広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

フレッシュランチ2010年11月

2010-11-30 19:23:41 | ランチパック
毎月恒例の「たけやフレッシュランチ」の記事を11月はアップしていませんでした。
確認できた新商品は2種類だけと少なく、あまりぱっとしなかったのだけど、記録としてアップします。
なお、先月以前に発売された、横手やきそば、チョコバナナは11月も発売されているのを確認(マロンもあったかな?)。

フレッシュランチ ハムカツ&タマゴ
以前、本家ヤマザキのランチパック ハムカツを紹介した。ブルドックソースを使用し、ハムカツの食感もよく、とてもおいしかった。
秋田版は「タマゴ」と組み合わせるとは、意外。
この絵、ハムカツじゃなくタワシみたい

ハムカツにタマゴフィリングですな…
う~ん。
まずくはないけど、おいしくない。ハムカツとソースはあんなにおいしかったのに…
なんでこの組み合わせを思いつたんだろう。
1包装当たり299kcal。


フレッシュランチ 粒あん&ホイップ
ヤマザキランチパックや青森の工藤パンフレッシュランチでは、だいぶ以前に見かけたような気がする、あんことクリームの組み合わせ(クリームでなくマーガリンだったかも?)。
これは想定内の組み合わせでおいしい
たけやはまんじゅうやだんごなど和菓子も長く製造しているから、あんこの質は安心できると思う。(こしあん好きとしては、こしあん版を望みたいところだが)
1包装当たり262kcal。
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フォンテ開店直前

2010-11-28 19:39:06 | 秋田のいろいろ
イトーヨーカドー撤退後の秋田ショッピングセンター「フォンテAKITA」。着々と準備が進んでいるようだ。※前回の記事はこちら
いくつかある入口の多くは、イトーヨーカドー時代のものをベースに「FONTE」に表示を変えたような状態になったが、西側・買物広場バス停側だけは、「FONTE」の文字がなかった。
27日(土)に通ると、
「THE GARDEN SEIBU」
ここだけ、ザ・ガーデン自由が丘西武専用のようなデザインの入口になった!
ここから入ると、地下へ行く階段がすぐだが、食品売場へ近いわけではない。(東側から入ってエスカレーターで下りた方が近いし楽)
なんでここだけこうしたんだろう?

先週末頃には、西側壁面に垂れ幕が設置された。
「ザ・ガーデン自由が丘・西武12/1水オープン!!」
反対側、東側にも垂れ幕を設置できる設備があるが、そちらには何も付いていない。東側の方が、駅の中などからも見え、宣伝効果は高いと思うけど、何で付けないんだろう?


エレベーターが1階で扉を開けたまま停止していたので、外から店内が見えた。
奥が買物広場バス停側出入口
床面を養生するシートが敷かれ、荷物を運んでいる人もいた。右側のテナントには、既に衣類が並んでいるようだ。
左側のエスカレーターを下りると、食品売場。エスカレーター周辺が緑色に装飾され、上部の照明も新しくなった気がする。


ぽぽろーどから見える2階のサーティーワンアイスクリームでは、若干店内のデザインが変わったような気がした(レイアウトはそのままか)が、今日の午後は照明が点き、関係者らしき人たちが試食(?)をしていた。

屋上の看板はまだ真っ白いまま。このままオープンし、後で「LOFT」のロゴでも入れるのか?

秋田市長の週間予定表によれば、30日(火)には、「「ザ・ガーデン自由が丘・西武」特別内覧会」が行われるらしい。
フォンテのでなく、ザ・ガーデンの内覧会のようだ。


さて、フォンテに関する当ブログの記事にたくさんのアクセスをいただいてます。それだけ多くの方々が秋田駅前・秋田市中心市街地に関心を持っているのでしょう。
開店直前・直後の様子のレポートも当ブログにご期待いただく方もいらっしゃるかと思いますが、おそらく12月1日前後は秋田にいない予定ですので、当ブログで紹介できないと思われます。開店後、少し落ちついた様子はアップしていきたいと思っています。※こちらです
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落ち葉の季節

2010-11-27 22:22:23 | 秋田の季節・風景
先日、千秋公園のお堀の清掃作業を紹介したが、その後も引き続き作業が行われ、さらにきれいになっている。千秋公園では、ほかにも作業が行われていた。
木々はすっかり落葉
ある日、千秋公園の上から、掃除機みたいな音が鳴り響いてきた。行ってみると…
斜面で作業中
間隔を置いて数人の人がいて、皆さんそれぞれ音を出す機械を背負って何やらやっていた。その機械からは掃除機のホースみたいな管が出ている。
ぶぉーん
管から空気が出ているようで、それで積もった落ち葉を飛ばしていた。
 けっこうな勢い
斜面を下りながら落ち葉を下へ飛ばし、集めていたようだ。
雑木林のような千秋公園内では、そのままにしておいても朽ち果てて大丈夫そうだが、公園である以上、きれいにしておくということなのだろう。


さて、千秋公園を出て広小路・仲小路・中央通りを超えたところに、「中通三丁目街区公園」がある。
ビルの谷間の公園
ここには1960年代まで、秋田大学附属幼稚園や小学校があった(さらにさかのぼれば秋田女子師範学校)そうだ。
中通三丁目街区公園というよりも、卵型の遊具があることにちなんで「タマゴ公園」の名で親しまれている。(僕は最近まで知らなかった)

今の時期にこの公園前を通って初めて気づいたのだが、この公園には、プラタナス(だと思う)の木が多い。
秋田市の公園はサクラやケヤキは多いが、プラタナスがある程度まとまって植えられているのは珍しいかもしれない。

プラタナスはまだ木に少し葉が付いているが、園内や前の道路にたくさんの葉を落としていた。
大きくて硬い葉なので、踏むとバリバリと大きな音がした。ケヤキやサクラとはまた違う感触。
右端にタマゴが写ってます

これから雪の予報。今日のような青空は次はいつ見られるだろう。
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市町村のバスが集合

2010-11-26 20:04:31 | 秋田のいろいろ
秋田県民会館
全県規模の福祉関係の会合があったようだ。
以前から、この手の催しがあった際、気になっていたことがあったのだけど、時間がなかったりカメラを持っていなかったりだったのだが、ついに撮影できた。

それは、県内各地からの参加者が乗ってくるバス。
レンタカーのマイクロバスで来ている地域もあったし、もしかしたら貸切バスで来たところもあったかもしれない。
だが、多くは、各自治体が所有しているバスで来ていた。それが、県民会館の駐車場にびっしりと並んで待機しているのだ!
こんな感じ
日野といすゞ製が多い印象。三菱製が意外に少なかった。

今回は20台程度だったかと思うが、下の道路にも並ぶほどたくさん来ていたのを見たこともある。大会の対象や規模などによって、バスを出すかどうか異なるのだろう。

自治体所有(緑ナンバーの公営企業としてのものではなく、白ナンバーの自家用登録)のバスといえば、以前の記事で、秋田市所有の「やまびこ号」(中央公民館)と「まんたらめ号」(太平山自然学習センター)自然科学学習館の送迎などを行うバスを紹介した。これらは、市教育委員会管轄で、もっぱら各施設の用途だけに使用されている。
しかし、今回紹介するものは、特定の機関での使用に限定せず、その市町村に関するいろいろな用途に使うバスなのだと思われる。
※秋田市でも旧河辺町の所有だったと思われる「せせらぎ号」とかいうバスが存在する。これは今回紹介するのと同じ用途だと思われる。

自治体所有のバスは、秋田市内を1台だけ走っていたり、赤れんが郷土館などの施設の前で停まっているのを見かけたことがあるが、これはその町の何かの団体の施設見学などだろうか。
国道7号線で、「由利本荘市」と表示のある、違う車種・デザインのバスが何台も走っていたのを見たこともある。これはおそらく、今回のような行事の参加者の輸送であり、平成の大合併前の旧町村単位でバスを出したのだろう。そのバスは、合併前の各町村が発注・所有していたので、車種もデザインもまちまちであり、合併に伴い、所有者名だけを書き換えて、引き続き同じ地域を中心に使用しているのだと思われる。
日銀秋田支店に停まっていたバス
上の写真のバスは、前面の“行灯”と呼ばれる場所に「大仙市」、側面に「大仙市神岡」と表示されていた。
合併前の旧神岡町が購入し所有していたもので、現在は大仙市所有となり、神岡地域で使用されているようだ。


こうした自治体のバスのデザインが楽しい。
メーカーが標準で定めたカタログの塗装のもの(上の神岡のバスなど)もあるが、自治体によっては、それに各地域のマスコットを描き加えたり、完全オリジナルのデザインだったりで、各地域の個性が感じられるのだ。

県民会館の駐車場に潜入してみた。
びっしり
ほとんどのバスは無人だったが、一部はドライバーが車内に残っていたり、さらに一部はアイドリングを続けるものも。
会合終了までまだ2時間程度もあった時刻なのに、いかがなものか。

では、いくつかご紹介。
※駐車位置や間隔の都合上、アングルが限られていたので、ご了承ください。
「あおもり」と読んでしまいそうだけど「おおもり」
旧大森町(現横手市)のバス。
デザインはメーカー標準のもののようだが、それに加えて側面中央には
何か舞っている?
特に解説などはなく、ネットで調べてみると、11月7日に行われる保呂羽山波宇志別神社(ほろわさんはうしわけじんじゃ)の「霜月神楽」だと思われる。

羽後町
青一色のボディに有名な「西馬音内(にしもない)盆踊り」が描かれる。
着物の柄など、細部まで美しい絵

八峰町(はっぽうちょう)
旧八森町と峰浜村が合併してできた町。車両側面にカタクリの花の写真が貼られていた。
秋田県でカタクリといえば、旧西木村(現仙北市)が有名だが、八峰町の町の花がカタクリなのだそうだ。

雄大な風景
行灯は「仙北市」だったが、ボディの正面と側面に「TAZAWAKO」とあるので、旧田沢湖町のバスだろう。絵は田沢湖と秋田駒ヶ岳。
側面には「AKITA」とあるし、田沢湖の宣伝になりそう。
そして側面後部(と前面)には、
「たっこちゃん」.
田沢湖の伝説の主人公は「辰子(たつこ)」だが、これは「たっこちゃん」。伝説にちなんで、竜なので、しっぽが出ている。
1997年に田沢湖(町でなく湖や周辺観光の?)のイメージキャラクターとして誕生したらしい。合併で仙北市になった現在も、着ぐるみが出動したり、公式ブログがある。

田沢湖とならんで目を引いたのがこちら。
大仙市
水色のボディを白いウサギが跳ねている。
最初に紹介した大仙市神岡のバスと異なり、このバスには地域名が表示されていない。
だけど、大仙市でウサギといえば、旧中仙町特産の「ジャンボうさぎ」に違いない。
シンプルだけどいい

