広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

弘前駅の装飾

2010-10-31 19:03:04 | 津軽のいろいろ
昨日に続いて、弘前の話題です。

おなじみ、弘前駅構内(改札内)の装飾。
ホームから橋上駅舎に上がると、
「ようこそ弘前へ!」
昨年秋のと同じような、紅葉の岩木山とリンゴの収穫のオブジェ(?)があった。
りんご箱の上に座布団があり、座れる(隣にちゃんとした待合室もありますが)

どーも
※別の年の飾り付け途中の光景はこの記事末尾
弘前駅がこれだけで終わるわけはない。

向きを変えて改札口のそばには、
東北新幹線新青森開業のセット!
トンネルから頭を出したE5系電車「はやぶさ」(来年3月から運行開始予定)のほか、「青森ベイブリッジ」や三角形の建物「アスパム(青森県観光物産館)」の模型もあり、青森市の風景をイメージししているようだ。
※実際は、ベイブリッジやアスパムは在来線の青森駅のそばにあり、新幹線の新青森駅があるのは別の場所です。

青森・新青森駅は盛岡支社管轄なのに、秋田支社管轄の弘前駅がこれだけ力の入った装飾をするとは、青森の新幹線に対する期待がうかがえる。

それにしても、相変わらず手の込んだ装飾。
橋やアスパムもそうだけど、E5系電車、
このフォルム
実車を見たことがないけど、かなり精巧だ。
手先の器用な人がいるんだろうな。さすがJR。

さらに、
3つのスイッチがあった
「照明」のスイッチはE5系の車内灯などが点灯した。
「アスパム」とラベルの貼られたスイッチを入れると、
アスパムの窓に「JR」の文字が点灯!
そして「E5系」のスイッチを入れると、なんと新幹線の車両が動き出した!!

どういう仕組みか知らないが、わりと勢いよく、「ゴロゴロ ゴロゴロ」と音を立てて動くものだから、セットの外に飛び出さないか心配になった。
といっても、トンネルから出たり引っ込んだり、30センチくらいしか移動しないんだけど。
それにちょっと恥ずかしかった…

ほかにも、
開催中の「弘前城菊と紅葉まつり」に合わせた装飾

恒例の改札口の上の「発車標」裏面を活用した、
五能線(十二湖まで)の沿線紹介

「わさお」もいます
やっぱり弘前駅の装飾は期待を裏切らず、訪れる人を楽しませてくれる。


ところで、弘前駅で気になるのは、以前も書いたけれど、弘前駅の待合室兼キオスクのスペースが狭すぎること。新幹線開業後、利用客が増えたらどうなるだろう。
なお、キオスクはSuicaが使えるようになったようだが、ホームの飲み物の自販機は未対応だった。※JRの乗車には使用できません。


新幹線開業のほかにも「弘前城築城400年祭」を来年に控え、弘前は歓迎ムードが強く、改札の外には自治体などがさまざまなアイテムを設置していた。
 ※築城400年祭マスコットについては後日、改めて紹介します。
改札口正面の自由通路には、
新幹線開業までのカウントダウン
裏面のシールによれば、青森県(企画政策部新幹線・交通政策課)が設置したものだった。

1階へ降りる吹き抜け部分には、
いろんな横断幕・垂れ幕
市や青森県観光連盟などが設置したようだ。そういえば「毎月5日はりんごを食べる日」の幕はなくなっていた。


10月4日から11月1日まで、弘前駅の自由通路の愛称(ネーミング)募集が行われていた。12月4日の新青森開業イベントで表彰式が行われるそうだ。
秋田では「Weロード」「ぽぽろーど」とか名前が付いているが、そういえば2004年12月に供用開始された弘前駅の通路には名前がなかった。

あとは、駅ビル「アプリーズ」で、耐震補強工事が行われていた。12月までには終わるらしいが、駅舎・自由通路との接続部分は完全に封鎖され、一度1階へ降りて駅の外へ出ないと入店できなくなっていたし、つなぎ目にあるドトールコーヒーは一時閉店していた。
アプリーズは1982年にオープンしたようだが、耐震補強が必要だっとは意外。じゃあ、それよりやや古い秋田ショッピングセンター(旧イトーヨーカドー)は大丈夫?

続きます
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最近の秋田市中心市街地

2010-10-31 19:01:54 | 秋田のいろいろ
しばらく紹介していなかった、秋田市中心市街地のようすをまとめてアップします。
●秋田ニューシティ解体 ※前回はこちら
前回アップ後、10月19日頃に、最後まで残っていた北側の屋根(ひさし)が撤去された。
また、日銀寄りと旧ミスタードーナツ寄りにあった、縦長の看板は、下からひさしと同じ程度の高さまでが切断・撤去され、中途半端な状態になっている。
手前の電柱の上が縦長看板。ずっと奥がひさし跡
これで、本体外回りの工事は一段落した模様。
北東角の交差点。柵の切れ目が塞がれた
ここに面した2台のエレベーターは、閉鎖後はずっと右側が上の方(5階?)、左側が1階で止まったままだった。(最後は10月2日に確認)
ところが10月29日夜には、上の写真の通り、2台とも最上位(屋上?)移動していた。
もしかしたら内部の解体材の搬出にエレベーターを使っているのか、解体作業の邪魔になるので動かしたのだろうか。動力はどうしているんだろう? まだ電気が使えるのだろうか。

現在は、上階から順に内部の解体・搬出が行われており、先週は2~3階が対象だったようだ。
一方、本体西側の駐車場棟には足場が組まれた。(下の写真中央のグレーの部分)
南東側、竿燈大通りから撮影。手前は日銀秋田支店
外回りの柵には、10月16日頃からこんな看板が新設された。
いわゆる「オジギビト」
なぜかブチ犬も一緒。

※次の記事はこちら

●イトーヨーカドー閉店後 ※前回はこちら
壁面に残っていた電飾文字もすべて撤去された。
文字の跡。配線は「o」1か所だけから出ているのかー
外回りの工事が行われるようで、先週頃から足場が組まれ始めた。今のところ告知などはない。
買物広場バス乗り場側

29日の夜、2階のぽぽろーど側入口を通ると、
閉店のお知らせの掲示がめくれてシワシワ
雨風があたる場所ではないし、縁をびっちりテープで留めていたので、人の手によるものか?
ヨーカドー関係者はもう秋田にはいないと思うが、誰かが直すのだろうか。
※続きはこちら

●日赤病院・婦人会館跡地 ※前回はこちら
30日の時点で、ヒマラヤスギの伐採材はすべてなくなっていた。
代わりに重機と資材が待機

既に解体工事に入っている、日本生命秋田ビル
ビル左側の駐車場のタワー(?)の壁がなくなり、骨組みがむき出しになった。

そして、仲小路も明日11月1日から、ついに完全通行止め。
看板の上に貼られていた掲示に、さらにもう1枚貼られた
※続きはこちら

●三井アーバンホテル跡 ※前回はこちら
ホテル跡のビルを、福祉系施設「きららアーバンパレス」に改装する工事。
工事自体は11月30日までと表示があったが、一部報道では、11月に一部がオープンするようだ。
今日の時点では、竿燈大通り側の足場は撤去され、正面玄関には看板があった。
ピンクの看板

茶色の建物と合わないような…
西側には足場が残っていた。
足場の下の壁面に文字が
「総合福祉医療ステーション KIRARA URBAN PALACE」とあるようだ。屋上にはロゴマークも。
※続きはこちら

●広小路アーケード撤去後の融雪 ※前回はこちら
広小路のアーケード撤去に際して、撤去後の歩道に融雪装置(ロードヒーティング)の設置を商店街から行政に要望するような話があった。
10月25日の「日刊秋田建設工業新聞」サイトによれば、道路管理者である秋田県が融雪装置を設置することが決まった。今年度に設計を行い、来年度以降に着工(アーケードが撤去されてからでないと工事できないからね)するとのこと。
広小路両側と、旧協働社付近からみずほ銀行付近(秋田農林ビル)までに設置される(一部区間は既存装置を更新)ようだ。
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岩木山とりんご公園

2010-10-30 19:54:47 | 津軽のいろいろ
久しぶりに弘前へ行きました。
花見の時以来だけど、花見の弘前は混雑していたため、じっくり弘前を訪れたのは、1年ぶり。
一泊して翌日の岩木山は、
頭が雲の中(城東北のさくら野弘前店内のホテルから)
雲の切れ間に日が差すと、
雪と紅葉!
中腹付近が色づいているようだ。青空の中で見られれば、美しかっただろうに。

