクス、日中韓関係を始めとする日本の国際的位置の問い直し等々、新成人の行く手を暗くする動きが進む状況をしっかり見据え、みずから未来を切り開く、社会の主人公としての自覚を高める機会にするために。

これまでの投稿に大体書いてきました//blog.goo.ne.jp/sekitouru/s/%C0%AE%BF%CD%BC%B0

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体罰の体験から

2013年01月12日 | 子育て・教育

大阪の市立高校での体罰事件の反響は大きく広がっています。
運動部であるということを置いて、教育としてどうかということを自分の体験から考えてみました。

私自身、小学校、中学校、高校と、教師による体罰を数多く目撃しましたし、その被害にも遭いました。

 小学校の時に、信頼する先生が、クラスの生徒の悪ふざけをとがめてビンタを張ったことがありました。
 それは、クラスの多くの子どもに下された罰で、「自分が間違ったことをしたと思う人は前に出てきなさい」と自ら考えること、過ちを認める勇気を持つことを促す指導のように感じられました。

自分が被った体罰で最も酷かったものは、中学生の時に、雨でぬかるんだ中庭に内ズックのまま侵入し、校舎に戻ったところで、教師にいきなり髪をひっぱられ、激しいビンタを張られたというものです。
 確かに、いたずらで、間違った行動をおこなったのですが、私に反省を求めるでもなく、突然暴行された衝撃は今でも忘れられません。
 正直言って、その教師が亡くなるまで、その体罰を思い出す度に「復讐」という言葉が頭に浮かんだものでした。

 柔道の授業で、教師に絞め落とされた(絞め技で失神させられた)こともありました。
 寝技の乱取りの時に、腕に覚えのある私がかなりの時間に渡ってその教師を制し、周りの生徒がはやし立てる状況が続いた後のことであり、それは、まさに教師の力の誇示であり、「報復」と言うべきものでした。

 小学校での体験のように、信頼する教師から、「軽い」体罰を受けたことはもっとあり、その時は、「有難い指導」というように受け止めていました。
 一方、同級生・先輩・後輩が体罰を受けている場面には、数え切れない程出くわしましたが、そのすべてについて、やりきれない気持ちになり、或いは、非常に不愉快になり、多くの場合、教師に対して反感を覚えました。

 それから、先輩による後輩へのいじめの体験・目撃も少なくありませんが、その場合に、教師に対して、解決してくれるという期待を持つことはできませんでした。
 体罰にも、いじめにも、共通する問題があるということを感じていたからだと思います。

 信頼する教師の体罰も含めて今思えば、体罰で無くとも指導は可能であったろうし、「良い体罰」と「悪い体罰」の厳密な区別は不可能だということ、そして何よりも、一方的な肉体的力の行使である体罰は、「他者に服従する」という思考・行動様式を植えつけ、それを受けた人は自分より立場が下の者に同じことをおこなう場合が少なくないということです。

 30数年間、国民の生活と権利を守る運動をやってきて確信することは、自分の権利の侵害に寛容な人(侵害の受忍を強要される人も含めて)は、多くの場合、他人の権利侵害に厳しい態度を取ることも困難になるということ、そうした人権侵害の「教育」は、平和で民主的な社会の構築を困難にしてしまうだろうということです。

 これからの子どもたちの心を体罰で傷つけないために、自分としてできる最大限の努力をおこないます。

 最後に、尊敬する尾木直樹さんのコメント(1月11日付、赤旗新聞)
 

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高校生自殺ー体罰根絶、勝利至上主義克服ー大阪市長は出さないで!