最後に、
カッパの「じゅんくん さいちゃん」
三種町(みたねちょう)のバスで、旧山本町のキャラクターのようだ。名前をつなげると、特産の「ジュンサイ」になる。
見覚えがあるキャラクターだけど、なんでカッパなんだろう?
行灯
「三種町」の文字の間にも、モノクロのじゅんくんさいちゃんがいた。
じゅんくんは森岳温泉にご入浴。さいちゃんはジュンサイ採り


今回見た中では、以上のバスが特徴的だった。
今後、これらのバスが老朽化すれば、新車に更新されるだろう。その際は、合併後の市や町でまとめて発注し、共通のデザインになってしまうことも考えられる。見るなら今のうちかもしれない。

以前、美郷町のバスを見かけたのだが、それには漫画「コボちゃん」が描かれていた。(コボちゃんのパパが旧六郷町出身という設定にちなむと思われる。)
だけど、そのバスは今回は来ていなかった(美郷町から来ていたのは普通の塗装のバスだった)。また見てみたい。
コボちゃんではありませんでした。こちらにて
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弘前いろいろ

2010-11-25 22:24:54 | 津軽のいろいろ
弘前訪問時の記事、長引いて&間が開いてしまっていますが、そろそろ終わります。※前回はこちら

まずは弘南バス。
以前も書いたけれど、改めて、小型バスが増えているのを感じた。
左が三菱ローザ、右が日野リエッセ
リエッセはやや大きめ。真ん中にもドアを設けた車両が秋田市内などでも走っている。
ローザはいわゆる“マイクロバス”のサイズで、送迎バスや幼稚園バスによく使われているが、路線バス仕様は珍しいと思う。

さて、弘前市と秋田市のバス路線名(小栗山線とか新屋線とか)で、両方の街に同名の路線が1つだけ存在する。
それは、
神田線!
弘南バスの神田線は、1日2.5往復で小型車での運行。(秋田は毎時2本程度で中型車)
ちなみに上の写真のバスは、トヨタ自動車の「コースター」。トヨタの路線バスというのもかなり珍しい。

ところで、バス会社では、車両の管理をする際、各車に独自の番号を振って管理することが多い。(ナンバープレートの番号をそのまま使うところもあるけど)
かつての秋田市営バスは、「138号車」といったように2~3ケタの通し番号を付けていた。
弘南バスでは、「51110-5」といったような長い数字で、これには意味があり、数字を見るだけでメーカー・年式・所属車庫が分かる。車庫と車両数が多い会社ならではの工夫だ。
「51110-5」=日野製の平成11年式の中で10台目に導入した、藤代車庫所属の車両
この数字は、後部バンパーの上と、側面前方に表示されている。
しかし今回、上の写真のように、側面最後部の窓に、「13-46」とナンバープレートの数字を表示した紙が貼られているのに気づいた(反対側も)。
春に来たときはなかったと思うが、今回はおそらく全車両に貼られていた。
何の目的があるのか分からないが、ケタ数が少ないナンバープレートの方がぱっと見て分かりやすいというのはあるかもしれない。

側面の窓にはこんなステッカーも(一部、貼っていない車両、片方のみの車両もあった)
「弘前城築城400年祭」と新青森開業
新幹線新青森開業のシールは、青森県バス協会・東北運輸局青森運輸支局・青森県観光連盟の3者連名で、来年4月から7月に行われる「青森デスティネーションキャンペーン」も告知している。

築城400年のシールにも出ているのが、
この人(弘前駅自由通路の垂れ幕)
弘前城築城400年祭のマスコットキャラクター「たか丸くん」。
昨年11月27日生まれ(400年祭の400日前)で、弘前城の別名「鷹岡城」にちなむもの。津軽為信の兜をイメージし、さらにその上に弘前城天守閣が載った、重そうな兜をかぶっている。

イベント時には着ぐるみも出動するようだが、それ以外にもあちこちで見かけた。
斜めの角度(駅の垂れ幕)と正面の角度(バスのステッカー)と2パータンがあるようだが、どちらもかわいらしい。

一大観光地の弘前城の記念祭が、新幹線開業と重なった絶好のチャンスなわけで、弘前市の力の入れようが分かる。
りんごポストのある弘前市役所前の垂れ幕は正面顔
駅と市役所の「毎月5日はりんごを食べる日」の垂れ幕はなくなった。

追手門と市役所向かいの市立観光館の階段には、
石像
頭が重そう。
視線の先には追手門
石材店が製作・寄贈したようだ。

JAアオレンのりんごジュースの缶にも

津軽のお弁当「津軽弁」にも。
観光シーズンでなく、夕方だったためか、選択肢が少なく、買ったのは、
「たか丸くん弁当」600円
稔町(弘前大学近くの西弘前から桔梗野へ行く途中)の「めん房たけや」というそば店のもの。
たか丸くんの絵入りの掛け紙はインクジェットプリンタで作った物らしいが、筋が入っている。ヘッドクリーニングかインク交換が必要かと存じます。
オマケ付き
600円と安い上、「金魚ねぷたキット」とたか丸くんの塗り絵まで付いていて、ずいぶんお得な気がしたが…
お弁当の中にもたか丸くんが!
量が少なめだし、どうやらお子様向けの弁当のようだ。
たか丸くんの顔は、味付けご飯をベースに海苔、ゴボウ、玉子、ゴマ、黒豆、ソーセージの輪切り、椎茸で描かれている。
味が濃くなくて食べやすかったが、和風のおかずが多くて子どもにはちょっと地味かも。ちょっぴり食べたい大人の方が向いていそう。


新幹線開業で、津軽はどう変わっていくのだろう。
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フォンテのフロアガイド

2010-11-25 19:07:51 | 秋田のいろいろ
秋田駅前の「フォンテAKITA」開店まであと1週間を切った。※前回の記事
北西角(西武側)から北側壁面を見る
外壁の足場がすっかり取れ、新しくなった壁面が見えるようになった。
北側には数えてみると「FONTE」と10か所(壁面のピンク文字2、“スノコ”の白文字8)も書かれている。うるさいとか見苦しいといった印象はしなかったが、ずいぶん自己主張が強いですこと…

「フォンテ」の名はご年配の方には浸透するだろうか? 「“ホンテ”だったっけか?」などと会話している方々がいた。
大屋根下(宝くじ売場脇)やぽぽろーどの2階入口には、前々回にアップした、階別テナント名一覧の立て看板が設置されているが、足を止めてそれに見入る人が多い。それだけ期待を集めているということだと思う。


ぽぽろーどの階段下、秋田駅側の北東角の入口(地元銀行ATM側)には、新たに真っ赤な枠の表示板が設置された。(仮設でなく常設されるもの)
こんな目立たない場所よりも、人通りの多い大屋根下側にでも設置した方が良さそうだけど。
それには、フロアガイドもあった!

そのフロアガイドにより、新たな情報も分かったので、以下にご紹介したい。
 ※図の下に業種と店舗名も記載されていましたが、省略します。反射で見にくい点とあわせてご了承ください。
各階とも、上が北(ぽぽろーど)側、右が東(秋田駅)側。
7階
薄紫のようなグレーのような色の部分については、何も記載されていない。まだ未定ということか。※下記の通り、他のフロアの同じ色の区画には「Coming Soon」と記載があるが、7階は記載がなく、空欄。

白紙状態の6階、5階は省略。(図では、両階全面に「Coming Soon」と記載)

4階
左側の青い部分は「プレイランド ベニーポット」。右側の薄オレンジというか肌色部分は「期間限定ショップ」とのことだが、店舗名は空欄。
上の黄緑の部分はハンコ屋さんとコンタクトレンズ屋さん。下の表では、美容室もあることになっているのだが、なぜか図の方ではその区画がない。
残り大部分が「Coming Soon」。このどれかに100円ショップが入るのだろう。

3階
ほとんど埋まっている。左下に「Coming Soon」と空欄の期間限定ショップがある。

2階
なかよし、サーティーワン、金萬は従来と同じ場所。
下が「Coming Soon」だが、ここにロフトが入るのだろう。ここにも空欄期間限定ショップ。

1階
既存テナントはそのままの感じ。
この階も出入口がない奥の広い部分が「Coming Soon」と空欄期間限定ショップ。
右下の小さなオレンジ色は、靴修理・合鍵屋さん。

各出入口に名前が付けられているが、ATMの所が「駅前方面出入口」、宝くじ売場が「西武方面出入口」、西側の買物広場バス停側が「バスターミナル方面出入口」だって。
「西武方面」は分かるけど、「駅前方面」から駅に行くには階段を上らないといけないので不便であり直感的でない。
そして「バスターミナル」といえば逆側の「秋田駅前(西口)バス乗り場」を連想するのが一般的だと思う。「買物広場」バス停は、どちらかといえばバス“降り場”兼バス待機場なので、これを指して「バスターミナル」というのはそぐわない。
ちょっとおかしい命名だ。

そして地下1階
下のザ・ガーデン自由が丘SEIBUのほか、上のフードコートの配置は変化なし。
フードコートは、たこ焼き、ラーメン・そば、コーヒー、牛どん・カレーが入るようだ。他にテナントで「惣菜 横田屋」、「珈琲・紅茶 輸入食品 ブラジル」が入る。
右上に期間限定ショップがあるが、ここだけは店名が明らかになっており、「リラクゼーション ふみふみセラピー」とのこと。
そして、なんとセブン銀行のATMが引き続き設置されるらしい。これは個人的には朗報。
ヨーカドー時代は1階に2台あったのだが、今度はそのほぼ真下、地階のゆうちょ銀行と同じ場所のようだ。
そういえば、以前からゆうちょ銀行のATMコーナーの脇に微妙なスペースが空いていた。コンパクトなセブン銀行のATMなら、そこにぴったり収まりそうだ。
【11月7日】セブン銀行ATMについての続きはこちら

といった状況でした。
図を見ると、けっこう空きスペースが多かった。ほんとうに「Coming Soon」なのか心配だ。

※続きはこちら
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晩秋の風景

2010-11-23 19:53:17 | 秋田の季節・風景
今年の秋田市街地の紅葉は、あまりぱっとしなかった。天候があまりよくない日が多かったこともあるが、気がついたら葉が落ちていたという感じ。
そんな中、きれいだと思った紅葉のいくつかをまずはご紹介。
南大通りの街路樹のケヤキ(11月6日)

寺町のケヤキ(11月6日)

新屋駅から美短への遊歩道のサクラ(11月6日)

新屋図書館~美短の倉庫棟のイチョウ(11月6日)


ここは昨年もそうだったし、他の場所の街路樹などでもそう感じるけど、イチョウの黄葉の時期は木ごとのバラツキが大きい。(青森県深浦町にある日本最大という北金ヶ沢の大イチョウは今が見頃だそう。この木は毎年遅い。)
その木が生えている場所の日当たりなどを、ケヤキなどよりも敏感に感じるのだろうか。

さて、秋田駅西口、フォンテAKITAの向かいの遊歩道はケヤキ並木になっている。
(11月21日)
路面に枯れ葉が落ちているが、木にもまだたくさん葉が付いている。
フォンテ側から
分かりにくいけれど、紅葉・黄葉というより、枯れた葉がチリチリになって木にくっついている感じ。きれいとは言えない。
何よりも、最初に紹介したような、美しく紅葉したよそのケヤキは、この時点ではほぼ完全に葉を落としているのに…

ほかにも、秋田市役所横(旧NHK横)の遊歩道も同じような状態だったが、すぐ隣の市役所の庭のケヤキは葉が落ちていた。
日当たりなのか、温度なのか、水分や栄養状態のせいだろうか?