ところが、昼前後には徐々に雲が晴れてきた。
そこで一昨年昨年に続いて、今年もまた、「弘前市りんご公園」へ行ってみた。
手前は一面のリンゴ畑です
岩木山は左上に少しだけ雪。2日前(27日)の初冠雪の雪が残っているのだろう。
太陽の位置や雲の位置の関係上、赤く染まった山腹ははっきりとは見えないが、この光景を見ると「弘前に来た!」と実感できる。
リンゴ畑を歩く。こんな経験はここでしかできない(一般農家のリンゴ畑に入ると怒られます)
公園内や園外の農家のリンゴ畑では、収穫作業が盛んに行われていた。既に「ふじ」の収穫が始まっていて、10月いっぱいは長期保存(CA貯蔵)用、以後はすぐに出荷するためのリンゴの収穫がメインのようだ。

りんご公園の話題をいくつか。
●準原木
柵で囲まれたリンゴの木
このリンゴは幹が太く、見かけが他と違う。でもたくさんの果実を着けているのは同じ。
これは「ふじ“準原木”」と呼ばれる木で、最初の1本の「ふじ」(原木)の枝を、接木したもの。
ふじの栽培技術の研究・普及に尽力した農家の土地にあったが、3年前にりんご公園内に移植された。しっかり根付いているようだ。

●マッキントッシュのその後
昨年の記事などで、園内の品種見本園に1本だけある「旭」という品種のリンゴを取り上げていた。
アメリカの「McIntosh」という品種を日本に導入し「旭」と名付けたもので、アップルコンピュータの開発者がこの品種が好きだったため、同社のパソコンのブランドが「マッキントッシュ(Macintosh)」になったと言われている。

津軽の気候に合わなかったのか、見本園の木は1度枯れて更新されたらしく、細い木が植えられており、札も厚紙にマジックで「旭」と書いただけのものだった。
だけど、今回見てみると、
 
ちゃんとしたプレートが設置され、木も成長していた!
背が伸びて、何本か枝分かれしている。来春には花が咲きそう。

●りんごもぎ
「りんごもぎ…体験」
リンゴの収穫のことを、津軽では「りんごもぎ」と言う。
りんごをもぎ取るんだから、おかしい表現ではないが、他県の人に通じるかな?

この日は、「北斗」が収穫体験できたようだ。
観光バスで台湾? の団体さんが来園していたが、収穫体験もしたのだろうか。

●りんご公園カー
りんご公園の公用車?
白いボディに控えめに赤いリンゴの実と「Hirosaki Apple Park りんご公園」の文字がかかれている。

●リンゴ畑のバス停
弘南バスのバス停。「弘前りんご公園」と表示されているが、正しくは「弘前“市”~」ですけど
バス停のポールの真横で、黄色いリンゴ(王林かな)が実っていた。
もしかして、日本で一番リンゴ畑に近いバス停だったりして。

といっても、このバス停は公道上にあるのではなく、公園内の敷地、駐車場の前にある。
おなじみリンゴポストも。オレンジ色のは公園のゲート

反対側(駐車場との間)には赤いリンゴがなっていた
弘前駅行きのためのぶ号は、Uターンせずにこのまま発車し、公園の駐車場を通り抜け、リンゴ畑の中の道を数百メートル走って、元のルートに出る。わずかな区間だが、この車窓も楽しい。

●バスの便
りんご公園へバスで行く場合について、個人的にメモしておきます。(参考にされる場合は、弘南バスのサイト、観光案内所等で各自ご確認願います)
・ためのぶ号
公園内に乗り入れるバスは、上の写真に写っている「ためのぶ号」だけ。
 弘前駅-津軽藩ねぷた村-市役所(弘前公園)-茂森町-茂森新町-りんご公園 のルート。

市役所前は、土手町循環100円バスとは違う位置のバス停なので注意。
運賃は100円の区間と200円の区間がある。りんご公園から乗った場合、「中央通り二丁目」まで100円。「弘前バスターミナル」と「弘前駅前」まで乗った場合だけ、200円になるらしい。

ただし、1日4本だけに減便されてしまったし、12月から3月は運休なので、ためのぶ号だけで行き来するのは、あまり現実的でない。
そこで、次に示す一般路線バスを使うと、(運賃は高いけど)そこそこ便利。(弘前市でも弘南バスでもぜんぜん宣伝していないのだけどね)

・常盤坂入口
公園の前の県道にある「常盤坂入口」バス停からなら、数百メートル歩けばりんご公園。おおむね1時間に1~2本程度は運行されているが、特に弘前市内へ戻るダイヤは不規則なので、注意。
弘前駅・弘前バスターミナルからは280円。弘前市役所・弘前公園からは210円。
次の行き先のバスが常盤坂入口を通る。
 田代(西目屋村役場)、大秋(たいあき)、川原平(“枯木平”と紛らわしいので注意)
 ロマントピア(水木在家)、藍内、相馬

・茂森線も使えた
【2014年1月7日追記】茂森線は2014年2月から大幅減便されることになり、実質的にりんご公園の行き来には使えなくなります。
以前から気になっていた方法を今回実行した。
「市役所・四中校・市役所」【11月4日訂正】「弘前駅・大学病院・四中校・大学病院・弘前駅」とかいう表示の「茂森線」を使い、「茂森新町」で降りて歩く方法。
【11月4日画像追加】茂森線
この「茂森線」は運行形態が変わっている。路線の末端部分で環状運行し、明確な折り返し地点(終点と始発点)がないまま、復路の運行に入る。
(秋田市の「泉ハイタウン線」や「二ツ屋福島線」でも同様の運行方法が取られている。)

途中までは上記の「常盤坂入口」を通るバスと同じルートで、「茂森新町」から反対へ曲がり、第四中学校(「四中校」)・「新寺町角」を通り、元のルートへ復帰する。

僕が乗ったバスは、なんと青森市の青森営業所の車両・乗務員で運行されていた。
はるばる青森からやって来て、弘前市内完結の路線を走るとは、ご苦労なことです。
茂森新町には丁字路があり、りんご公園方面へ右折してすぐに「茂森新町」バス停があるが、茂森線は左折するので、左折してすぐの所にもバス停があり、そこで降りた。
弘前市役所・弘前公園から180円。10分ほど歩いてりんご公園に着いた。

天気が良くて歩いてもいいのなら、この方法も使える。道幅が狭いので、車に注意。
ただ、帰り(同じバス停から乗ることになる)は、少し時間がかかるはずだし、もしかしたら運賃が高くなるかもしれない。

まずは津軽の秋らしい光景をご覧いただきました
明日以降、ほかの弘前の話題を順次ご紹介していきます。次はこちら
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ランチパック通販2

2010-10-29 23:39:57 | ランチパック
前回に続いて、通販で買ったヤマザキランチパックを紹介します。残りはスイーツシリーズ5つ。
横濱馬車道あいすカスタード味 横浜第二工場(横浜市都筑区)製
今月の通販の目玉だった商品。10個のうち9個は自由に選択できたが、残り1個はこれを買わないとならなかった。
タカナシ乳業から原料供給を受け、同社の「横濱馬車道あいす」というアイスクリームをイメージしたカスタードクリームが入っている。
とろり
かつての「ランチパックミルキークリーム」を連想させる、滑らかなクリーム。
味はミルキーとは異なるが、カスタードにしてはしつこくなくていいと思う。量が多めなのもいい。132kcal(1個当たり、以下同)。

りんご入りカスタード 松戸第一工場製
前回紹介した「スイートポテト」と同じ、「ゴロッと素材」シリーズ。
昨年末には、青森県産リンゴのジャムとカスタードが入った製品があったが、こちらは刻んだ果実そのものが入っている。産地は特に記載なし。
リンゴが見える
サクサクとしたリンゴの食感があるし、リンゴの味や香りもいい。これは気に入った。149kcal。

もち&ミルキーホイップクリーム 松戸第一工場製
あのミルキーシリーズが今度は餅(求肥)と一緒になった!
ミルキークリーム自体も、以前はとろりとしたクリームだったが、これはミルキーのれん乳を使ったホイップクリーム。
求肥がびろーん
通常のランチパックのホイップクリームとは違う。ちゃんとミルキーの味がしておいしい。しかも、意外にも求肥と合う。166kcal。

以上、今回もさすがランチパックと思わせる、ユニークでおいしい商品だった。
だけど、残り2つは、個人的にはちょっと口に合わなかった。(あくまでも一個人の感想です)
カフェオレクリーム 武蔵野工場(東久留米市)製
ミカドコーヒー4%入りのカフェオレクリーム」が入っている。
ミカドコーヒーとは知らなかったが、軽井沢や首都圏などに展開するコーヒー屋らしい。
おいしそうに見えるけど
僕がコーヒーをあまり飲まない(嫌いじゃないけど好きでもない)ためだろうが、苦い!
とても濃厚なコーヒーといった感じだ。クリームと合わせたりしたらいいかも?
151kcal。