2013年01月10日 | 子育て・教育

大阪市立桜宮高校で、バスケットボール部主将の2年生が、顧問の教諭の体罰を理由に自殺したといいます。
人生これから、大きな可能性が広がっていた生徒が、大好きだったであろう部活動で命を落とす(殺される)とは・・。
生徒とご家族が不憫でなりません。

「おかしい」と声を出した人はいたようですが、大人が誰か強く主張していれば(周りからはきっと、とやかく言われますが)、報道されているほどの体罰は規制することはできたのではないか、と思うとやり切れない思いが溢れます。

言われている体罰の内容は信じ難いものですが、しかしその背景にあるであろう、体罰容認、スポーツにおける勝利至上主義は、鶴岡市にもまだまだ根深く存在していると感じます。きっと全国にも・・。

教育、スポーツ関係者、保護者、すべての国民が、そこのところを真剣に議論していくことが求められています。
すべての子どもたちのため、スポーツを愛するすべての人のため、生徒の死を無駄にしないためにも。

お時間あればご覧下さい。この件に関係する私の過去のブログ
 「スポーツと健康」、全国で問われていますhttp://blog.goo.ne.jp/sekitouru/s/%C2%CE%C8%B3
 スポーツの喜び、スポーツの価値とはhttp://blog.goo.ne.jp/sekitouru/e/740a4161384181475a682f84a768a379
 スポ少か学校かhttp://blog.goo.ne.jp/sekitouru/e/9675da6ca8a5d0f84de1989b337683ac

ところで、この件で橋下徹大阪市長がさかんとテレビに出ています。

「教育現場の最悪の
大失態だ」と高校を批判し、「教育委員会に任せておけない。僕が責任をもって引っ張っていく」などと、この問題をさも自分の意に沿わない重大問題として、解決のために大鉈を振るうような話しぶりです。
しかし、市長はもともと「体罰容認」を明言していたのです。
そして、「行政は自分の言うことを聞かなければダメだ」と言いながら、学校を乱暴に締め付けてきたのです。

そんなことはまったく知らぬ顔で(そこが恐ろしい)、シャアシャアと登場する本人も論外ですが、それを無批判に報道するマスコミの罪は、いつもながら重大です。
 そのことを詳しく論証してくれている人がいましたのでご紹介。
 BLOGOS秋原葉月氏http://blogos.com/article/53715/

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デフレ脱却、そんなに簡単ですか?・・よ~く考えよう「アベノミクス」

2013年01月07日 | 政治全般

 第2次安倍内閣が、「大胆な金融緩和と大型公共事業」=「アベノミクス」で、「デフレ脱却」を果たしてくれるという「期待」をあおるマスコミ報道が溢れています。
 「お札をたくさんまいて、公共事業をたくさんやると景気がよくなる」?
 私も大見得を切るほど深い知識がある訳ではありませんが、よくもこんな浅はかなハナシが広げられるものだと思ってビックリしています。

 人為的な物価上昇で商品の値段が上がれば、企業の利益は額面上増え、名目GDPも上がります。
 それでもって、「消費税増税の条件が整った」と言いたいのでしょう。
 しかし、賃金が上がらなければ、国民の暮らしが苦しくなる訳です。

 大型公共事業を推進すれば、大手ゼネコンはもうかりますが、国の借金は増大します。
 麻生財務相は、民主党政権の「新規国債発行額約44兆円以下」は無いものと言っています。国債増発です。
 そしてしわよせは、社会保障費=国民の命と健康の削減・抑制です。

 デフレの原因が、雇用が縮小し、賃金が下がり、家計所得が減少していることが最大の原因であることは明白です。
 (消費税増税後の)98年から2011年までの13年間で勤労者世帯の収入は百万円減、派遣労働者は4百万人超、その間に大企業の内部留保は増え続けて267兆円。
 「金は天下の回り物」と言われましたが、天下を回らずに大企業の懐にたまっていくばかりです。
 これでは、企業が物をつくっても売れず、値段を下げようとして従業員の賃金を下げればますます物が売れず・・、と悪循環になる訳です。
 日銀総裁も、「(不況脱却に)経済の成長力を強化し、賃金の引き上げを実現していく、という実体的な変化を起こすことが不可欠」と言ったそうです。

 同時に、株主には配当、経営者には何億何十億という報酬が与えられていて、それを自己目的にした経営となってしまっています。

 「それでも、アベノミクス」と言うのは、経済政策の目的が、「大企業が儲かればいい」という「哲学」に貫かれているからなのでしょう。
 そして大手マスコミもそういう「哲学」を共有しているのでしょう。

