眠りたい

疲れやすい僕にとって、清潔な眠りは必要不可欠なのです。

懺悔

2005-04-30 | 音楽
悔しい
自分の小ささが
優しさひとつも持てないことが 悔しい

どうでもいいように思えることに
一喜一憂し
大切な者を大切にすることが出来ない

奇妙な意地が
僕の悪意を増幅させる
声にならない叫び

僕は語ろうとすることを止め あらゆる外界を遮断する

優しさを侮辱し
コミュニケーションをかたくなに捨て去る
その瞬間

僕は
僕の人生の小ささに
驚き 呆れる

悔しいね
自分の馬鹿さかげんが
あらゆる優しさに
許され
生かされているのに

僕は
馬鹿だ



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傷口

2005-04-06 | 
君は
僕を信じられないという
傷口に
つける薬をもっていない

かすれた笑い声も
何処かに 消えてしまった
夢の名残りが
少しだけつらいね
ぱらぱらと
小さな拍手が 聴こえた


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アンドリュー・ラティマーと浅井健一

2005-04-05 | 音楽
アンドリュー・ラティマーは70年代のプログレッシブロック、「キャメル」のオリジナルメンバーだ。「キャメル」というバンドは何度もメンバーチェンジを繰り返し、いつしか活動を中止した。ラティマーがほとんどソロ名義でキャメルの活動を再開した時、あわてて僕はアルバムを手にいれた。「怒りの葡萄」というアルバムは、永い間活動を停止していたラティマーにとった渾身の一枚だ。スタイン・ベックの小説をモチーフにしたこのアルバムは、とても美しい音楽の世界につらなっているのだ。ラティマーはこのアルバムで活動を再開するにあたって、小さな自分たちのレーベルを立ち上げたようだ。音楽産業はムツカシイ。そういえば、何年か前、あのアラン・ホールズワースがレコード業界に嫌気がさして音楽から足を洗った、なんてウワサも耳にした。ギターの神様でもそうらしい。
ラティマーのギターの魅力はなんてったって音色だ。独特なトーンをしている。
そして、なにより痛いギターを弾く。
フレーズは今のギタリストよりもテクニック志向ではない。一音のトーンが氷のように背筋をゾクッとさせる。

痛いギター。
椎名林檎がいっていた。浅井さんのギターの痛さが欲しかったってね。分るような気もする。
始めて浅井さんの音を聴いたのは、沖縄のライブハウスでだ。
それまでブランキーもあまり耳にしなかった僕には、そのプレイはあまりにも衝撃だった。痛み、繊細さ、ロックンロール、完璧だった。一発でほれ込んだ。飲んでいたビールの紙コップを興奮して握りつぶしていた。
友達に薦められ、「シャーべット」の1stアルバムも手にした。
あまりにもその世界にはまり込み、そのアルバムは僕の大好きで大切のアルバムになった。
詩の世界、そしてあの切ない叫びにもにた声。
よく外国のアーティストの音楽を聴くと言葉がわからなくて、悔しかったりもする。
そんなとき、浅井さんの世界が感じれる日本人敵な僕でよかった~、っておもうんだ。

酒を飲みながら、AJIKOの映像を眺める。
非常~にかっこいい。
   
      グレッチのギターは浅井さんによく似合う。
      僕もグレッチ欲しいな~・・・。






























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2005-04-04 | 
失っていくのは怖い
  忘れてゆく 瑣末な日常の断片達

  頼りない足取りで
 君は歩き
  見失ってしまうのだろう

  割れた ガラスの
    破片の 一枚に
誰の誕生を 祝福しよう

  もう 忘れてしまったのに
 
位置取りは むつかしい
  惑星が多すぎて
自分の星を 探せない 天体望遠鏡

 忘れてゆく 怖さ

       「台湾ズ」とゆうバンドをつくったよ
   音で遊ぶのは楽しいね
    最近あった 幸せな一コマ

断片ばかりで 全体が見えなくって不揃いだ
   
   どうか
 明日をわすれませんように



                                 祈ろう

コメント (2)
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