こちらでもアップした、千秋公園外堀・大手門の堀のハスの後片付け。
ボートのほかに、いかだみたいなのも出動していた。落ちたら寒そう…
いかだで運搬(11月15日)
盛んに繁茂していたから、全部片付けるには10日前後、要したようだ。
すっきりとした晩秋の装い
【25日補足】その後も作業が続いている。堀全体の枯れ草などを完全に取り除くらしく、上の写真よりもさらにきれいなお堀になりつつある。


秋田市では16日に初雪が観測されたが、最近は暖かい日が多く、まだ冬の感じがしない。(明日以降は寒く、週末は雪の予報)
通町の県道
「道路の除排雪作業を行っています」の看板が立った。
道路工事など公共工事現場に設置されるものだが、秋田県道では、いつの頃からか除排雪作業でもこの看板を立てるようになった。

除排雪作業は、年度というかシーズン単位での契約で、その間に雪が積もったら作業するということになるはず。だから、看板が立っているからといって、それを見たその日に、除排雪作業をやっているわけではない(積もってないんだから当たり前だけど)。それに「ご迷惑をおかけします」と言われても、逆に除雪をしない方が迷惑だ。自然のことなんだから。
また、半年近く、道端に看板を立てて置くのも、景観や通行上邪魔になりそうだし、除排雪作業自体の障害にもなるかもしれない。
県や業者の連絡先が分かるという利点はあるが、他の工事と違って、除排雪作業にもこの看板を設置するのは、ちょっとそぐわないように感じる。

それから、秋田県の工事看板って、枠に秋田杉の丸太を使うんじゃなかったっけ?
 以前の画像の再掲
ここはそうじゃないけど、いいの?

あと、秋田県以外でもよくあるけど、「◯◯を××しています」と分かりやすい言い回しの看板であるべきなのに、「道路の除排雪作業を行っています」じゃあそうとは言えない。長いけど「道路に雪が積もった場合、寄せたり運び出したりしています」とかじゃないと。
9年後の状況はこの記事後半。
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ハイブリッド青池展示会

2010-11-21 20:04:30 | 秋田のいろいろ
快速「リゾートしらかみ」用のハイブリッドシステムを搭載した新車両「青池編成」(2代目)が、12月4日から運行を開始する。
メーカーからの搬入時に見に行って、車両基地の公開時にもちらりと見た。
でも、報道向けの公開が終わり、来週には一般向け試乗会が行われ、その募集もされていたが、手軽に見学できる「車両展示会」はやる気配がなかった。
盛岡支社の同型車「リゾートあすなろ」は展示会があったのに、秋田支社は何をやってるんだ! とあきらめていたら、先週あたり、秋田支社の公式サイトや秋田駅自由通路のパンフレット置き場で告知がされた。(もうちょっと早く教えてくれてもいいんじゃない…)

20日(土)に弘前駅で、そして今日21日に秋田駅で行われるという。もちろん、秋田駅に見学に行った。
この手の展示会は皆、そうだが、列車ダイヤの合間を縫って、駅のホームに列車を停めて行うので、展示時間は1時間程度。今回は、10時15分から11時15分まで、2番線を使って行われた。
見学には、有効な乗車券類または入場券(140円)が必要。

10時半過ぎ秋田駅中央改札口へ行ってみると、
「2番線ホームへ!」
お手製のプラカードを持った駅員が、「新しいリゾートしらかみの展示会を実施しておりまーす。この機会にぜひご覧ください」などと“呼びこみ”をしていおり、通りかかった人が足を止めて興味を示していた。

ほかにも、ピンクのジャンパーを着た秋田支社の社員もいて、入場券を買うと、パンフレットとポケットティッシュが入った袋をくれた。
既存の2編成と新青池編成
中のパンフはなぜか「TYO」など五能線と関係ない、東京方面の旅行商品などのもの。車内では、五能線のパンフをくれたけど。その写真も、旧青池から新青池へ差し替わっていた。

改札を入ると、通路や階段にも駅員や社員が立っていて、なかなか丁寧な対応。
秋田駅の2番線は、階段の真下の正規の停車位置に停まると、駅舎の直下なので暗い。見学や写真撮影には不向きな気がしていたが、その点もしっかり配慮してくれており、正規の停車位置よりも南側の駅舎と干渉しない位置に停めてくれていた。
1号車は前照灯(ヘッドライト)が点灯
【22日追記】やっぱりこのデザイン、かっこいいと思う。従来のよりも好き。写真を見て気づいたが、ワイパーが3本あり、向かって右の運転士側に同サイズのが2本並んで付いている。冬の猛吹雪に威力を発揮しそうな珍しい取り付け方だが、どういう動きをするんだろう?

呼び込みが効いたのか、思ったよりも見学者が多かった。
展示会目当てで来たであろう家族連れや鉄道ファンもいたが、旅行途中の大きな荷物を持った人もいたし、地元の年配のご夫婦などもちらほら。新型車両と五能線への宣伝効果はありそう。
マスコミはAABのカメラがいて、小さな子にインタビューしていたが、すぐに帰ったようだ。マスコミのイベント取材って、最初だけいて途中で帰っちゃうんだよね。
それ以外には、テレビも新聞もいなかったようだ。既に帰ってしまったのかもしれないし、来週の試乗会の方がネタになるから来なかったのかもしれない。【22日追記】魁新報も取材に来ていた模様。

車内の見学は、車両基地側の1号車のドアから入り、中を自由に見て、青森側の4号車から出るという流れ。
僕が入ろうとした時は、車内が混雑しないよう、出て行く人の数を見ながら、新たに入れるという、入場制限が行われていた。そのため、1号車の前で数分間並んで待って、車内へ。
 ※車内の様子の比較として、既存の「くまげら編成」を紹介した先日の記事もご覧ください。
4両のうち、3両が普通の(?)「普通車」
といっても、先日のくまげら同様、2人掛けのリクライニングシートが広い間隔(120センチ)で並び、ゆったり。
外観では、従来より窓が小さくなった印象があったが、停車した車内から見た限りでは、(わずか小さい気はしたけど)従来と遜色なかった。
シートの座り心地やテーブルなどの設備も現行とほぼ同じ
各車両にも社員が配置され、「こまちの座席よりも間隔が広いんですよ。どうぞ掛けてみてください」と声を掛け、座った人は「あやー いいごとー(あら、いいじゃない)」なんて言っていた。(座席間隔は従来のリゾートしらかみと同じなんですけどね)
シート
シートは既存3編成と違い、地味な色合いだが、リボンのような模様が入り、肩の出っ張った部分と腰を受ける部分がアクセントで赤くなっている。
白い布の枕カバーの代わり(枕カバーがあるのは特急だけなので)に黒いレザー状のカバーが付いているが、従来の車両ものより柔らかいようで、「RESORT HYBRID TRAIN」のロゴ入り。

2号車への通路
各車両とも、床はコルク風。
パンフによれば「室内全体をオフホワイトでまとめ、壁面や荷物棚上部は木目調、床はコルク調で素材感を出しています。」とのことだが、上の写真の壁は、薄いグレーの木目調(JR東日本がたまに使う模様)に「RESORT HYBRID TRAIN」のロゴが入っていて、かっこいいと思った。

4両のうち、2号車だけは「半個室」という、“コンパートメント”構造。
B寝台によく似ている。座席のある側の窓が五能線内では海側
見学していた人の中には、半個室はグリーン車みたいな別料金だと思っている人もいたが、扱いとしては他の車両と同じ普通車。
したがって料金は他の車両と同額(乗車券+指定席料金510円)。部屋単位での発売でないので、相席になる場合もある。
半個室。座席の色使いは普通車と共通
これで定員4名。座面をフラットにして足を延ばすこともできるし、向かい合ってグループでの宴会などには向いているのだろう。

個人的には、閉塞感があることと、背もたれの角度が変えられないので、普通席の方がいい。

4号車側の運転席にも社員がいて、ひっきりなしに放送で説明をしていた。
各車両の天井(2号車にはなかったか?)には所々に17インチの液晶ディスプレイが設置されている。JR西日本・関西地区の新しい通勤電車のと似た感じ。
例のCMだ
運転席からの前面展望や3号車のイベントスペース(津軽三味線演奏とかするのだろう)を撮影するカメラも設置されており、その映像もここに流れるそうだ。
実際に、運転席からの映像も表示されていた(動いてないけど)が、やや画面が小さく、暗い気がした。
「HB-E300-101」
形式記号にハイフンが2つ入るのがおもしろい。「HB」ってやっぱりエンピツの芯みたいだ(HYBRIDの略)。

接客設備としては、既存のリゾートしらかみとそんなに違わない気がした。それだけ、現在の車両のレベルが高いのだろう。
それよりも気になるのは、乗り心地とハイブリッドシステム。こればっかりは動いていないと分からないけれど。
運転席を覗いてみた
オレンジ色の矢印をつけたレバーだけで、加速も減速(ブレーキ)も操作できる、「ワンハンドルマスコン」という操作体系。
全国的には最近増えているが、秋田支社の車両(電車も含めて)でこの方式を採用するのは、まだEast i-Dとこの車両の2つだけのはず。


そういえば、展示中は、停車しているとはいえ、前照灯や車内照明が点灯し、車内放送も流れているので、電気を消費している。
従来のディーゼルカーであれば、エンジンがうなっている(アイドリング)はずなのに、この車両はまったく音・振動がせず、電源が落ちているかのよう。
これがハイブリッド車の威力なのだろうか?