クリームソーダ風味 松戸第一工場製

ソーダ風味とバニラ風味のクリームが入っている。
なんだか知らないが、ソーダのシュワシュワ感もちゃんとする気がした。でも、クリームソーダとはちょっと違う気も…
そして、かなりこってりしている。
カロリーを見てびっくり。今回買った中で最高の236kcal!!
【2011年7月7日追記】翌年7月に「メロンソーダ風味クリーム」というのが発売されたが、この「クリームソーダ風味」とは別物。これはおいしいと思った

楽しかったけど、1度に10種類はさすがに少し辛かった…
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ランチパック通販1

2010-10-27 20:36:30 | ランチパック
先日、1種類だけ紹介した、通販で買ったヤマザキランチパックの残りを、2回に分けて紹介します。
まずは、「調理パン」扱いの「惣菜シリーズ」を2つ。
チーズが香るナポリタンスパゲティ 松戸第一工場製
パルミジャーノ・レジャーノを使って、チーズの香り豊かに仕上げたナポリタンスパゲティをサンドしました。
包装右上に「ビストロヤマザキ」というロゴがある
いつもの男の子・女の子も、控えめにロゴに収まっている。
なんだか高級そうでおいしそう。僕はチーズが好きなので、期待していた。

「パルミジャーノ・レジャーノ」とは、イタリアチーズの王様とも言われるチーズ。「パルミジャーノ」を英訳したのが、粉チーズでおなじみの「パルメザン」。
原材料表示によればナチュラルチーズはもちろん、トマトペースト、ピーマン、おろしにんにくなどが入っていて本格的。
意外にスパゲティの量が少ない…
でも、量の割には、ちゃんとナポリタンの味がして、パンとのバランスは悪くない。油っこくもないし、1個106kcalだから、このくらいでいいのかな。
そして、ナポリタン自体が、かなりおいしいと思う。チーズやソースの味が本格的で、その辺の喫茶店のナポリタン並みの味じゃないだろうか。


ピーナッツカレー 千葉工場製
千葉県産ピーナッツ入りカレーをサンドしました。
文部科学省が推進する「キャリア教育」による新商品開発プロジェクトを行っている、千葉県立東金商業高校との共同開発商品。包装左側の赤いのは千葉国体のマスコット「チーバくん」。
キャラクターは高校の制服らしき姿で、校章も印刷されている
企業などと主に商業系高校がタイアップして商品開発を行うのは、秋田商業高校はじめ各地で行われているが、ランチパックになるとは、すごい。

ピーナッツとカレーの組み合わせは初めてだけど、野菜類やココナッツミルク、チャツネなども使われて、本格的そう。
パン表面に「カレー」の焼印
定番商品の「ピーナッツ」には、落花生のイラストの焼印があるけれどこれは文字の焼印。

明るい茶色のカレー
カレーとしてはおいしい。ちょっぴりスパイシーで、酸味もあった。
細かく砕いたピーナッツの食感も分かるのだが、その味は僕には分からなかった。決して合っていないわけではないのだけど…
1個114kcal。
ともかく、カレーとランチパックの組み合わせも相性がいい。揚げたカレーパンよりも好きだ。


続いて「菓子パン」扱いの「スイーツシリーズ」。
いもあん&マーガリン 武蔵野工場(東京都東久留米市)製
富の川越いも入りあんとマーガリンをふんわりパンにサンドしました。
こちらは埼玉県のご当地ランチパック。
「逸品」
「富の川越いも」とはよく分からないが、サツマイモで有名な川越のブランドだろう。

とろりとしたペースト状のサツマイモあんだけでもおいしいが、マーガリンの味とよくマッチしている。
カロリーはそれほど高くなく、1個174kcal。


スイートポテト 松戸第一工場製
大きめにカットしたさつまいも入りあんをサンドしました。
これもサツマイモだけど、これはご当地ではない。だけど、「ゴロッと素材」というシリーズ(?)のようだ。
ざらっとした感じで、色の濃いあん
原材料表示によればマーガリンも入ってはいる。
やや甘みが強い。イモの塊状の物体が入ってはいるが、「ゴロッと」というほど大きくはない。1個142kcal。
僕は、「いもあん&マーガリン」の方が好き。

後日へ続きます
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今日のヤマト

2010-10-26 22:16:17 | 秋田のいろいろ
【2017年12月8日補足・この記事は、秋田にあった「ヤマト」についてのものです。山梨県の「やまと」とは関係ありません。】

昨日明らかになった、「ヤマト」の事業停止。今朝の報道によれば、昨日で店舗の営業をやめたそうだ。
今日の午後、行ってみた。
イーホテルショッピングモール。広小路・旭川側(東側)
こちら側からは、写真左側の1階の入口から入り、エスカレーターで地下へ下りることもできるが、右側に外から直接地下へ下りられる階段も設置されている。
元々は、ADオープンの当時、1階よりも遅くまで営業している、地階にあった飲食店への出入口として設けられたのだと思う。

昨日の記事でも触れたけれど、
階段下り口の門型看板
2009年4月の記事にある通り、当初は黒い看板だったが、ごく最近、茶色で「まちの駅」と表示されたものに替えられていた。

明かりが点いたヤマト内の各専門店の看板
階段の踊り場には、
ポイントカードや宅配サービス、ヤマト経営の居酒屋の告知
ここでは、秋田市共通ポイントカード(ほっぺちゃんカード)とヤマト独自のポイントカードの両方に対応していた(同時使用は不可)。

看板や掲示を見ると、まだ営業しているんじゃないかという気がしたが、入口は、
閉まってる

中でわずかに人がいる気配はした
それにしても相変わらず「AD」のままの表示ばかり。「イーホテルショッピングモール」とはどこにも書いてないよ!

よく見ると、小さな紙が曲がって掲示されていた。
「ヤマト閉店のお知らせ」


近くにはこんな掲示もあった。
レンタルスペースやまちの駅のものらしいが、言いたいことがいまいち理解できない
設置したのは、まちの駅運営団体の代表者らしいが日付がない。おそらく今回の一件を受けての掲示だと思われる。
 「レンタルスペースは今まで通りやります」
 「まちの駅もやります」
 「問い合わせは代表者の携帯電話まで」
ということを言っているが、実際問題、今日はやってないんじゃない?
そしていちばん下に「建設しながら営業します!」とあるが、これが全然分からない。
「どこに」「何を」建設するの? そして、繰り返すけど「営業し」ていないじゃない?!
謎。

イーホテルショッピングモール自体は、もちろん営業していた。下りなかったが、地階へ行くエスカレーターも動いていた。
地下の喫茶店などのテナントのためだと思うが、もしかしてまちの駅なんかは営業していたのだろうか?

ニューシティ向かい、西側1階のコンビニ店舗
照明が煌々と点いていたが、地下と同じ「ヤマト閉店のお知らせ」と、何か印鑑が押された文書が(こっちは曲がらずに)掲示されており、閉まっていた。
こっちでも中で、1人が何か作業していた。


といったところが、本日の状況でした。
本件については秋田のマスコミの多くが取り上げてはいるが、秋田魁新報は経済面で3段組の記事にしただけ。1面の主な内容欄にも、サイトにも掲載されておらず、意外に小さな扱いだと思った。
NHK秋田放送局や秋田テレビ(AKT)では、おそらく取り上げてすらいない。

さほど大きな企業でも大型倒産(負債総額10億円以上が大型倒産)でもないので、ニュースバリューがないのかもしれない。
でも、本件によって「秋田市大町からスーパーがなくなる」のであり、それはすなわち駅前のスーパーが改装のため休業中である現在、秋田市中心市街地が“スーパー空白域”になることを意味する。これは報道に価するのではないだろうか。

それとも、僕のような中心部に住む者が勝手にそう思っているだけで、それ以外の方々にとっては、やっぱり大したニュースじゃないのかな。
【28日追記】その後、28日付の魁新報の連載特集(一般人の生き方や暮らしに焦点を当てたようなの)で、ヤマト閉店のことに触れてはいた。
※続きはこちら
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ヤマト自己破産

2010-10-25 20:58:00 | 秋田のいろいろ
【このページは、秋田県にあった「ヤマト」についての記事です。山梨県の「やまと」とは関係ありません。】

秋田放送(ABS)テレビと秋田朝日放送(AAB)の今日の夕方・夜のニュース(と両社サイト)によれば、秋田市大町のイーホテルショッピングモール(旧称ファッションアベニューAD)内の「大町こみち」などを経営する「株式会社ヤマト」が今日付けで事業を停止し、自己破産申請に入ることが明らかになったそうだ。
帝国データバンクによれば、負債額は2億8300万円とのこと。

同社は1930年に製材業として創業し、ホームセンターからさらにスーパーマーケットへと転換。【2017年12月7日補足】ホームセンターは1983年オープンとのこと。
場所は旭南や卸町から2005年に大町の秋田ニューシティに移転し、さらに2009年にニューシティの向かいのイーホテルショッピングモール(面倒なので以下、AD)に移転していた。(AD移転当時の様子はこの記事など)
※両テレビのニュース中、「ニューシティー閉鎖に伴い、向かいに移転した」ような表現があるが、ニューシティの閉鎖は2010年春であり、ヤマト移転の1年後だから、正確な表現ではないと思うんだけど…

企業経営に関しての知識がないので、分からないが、「事業停止・自己破産」とはどういうことなんだろう。
数日前にニュースになった「キグレサーカス」も「事業停止」状態だそうだが、もう営業しないってこと?



