先にアップした「娘の着付けレッスンに挑戦」では、
教える側にいくつかの反省点がありました。
覚書としてアップしておきます。
いえ、「ねんねんころりん」の
おふざけではなく~~
まあ、それはそれとして
「きもの道」という言葉もあるくらい
ですから、もう少しまじめに、ね。
① まずサイズですね。
娘は与えられたきものを、「これがいい」と好みに
したがって選ぶだけです。
当然サイズのことは頭にない。
外で習う着付けも同じですが、
これまでサイズのことに触れられたことはなく、
これは、教える側は当然サイズの合ったものと
思って教える。
しかし昔と違ってリサイクルやアンティークを
着る人が多くなり、この点ちょっと気をつけなきゃね。
あとで、「あら、少し大きいわね」「小さいわね」と
調整されることがあるようです。
娘と私はおおよそ6センチほど身長が違います。
なのに、今回練習用に使ったのは、着丈150センチ、
おはしょりがあまり出なかったのも無理はない。
いきなりの着付けレッスンだったので、
そばにあったものを使ったのですね。
これはNGですね。
3センチくらいおはしょりが出たのは、
紐をウエストではなく腰骨で結ぶクセがあるからです。
このほうが安定するとは笹島先生の教えです。
②襟周り。
きもので一番乱れやすいのは襟周りです。
おふざけをしなくても、動いているうちに
襟周りがぐずぐずしてきます。
おふざけをした割には崩れなかったほうでしょうか。
着物を着たあと、崩れていると、きものをめくって
襦袢につけた半襟の先のをひっぱって、
首周りに添わせるますが、
下襟に着けていた足し布が腰回りの紐に隠れて
不明、引っ張ることができませんでした。
そこで、襦袢の足し布、下前のほうだけ長くして、
紐のしたからのぞかせるようにします。
こうするとすぐに場所がわかり
ひっぱりやすくなります。
③ 3点目は帯揚げです。
今回使ったのは、これも手短にあったスカーフでした。
これが短すぎた。
短い上にかさばって結びにくい。
故に帯揚げの部分がごちゃごちゃしてしまいました。
まだまだ反省点はあると思うのですが、
取り急ぎ気づいたことです。
それでも、今まで処分するかしないか
迷ってきたきものの
選り分けの見当がつきました。
これから娘がどれだけ着物に興味を持ち、
着る機会があるのかは不明ですが、
①ある程度サイズのあるもの。
②娘の着そうなもの。
かすかな希望の光ではありますが、
(娘、これから忙しくなるので)
「アッ、これ可愛い、娘用にポチしておこう」
なんて、また増殖しないように
気を引き締めていかないとね。
いつも応援ポチ
ありがとうございます。