見学のご夫婦の奥様が「ハイブリッドって車のハイブリッドと同じなの?」と旦那様に聞いていたが、答えに窮していたようだ。
まあ、大雑把には同じといえば同じだけど、細かく言えばハイブリッドカー(自動車)でも、メーカーによって方式がいくつかあるように、この列車もそれらとはまた違う。
車ではエンジンでの走行とモーターでの走行を切り替える方式が多いようだが、この列車は、常にモーターで走行する。そのモーターの動力として使うのが、〈エンジンで発電した電力〉か〈バッテリーに貯まっている電力〉かを切り替えるという方式のようだ。(ディーゼルエンジンは直接の走行用としてでなく発電機として使うことになる。)
また、バッテリーには、〈エンジンで発電した電気(普通の“充電”ということかな?)〉と〈ブレーキをかけた時のエネルギーを電気に替えたもの(これはプリウスなどと同じ)〉の両方から蓄電できるらしい。

4号車側の運転席を覗くと、ディスプレイに何やら表示があった。
「ハイブリッド情報」
おおっ! これはおもしろそうな画面。(トイレ凍結防止装置が作動しているらしいけど、今日は暑いくらいだった)
画面左の「エンジン」は「停止」。つまりディーゼルエンジンはお休み中。アイドリング音がしないことからも分かる。
右の「主電動機」はモーターのこと。これも停車中だから止まっているようだ。

画面下中央の2つの赤い箱が「蓄電池」つまりバッテリーを示している。「健全」だそうです。
バッテリーは2系統に分かれていて、どちらも「6」と表示。つまり、電池残量が6割ということらしい。
そしてその上に水色の矢印が出ていて、「SIV動作」というのに向かっている。
「SIV」とは、照明や放送など、車内の小電力機器に電力を供給する装置。

したがって、この段階では、バッテリーに貯まった電気を使って照明や放送の電力をまかなっている状態だ。(ある程度消費して残量が減れば、エンジンが始動して発電するのだろう)

以上のように僕は理解した。
なるほど。ハイブリッドのメリットの1つである静粛性を身を持って実感した。とってもおもしろい。
この画面、乗客向け画面にも表示したら(一部の人には)ウケそうだけどな…
運転席を覗くしかないのだろうか。

なお、交通新聞社の雑誌「鉄道ダイヤ情報」12月号では「リゾートあすなろ」のこの画面を紹介している。
それによれば、走行時やエンジンからの電力供給時には、矢印の表示位置や向きが変わるそうだ。試乗会時のバッテリー残量は「5」~「7」で推移していたとのこと。

いつか、ぜひとも、乗ってみたい。

ひと通り見終わった頃、向かいの3番線に、ブナ編成の「リゾートしらかみ」が入って来て、一瞬並ぶ(停止位置は異なる)。
車内放送や各車両にいる社員が、「まもなくブナ編成が入りますので、どうぞご覧ください」と、これまた丁寧に勧めてくれた。
なお、昨日の弘前駅での展示会では、新旧青池編成が並んだようだ。
ブナ編成
人によっては4連休ということもあり、弘前行きの「リゾートしらかみ3号」にはたくさんの観光客が乗っていた。
発車時、展示会帰りの小さな子がホームから列車に手を振ると、運転台にいた乗務員(運転中じゃない人ね)が、窓を開けて手を振り返していたのが、ほのぼのとする光景だった。

ブナ編成は28日まで運行後、工場に入り、1両増やして4両編成になって再び姿を現す。

やや人は多かった(AABの報道によれば「約400人」の人出。【22日追記】魁によれば「大勢」)けれど、有意義な展示会だった。
自動改札機に入場券を入れて出ようとすると…
ピンポーン!
えっ?! 扉が閉まった。「読取異常」だって。
隣の改札機から出ようとしていた人も引っかかっていたけど、何で?
僕は前にも、この改札機で正しいきっぷを入れたのに引っかかったことがあった。改札機に嫌われてるのかな…


※乗車した際の記事はこちら
コメント (2)
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最近の秋田市中心市街地

2010-11-21 16:29:49 | 秋田のいろいろ
毎週恒例となりつつある、市街地の模様です。 
●きららアーバンパレス ※先週はこちら
三井アーバンホテル跡。内装工事だろうか、色々やっているみたい。
工事中
仕切りが設けれられた角のコンビニ跡は、がらんとしたままで、備品などはまだ設置されていない。
その上、2階から4階にかけての外壁に縦長の看板が設置された。よく、貸しビルや雑居ビルにある、何階に何が入居しているのかを示しているヤツ。
「きららアーバンパレス」の地色は、玄関のピンクとは異なり青
それによれば、
8階~9階 きらら高齢者専用賃貸住宅
4階~7階 きらら短期入所生活介護
3階 きらら小規模多機能型居宅介護
3階 (2区画空白)
2階 (2区画空白)
2階 きらら学童クラブ
1階 きらら保育園
1階 きらら訪問介護ステーション
1階 きらら居宅介護支援事業所
1階 無料相談窓口きてたんセンター(※「きてたんせ」は秋田弁で「来てください」の意)
1階 きらら福祉用具レンタルショップ
1階 (2区画空白)
とのこと。素人には違いがよく分からないものもあるけど、いろいろ入るんだな~
秋田市を一望できる上層階に住むというのは、ちょっとうらやましい。

●フォンテAKITA ※前回はこちら
イトーヨーカドー撤退後、閉鎖して工事を行っていたが、リニューアルオープンまで、あと10日ほど。
秋田駅2番線から
秋田駅に面するミラー張りの東側壁面上部に、「FONTE」のロゴがついに入った!
harropageさんによれば、金曜日の夜の段階で、既に設置されていたそう。「E」の文字の下の横棒に「MALL」の文字が入っているらしいが、
下から見上げる
なるほど。なんか一瞬「MAIL」と読んでしまいそう。
自発光するのではなく、上部から照明で照らすタイプだ。今日の昼頃、屋上に人がいて、動作確認をしていたらしく、一瞬、照明が点灯していた。

この部分には、かつて「イトーヨーカドー」の文字があり、撤去後も判読できるほどの跡が付いていたけれど、それがきれいになくなっている。
壁面の他の部分もきれいになった気がするので、クリーニングしたのかもしれない。

東側の小さな入口(地下直結だったっけ?)にも「FONTE」ロゴ(MALLの字なし)が設置されていた。
屋上看板、中央通り沿い南側は変化なし。
買物広場バス停から西側
低層階に掛けられていた足場が撤去中で、壁面が姿を現した。
白っぽい地に1階ずつ茶色のラインが入る塗装に変わっていた。上層階はそのまま。
【22日補足】ライン自体が新しく入ったのかと思っていたが、そうではなくラインは以前から入っていた。色が変わっただけのようだ。(以前の様子
ぽぽろーど~大屋根沿い、北側
こちらも足場撤去中。
以前も書いたが、スノコ状の板を壁面に設置していた。
スノコは1階の上は濃い茶色。3階の上下(?)の2本は黄土色のような茶色。そして、やたらと「FONTE」と白で書いている。
宝くじ売場そば。「FONTE FONTE FONTE」
ちょっとうるさいような気がするような… 足場がなくなったら、改めて見てみましょ。
スノコ?!
小学校の昇降口の下駄箱前に敷いてあったスノコを思い出してしまうなー

さて、フォンテの斜め向かいが、「秋田西武(旧・ほんきん西武)」。地下通路ではつながっている。
奥が秋田駅
ヨーカドーがあった頃は、セブンアンドアイ系列の百貨店とスーパーが隣接しているのは珍しいそうで、共同セールなどを行っていた。
今度フォンテの地下に入るのも、系列のスーパーであり、しかも店舗名が「ザ・ガーデン自由が丘SEIBU」と、別棟なのにわざわざ「SEIBU」を入れている。

大屋根に面した西武の入口
その柱には
ザ・ガーデン開店の告知が!
12月1日から5日、税込1000円以上購入の各日先着2000名に「ザ・ガーデンバッグ」(最初の3日はグリーン、後の2日はブラック)をくれるそうです。

大屋根下を少し西へ進んだ金萬や写真店フォーカスの向かい、ビューホテルの裏側部分には、“街頭テレビ”が設置され、秋田ケーブルテレビの番組(NHKBS-1が多かった?)が流れていたが、それも、
「♪ザ・ガーデンオープン」
かつての西武のバーゲンのCMソング「♪おかいもの、おかいもの」をどことなく彷彿させるような歌とアニメーション(画風が違うし、クマは出てきません)が繰り返し流れていた。

西武も一体となって、新しい店のオープンを盛り立てているようだ。

※次の記事はこちら

●古いバスもう1台 ※前回はこちら
先日紹介した、少なくとも車齢22年は経過しながらも、行先表示をLEDに交換され、まだまだ現役を続けそうな路線バス。
その記事で、同型のバスはこの1台かもしれないとしていた。実は、あの車両と一緒に購入した同型車がもう1台あったのだが、最近は見ていない気がしたので、廃車になったかと思っていた。
ところが…
登場!
前回のとナンバーが1番違いの車両も、LEDに交換されて、元気に活躍していた!
こちらの方が、若干サビが浮いているような印象もしたが、このバス会社の車両にしては良好。
側面
前方の屋根上にボコっと出っ張った冷房装置が、この車両の特徴。子どもの頃、これが冷房車の象徴だった。
でも、「NBA」ステッカーを基準にして比べると、今のバスより窓がだいぶ小さいことが分かる。

2台とも、「三平バス」と同じ路線で活躍してます。
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変わるバス停 変わらぬバス停

2010-11-19 23:31:17 | 秋田の地理
バス停の名称についてのお話。
バス停の名前は、その所在地名や近くにある施設の名称が使われる。由来となったものがなくなったり名称変更したりすれば、それに伴ってバス停の名も変わるのが普通。

鉄道駅名では、首都圏の東急東横線の「都立大学」「学芸大学」、西武新宿線の「都立家政」のように、由来となった施設が移転や名称変更しても、そのままの駅名もある。これは、駅名を冠した商店街など駅周辺地域への影響や周辺住民の意向(住民投票した例もあるようだ)を反映しているようだ。(弘前の弘南鉄道大鰐線「西弘前」「城南」両駅のように、あっさりと名前が変わってしまったケースもあるけど)
バス停名は駅名ほど周囲への波及・影響はないだろうし、むしろ周囲のものに合わせて柔軟に対応できるのがバス停の名前だと思っていたが、改めて秋田のバス停名を考えてみた。


では、秋田市内の旧秋田市交通局運行エリアのバス停で、僕の記憶(と多少調べて)の範囲で名称変更がなされたバス停を思いつくままに挙げてみる。
 ※記憶違い・間違いがあるかもしれません。
 ※カッコ内は原因となる事象(施設の移転、名称変更等)があった年ですが、バス停名の変更は、それと前後した可能性もあります。ただし、月日まで表示しているのは「広報あきた」バックナンバーで変更期日が確認できたものです。カッコがないものは時期不明。
 ※変更後のバス停名の前に「*」があるのは、市営バスから民間会社へ路線移管後に実施された変更。(=無印が市営バス時代(複数事業者競合路線含む)に行われたもの)

1.施設の移転・消滅によるもの
産業会館前→二丁目橋(1989年10月1日)、日赤病院前→中通二丁目(1998)、JR宿舎前→泉ななかまど通り(2001年4月1日)、ダイエー前→秋田ニューシティ前(2002)、酒造センター前→(たぶん*)八橋南一丁目(2006年。過去の記事)、いすゞ前→*幸町交番前(2006)、西部公民館前→*秋田銀行新屋支店前(2009)、新屋支所前→*日吉神社前(2009)、市立体育館前→NHK前(1994)→*県庁第二庁舎前(2008)