個人的な感想としては、まずは驚いたよりも「ああやっぱり」。
僕自身もそうなのだが、以前はヤマトに行っていたのに、ニューシティからADに移転した後は、あまり行かなくなったという人がいる。
ADはファッションビルとして造られたため、その構造上なのか、入りづらく、ニューシティの真向かいなのに、とても遠くなった気がするのだ。

AD地階のスーパーとは別に、1階西側にコンビニ形式の店舗もあるのだが、いつの頃からか、昼間の時間帯は閉店するなど、営業時間が短縮されていた。
地階の方も、客として行っている人の話によれば、最近は入荷されない商品があったらしいし、経営が悪化していたのだろう。
それらを踏まえると、やはりと思ってしまう。

一方で、広小路・旭川側(東側)の外から直接地階に降りていく階段前にある、門型の看板が、最近(ここ1か月くらい?)リニューアルされ、「まちの駅」であることを示したものに変わっていたので、まだがんばれるんだなとも思っていたのだが…


そして、大町の発展のために努力してくれたヤマトさん自体の今後や、ADの地階と1階西側の今後、それに秋田駅周辺と並ぶ中心市街地である大町がこれからどうなるのかも気掛かりだが、何よりも「買物難民」が出ないか心配だ。
駅前のヨーカドー跡はあと1か月お休みだし、通町の「せきや」はあるとはいえ、スーパーとは性格がやや違う。旭北のドン・キホーテや楢山のサティは遠いし、これからは寒くて雪も降る。買物に困るお年寄りなどがいないだろうか。
(ポイントカードを作っていた人のポイントは保障されるんだろうか?)
※翌日のようすはこちら

※2017年12月6日頃から、この記事へのアクセスが増加している。ヤマトなどすっかり過去のものとなって忘れかけた頃、今さら何があったのだろう???
【2017年12月8日追記】分かった。12月6日に山梨県で9店舗を運営していた「やまと」というスーパーが自己破産していた。それを知って検索した人が、ヤマト違いのこのページへアクセスさせられてしまったと考えられる。7日には1日100件ほど、このページへアクセスがあったようで、役に立たなくてスミマセン。
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建築看板の色

2010-10-24 21:21:33 | 秋田のいろいろ
工事現場には、その内容や期間、発注者、施工業者などが記載された看板がある。
今までに当ブログで紹介した、それらの看板の画像を再掲してみると…
中通一丁目再開発「建築計画のお知らせ」

ニューシティ解体「建築工事の表示」

新屋交番「建築工事の表示」

一見どれも似ているが、看板の“タイトル”は、「建築計画のお知らせ」というものと「建築工事の表示」というものが存在する。

調べてみた。
まず、「建築計画のお知らせ」は、高い建物を新築する際に設置されるようだ。都市部の多くの自治体が条例で定めており、東京スカイツリーの建設現場にもあるようだ。
秋田市では「秋田市中高層建築物の建築に係る紛争の予防および調整に関する条例」(1999年制定・2000年施行)に基づくもので、詳細は秋田市都市整備部建築指導課のサイトに掲載されている。
中高層の建物(地域によって異なるがおおむね3階建て以上)の建設を計画したら、まずは現地に“標識”(「建築計画のお知らせ」のこと)を設置し、自治体への届出、近隣説明会などを経て、着工に至ることに決められている。

同条例施行規則では、標識は道路に面する見やすい場所に設置し、不鮮明にならないよう維持管理することなどを定めている。
また、同課サイトには、標識の様式がアップされている。
それらを見る限り、標識自体のサイズが縦横とも90センチ以上となるようにし、地面から標識下端までがおおむね1メートルになるよう設置することは定めているが、文字の大きさや標識の地色については触れていない。

現在建設中の秋田市内のいくつかの民間の中高層建築現場には、白地の標識が設置されている。
Googleで画像検索をしてみても、白地のものだけで、地色があるものは見当たらない。
地色についてはやや疑問だが、「建築計画のお知らせ」については、まあ納得した。


一方、「建築工事の表示」。
秋田市のサイトにも出ていないし、Googleで画像検索しても引っかからず、何を根拠としているのか、分からない。
そこで、Googleの(普通の)ウェブ検索で「"建築工事の表示"」で検索してみると、わずかにヒットしたが、その多くが秋田関係のサイト。特に秋田県庁の公共工事の仕様書みたいなのが多い。
秋田独自のものなのだろうか?

改めて秋田市内を見てみると…
緑の看板が3枚
市立牛島小学校の体育館の増改築とそれに伴なう電気工事と機械工事のものがそれぞれ設置されていた。

それから
市教委管轄・保戸野児童館の解体工事
どちらも秋田市建設部建設課が発注した工事のようだが、文字や板面の色(児童館の方が黄色い)が微妙に異なる。保戸野児童館は下から2行目が、「工事監理者」でなく「工事監督者」になっている。各施工業者が手配したのだろう。

次は、民間発注の工事。
保育園の(移転)新築

別の保育園の「創設工事」?
既存のビルを改修して保育所にするようだ。4階建てなので、新築なら中高層建築に該当してしまう。

三井アーバンホテル跡の改修工事
それぞれ、発注者も施工業者も違うわけだから、地色や文字はそれぞれ違う。地色は白地のものもあるし、最初に再掲したニューシティ解体現場のような鮮やかな緑色のものもある。
秋田市発注では、市と業者の担当者名が記載されていたが、こちらは法人名のみのものが多く、電話番号はない。

こうして見てみると、「建築工事の表示」は、「建築計画のお知らせ」のような正方形に近い板に小さめの文字で書かれたものは(確認した限り)なく、横長の大きな板に大きい文字で書かれており、ほとんどが板に緑系統の地色が付いている。

設置されている現場は、いずれも2階建て以下の低層建築の新築工事だったり、既存の建物の改装工事や解体工事関係。
つまり、中高層建物の条例が適用されない建築工事現場に設置されることは間違いなさそうだ。


でも、何で看板に色が付いているんだろう?
目立って分かりやすいが、それなら「建築計画のお知らせ」にも色が付いていてもいいはず。

そしてなぜ似通った色なんだろう? 青とか赤とかは見たことがない。
最初、秋田市のカラーである「若草色」かと思ったが、少し違う(黄色っぽい)し、県や民間が行う工事にまで強制するのもおかしいし、それぞれの色合いも統一されてはいないので違いそう。そもそも秋田市役所が色を指定しているのではないような気もしてきた。

上記の通り、ネット検索で見つけた、秋田県の工事仕様書を見ると、表示の「地色はマンセル記号1GY7.5/8とし、黒文字(角ゴシック)で表現する」とある。
「マンセル・カラー・システム」という国際的な色の体系があり、そのルールで「1GY7.5/8」と表す色を、県発注工事においては看板の色にしろと言っていることになる。
「1GY7.5/8」が示すのは、■■■この文字の色■■■のことで、「鶸色(ひわいろ)」という「明るい黄がちの黄緑色」のことだという。
秋田県民会館の工事(「工事監督者」で、担当者や電話番号の記載はない)
なるほど。上の方の新屋交番も含めて、秋田県発注の工事看板は、そのような色だ。

でも、なぜ秋田県がこの色を指定しているのか(単なる好み?)、また、秋田市や民間が発注した看板はなぜ微妙に違う色合いなのか、そしてそもそも、なんでこんな色付き看板が存在する必要があり(他県ではどう?)、「建築工事の表示」は条例などで設置が義務付けられたものなのか? など、疑問は解決しない。
どなたか、何かご存知であれば、教えてください。
※続きはこちら
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ランチパック通販再び

2010-10-23 19:48:59 | ランチパック
8月に買ってみて、楽しくおいしかった、楽天市場内「ヤマザキプラザ市川」のランチパックの通販。※その時の記事はこちら
その後、毎月の新商品を取り入れながら、若干販売方法が変わっていた。

10月は「秋のカラダ応援フェア」として、「タカナシ乳業とコラボしたランチパック(1つ)」と「ランチパック20種類の中から9つを選択」して計10個で1680円。
前回と異なり、本州内は送料が無料なので、前よりは割安。
というわけで、また注文した。

