おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

小平薬膳を楽しむ会『冬至の薬膳』

2012年12月21日 17時59分13秒 | 薬膳講座
小平薬膳を楽しむ会、今日のテーマは『冬至の薬膳』。
今年最後の会です。

季節の行事もテーマに取り入れたいとご希望もありました。

今日は一年中で最も昼の短い日。
冬至は暦の上では冬の最中で寒さの厳しい時期ですが、この日を 
境に日が伸び始めることから、古くはこの日が年の始点と考えられて
いました。
この日は、柚子湯を立てたり、お粥やカボチャを食べて無病息災を祈ります。
 
陰陽では、冬至は一年で陰が最も盛んな日です。
この日を境に陽が地下で成長をはじめ、 春分の日に陽が表に出て、
陰陽転化となります。



・八宝粥
  うるち米、もち米、黒米、小豆、松の実、胡桃、なつめ、
  クコで8種。
  立法は、益気補陽。


・羊肉のスープ
  ねぎ、生姜、にんにく、小茴香、大茴香、きくらげ、香菜、
  紹興酒、塩で。
  立法は温陽益腎。

・かぼちゃのファルシー
  詰め物は、海老と玉ねぎ。
  オーブンで焼きます。にんじんも一緒にオーブン焼きで。
  生姜だれをかけて。
  益気補陽。

  かぼちゃを半分にして、海老と油なしで炒めた玉ねぎ、米粉で
  詰め物をし、焼き上がったところ。

  

・柚子ようかん
  柚子の香で、気の巡りをよくします。

冬至に欠かせない、かぼちゃと柚子を使いました。

会員の皆さん。今日はお休みがちょっと多かったです。









最後に皆さんと記念撮影。


今年もありがとうございました!

コメント
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