2.名称変更・組織再編等によるもの
相互銀行前→あけぼの銀行前(1989)→北都銀行前(1993)、美工専入口→美術工芸短大入口(1995【記事末尾の追記にあるリンク先も参照】)、三菱金属前→三菱マテリアル前(1990)、自治会館前→市町村会館前(1998年。過去の記事=上記八橋南一丁目と同じリンク先)、ラグビー場前→球技場前、聖園病院前→聖園クリニック前→みそのホーム前、南営業所→新屋案内所(1993年4月1日)、青年会館前/同入口→青少年交流センター前/同入口(1999年4月)、日産サニー前→日産サティオ前(2000年4月1日)、水道局前→*上下水道局前(2005)、交通局→*臨海営業所(2006年4月1日)
学校名変更に伴う、経法大/経法大附属高校→*ノースアジア大/*名桜訂正・明桜高校 関連の各バス停(2007)
住居表示実施に伴う、泉地区(1999)、外旭川八柳(1997年。八柳一区/同二区→八柳二丁目/同三丁目)の各バス停
「水道局前」2002年撮影。路線移管直前なのでバスロケ(接近表示)が作動している
3.新施設オープンによるもの
通町(新屋線・割山線上り側)→ねぶり流し館前(1992)、若草団地前→サティ前(1995)、サンライフ秋田前→秋田市保健所・サンライフ秋田前(1999年12月6日)、下川原→勝平新橋(1989年10月1日。橋の開通は前年)、新屋案内所→*西部サービスセンター(2009年。正しくは西部“市民”サービスセンター)

4.分かりにくかったり紛らわしかった名称を整理したもの
市営住宅前→牛島市営住宅前、大橋前→秋田大橋前、土崎支所ガス局前→土崎駅入口、市場前→明田地下道入口(以上1989年10月1日)
公園前→千秋公園入口、秋大球場前→鉱業博物館入口、文化会館前→文化会館八橋球場前、八橋球場前→八橋市民広場前(以上1997年10月1日)
八橋市民広場前→(*?)八橋市民広場・裁判所前
2度の改称を経た「八橋市民広場・裁判所前」
ただし、秋田駅行き側の場合、「八橋市民広場・裁判所前」と表示されているのは、上の写真のポールだけで、隣のポール2本(交通局時代に設置されたものと羽後交通分)は「八橋市民広場前」のまま。※裁判所前の理由についてはこちら

5.名称変更が理解出来ないもの
木内前→*木ノ内前


こうしてまとめてみると、(5番目はともかく)4番目に挙げた整理統合は、バス会社がいい加減な命名をしていて分かりづらかったからだが、それ以外の多くは、バス会社以外に原因のあるものがほとんど。
自分のせいではないのに、バス停の表示や車内放送、場合によっては車両の行先表示などを変更する手間と費用を負担させられ、バス会社が気の毒な気もする。まあ、元々はバス会社が“勝手に”バス停名として採用したのものが多いのだろうし、「“公共”交通機関」の宿命なのかもしれないけれど。


ところで、ここ数年は、新屋の市民サービスセンター関連以外には、名前が変わるバス停があまりなかったように感じる。
行政改革や企業の統廃合、市街地の衰退(これ以上衰退しようがない)が一段落ついたからかもしれない。また、名称変更を積極的に行っていたのは秋田市交通局であり、移管された民間バス会社の方では、あまりおカネをかけたくなく、消極的なのかもしれないと思っていた。(じゃあ「木“ノ”内前」はどうなんだということになるが)

だけど、
上記の通り、交通局時代の「酒造センター前」から交通局廃止と前後して「八橋南一丁目」に変わっていたバス停。
右奥は秋田県JAビル。手前左は山王交番
これは、上記リンク先で示した通り、新聞記事によれば「酒造センター」の由来であった施設がなくなったため、所在地の地名になったものだそうだ。

その「八橋南」は2002年の住居表示実施で新しくできた地名(かつては「八橋字戌川原」など)でもあり、個人的にはピンと来ない。
だからといって、他にふさわしい名前もない(JAビルや児童会館はやや距離がある)から、やむを得ないと思っていた。

ところが、現在は
「山王交番前」?!

たぶん、この10月から、「山王交番前」に名称が変わっていた!
(僕の記憶では、少なくとも今年の梅雨頃は、まだ「八橋南一丁目」だった。)
公式サイトの時刻表検索も、「山王交番前」になっていたが、僕の知る限りでは、掲示(現地は不明だが車内や秋田駅前では)やサイトでの告知はなかった。

たしかに、秋田中央警察署山王交番が、下り側バス停の真ん前にあるにはある。
でも、なぜ、この時期にこの名前にバス停名を変更する必要があったのだろう?

山王交番はかつては臨海十字路の角地にあって、現在地に移転してきたのだが、それは2001年か2002年頃。
交番を訪問する人など多いわけもないだろうし、「八橋南一丁目」がそれなりに定着してきた今になって名前をいきなり変えてしまうのが分からない。

それに、このバス停は、秋田駅方面から「秋田県JAビル」へ行く場合の降車バス停(逆方向の場合は、「臨海十字路」の方が近い)。
同ビルは、JA関係の行事のみならず、それ以外の組織に貸し出して各種会合や漢字検定などの資格試験の会場として使われる場合が多い。
僕が検索した限りでは、今のところ、「JAビルへは山王交番前下車」と記載されたサイトは見当たらない。おそらく、バス会社からJAへすら、バス停名変更の件が伝わっていないのだろう。
このままでは、緊張する試験当日、初めて現地を訪れた受験者が、降りそこねてしまう事態にならないだろうか。

それから、上のリストにもあるが、新国道にある旧「いすゞ前」バス停は、秋田いすゞの移転に伴い「幸町交番前」になった。
どちらの交番も秋田中央署の管轄で、「サ」の音で始まる。一般路線バスは路線が異なるが、秋田-能代間の高速バスは、どちらにも停車する。
乗り慣れない人は「サなんとか交番前だったな」と、間違ってしまいそう。
交通局が設置した埋込式ポール
交通局が設置したポール(かつては赤色LEDが点灯していたのだが…)は、下に「八橋南一丁目」のカット文字が透けて見える。
民間会社が設置した可動式ポール
こちらのポールは、分かりにくいが「八橋南一丁目」の下にさらに「酒造センター前」という文字も判読できる。2度重ね貼りしたことになる。

土崎方面で10月から新設された路線があるから、その分の放送用音声を収録する際、一緒に「山王交番前」も吹きこんだのだろうが、あまりに唐突な名称変更だ。
駅行き側の可動式ポール
駅行き(上り)側の可動式ポールには、時刻表が掲示されていない(裏面も)。交通局が設置したポールの掲示スペースだけで間に合うのだ。
以前も書いたけれど、見栄えが悪いし管理も手間だろうから、要らないポールは撤去したら? ※2020年の状況


一方で、「いつまで経っても昔の名前のまま」というバス停もたくさんある。
 ※カッコ内は、名称変更の事由が発生した時期
長崎屋バスターミナル(2009年9月)
長崎屋秋田店がドン・キホーテ秋田店に変わったけど、そのまま。
 以前の画像の再掲
新しい看板を付けているところを見ると、変える気はなさそう。
高速バスの発着点でもあり、名称変更するとなると大掛かりになるし、「ドン・キホーテ」っていう名称にも抵抗感があるのかもしれない。

・秋田中央郵便局・社会保険事務所前(2010年1月)※最近の状況は未確認。サイトの検索では「秋田中央郵便局前」。
向かい側は「秋田中央郵便局前」だけの表示
社保庁廃止・日本年金機構発足に伴い、社会保険事務所は「年金事務所」になった。
バス停も「秋田中央郵便局・年金保険事務所前」にしないといけないけど。※2016年になってやっと対応された。

・歓喜寺前(2007年7月)
五丁目橋から横町を通って旭北寺町の突き当たりに「歓喜寺(かんじき訂正・かんきじ)」というお寺があった。突き当たりの先、お寺の中を通って新国道へ抜ける新しい道路ができるため、3年前に歓喜寺は下北手地区へ移転した。
突き当たりが歓喜寺跡。右奥にドン・キホーテがある
歓喜寺の前で突き当たって左折する川尻割山線が通っているが、同線の最寄りバス停は、南側の「大悲寺前」。
お寺の前の1本東側の道が「大回り線」の経路になっており、そこに「歓喜寺前」というバス停がある。
奥の信号を右折した突き当たりが歓喜寺跡
「前」というにはやや遠いし、今は片方向(楢山回り)のみで、平日の朝に1便だけの運行になってしまい、影の薄いバス停。
檀家や周辺住民には思い入れのある名だろうけど、お寺が移転したのに、そのお寺前っていう名前のバス停が移転前の場所にあるのは…

2016年にやっと改称

・秋大糠塚官舎前(2004年4月)
秋田駅西口と秋田大学医学部附属病院を結ぶ路線のうち、交通局が運行していた「手形山団地線」で、終点の大学病院前の1つ手前がこのバス停。
県道横山金足線に面したマックスバリュなどの店舗の裏通りにあり、向かい側は手形山が迫っている。
下の写真では、奥が大学病院、右は店舗(の裏口)、そして左は山のふもとの雑木林で、なんともすごいロケーションだ!
ガードレールの外にポールが立っている
「糠塚(ぬかづか)」とは、所在地の「秋田市柳田字糠塚」から。
「官舎」とは秋田大学の“社宅”のことで、医学部の敷地の北側(上の写真では突き当たりを左折)、山のふもと近くにあるようだ。国立大学の職員はお役人である(教官・技官・事務官)ので、「“官”舎」と呼ぶのだろう。これは大学の公式な名称だったはず。

しかし2004年に国立大学が国立大学法人化されたのに伴い、例えば教官という職名は「教員」になるなどして、「官舎」も「宿舎」という名前になったようだ。
ネットで検索すると、町内会の名称や秋田大学が作成した資料におけるバス停名は「糠塚宿舎」になっており、実際には糠塚官舎から「糠塚宿舎」へ名称変更されたらしい。
表示がだいぶ傷んでます。背景は笹薮!
透明シールにパソコンで印字したようなバス停名表示。これは秋田市交通局が末期に行っていた方法。移管後に、カット文字に更新された箇所が多いので、今となっては珍しい。

この件は大きく報道されるなどしたわけではなく、大学関係者以外にとっては些細な点といえそうだし、バス会社が単に気付いていないだけかもしれない。大学側からバス会社に申し入れでもすれば別だろうけど。
(逆に言えば、他の各バス停は、常識的に名称変更するべき事象があったことが明白なもの。バス会社が“気付かないふり”をしていると言ってもいいのではないだろうか)

なお、過去の例では、上記、JR宿舎前→泉ななかまど通り の変更の前は、「国鉄官舎前」というバス停名だった。これは、現在の「生鮮市場保戸野店」の敷地にかつてあったものを指しているのだが、国鉄の民営化に伴い、秋田市交通局はしっかりと対応していたことになる。

2020年にやっと改称された

・秋田ニューシティ前(2010年4月)
解体が工事が行われている、秋田ニューシティ。跡地利用は未定。
この姿もあとわずか
今回、山王交番前と一緒に変更してしまえばよかった気がするが、解体が完了するまではニューシティが存在するってこと? それとも永遠に存在し続けますか?
【2013年3月16日追記】2011年4月から「大町通り」に改称された。