今回もクール便で到着
前回は化粧箱に入っていたが、今回は仕切られた段ボール箱に直接入っていた。
今月は先着500名にタカナシ乳業の乳酸菌飲料飲むヨーグルトがオマケ
秋田では同社の製品はあまり見かけないかな。
さらに、
ランチパックピーナッツの包装をデザインしたハンドタオルもオマケ

選択肢の20種は新商品が多いが、レモン牛乳や山ぶどう&マーガリンなど、2か月前から引き続きの製品もある。
店に「お任せ」もできるし、同じ製品を9つ選ぶこともできるが、もちろん、食べてみたいもの1つずつを選んだ。詳しくは次回以降、紹介する(まだ食べてないので)こととして、本記事では1つだけご紹介。
横手やきそば風 (松戸第一工場製)
月遅れで秋田でも「たけやフレッシュランチ横手やきそば風」として発売されたものの、本家版だ。
本当はたけや版も買って、両方同時に食べ比べたかったけど、そんなに食べられませんので…

「秋のわくわくキャンペーン」として、点数を集めて応募すれば、ディズニーリゾートのパスポートやヤマザキ製品が当たるキャンペーンをしている関係上、若干レイアウトが異なり、横手の位置を示す地図が省略されるなどしているが、基本的には、たけやのパッケージと同じ(というよりたけやがヤマザキと同じと言った方が適切か)。

裏面は異なる。
遅ればせながらたけやでも栄養表示がされるようになったが、1包装(=2枚)当たりの数値。でも、こちらは1個当たりになっている。そして以前記事にした通り、各数値自体も、ヤマザキ版とたけや版で異なる。

「名称」欄はたけやが「惣菜パン」だったがヤマザキでは「調理パン」と異なる。
原材料表示も異なり、たけやでは「小麦粉・やきそばフィリング・たまごフィリング…」と大雑把だったが、ヤマザキは細かい。
焼そば(めん、キャベツ、ソース、豚肉、水あめ、乾燥キャベツ、福神漬け、植物油脂、その他)、小麦粉、卵フィリング(卵白、…」といった具合。

これにより、豚肉やキャベツ(生と乾燥両方入ってる?)のほか、横手やきそばに欠かせない福神漬も入っていることが判明した。
さすが、暖簾会推奨だけある。
たけや版でも同じものが入ってるんだろうか?
やきそばと卵が偏って入ってた
中身や味は、たけや版とあまり変わらないような(もしくは違うとしても許容範囲内)気がした。
言われてみれば、細かい肉やキャベツが入っているのが見え、食感や味が若干ある。福神漬の姿は確認できなかったが、どことなく福神漬の味もするようなしないような…

残り9つ。楽しみであるものの、カロリー過多が心配であります。残りの紹介はこちら
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秋田駅へは左車線!

2010-10-22 17:45:02 | 秋田の地理
国道13号線から秋田市中心部・秋田駅方面へ向かうには、卸町の「古川添」交差点から県道28号線に入る。
略図・旭川沿いの道を下から上へ赤矢印方向に進む場合の話
古川添から1キロほどは「南有楽町通り」と名付けられた片側2車線の道路。太平川を渡って、秋田サティ、東部ガス、「刈穂橋東」交差点を過ぎると「下新橋」交差点(略図の「1」)。
そこから片側1車線になり、有楽町を抜けて南大通りと交わる「五丁目橋」交差点(略図「2」)に至る。

上の略図をご覧いただいても分かると思うが、この県道28号線から秋田駅前へ向かう際は、
 1.下新橋交差点を右折して(さらに左折し)秋田南中前経由
 2.五丁目橋交差点を右折して南大通り経由(さらに明田地下道西交差点を左折)
 3.北都銀行本店前を右折して中央通り経由
の3つのルートが考えられる。

実際に現地を通ってみると、
東部ガス前を過ぎて「刈穂橋東」交差点の手前の街灯には、
「車線注意 秋田駅方面は左側車線へ」という看板
刈穂橋東を過ぎてさらに進んで、「登町上丁」バス停付近にも、
街灯だけでなく、同内容の立て看板も付いている
さらに先には青い案内標識が見えるので、接近してみると、
秋田駅方面は右折せず左車線を直進するよう示している
「この先200メートル」とは「下新橋」交差点のこと。
上の写真で赤い矢印を付けた3か所にも、同種の看板や標識が設置されている。
 
街灯や立て看板の白地の表示は、数年前からあったはず。
一方、青地の案内標識は、昨年度末から今年度初めにかけ、国からの「地方道路交付金」か何かを受けて設置された。
いずれも、道路管理者である秋田県が設置したようだ。

これらを踏まえると、とにかく「下新橋で右折させたくない」と言っているように感じる。
たしかに、ここを右折して秋田駅前へ向かおうとすると、通学路があったり、秋田南中付近~明田地下道西交差点の道幅が狭い区間があったりするので、安全確保や渋滞防止上、通行を避けてほしいと考えるのも分かる。
県だけでなく、県警や秋田市、地域住民の意向を受けてのことかもしれない。

交付金で設置した看板
ただ、せっかく標識を付けたのに、これでは、「秋田駅は直進」という情報しか伝わらない。右側の右折矢印の上は空白(空青?)で何も書かれておらずもったいない。
また、下新橋交差点のこの方向の車線には、このほかの案内標識がなく、不慣れなドライバーは「どちらに進めばどこに行くのか」という情報が得られない。
空いたスペースを利用して、右折側に「南通築地・南通宮田」とか表示し、車線案内だけでなく方向案内を兼ねる設置方法(表示方法)も可能だったのではないだろうか。


ちなみに、下新橋交差点の秋田市中心部から古川添へ向かう反対車線には
案内標識があった
でも、なんかおかしい。
まず、直進側に「13号線」が示されていない。この手の標識で国道が省略されるケースは珍しいのではないだろうか。
そして、ここは十字路だから、右折側にも道があるのに、その道自体が省略され、丁字路のように見える。
さらに、左折の「楢山」。まあ間違いではないが、直進しても楢山だし、「南通築地・南通宮田」を示した方がいいかもしれない。


話を戻して、秋田駅方向へ向かう。
下新橋交差点を過ぎると、若干カーブがあり、280メートルほどで「五丁目橋」交差点。南大通りと交わる。
右が南大通り
この交差点には「秋田駅はどっち」などの案内標識が一切ない。

交差点の手前で道が曲がっており、下新橋から来た車にとっては、突然広い道と交わる交差点が出現する形になる。また、交差点自体も変形した十字路であり、直進した先の見通しはそれほどよくない。
初めてここを通って秋田駅へ行こうとするドライバーなら、1つ前の交差点には大量にあった「秋田駅」の案内がいきなり消えてしまうし、変な形の交差点なので、どっちへ進めばいいか迷ってしまうのではないだろうか。

実際は上記の通り、ここを右折して南大通り経由でも、さらに400メートル直進して銀行前を右折する中央通り経由でも、どちらでも秋田駅には到達できる。
この先には各所に案内標識があるし、時間的・距離的にもどちらのルートもそんなに違わない。
五丁目橋交差点が不親切というだけ。

南大通りは、かつて(秋田中央道路開通前)は時間帯によって一方通行だったので、その名残で、余計な混乱を招かないためにあえて案内を出していなかったのかもしれない。
でも、一方通行が解除されて3年経つ。左折方向の横町・寺町を抜けて新国道へ至る道路の拡張・建設工事も進んでいる。
全員がカーナビや地図を持っているわけでもないのだから、案内標識の1つくらい設置してもいいと思う。そして、道路ユーザーの立場になった見やすく親切な内容にすれば、交通安全や観光客のもてなしにもつながるはずなのだけど。
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津軽フリーパス/碇ケ関駅誕生日

2010-10-20 22:50:15 | 津軽のいろいろ
東北新幹線新青森開業まで、あとひと月半。ちなんだ話題を2つ。
●「津軽フリーパス」リニューアル【下記追記の通り、2023年に再度リニューアルされています。以下は初回アップ時点の情報です。
弘前周辺のさまざまな公共交通機関が2日間乗り放題で、お土産の割引等の特典もあっておトクな企画乗車券「津軽フリーパス」。(以前紹介した時の記事
今日、JR東日本秋田支社のサイトに、それがリニューアルされる旨が掲載された。http://www.jreast.co.jp/akita/topics/tsugaru-fp/index.html
(今日現在、「津軽フリーパス運営協議会」のサイトには未掲載)

