関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

議会のまとめを始めます

2008年03月26日 | 活動報告

 議会が終わると、まとめをおこなわなければなりません。

 自分の質疑・発言に間違いはないか(「言い間違い」もありますし、事務局作成の議事録が間違っていることもあります)、当局答弁の内容確認(担当者に答弁そのものの確認や、更に今後の考え方を聞いたりもします)、質疑・討論の結果出てきた課題などなど・・。

 それから、議題を一緒に検討した、多くの市民の皆さんに結果を報告し(これまで十分ではありませんでした。反省しています)、今後の課題を一緒に考えていくことになります)。

 何週間もかかる仕事であり、そういう点で、議会活動は会期中だけではなく、日常的におこなうものだと実感します。

 また、議会中に先送りしていた諸々の仕事に取りかからなければなりませんので、「議会が終わってゆっくりした」気分は、翌日には吹っ飛んでしまいます。

 しかしそれでも、議会(会期中です)の取り組みで得たものを確認していくことは、自分が議員として為し得たものを確認できる、嬉しい作業でもあります。

  


 

 


3月議会終わる

2008年03月25日 | 活動報告

 今日で3月議会が終わりました。

 私は、一昨日、昨日と睡眠時間を大幅に縮小しましたので、今日の3本の討論でぐったり疲れました。

 毎議会、終わると色々な反省がありますが、ともかく今日は、開放感があります。
 議員が一番ゆっくりする日かも。


 そして3月議会終了日には、議会・当局・マスコミの懇談会と称する飲み会がおこなわれます。

 議会中は、激しくたたかった者同士も、今日の懇親会は、不思議な連帯感のようなものがあり、「議会のあるべき姿」などいつもより前向きに論じてみたりすることもあります。

 ところが今回は、議会代表が「みんなで通した予算ですから、みんなが責任がある」と言ってみたり、当局代表の一人が「議会では品位のある討論を」などと野党を揶揄してみたり、見識に欠ける発言があって、うんざり。

 オール与党体制のおごりか、それともそもそもレベルが低いのか・・。

 私の会費払ってもらおうかな。



 


3月議会、最後の準備

2008年03月24日 | 活動報告
 今日24日(月)の予算委員会と本会議、25日(火)の本会議で3月議会もいよいよ終わりです。
 
 私は、予算・条例全体への反対討論、「保育充実を求める請願」、「労働者派遣法改正に関する意見書」の討論を担当することになりましたので、昨日も準備に取り組みました。

 意見書は自分で発議したものですし、請願は既に委員会で討論していますが、本会議での討論をまとめるのは、また別の努力が要ります。

 市民の目に触れ、議事録に残るものであり、正確さとともに、訴求力が大事です。

 まあそういうものは、見識、政策力など、付け焼き刃でジタバタしても始まらないものではありますが、能力を出し尽くさなければなりません。

 午前中は、町内の資源回収があり、夜も町内の集まりがありましたので、夜なべ仕事になりました。


  そして今日が最後の仕上げです。ああ眠い。



世界と日本の平和を鶴岡から~ワールドピースナウ鶴岡~

2008年03月23日 | 平和と民主主義・外交
 22日(土)、アメリカによるイラク侵略戦争開戦5周年に世界の平和を願う、ワールドピースナウ」がおこなわれ、鶴岡でも駅前広場で集会、近辺でのピースウオークがおこなわれました。

 開戦の日は20日ですが、行動は「参加しやすい日」ということでこの日になったようでした。
 マスコミに知らせるでも無くおこなわれたようで、参加者は60名程度でしたが、労働者(労働組合)、医療関係者、戦争体験者などなど、様々な方からの一言づつのスピーチがあり、平和への思いがヒシヒシと伝わってきました。

 ピースウオークは、天候にも恵まれて、大変気持ちよくおこなわれました。

 日本中でおこなわれたこの行動が、世界の人々の行動と一つとなって、イラクでのアメリカなどによる侵略・抑圧をできるだけ早くやめさせる力になることを願います。
 
 ワールドピースナウHPhttp://www.worldpeacenow.jp/

福祉団体で市政報告

2008年03月21日 | 活動報告
 21日(金)、高齢者福祉の事業をおこなっている団体から、「3月市議会の内容を教えてほしい」という要望があり、市議団から私が参加して報告をおこなってきました。