・交通公社前(2001年1月)
もしかしたら、若い人に「交通公社」といっても通用しないかもしれない。旅行会社の「JTB」のこと。
かつては財団法人でのちに「株式会社日本交通公社」、2001年に「株式会社ジェイティービー」となり、交通公社の名前が消えたようだ。【2018年2月24日補足】ブランドとしての「JTB」は1988年から積極的に使うようになり、浸透していった。
竿燈大通りには、交通公社秋田支店(現JTB東北秋田支店)があり、その前のバス停が「交通公社前」。
乗降客の多い停留所であり、空港リムジンバスも停車する。
左奥がJTBの店舗
特にバスを利用する古くからの秋田市民は、何の疑いもなく「交通公社」と呼んでいるが、消滅した名称を10年間も使い続けるなんて、全国的にはおかしく感じるのではないだろうか。
僕は、旅行会社のことは「JTB」、バス停は「交通公社」と無意識に呼び分けているが、考えてみればヘンな感じ。

この分では、永遠に「交通公社前」なのかも。
赴任してきたJTBの支店長ですら驚くバス停名のようです
【2014年9月28日追記】
「広報あきた」609号によれば、「交通公社前」がバス停名になったのは、1974年10月から。
それまでは、「(升屋前の)産業会館前」だった。
「升屋」とは、JTBの隣に最近まであった那波商店系列の呉服店(仏壇店は「升谷」で無関係)。
「産業会館」とは、二丁目橋を渡った突き当りにあった建物で、現在の「二丁目橋」バス停は産業会館閉鎖まで「産業会館前」だった。

つまり、以前は、「産業会館前」が少々離れた位置に分散して設置されていた格好になる。
考えてみれば、現・二丁目橋と交通公社前の両方に停車する路線ない(車線変更などの都合上、位置的に不可能)し、豊町とか山王十字路とか、路線によって同一名称のバス停が離れた位置にある例もあるから、おかしくはない。

※その後2018年、JTBに変化が。(以上追記)

【2021年1月28日追記】
市民生協入口(一部では「市民生協前」とも。この記事参照。2008年)
港北小学校の裏にある通町・寺内経由将軍野線の終点。市営バス時代1971年に秋田市民生協土崎店の(同生協の1号店)ができ、その近く。
市民生協は、移管後・2008年に「コープあきた」に改称したが、そのまま。

【2021年4月21日追記】
2021年4月に、新たに変えなければならないバス停ができた。「帝石前」。
由来である企業名が「国際石油開発帝石株式会社」から「株式会社INPEX」に変わったという。企業名改称そのものが知られていないし、秋田市民には企業名というより固有名詞で帝石が定着してしまっているから、これはただちに改称、とも言いづらい。(以上追記)


このほかにも、来春にはサティやジャスコが「イオン」に統一されるのに伴い、「サティ前」や「御所野ジャスコ前」も変更を余儀なくされるが、このまま押し切るのか?!

「交通公社」のように、昔を知る地元の人は、名前を変えなくても分かってもらえるだろう。
でも、よそから引っ越して来たり旅行で来る人がいる。若い人もいる。そうした人には、分かりづらいし、極論だけど一種の“隠語”のようで疎外感を感じてしまうかもしれない。
だから、変化に合わせて、変えていかなければならないと思う。そして変えたからには、充分に周知をしてほしい。
面倒で手間だろうけど、それが「“公共”交通機関」としての使命ではないだろうか。

※その後(2011年4月)のバス停名変更についてはこちら
※美工専入口→美術工芸短大入口より前の変更の経緯やバス停名の「前か入口か」についてはこちら

【2021年6月23日追記】和歌山市に交通公社前以上に長く名前が変わらないバス停があった。
和歌山バスに「車庫前」というバス停があるのに、車庫はないという。
1971年に廃止された、南海電鉄の路面電車・和歌山軌道線の「高松検車区」を指し、廃止後50年経っても名前が残っていた。なお、和歌山バスも南海系列。
2021年6月23日に、やっと改称されて「高松北」になるとのこと。
和歌山ラーメンには、その付近に店があったことにちなんで「車庫前系」と通称される一派もあるというが、どうなるか。
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秋田にロフト進出

2010-11-18 19:20:07 | 秋田のいろいろ
※「フォンテAKITA」関連の前回の記事はこちら
「フォンテAKITA」に関して、今日の昼前のAAB(秋田朝日放送)で驚くべきニュースが流れたそうだ。(サイトにも掲載されている)
ヨーカドー撤退後のフォンテ秋田に”ロフト”として、
 ・イトーヨーカドー秋田店が撤退した、秋田ショッピングセンター「フォンテAKITA」の2階に、生活雑貨店「ロフト」が出店する。
 ・オープンは来年2月下旬を目指している。
といった内容を伝えていた。
ショッピングセンターの社長だかのインタビューも流れていたそうで、AABのスクープだろうか。昼の段階では他の報道機関では伝えておらず、遅れて時事通信のサイトが15時59分に「秋田駅前ビルに来春「ロフト」出店=東北では3店目、駅前活性化に期待感」としてアップしたり、NHK秋田の夕方のニュースで扱っていた。

びっくりしたけれど、これはいいニュースだと思う。
僕もあまりよく知らないが、西武系列の「ロフト」は、東急ハンズと並ぶ代表的な都市型生活雑貨店と言えると思う。
全国に63店舗あり、東北地方では仙台市に2店舗(駅前の西武跡と長町)にあるだけなので、秋田が3店舗目になる。
そごう・西武系列の企業(元々は西武百貨店から独立)で、西武百貨店内に出店している例も多いので、「秋田にも」という願望や可能性はなくはなかったが、実現するとは思わなかった。

ロフトが来るからといって、今までイトーヨーカドーに行っていた人たちには、あまり関係ないと思う。でも、新たな消費者を駅前に呼びこむことができると思う。
ロフトの客層は、若い人、中でも大学生や社会人が多いのではないだろうか。これまで車で郊外のショッピングセンターに行っていた人たちが、ロフトならではの品揃えに惹かれ、秋田駅へ来てもらえるのではないだろうか。

秋田駅前や秋田市中心市街地の活性化という点からは、シェルガーデン出店や中通一丁目再開発なんかよりも、ずっと明るい話題に思えた。

【18日21時30分追記】ABS秋田放送のニュースでも報道された。
 「(ロフトでは)店舗の規模を4つに区分して店舗展開していますが、仮称秋田ロフトはビル2階フロアの1/3にあたるおよそ770平方メートルを使って美容・健康雑貨や文具雑貨を中心とした商品構成を予定している」とのこと。
【19日追記】19日付の秋田魁新報4面によれば
美容・健康用品や文具、家庭用品を中心とした品ぞろえで、20~30代の女性からファミリー層までをターゲット」「夏ごろからロフト側と出店交渉を開始し、今月18日までに合意した。年内に正式なテナント契約を結ぶ方針。」。
朝日新聞秋田版によれば「(秋田にできるのは)百貨店や駅ビルなどに展開する「コンパクトロフト」と呼ばれるタイプの店舗」とのこと。

昨日のABSでも、ロフトの店舗規模は4種類あるといっていたので、それを調べてみた。
「ふくおか経済」サイト内、「ふく経ニュース」2010年3月30日付記事によれば、
「(ロフトの店舗は)独立館として全領域を網羅する「大型店」(売場面積3500~5000平方m超)、ショッピングセンター内のアンカーテナントとなる「中型業態店」(同1500~2000平方m)、百貨店や駅ビルなどに領域を絞り込んで出店する「コンパクトロフト」(同1000平方m前後)、さらにサイズダウンした「ミニロフト」(同300平方m前後)の4業態で出店している。
3月5日現在、直営49店舗(大型店16、中型業態店5、コンパクトロフト22、ミニロフト6)
となっていて、最近地方都市に出店するものは、コンパクトロフトが多いようだ。「仙台長町ロフト」もコンパクトロフト。
(以上追記)


それにしても、フォンテの地下1階から4階までは、すべて12月1日にオープンするものであり、もう準備が整っていると思っていたのに、今になってこの話が出てくるのは不思議。
ずいぶん唐突な話であり、12月の第1期オープンでもなく、4月の本格オープンでもなく、ヘンは時期の開店だ。

現地へ行ってみた。
西側
先日紹介した、大屋根に面した北側のほか、角を曲がった西側にも「FONTE」のロゴが付いていた。

そして、入口前に設置されている看板の内容が、また少し変更されていて、「第1期 42店舗オープン!!(予定)として、階別に店舗名が示されていた。(6階・5階は「Coming Soon」。2階のロフトについては触れていない)
新しく入る店舗に「new」マークがついており、5店舗(ザ・ガーデン含む、ロフト除く)あった。

僕はかつてのテナント構成には詳しくないが、簡単にまとめると、
7階のレストラン、カルチャースクール、まちの駅は引き続きで、7&i系列の「芝のらーめん屋さん(“ラーメン”でなくひらがなが正当)」も残る。
4階には、中通一丁目再開発エリア内で現在解体中の古沢ビルディング1階で最後まで営業していたコンタクトレンズ店(現在は木内向かいの仮店舗で営業中)が新規参入。
3階は衣料品・ファッション関係のテナントが集約。ほとんど既存テナントだが、「フォーマルメッセージ」という店だけが新規。
2階はサーティワン、金萬、マインなかよし(化粧品)、ドラッグなかよしと、ヨーカドー時代からおなじみの顔ぶれ。だが、これだと大屋根・ぽぽろーど側の一部だけが埋まって、あとはガラガラだから、残りがロフトになるのだろう。
1階はファッション関連の既存店舗。
地階はザ・ガーデンのほか、新規店舗は「よね家」と「ブラジル」。
よね家は知らないが、ブラジルはコーヒー店だろう。ヨーカドー時代から上階に喫茶店があったそうだが、「new」になっているということは、大町の旧AD地階のような販売部門ができるということだろうか?