現行のものは12月2日まで発売(使用は3日まで)、新しいものは4日から発売・使用開始。
新旧の相違点をざっとまとめてみる。(購入・使用にあたっては、各自ご確認願います)
 価格(大人) 1500円 → 2000円
 フリーエリア(JR) 奥羽本線(碇ケ関~川部 間)と五能線(川部~五所川原 間) → 奥羽本線・川部~新青森・青森 間を追加
 フリーエリア(津軽鉄道) 津軽五所川原~芦野公園 間 → 津軽五所川原~金木 間(1駅短縮)
 フリーエリア(弘南バスの弘前市内) 循環バスと一部一般路線 → 弘前市内全路線に拡大
 発売箇所 青森・秋田・岩手県内のみどりの窓口等→フリーエリア内および秋田県内(一部を除く=JR秋田支社管轄のみ)のみどりの窓口等に縮小(フリーエリア内行きのJR旅行商品と同時購入時は他地域でも購入可)

最初、値段が500円値上げされることが目に入り、一瞬、“便乗値上げ”されるのかと思ったが、そうではない。
不便になる点としては、津軽鉄道の乗車可能範囲が1駅短くなること(芦野公園駅が無人駅のためか?)と、発売箇所がほぼJR東日本秋田支社管内だけになってしまうこと程度。
便利になった点では、奥羽本線青森方面と弘前市内の路線バス全線が利用できるようになったのは大きい。
青森市から来る人はこのきっぷだけで用が足りる。また、弘南バスでは平日に使える1日乗車券がなく、割引制度もあまり充実していない。だから、バスだけを利用する場合でも、このきっぷを購入するという手もありそうだ。

とはいえ、秋田から弘前市に行く僕の場合、奥羽本線青森方面へエリアが延びたメリットはあまりない。
現行では、普通列車で弘前に行ってちょっと循環バスや弘南鉄道に乗るだけですぐ元がとれたが、500円値上がりする今後は、充分スケジュールを検討しないといけないだろう。
でも、市内の弘南バス全路線が利用できるのは楽だしありがたい。例えば、100円バスがない時間帯の弘前公園やりんご公園、さらには弘前大学周辺とか郊外の温泉なんかにも気軽に行くことができそうだ。


なお、夏期のみ発売される、「津軽峠」方面もエリアに含んだ「津軽フリーパス・プラス白神」(3000円)については、来年以降どうなるのかは不明。
それから、津軽フリーパスでJRに乗車する場合、普通列車にしか乗車できない(特急などに乗車する場合も、特急券等を買い足してもダメ)点、エリア南端の奥羽本線碇ケ関駅や大鰐温泉駅の窓口では、(おそらく)購入できない点はご注意を。

【2023年3月17日追記】津軽フリーパスは、2023年4月からスマートフォンの「TOHOKU MaaS」アプリ上で購入・使用する電子チケット化された。紙のきっぷはなくなる。


●おめでとう碇ケ関駅
JR東日本では「MY FIRST AOMORI はじめての青森、はじまる。」と銘打った、新青森開業キャンペーンを展開しており、テレビCMも流れている。
過去のJR東日本の各新幹線開業時のCMには、1992年の山形新幹線のコイズミキョウコさんの「答えは15秒後」、1997年のオクダエイジさん扮する飛行機の機長が秋田新幹線に乗り換える“比較広告”など、印象に残るものが多かった。

今回は、ミウラハルマくんという青年(知らなかった!)や、2354人の応募の中から選ばれた青森在住の女子高校生が出演するストーリー性のあるもの。
青森では先行放送されていたようだが、今は他地域でも放送されている(公式サイトでも見られる)。

その中の「第1話 トーキョー篇」「第2話 恋篇」では、平川市碇ヶ関(旧碇ヶ関村)の奥羽本線・碇ケ関駅(地域名は「ヶ」、駅名は「ケ」のようだ)が舞台になっており、現地でロケが行われたという。
(大鰐町の食堂や田舎館村の川部駅でもロケが行われたが、設定上はあくまでも碇ケ関が舞台ということのようだ。)

先輩駅員役として、津軽が生んだスター、ヨシイクゾウ(五所川原市金木出身)さんが出ているが、歌を歌うわけでもなく、駅員の制服・制帽で普段とイメージが違う。
僕は、ぼーっと見ていたので、最初、吉さんだと思わず、俳優のスズキマサユキさんかと思ってしまった。旧相馬村(現弘前市)出身で「3年B組金八先生」の大森巡査役などでおなじみの方。そういう意味では、鈴木さんも吉さんも、「津軽の男」として通ずるものがあるのかもしれない。

岩木山や特急「かもしか」、普通列車の701系電車が登場し、そして何度か実際に利用した碇ケ関駅が舞台なのはうれしい。
CMを見て碇ケ関駅を訪れる春馬くんのファンもいるという。(吉さんのファンは金木に行くでしょうけどね…)


だけど、鉄道が好きで、かつ現地を知っている僕としては、このCMにとっても引っかかってしまう点がある。
それは、とても根本的なことなのだけど、
実際の碇ケ関駅には、JR東日本の駅員(社員)はいない!
ということ。

CMでは、JR東日本の駅員と同じグレーの制服の春馬くんが、窓口に座ったり、改札口できっぷにスタンプを入れたり(これは川部駅での撮影か?)、ホームに立って「かもしか」を見送ったりするシーンがある。
だが、これらは実際の碇ケ関駅で見られる光景ではない。

碇ケ関駅は「簡易委託駅」という扱いで、きっぷの発売がJRから地元の平川市(元々は碇ヶ関村)に委託されている。地方の小さな駅ではよくある形態。
窓口にいるのはJR社員ではない女性で、市から頼まれた近所の人かなんかのはず。

さらに碇ケ関の場合、案内放送や改札業務は行っていないので、乗り降りの方法は無人駅と同じ。
乗車時は時間になれば客がめいめいホームに出て行くし、降りた客はホームで車掌(ワンマンの場合は運転士)にきっぷを渡すか、改札口の回収箱に入れる。
当然、ホームに駅員がいることなどない。
したがって、JR側にしてみれば、きっぷ売り場があるだけで、無人駅とそれほど違わない位置づけなのだ。

だから、委託駅の存在など知らない都会の人が「春馬くんじゃなくても、イケメン駅員がいないかしら?」と期待して碇ケ関に来たとすれば、大いにがっかりするのではないだろうか。

さらに、実際問題として、簡易委託駅では、購入できるきっぷや決済方法に制限がある。
碇ケ関では、乗車券や特急券、指定席券類は購入できるようだが、たぶん上記「津軽フリーパス」などの企画乗車券は扱っていないはずだし、ネット予約したきっぷの受け取りやクレジットカード決済ができない。また、昼休みや早朝・夜間など窓口が閉鎖される時間帯もある。
現地で購入するつもりで訪れる人が、きっぷを買えなくて困る、なんて事態にならないとも言えないのではないだろうか。
(もちろんSuicaなどIC乗車券は使用できない。自動券売機もない)
※近隣で、きっぷ購入に制限のない駅となると、弘前駅か秋田県の大館駅まで行かないといけない。

それから、「2時に虹が出る」とか吉さんがダジャレを言うシーンもある。
その中で、駅員2人が「今、2時」と会話するが、新人とはいえ鉄道屋さんなら24時制を使って「14時」と言わなければいけないんじゃない?!

誇大広告だと言うつもりはないし、イメージ広告というか演出上のことなのだろうけどね…
【21日追記】CMでは、五能線の車両が走行するシーン、岩木山を背景にした田んぼの中を奥羽本線の普通電車が走行するシーンがある。
 五能線の車両は碇ケ関を通らないし、碇ケ関駅周辺からは他の山に隠れて岩木山は見えないはず。少し弘前側に進んだトンネルを抜けた地点で、初めて前方に小さく岩木山が見えると思う。
 川部駅では、五能線が分岐するし、岩木山も大きく見える。だから川部駅が舞台なのかと思ってしまうが、全体的にはやっぱり碇ケ関駅っぽい雰囲気の映像。
 うーん。あくまでもイメージなんだろうけど…

だいぶ以前に撮影した碇ケ関駅上り1番線
この1番線の大館・秋田方向の隅(上の写真の背後方向)で、虹が出ているシーンが撮影されたのだと思われる。
CM本編には映っていない(サイトで公開されているメイキング映像には映っている)が、上の写真の通り、1番線にはレンガ造りの建物がある。
黒いレンガでどことなくモダンで小さいながらも存在感がある。
「建物財産標」によれば
「明治28年」!
この表示が何を示すのか分からないが、建築年と考えるのが妥当。
碇ケ関駅は、1895(明治28)年10月21日に開業したそうだから、その当時からの建物ということだろうか。

っていうか、明日は10月21日。
じゃあ、明日は碇ケ関駅の115歳の誕生日だ!!