 団体の役職員10数名の方に対し、簡単なレジメを配布して、今議会に提案されている議案の特徴点を、特に福祉・介護・医療の分野を重点にして報告しました。

 20分程度の時間でしたので、項目を挙げて見せた程度に終わりましたが、それでも、具体的な議会でのやりとりなどは興味深そうに聞いてくれました。

 今回の報告の準備にも、3,4日前から結構時間を使ってしまいましたが、自分でも勉強し直す良い機会となりましたし、「もっと勉強しなきゃダメだ」と反省させられたという点でも良い機会でした。


日本共産党大演説会に参加

2008年03月20日 | 活動報告
 山形市でおこなわれた、日本共産党大演説会に参加しました。

 衆議院山形選挙区予定候補者の佐藤まさゆきさん、衆議院議員の高橋ちづ子さん、衆議院国会対策委員長の穀田恵二さんのお話を聞き、国の政治を大本から切り替えるためには、日本共産党の前進がどうしても求められているということを改めて痛感しました。

   

小学校卒業式に出席

2008年03月18日 | 子育て・教育
18日(火)午前中、地元の朝暘第一小学校の卒業式に来賓として出席しました。

 一小は、今年度で創立百周年、昨年には百周年記念の諸事業が行われました。
( 記念式典・祝賀会 http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=editentry&eid=948f8b48e9836c51f843c2a584c0f96f
 タイムカプセル開封式 http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=editentry&eid=539019ac38319c98915beb1d464d2b03 )

 今年度卒業する92名は、11917人~11985人目ということで、百周年の歴史が感じられます。

 今年卒業する子どもたちが6年間に学校図書館から借りた本は、平均902冊。千冊を超えた子も22人いるそうです。読書量だけではありませんが、ここにも「学校図書館活用教育日本一」の活動の一端が現れています。

 凛々しい顔で、落ち着いて式に臨む姿は、中学生でもどうかと思うほどです。
 
 卒業を祝うメッセージの中に、絵本作家の土田義晴さんからのものもありました。
 「中学校では、どんなことでもいい、自分が夢中でやり遂げたいことを見つけて下さい。」と書かれていました。(勝手に紹介してすみません)

 一小を訪れ、絵本を贈るなど、一小の子どもたちを支援している土田さんの思いの込められたメッセージに胸が熱くなりました。
 
 私も、卒業生たちがそういう中学生活を送ることができることを、心から祈りたいと思います。

   

新しい仲間を歓迎

2008年03月16日 | 活動報告
 最近、日本共産党に入る人が増えています。

 昨年の参議院選挙で、「戦後ずっと続いてきた自民党政治はもうたくさん」という国民の願いがはっきり示されました。

 ところが、願いを託した民主党は、いきなり「大連立」に走り、自民党と同質の政党であることを自ら明らかにしました。

 その後も、道路特定財源、後期高齢者医療制度、在日米軍問題などなど、あらゆる問題で、「民主党は何を変えるのか」という大きな疑問が広がっています。

 そういう中で日本共産党の存在意義がわかりやすくなり、日本共産党に入る人も、昨年秋頃から全国で毎月1千人ほどになっています。


 今日は、地域の党支部の新入党者歓迎会に出席しました。

 今回入党した方は、私からみると親の世代の方ですが、長年ご商売を続けながら日本共産党を応援してきてくれた方です。
 「党は、厳しいところ」というイメージがあり、「自分が入るなんて思ってもみなかった」そうですが、今回改めて誘いを受けて、「党の人は皆まじめで、優しい」「自分が入ることが何か役に立つなら」と入党を決意して下さったものです。

 歓迎会の会場は、えるさんでもなく、寿司屋でもなく、支部長のご自宅。
 料理は党員の手作り(とは言っても、元調理師の方もいて、味の方はプロ級)。
 質素ながら心のこもった歓迎会で、暖かい気持ちのあふれる、楽しい会になりました。


 日本共産党は、「まじめで、自分のことだけでなく、社会のこと、周りの人のことを思いやれる人なら誰でも入る資格がある」開かれた政党です。

 特別の能力は求められず、一人ひとりの得意を活かし、自主的、自発的に活動します。

 もっともっと沢山の方に入って頂きたいと思います。  

郷土の先人、池田勇作・郁を忍ぶ

2008年03月16日 | 市政全般

15日(土)、治安維持法犠牲者:池田勇作と郁を追悼する会に参加しました。

 池田勇作という人は、鶴岡出身の戦前の日本共産党活動家で、鶴岡で労働者の文化運動を起こした後上京、論壇で全国的に注目される活動をおこなった方、郁とはその妻であった方で、勇作は治安維持法で投獄されて獄死、郁も投獄され、出獄後ほど亡くなったと言います。