ざっと見た感じ、かつてあった書店、100円ショップ、イタリアントマトがリストに載っていない。
以前、どこかで聞いた話では「ドラッグストアだか100円ショップだがが入る」という情報だったが、それもない。代わりにロフトが入ることになったのかもしれないけど。

こうした状況を見ると、まだテナント確保に奔走していて、流動的なようだ。
フォンテには公式サイトすらないが、オープンまで2週間を切ったのだし、もっと我々に情報を知らせてほしいようにも思う。


さて、フォンテ前のぽぽろーどに、今年もクリスマスツリーが設置された。
昨年と同じかな

「ザ・ガーデン自由が丘SEIBU」の看板も設置された

【19日追記・5・6階への公共施設入居について
こちらで触れた通り、秋田ショッピングセンターでは、秋田市に対して公共施設に入ってもらえないかと要望し、市が検討していた。
19日夕方のNHK秋田のニュースによれば、今日の市長記者会見で5つの秋田市の施設が入ることが明らかになったそうだ。
▼市立図書館の蔵書の貸し出し窓口や、▼本の読み聞かせコーナー、▼中学生や高校生向けの学習スペース、▼託児機能を備えた子どもの遊び場、それに、▼美術作品の展示などができる文化施設のあわせて5つの施設を来年度に入居させる
これでも5階と6階部分のすべてを埋めるのは困難で、秋田市では県にも協力を求めて、ほかにも公共施設を入居させたいとしています。

具体的なことはあまり分からないが、個人的には、近くにアルヴェ内の駅東サービスセンターがあるのだし、市の部局を分散設置するのは市財政・市職員・市民の負担を増やすことになり非効率なので、それはやめてほしかったが、その点は大丈夫そうだ。
「子どもの遊び場」というのが、アルヴェ5階の市の施設「子ども未来センター」と競合していそうな(あっちは託児機能がないのかな?)気がするし、徒歩圏内に市立中央図書館明徳館があるのに、貸し出し窓口が必要なのか(返却受付はあれば便利そう)とか、若干苦しい気もするが、詳細決定を待ちたい。
学生向けの学習スペースは、列車通学の高校生などが利用しそう。
秋田県も運転免許センターの窓口とか作らないのだろうか。県議会では、センター機能全部を移転はできないという話になっているようだが、それは分かる。
「分館」的なものを作れば、新規免許取得者や公共交通機関で訪れる人には便利だと思うのだが。
【20日追記】さらに報道によれば、
 ・託児は有料
 ・公立美術工芸短大学生の作品展示や同短大の公開講座を開く場所も確保
とのこと。
受益者負担として有料託児はいいとして、美短の公開講座は近くの仲小路の明徳館ビル内の「大学コンソーシアムあきた・カレッジプラザ」(美短も参加)と重複するんじゃないだろうか。
駅により近い場所で美短単独で行えるというメリットはあるとはいえ、こんな近くに2つもいらない気がするし、受講者が間違う恐れがありそう。いっそ、美短のサテライトキャンパスでも作った方が意義があるかもしれない。

また、
 ・5つの市の施設ではワンフロアの3分の2程度。残り3分の1は県と協議中。
 ・したがって、5・6階のどちらか片方しか埋められない。
 ・順調に工事が進んでも、来年4月1日のグランドオープンには間に合わない。
とのこと。
やはり、既に周辺に公共施設が一通り揃った状況で、2フロアを埋めてほしいというのは中途半端(役所としてはもっと小規模か思いっきり大規模の方がやりやすそう)。ショッピングセンターが役所に泣きつくのはムシがいい話。
並行してロフトと交渉していたのなら、ロフトに2フロア、3フロア入ってもらえるよう、もうひと踏ん張りしてほしかった。

※次の記事はこちら
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GAOのバス/古いバス

2010-11-16 22:43:24 | 秋田のいろいろ
秋田の路線バスの話題を2つ。
●GAOのバス
今年3月から運行を開始した、秋田県立男鹿水族館“GAO(ガオ)”のラッピング広告バス
ドアのある面にはハタハタの写真が、運転席側にはホッキョクグマ(「シロクマ」は通称)「豪太」の写真が大きくデザインされている。

秋田市内を走っているのはよく見かけるが、今まで乗ったことはなかった。
このほど、ついに乗車することができた。(別に乗りたいと思っていたわけでもないけど)

他のスポンサーのラッピング広告バスがそうであるように、車内は普通の路線バスだと思っていたが、多少違う点があった。
窓ガラスに!
窓ガラスに、男鹿水族館の生き物(や“なまはげダイバー”)の写真が貼られているのだ。

バスの窓には、医療機関なんかの広告が貼られていることがあるが、それと同じシール(サイズはやや大きい?)だし、これも「車内広告」の扱いなのだろう。(車外から見える側には何も印刷されておらず、白い)
目に付くが、きれいに並べて貼っているのでうるさく感じるほどではない。水族館行きの専用バスではなく、街中を走る一般路線バスだから、この程度がちょうどいいのかもしれない。
車内には他のスポンサーの広告はおそらくなく、水族館の広告で“独占”する形だが、秋田では珍しい広告手法。

後部はイラスト
ペンギン(よく見るとイワトビペンギンとジェンツーペンギンが区別できる)にアシカ、グレーのは色が濃いめだけどゴマフアザラシのようだ。どれもかわいい絵だ。
でも、左の白い動物はホッキョクグマなんだろうけど、やけにコロコロしていて、鼻がないし目が離れている。だいぶ違うんじゃないかなー

※その後、後部のデザインが変わった(リンク先記事の下のほう)


●古いバス
地方のバス会社の経営は厳しく、古いバスを使っていることがある。
3月に高知に行った時、28年前に製造されたバスが走っているのを見たのは極端な例だが、車齢15年以上はそう珍しくない。
秋田のこのバスも
角張ったボディ、2灯式の丸いヘッドライト、前方の屋根の出っ張りが特徴的な、1980年から1988年までのモデルの「日野レインボー」。(上の水族館の広告バスは新しいレインボー)
人気のあった車種で、かつては秋田でもたくさん走っていたが、現在残っているのはおそらくこの1台だけかもしれない。もう1台ありました
これは首都圏のバス会社から購入した中古車のようだが、少なくともトータル22年は動いていることになる。
 ※ナンバーが「秋田200」と3桁なので、1999年以降に秋田で登録されたはず。
 【17日追記】この車両は、元々京浜急行バスで使用されていたらしい(神奈川県内を走っていたのか? 横須賀や三浦辺り?)。もう1台の同型車と一緒に秋田に来たようだ。
秋田市は海沿いであり、積雪や融雪剤散布の影響もあり、車両の腐食が進みやすい。また、このバス会社はそれほど丁寧にメンテナンスをしていない印象があるのだけど、その中ではこの車両はまあまあ状態がよさそうに見えていた。
でも、いくらなんでも、先は長くないだろうなと思っていた。

ところが、先月見かけると、
行き先表示がLEDに交換されていた!
従来のフイルムに印字した幕式の行先表示より、LEDの方が扱いが楽なので、このバス会社では、比較的古いバスのものもLED化していた。(中型バスの場合。大型・小型は除く)
しかし、廃車が近いような車両は、取り付けの手間もあるだろうから、幕式のまま使われるのが通例のようだ。

このバスが、この期に及んでLEDになったということは、少なくとも、もう数年間は使用し続けるつもりなのではないだろうか。

環境面では問題かもしれないが、使えるモノは大事に使うのはいいことだと思う。
高知の土佐電鉄でも同型車がLED化されていた。こっちは「高22」ナンバーで生え抜き
がんばれ! 昭和生まれのバス!!
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最近の秋田市中心市街地

2010-11-15 20:41:47 | 秋田のいろいろ
恒例の秋田市中心市街地の状況です。
●フォンテAKITA ※前回の記事
イトーヨーカドー撤退後、改装工事中のフォンテAKITAこと「秋田ショッピングセンター」。
外壁の一部に足場を組み始めたのを見たのを最後に、10日くらい様子を見ていなかった。
北西角、大屋根下・西武側から
足場の下の外壁が茶色くなっている。
お!
宝くじ売場の上の足場に、ピンク色の文字がある。
上の白い部分は大屋根の天井
なるほど。ここに「FONTE」のロゴが表示されるのか。
(なんか足場に置かれている「O」や「T」の文字が多い気がするけど…)
大屋根に面した北側は、大屋根より上部には足場が組まれていない。
秋田駅側から
ロゴのある部分は、茶色一色の壁面だったが、駅側の窓がある辺りは、スノコ板のような茶色の細長い横棒が入っているように見えた。

従来のピンクのような壁の色は、イトーヨーカドー弘前店でもほぼ同じ色なので、「イトーヨーカドーの壁の色」なのかもしれないので、色を変えて“脱ヨーカドー”を強調したいのだろう。
でも、
西側、買物広場バス停から
西側は一部にしか足場が組まれていない。また、
東側、秋田駅から。屋上の看板はまだ真っ白
秋田駅に面したミラー張りの東側、搬入口のある中央通り沿いの南側には、まったく足場がなく、これらの面では工事している気配がない。
オープンまであと半月だから、これから急ピッチでやるのか、それとも改装は必要最小限のこれだけでやめるのか、はたまた12月以降も工事を続けて来年4月の正式オープンまでに仕上げるのだろうか。

ところで、秋田市サイトの市長の週間予定表によれば、明日16日に株式会社シェルガーデンの代表取締役社長が表敬訪問に来ることになっていた。
ちゃんとあいさつに来てくれるんだ。
※続きはこちら

●きららアーバンパレス ※前回の記事
三井アーバンホテル秋田があったビルを福祉施設にする工事。
先週末
西側壁面の足場が取れ、壁面の文字が輝く。
壁面そのものや窓の配置はホテル時代と変わらないようだ。
【16日追記】写真をよく見たら、4階右端の「PALACE」の下に、以前はなかった縦長の窓ができている。この窓だけ新設したようだ。

10月末の段階で、竿燈大通りに面した正面入口の上に、ピンク色の看板が設置されていたが、
先週初め
せっかくできた看板が見えなくなり、何やら工事をしていた。そして数日後(先週末)、
ん?
見た感じ、以前とまったく同一デザインの看板。
写真を原寸で見てみると、最初の看板は壁面というか地と同じ平面で表面がテカテカしているように見えたが、新しい物は、看板自体が一段高くなっていて、表面はツヤ消しのように見える。
なお、玄関のドアにもピンク色の帯が付いていた。ドア自体はホテル時代の流用。
※次の記事はこちら

●ニューシティ解体5 ※前回の記事
※当初、記事タイトルに通し番号を振るとか言ってましたが、この形式ではそれができません。いちおう本記事が「5」になるはずです。直前と直後の記事へのリンクは必ず入れることにします。
北西角、かつてミスタードーナツがあった場所
先週から手前のビル本体に足場が組まれ始め、奥の駐車場はついに実際の解体作業が始まった。
駐車場
西側の裏通りに面したビル本体と隣接した部分から着手したようだ。片側の車線を止めて、交互通行になっている。

上階から始まった建物本体の内部解体は、工程看板によれば1階と地階まで進んでいる。見慣れたニューシティの建物が消えていく日も近いのだろう。
※続きはこちら

●中通一丁目再開発 ※前回の記事
日赤病院・婦人会館跡地の再開発工事。
広小路沿いの「古沢ビルディング」と「日本生命秋田ビル」の解体が本格化している。
西側、キャッスルホテル向かいから
手前の古沢ビルは、一部が足場で覆われ、内部の搬出が行われていた。イチョウの木がそのままだけど、どうなるんだ?
右奥の日本生命ビルは本格的な解体が始まった。
南の裏側から

北側、広小路から
※続きはこちら

新しいものができ、古いものが消えていく。
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本荘・いちじく最中