碇ケ関駅は、115歳にしてにわかに注目を集めて、戸惑っているのかもしれない。

※奥羽本線は、青森から南に向かって工事・開業が進められ、1895年10月21日に弘前ー碇ケ関間が開業。秋田まで開業したのは1902年、全通は1905年。
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日赤跡地のヒマラヤスギ

2010-10-19 20:05:47 | 秋田のいろいろ
秋田市中心市街地、中通一丁目の「日赤病院・婦人会館跡地」とその周辺の再開発工事の話題です。前回(9月28日)の記事はこちら
前回アップ後、広小路側の古沢ビルディング1階に入っていたコンタクトレンズ店が移転したり、日本生命秋田ビルでは建物内部の解体作業が始まった。現在は、日本生命秋田ビルが足場で覆われている。
中央道り側の小さなビルでも退去・内部解体の準備が始まった気配がある。
日本生命秋田ビルの中から何やら搬出(10月6日)

さて、おとといの秋田魁新報の「秋田市広報板」(市からの告知)に、ここから出る伐採木を無料で提供する旨が掲載されていた。
中通一丁目地区市街地再開発組合のサイトを見ると、10月1日付で文書が載っていた。
施行地区内で伐採された木材について、(中略)丸太材として御希望の方に無償提供いたします」として、20日から30日までの間、申し込みして自分で搬出・運搬できる人に先着で、直径30~40センチ程度、長さ2メートル程度の枝を落として丸太にした、ヒマラヤスギをくれるそうだ。

上の写真にも写っている、古沢ビル裏から日生ビルとの間の駐車場(かつては「セントラルデパート」があった)裏手にあった数本の針葉樹のことだ。
あれがヒマラヤスギだったことが分かったのはいいが、以前、切られてしまうのかと思っていた通り、やっぱり切られてしまうんだ。
キャッスルホテル側から。右奥がヒマラヤスギ
聞いた話では、昨日18日に伐採が行われたそうだ。
今日行くと、
切り株
既にすべて伐採されていた。
婦人会館跡地(向こうの建物は明徳館高校)
空き地に丸太(手前。分かりにくいですが)と枝が置かれていた。
丸太
だいぶ細いものもあったが、太い丸太だけでも数十本はあっただろうか。

仲小路の市道廃止区間から撮影した、伐採前後の写真。(伐採前の写真は前回の記事の再掲)
 
今までは、ヒマラヤスギが空き地を隠していた格好だったが、ぽっかりと空間ができ、色づき始めた千秋公園の木々が見通せるようになった。

ヒマラヤスギがあった場所は、かつては建物の影だったのであまり存在感はなかったが、考えて見れば千秋公園からまっすぐの中土橋の真正面に位置する。背の高い針葉樹が何本も並ぶのは、景観的におもしろいかもしれない。
再開発の完成予想図によれば、この辺りが「秋田市にぎわい交流館」と「新県立美術館」の境で、「大広場」の端になるようだ。

だったら、切らずに残しておいて、夏は木陰・冬はクリスマスツリーにするなど、シンボルツリー的な存在にしたら楽しかったかもしれないと無責任に思った。
もっとも、ヒマラヤスギという植物(杉でなく松の仲間)は、根が浅くて強風で倒壊することが多いというから、残すのは危険で無理だったのかもしれない。


他にも、再開発エリアには、古沢ビルディング裏の背の高い木(イチョウ?)、仲小路跡の道路沿いの松、明徳館ビル向かいのソメイヨシノなど、いくつかの木が残っている。
完成予想図を見ると、それらの木はすべて描かれていない。一方、一部の建物沿いには、ケヤキだろうかサクラだろうか、新たな樹木が植栽されるようだ。
旧仲小路沿いの松
最後に、延ばし延ばしで歩行者だけは通行できていた、市道として廃止された仲小路“跡”。
組合のサイトに10月1日付の別文書が出ていて、工事本格化により「11月1日(月)より(中略)歩行者の通行もできなくなります。」とのこと。(今日現在、現地に表示はなし)
正真正銘、仲小路が「分断」されることになる。
※続きはこちら
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土崎駅工事

2010-10-17 22:56:51 | 秋田のいろいろ
先週行われた、秋田市楢山にあるJRの車両基地「秋田車両センター」の一般公開に続いて、昨日16日には、土崎港にある「秋田総合車両センター」(旧称・土崎工場)の一般公開が行われた。
ぜひ、行くつもりでいたのだが、諸般の事情により残念ながら行かれなかった。

行った方のブログなどを拝見すると、新潟から定期点検に来ていたと思われる「いなほ」用車両の運転席公開、楢山で見かけなかった検査測定用車両「East i-D」も点検に来ていたらしく、そのつり下げ実演、さらにリゾートしらかみ「くまげら」編成増結用車両の改造途中の車内公開など、昨年よりもおもしろそうだった。無理してでも行けばよかった…
【18日追記】昨年はただ見せていただけ感があった、京浜東北線209系電車の地方転用改造は、今年もまだ実施されていて公開されたが、「房総地区向けに改造…」などと詳しい解説表示があったそうだ。

これにより、前からどうするのか疑問だった、既存の「リゾートしらかみ」ブナ編成・くまげら編成への1両増車(現在の3両1組を4両1組にする)作業の手順が分かった。知らぬ間に改造作業が進んでいたんだ。
今回公開された「くまげら」編成用の増結分は、男鹿線を走っていた普通列車用車両(キハ48 1503)をベースに改造していたとのこと。もう一方の「ブナ」編成用は、鉄道情報サイト「ホビダス」(10月5日付)によれば、(ハイブリッド車両導入に伴い引退となる)現行「青池」編成の中間車両を外して改造して組み込むそうだ。
土崎工場公開の話から逸れるが、青池の2号車をブナへ組み込むとは意外。普通列車を一から改造するよりは手間がかからなそうだが、おそらく11月の青池編成としての運行終了後工場へ入り、車内の座席配置をがらりと変えて、塗装を塗り替えないといけない。
それに余る現青池の両端の車両はどうするんだろう。廃車? 2両で他用途へ転用?



ということで(?)、秋田総合車両センターそばの、JR奥羽本線土崎駅の話題をお送りします。
※現地へ行ったのは、先月から今月初めです。現在とは状況が異なっているかもしれません。

秋田駅から北へ1駅。7.1キロで190円。奥羽本線と男鹿線の普通列車が停車するので、1時間に2本程度列車がある。
「列車本数が少ない」と思う人もいるだろうが、地方都市はたいていこんなもんだ。でも、運賃と所要時間を考えれば、なかなか有効な移動手段だと思うのだが。
もっと多くの人が利用するようになれば、本数も増えるのだから、JR自身にも行政にも市民にも、公共交通機関を見なおしてもらいたい。

とはいえ、土崎駅の2009年度の1日平均乗車人員は2221人。JR東日本の駅(無人駅を除く)の中では482番目。秋田支社管内では秋田駅11556人(261番目)、弘前駅4231人に次いで3番目に多いはず。
4番目の大曲駅2153人よりわずかに多いが、普通列車しか停まらない地方都市の駅で、これだけ利用者がいるのは優秀な方だろう。珍しくキオスクと立ち食いそばもある(いずれも改札の外)。
1926(大正15)年築の駅舎
正面上部、時計の下には、なぜか3枚のステンドグラスがある。
何となくステキ
※キオスク、ステンドグラスについての続きはこちら

土崎駅の構内では、6月からホームの跨線橋の工事が行われているらしく、それに伴い7月からは下りの1番線の列車停止位置が変更になっている。
従来は、跨線橋の直前が先頭車で、その後方にある改札口へ行きやすかったが、工事開始後は、
矢印が改札口(9月10日)
改札口より後方の屋根が途切れた所に先頭車の停止位置が変わり、改札口まで少し遠くなった。
掲示(後述)によれば来年3月18日までとのことだが、雨や雪の日は大変になってしまった。
跨線橋から。従来はこの付近が先頭位置。奥の屋根が改札口(10月2日)
従来は改札口から跨線橋上り口まで屋根が付いていたが、今月初めに行ったら、その屋根を撤去して工事を行っていた。
2・3番線、秋田駅方向(9月10日=右端1番線の屋根は、上の写真の通り、後に撤去されている)
跨線橋を渡った2・3番線は、列車が停車しない、跨線橋より秋田駅側部分を封鎖して、穴を掘っていた。
※工事の様子の続きはこちら

駅を降りて改札口を出てまっすぐ進み、駅の外へ出ると、風雪よけの壁(ドアが無いので「風除室」とはちょっと違うかな)がある。
雪国らしい造り
そこに、4枚の「お知らせ」が土崎駅長名で掲示されていた。
4枚の掲示
真ん中の2枚は、上記の通り、土崎駅の跨線橋工事自体を知らせるものとそれに伴い1番線の停止位置が変わることについて。
そして、両端の2枚。左端は青森県の奥羽本線・碇ヶ関駅のホーム改良工事が10月まで行われることの掲示。さらに右端は
「千畳敷駅では…」!
青森県の五能線・千畳敷駅のホーム改良工事の告知だった。
秋田駅や弘前駅にも同様の掲示があるのかどうかは分からないけれど、親切といえば親切。
でも、これから列車に乗ろうとする人にとっては背中側だから、目に入りにくい。それに、土崎から乗車して碇ヶ関、ましてや(リゾートしらかみは土崎に停車しないので)乗り換えて千畳敷駅で下車する、「大変ご不便をおかけ」されるお客なんているかな~
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本荘の道標