 この日おこなわれた元日本共産党衆議院議員の松本善明氏の記念講演では、
 勇作が、「天皇制に反対し、侵略戦争に反対する」という、当時の日本では命がけの活動で、労働者向けの雑誌を創刊するなど粘り強い組織活動に取り組みながら、「経済日本」の懸賞に一等入選するなど、作家としては檜舞台で活躍していたことなどを紹介、
 「あの時代を語り、受け継ぐために」として、映画『母べえ』や、亡妻いわさきちひろの作品を紹介しながらのお話をされました。

 この鶴岡に、これほどの活動をおこない、わずか30才で生涯を閉じた偉人がいたことに、大きな感銘を受けました。

 この日の会は、地元はもちろん、全国からの参加も含めて250名余り集まり、大変な盛会でした。


厚生文教常任委員会で精一杯質問。「早くやめろ」の声

2008年03月15日 | 市政全般

14日に厚生文教常任委員会があり、いろいろな問題を取り上げました。
委員会の内容については、「議事録非公開」ということになっていて、本会議での質問・討論と違って、「議会だより」などにも詳しく載ることはありません。
 しかし、本会議での質問が当局による事前の聴取にもとづいて答弁も準備されるのに対し、委員会の方は、そういう決まりはなく、議員と当局と丁々発止のやりとりがおこなわれる(こともある)、エキサイティング(?)な場なのです。

 実際は、質疑の低調な委員会が多いようですが、私は委員会を重視し、出来る限りの問題を取り上げています。
 今回、当局提案の議案に対しての質問で取り上げた問題は以下の通りです。

 ☆高齢者等ミニデイサービス事業が一般財源の事業から、介護保険事業の中に吸収された問題(介護保険では、加入者の保険料が使われることになる)。

 ☆学童保育所について、
   ①新年度の見込み、
   ②施設確保、運営に関する基準(ガイドライン)を作るべき
    「教育委員会、学校現場・・企画部門とも連携しながら検討していきたい」と答弁。
   ③六学区学童を西部児童館に「吸収」する問題
   ④軽度発達障害児への支援。保育園・幼稚園から学校への受け渡しの強化。

 ☆保育園について
   ①市立保育園の民間委託の問題点。市立保育園の体制の確保・充実。
    市立13園の園長のうち、21、22年度に11人が定年になる。過労で倒れてしまった人もいる。職員約110人の4割が50代で20代は数人。
    「必要な職員については要望していく」と答弁。
   ②私立保育園への援助強化
   ③21年度に民間委託するとされている、貴船保育園の委託先選考のあり方。

 ☆がん対策、特にたばこ対策の強化

 ☆20年度に廃止される「ランドセル支給事業」(旧藤島・羽黒・朝日の事業)について、廃止後の住民の取り組みへの支援。

 ☆全国学力テスト
   ①H19年度4月のテストの結果は、「子どもの指導に活かす」ということだったが、活かされなかった。
   ②学校毎の結果は公表しない」ということだったが、教育委員会内の会議でも公表しないか。
   ③教育委員会での討議は十分で無かったと思うが、市民的な議論で是非を検討すべきだ。

 ☆学校図書館司書
   ①大規模校の正規職員配置を臨時職員配置に切り替える施策はやめるべき。
   ②小規模校にも配置すべき。
    「配置を予算化している」と答弁。  

 ☆夏場に高温となる小中学校教室の対策について。
   つる性植物の栽培による「緑のカーテン」を提言。
   「対策として有効かと思うので、検討させていただきたい」と答弁を得る。
 
 ☆学校の遊具の点検・補修
   遊具製造メーカーの業界で「耐用年数」の基準を準備している。それも参考にしながら、補修を強化すべき。
 
 ☆スポーツ少年団
   ①成果と問題点
   ②「子どもの健全育成の事業」として、適正なものとするために「市として踏み込んだ働きかけ」を要請
   「スポーツ少年団本部と話し合いながら、考えていきたい」と答弁を得る。

 ☆介護保険
   ①一昨年の制度改悪後の状況
   ②「介護予防」の効果の検証
   ③改悪によってサービスの対象から外された方、「介護サービスから予防」に回されたことによってサービスの利用をやめた方などの把握
   ④特別養護老人ホーム入所待ちの方の状況
 
 ☆荘内病院の看護職員の労働条件
   ○所定休日の取得もままならず、翌月に「繰り越し」ている。
   ○夜勤回数が県内市立病院の中で多い。
   
 以上でしたが、委員会質疑の半分以上を私が使っているような状況で、業を煮やした与党の議員から、「この調子では今日中に終わらない。早く進めろ」などという、「動議」のような発言がありましたが、予定していた質問は、最後までやり抜きました。