 労働運動総合研究所が発表した、2012年春闘提言では、
 ☆「サービス残業の根絶」「有給休暇の完全取得」「週休2日制の完全実施」など働くルールの確立で新たに420・6万人の雇用が創出される。
 ☆これとあわせて、賃金水準を1997年のピーク時まで回復し、非正規雇用労働者を正社員化した場合、国内需要が34・6兆円増加し、これによってGDP(国内総生産)が30・4兆円拡大、経済成長率が6・47ポイント上昇。誘発される雇用創出は316万人、
  合計で736・6万人の雇用創出。
 ☆これに必要な原資は56兆円。全企業が抱える内部留保460兆円の12・2%を活用すればすむ。
 ☆日本経済のマイナス成長の直接・最大の原因は、賃金低下を主因とする内需の縮小にあると指摘。
  「デフレ不況」を打開するには、
  (1)外需依存から内需充実型に転換する
  (2)そのカギは、企業経営を国民生活重視の方向に転換する
  (3)そのためには内部留保を社会的に還元・活用することが有効
  ―と提言しています。

 とてもわかりやすい話ではないでしょうか?
 「大企業優先」という自民党の経済政策の目的を離れて、経済の状況を国民の目線でありのままに見れば、アベノミクスなるものとマスコミ報道の歪みがよ~く見えます。

参考http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-01-07/2013010701_02_1.html

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あけましておめでとうございます

2013年01月02日 | 政治全般

 みなさん、あけましておめでとうございます。
 昨年中、色々とお世話になりましたこと改めて感謝申しあげます。
 
 
  さて、昨年は、
 消費税増税法案成立、原発再稼働、オスプレイ配備強行等々、国民の暮らしを脅かす重大な政治問題がおこりました。
 12月の衆院総選挙では、それらの課題の是非に関わらず、自民党が政権に復帰する結果となりましたが、それは、民意を反映しない小選挙区制を中心とする選挙制度の問題であることが浮き彫りになりつつあります。
 前回選挙より支持を減らし、投票数の4割、有権者6人に1人の支持を得たに過ぎない政党が、議席の8割近くを占める状況が、民主政治の前提を崩していることは、どなたにも分かり易い事実ではないかと思います。

 日本共産党は、日本が直面するあらゆる政治的課題について、現状を抜本的に打開する政策提案をおこないました。
 マスコミの世論誘導など、現状を死守しようとする勢力の攻撃を打ち破って躍進するには至らなかったことは残念であり、申し訳なくも思いますが、直近の国政選挙である2010年参院選から僅かではありますが得票率を前進させました。
 政治の大きな過渡期に於いて、踏みとどまったと言えるのでは無いかと考えます。

 自公政権が衆議院の3分の2の議席を占めたこと、極右的な「第三極」が台頭したことは、重大ですが、これらの勢力が国民世論を無視して「公約」を強行しようとすれば、たちどころに矛盾が噴出するに違い有りません。
 前回衆院選で自民党を政権から引きずり降ろした国民の眼は、長い目で見れば研ぎ澄まされていく過程にあります。

 鶴岡では、豪雪に始まり、暴風被害、ルネサスリストラなど、大変な出来事が相次ぎました。
 慶応大学先端生命科学研究所への度を超えた投資、市民サービス削減と負担増の行財政改革も引き続き進められました。

 今夏に予定される参院選挙、10月の市長選挙・市議会議員選挙ででは、日本共産党が目に見える前進を勝ち取ることで、「政治を変えたい」という国民の皆さんの希望に応えていかなければなりません。
 
 個人的な事を振り返れば、学習、体力トレーニング、業務改善など「自分自身のレベルアップ」という2012年始めの所信は、恥ずかしながら前進したとは言えません。(服もキツクなって恥ずかしい!)。

 困窮する人のせっぱ詰まったご要望に応え、市政を変えたいと願う人との協力・共同に、議会の内外で努めてきたことなど、仕事の内容は決して後退させてはおりませんが、尚、向上すべく、向上させなければならないと、改めて、固く決意します。

 平和で、真面目に生きる人がまともな暮らしを送ることができる社会に向かって、今年も一年全力を尽くしていきます。
 皆さんの、ご指導・ご協力を心からお願いして、年頭のご挨拶と致します。
 
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