2010-10-15 20:05:24 | 秋田のいろいろ
昨日に続いて、由利本荘市の話題です。
今回は、先日、秋田市内のものを取り上げ、いろいろ“反響”があった、道路上に立つ道標(道しるべ)について。
旧本荘市(以下、本荘)でも、以前紹介したように、秋田市(以下、秋田)と同じメーカー製と思われる道標を設置している。
本荘の道標(下の柵には本荘の象徴、アヤメとボート競技がデザインされている)
秋田と本荘のものを比べてみると、柱部分にそのポールが立つ地名(秋田は交差点名や英語も併記、本荘は日本語地名のみ)が記載され、最上部にアクセントとなるイラスト(秋田はサツキの花、本荘はボート競技)が描かれているのは共通。

色は違うけれど、個人的には本荘の方が明るくさわやかで好き。文字も本荘の方がやや太くて見やすいと思う。

●見る人いるの?
本記事の写真の道標は、由利橋近くの子吉川の堤防上の道路にあるもの。
3方は道路側を向いているが、川側(河川敷側)にも文字が表示されている。
こんな感じ
川側の表示は、急斜面の堤防の土手を登ってきた人くらいしか見ることができないけど、見る人いるの?
(製品の規格上、裏面にも必ず表示しなければいけなかったのかもしれない)

●矢印の向き
秋田と本荘の道標で違う点も多い。
秋田市の道標
うまく言い現せないが、秋田では、1本の表示板は裏表とも必ず同じ施設・距離を示し、矢印は左右方向(←か→)のみだった。

だが、本荘では、裏表で違う場所を示し、かつ矢印が上向き(↑)のものが存在した。説明すると…
ここで取り上げる本荘の道標周辺の位置関係
まず、上図、右側から左側に進む人が正面に見る表示。
秋田のように1枚ずつ独立しておらず、2コマ~3コマ分が1枚につながっている。
上2段の左方向の2施設はいいとして、直進矢印で前方にある「アクアパル」が表示されている
一方、その裏面は、
同様に直進の「赤田の大仏」が表示されている
なお、川に向かって左右にも、それぞれ「←アクアパル」と「赤田の大仏→」が表示されている。

前方への直線方向矢印があるのは、車道上の案内標識(酒田まで◯kmみたいな)でよく見る記載方法。
歩行者としては戸惑うというか、一般的な道標の表示方法とは違うような気がしなくもない。

●スケールが大きい?!
秋田のものは、原則として近くの施設を表示対象とし、距離はメートル単位(120mなど)。ごく一部だけ遠方のものが示され、キロメートル単位(1.2kmなど)になっている。
歩道上にあることやそのサイズからして、車でなく歩行者向けの道案内と考えられるので、これは自然なこと。

だが本荘では、上の写真の通り、すべての距離がキロ単位で表示されており、近場でも「300m」でなく「0.3km」。
しかも2キロ以上ある「秋田県立大学」(本荘キャンパス)や「本荘マリーナ」、さらには7キロも先の「赤田の大仏」など、到底歩いて行かれない場所まで示されている。

歩道上の車から見づらい場所にあることと、文字の小ささからして、車から見るための表示ではなので、この表示内容はいかがなものか。
この場所なら、より近く、実際に徒歩で移動する可能性のある羽後本荘駅、本荘公園、市役所などを優先して表示した方が現実的だと思う。

●Great Buddha
本荘市街から旧大内町側へ国道105号線を進んで東へ入った赤田(あかた)地区の長谷寺(ちょうこくじ)という寺院に「赤田の大仏」がある。
行ったことがないので聞いたのと調べた情報だが、奈良や鎌倉のような座った仏像ではなく、観音菩薩の立像だという。鎌倉と奈良県桜井市にそれぞれある長谷寺(こちらはどちらも「はせでら」と読む)の観音像と並んで、「日本三大観音」に数えられている。
したがって、厳密には「大仏」ではないのだろうけれど、通称の「赤田の大仏さん」が定着し、この道標にも記載されている。

道標の英語表記では
The Great Buddha of Akata
ふ~ん。奈良や鎌倉の大仏も「The Great Buddha」(ofでなくatやinを使うこともあるようだが)と英訳することが多いようだ。
何となく直訳で「Big Buddha」としてしまいそうだが、「Great」を使うことで、単に大きいだけでなく偉大なというようなニュアンスも含んでいるのか。

●300メートルワープ!
現場では気づかず、写真を見ていたら、重大な発見をした。
 川に向かって左側から見たものと、右側から見た表示内容
「赤田の大仏」と「アクアパル」の距離に注目してほしい。
左側ではそれぞれ「6.9km」と「1.2km」なのに、右では「7.2km」と「1.5km」と、同じ地点を指しているのに、300メートルの差が生じていた!

この周囲の時空がゆがんでいて300メートルだけ“ワープ”できる特別な道標、ではなさそうだから、間違えたのだろう。
約300メートル東に交差点(本荘第一病院前)があるから、測定時あるいは設置時に、そこと取り違えたのかもしれない。

1.5キロとか7キロもあるような距離の300メートルだから、大した問題でもないが、そんなに遠くが必要な表示なのかどうかは、やはり疑問だ。
本荘の話はこれで終わりです。

※続きはこちら
柱の所在地の表記について
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久しぶりの本荘

2010-10-14 23:40:25 | 秋田のいろいろ
1年弱ぶりに由利本荘市本荘地区へ。駆け足のとんぼ返りだったけれど、いくつか話題を。(行ったのは9月下旬でした)
●由利橋
仮橋
昨年10月の段階で徐々に解体されていた、旧由利橋はすっかり解体され、トラスも橋脚もなくなっていた。
「新しい橋の橋台を造っています」
現在は、来年3月25日までの予定で「橋台工事」が行われていた。
「橋台」ってのが分からないが、橋本体と岸の道路の接続部分のことらしい。
通行止め
仮橋の下も含めて、河川敷の道が通行止めになっていたので、よく分からなかったが、現段階では、鍛冶町側の岸で何かやっている程度の模様。
橋や河川の工事は、水量変化が少ない秋から冬にかけてがシーズンらしいから、これから本格化するのだろう。

※続きはこちら

●ジョイフルシティ跡地も解体
由利橋の近くにあったショッピングセンター「ジョイフルシティ本荘」。
経営する大曲のヤマサコーポレーションの倒産に伴い、2008年10月に閉店して以来、空き屋になっていた。
駐車場入口の看板は残っていたけれど

建物は解体中だった
跡地はどうなるんだろう。
※続きはこちら

●小さな地点名
信号機の周りに設置される各種表示。
 (2009年11月9日の記事の再掲)
上の写真の通り、秋田県では、時差式や音響式など信号機に関する情報は細い縦長の看板だが、主要地点名(いわゆる交差点名)表示の古いタイプは、「久保田町」のように縦長で幅がやや広いものが使用されることが多い。

ところが、本荘の国道105号線のある信号機。
縦長の細い表示が付いていたので、時差式か何かかと思ったら
「組合病院前」
由利組合総合病院前だったのだが、この形の看板に地点名が表示されているのは初めて見た。ちょっと分かりにくいな。
3ケタ国道だから、秋田県の管轄かと思うが、ケチったのか、間違ったのか…

●2つの赤飯
旧大内町の国道105号線上で、JR羽越本線・羽後岩谷駅隣接の「道の駅おおうち」の産直。農産物や名物の油揚げなどがいろいろ売られていて、充実しているが、こんなものも売っていた。
赤飯
我が家で作るのと同じタイプ。
原材料名欄に「てんこ小豆」とある。
「てんこあずき」とは、「黒ササゲ」という豆の秋田での呼び名で、秋田では(地域によっても異なるのかもしれないけれど)、この煮汁で赤飯を着色する(で合ってる?)ことが多いらしいので、一般的なアズキや普通のササゲの赤飯よりも黒っぽいというか濃い色の赤飯になる。→てんこあずきについて

赤飯は各農家ごとに作って売っているようで、別にこんな赤飯もあった。
こちらは逆に色が薄い
ピンクに近い色で、入っている豆も大粒かな?
原材料には「ササギ豆」さらに「食用赤色102」とある。
つまり、着色した赤飯だ。しかも、(食べていないので分からないが)塩より砂糖の方が多いようなので、甘いのかもしれない。

実は、北海道や弘前など津軽地方ではこうした赤飯を造る。
秋田県、それも本荘に同じような赤飯があるとは知らなかった。

もう1つ本荘のネタがありますので、また後日
コメント (2)
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