2010-11-13 20:23:01 | 各地お土産・食べ物
新山(しんざん)・子吉川・由利橋(仮橋)・羽後交通のバス--といえば、本荘。

先日に続いて、再び由利本荘市本荘地区へ行った。
新山など色づいた近くの低い山々に陽が当たり、美しく見えた。

まずは前回の続報。
由利橋工事は、特に目に見えた変化はなし。
強いて言えば、仮橋の歩道の海側(=車道との境)に防風ネットが設置されたことくらいだった。

次に「ジョイフルシティ本荘」跡地の解体。
だいぶ進んで、建物はごく一部を残すだけ。解体済みの部分は更地になりつつあった。
グランドホテル奥から
※その後(2012年10月)の様子はこの記事末尾


それから道案内の標識、“道標”
前回、見る方向によって異なる距離(300メートルの差)が表示されていたのは、グランドホテル向かいの子吉川堤防。
そこから東へ300メートル進んだ、第一病院前の交差点の道標を見てみた。
 堤防では1.2kmと1.5kmだった「アクアパル」までの距離は、1.5km。
 堤防では6.9kmと7.2kmだった「赤田の大仏」までの距離は、6.9km。
と表示されていた。
ということは、本来、この地点に表示するべき距離を、堤防上の一部に表示してしまったため、おかしくなってしまったと考えられる。
なお、この表示板は、1枚ずつ独立しているのではなく、面ごとにつながっている。その各面の中でも、間違っているのはアクアパルと大仏の距離だけで、同じ面の他の施設の距離は合っているようなので、設置段階で取り違えたといったミスではなく、原稿作成・発注段階のミスではないだろうか。

ただ、別のおかしな点も出てきた。
堤防上では、「図書館」と「文化会館」は0.3kmとなっていた。0.3km離れたこの地点では、0.6kmになっているはずだが、実際は0.9kmと表示されている。

さらに、「本荘市役所」「本荘公園」までの距離が、0.9kmのもの(上写真)と1.0kmのもの(下写真)が混在していた。

市役所と本荘公園、図書館と文化会館など、ほぼ同じ場所にあるものは、まとめて表示していた。スペースが有効活用できるし、この方が分かりやすいと思う。
でも、英語表示。市役所と公園は「/(スラッシュ)」で区切っているのに、図書館と文化会館は「and」を入れていて、表記が異なる。
2009年の記事にも出ていたものだけど、相変わらず「本荘市」のまま
それにこちらは市役所と本荘公園が別々になっている。
何より不親切なのは、徒歩圏内(1キロほど)の「JR羽後本荘駅」がない。

イマイチ気が効いてないというか、役に立たない道標だな~


ここからは新しい話題。
2009年の記事(上記と同じリンク先)で、ちょっと触れた、由利本荘市循環バス「ごてんまり号」。
ピンク色の塗装のノンステップ小型車の専用車両ではなく、
一般塗装車両に、紙を貼って運行していた
専用車が点検中だったのだろう。弘前市の土手町循環100円バスを連想させる姿だ。


最後ですが、これが本題。
以前も紹介した、「いちじく・オ・アマンド」を買おうと、マックスバリュ本荘中央店(かつての、つるまい→ジャスコ本荘店跡地)へ行ってみた。
すると、同じ「吉野屋菓子舗」製のイチジクを使った新商品(たぶん)がいくつか出ていた!
いちじく最中」と「いちじくシフォンケーキ」。各125円
ほかに、いちじくパウンドケーキ(だったかな)もあった。
シフォンケーキは、果肉入りだったが、まあまあ。
そして最中。
イチジク型の皮
最中種(皮)は、外注しているお菓子屋さんが多いと聞くが、これはどうだろう。イチジク型なんて外注するにしても特注だろうね。
きれいなあんこ。つぶつぶが見える
とてもおいしかった。
甘さがくどくなく、オ・アマンド以上にイチジク感があり、とてもいい!
浜松の「みかん最中」のイチジク版といった感じで気に入った。
マックスバリュ本荘中央店では、バラ売りしかなかった(オ・アマンドはバラと5個入、10個入があった)ので、つぶさないように持ち運びには気をつけたい。

比較的日持ちもするので、これからはこれを本荘土産の定番にしたい。(オ・アマンドより30円ほど安いし)
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かもしかとくまげら

2010-11-12 21:04:19 | 旅行記
今回は秋田-弘前間の鉄道での移動について。前回の弘前の記事はこちら
僕は通常、弘前への往復には特急でなく普通列車を利用している。
それは、特急と普通の所要時間が1時間程度しか違わず、特急の設備がよくなく、特急料金を支払う価値がないと考えていること、時期によって特急は混雑することがあり、普通列車の方がかえってゆったりできるといった理由から。

でも、今回は、行き帰りとも特急「かもしか」を利用した(帰りは一部区間のみ乗車。後述します)。
こちらこちらで取り上げたとおり、12月4日のダイヤ改正で、「かもしか」は「つがる」になり、車両も替わる(同じ形式だがリニューアルされた車両)。
この車両は、ダイヤ改正後も、臨時「つがる」や小正月行事の臨時列車に使用されることは分かっているが、それが終わった来春以降はどうなるか分からない。廃車になる可能性もある。

だから、最後の記念の意味で、乗車したのだった。
ただ、僕は「かもしか」という列車愛称には、あまり思い入れがない。むしろ、「こまち」と「かもしか」の前身である、「たざわ」の方が懐かしい。でも、車両は「たざわ」から「かもしか」へ同じ車両が引き続き使われているため、車両との惜別の思いの方が強い乗車だった。


行きは、座席指定を取った。秋田から弘前まで1810円。かもしかの指定席を取ったのは初めてかも…
秋田駅の中央改札口の上にある「発車標」は、今年1月にアップしたようにたまにおかしな表示が見られる。この「かもしか3号」は、
日本語表示
英語表示に切り替わると…
日英混在!
2行目の日本語オンリーは恒例として、1行目のかもしかがおかしい。
1月の記事の画像では、ちゃんと「LTDEXP.  KAMOSHIKA 3号」と、「号」以外は英訳されていたのに、今回は列車名が日本語のまま。うーん。
特急「かもしか」(弘前駅にて)
かもしかは3両編成で普通車指定席は3号車1両だけ。
前日に「えきねっと」でシートマップ(座席表)を見て、前後に人がいない位置を指定して予約していた。でも、乗ってみると、前後の列にお客がいた。一方、前日の段階で埋まっていた一角は空席が多くガラガラだった。直前の予約/キャンセルが多いようだ。
といっても、指定席全体で10人ちょっとくらいしかいなかっただろうか。自由席はもう少し乗車率がよかった。

指定席のお客はビジネス客と観光客半々くらい。ほぼ全員が、秋田から弘前または青森までの利用で、弘前以外の途中駅での乗車/下車は少なかった。
「かもしか」は現在は、車内販売も、飲料の自動販売機もないので注意。秋田駅のホームでは、関根屋さんが駅弁を立ち売りしていた。
「かもしか」の“トレインマーク”
国鉄時代の特急列車のトレインマークは、手描きでデザインしていたのだろうが、図案も列車名の文字も、個性的だった。
でも、「かもしか」はおそらくパソコンで作ったのだろうか、文字は活字文字をイタリックにしただけのようで、味気ない。
テレビ番組か何かで、この動物は「カモシカ」でなく「エゾシカ」でないかという話が出て、ネット上で話題になったようだが、僕はそんなことよりも、動物のイラスト自体が小さいことと、「かもしか」の文字の背景の緑色の「Eヨ」みたいな雲みたいなデザインが何を表しているのか、気になってしょうがない。
「特急かもしか 青森」
側面の行き先表示は、旧国鉄が定めていた独特の書体「すみ丸角ゴシック体」。JRになった10年後に運行を開始した「かもしか」でも、律儀に採用していた。


かもしかに使用されている車両は、1968年から1979年にかけて国鉄が製造した「485系電車」。計1500両近く製造されたそうで、電化されていればどこでも走れる性能を活かして旭川から鹿児島まで、日本各地で活躍した。
日本の鉄道史に残る“名車”と言えるが、現在では、新車に置き換えられて廃車になったり、「いなほ」「つがる」のように大幅なリニューアル工事が実施された車両も多い。

かつて、秋田の車両基地には、「たざわ」「つばさ(後のこまくさ、現在は廃止)」「いなほ(現在は新潟の担当)」用に、たくさんの485系電車が所属していた。(たぶん100両程度)
しかし、新幹線開業などにより秋田の担当列車が減ったため、多くの車両が他地域へ転属して、秋田所属の車両は減っていった。(秋田の車両は比較的新しかったので、廃車になったものは少なく、現在もリニューアルされて活躍している車両が多い)。

そんな中、現在「かもしか」に使われる、3両編成×3本の計9両だけは、(おそらく製造直後から)ずっと秋田に所属しているので、おそらく、僕自身も子どもの頃の「たざわ」などで、何度も乗った経験がある車両のはず。
また、外観の塗装が変わった程度で大規模なリニューアルを受けていないため、国鉄時代の面影を強く残している。
この時の青森側の先頭車・3号車は「クモハ485-1005」
485系の中では最後に製造された“寒冷地仕様”の1両で、昭和53(1978)年に日立製作所で元々は運転席のない中間の車両(モハ485-1080)として製造され、1986年に土崎工場(現秋田総合車両センター)でトイレ・洗面所を撤去して代わりに運転席をくっ付ける改造工事がされ(その際に現車号へ改番)て、現在に至っている。
普通車車内
床材・シート・カーテン以外はほぼ国鉄時代そのまんま。
デッキとの仕切りのドアも、交換されていはいるが、手動式のまま。観光客の奥様グループは、自動ドアだと思ったらしく、しばらく突っ立っていた。
普通車座席
窓1つに対して席2列。今となってはやや窮屈(91センチ)な座席間隔。
国鉄時代は紺色のような青いようなシートだったが、後に少し背もたれが大きいシートに代えられ、さらに現在の黒系の布地に代えられた。
シート自体は基本的には国鉄時代のままの座り心地で、若干ぶかぶかした感じがするが、嫌いじゃない。

ところで、今や特急列車の座席といえば、リクライニングシートと前方に折りたたみテーブルが付いているのが常識。
でも、かもしかは違う。
リクライニングは、「するorしない」だけで途中位置で止まらない「簡易リクライニングシート」と呼ばれるタイプ。
【2015年4月21日追記】485系など国鉄特急の初期の簡易リクライニングシートでは、倒した状態で固定できず、上体を起こすと「バタン」と正位置に勝手に戻るものだったようだ。「かもしか」の車両は485系の中で後期製造のグループであるため、当初から倒した状態で固定できるものだったようだ。

また、前の座席の背には網袋しかない。テーブルは窓際の壁に造り付けのものが、通路側に折りたたみのもの(上の写真のオレンジ矢印)が設置されているが、小さい。
通路側のテーブルを出したところ
製造当初は壁のテーブルしかなく、通路側席用のテーブルがなかったので、それではあんまりなので、座席改修時に肘掛テーブルが追加されたようだ。
壁のテーブル
485系でも、背もたれに折りたたみテーブルが後から設置された車両では、壁のものは撤去されるのが通例なので、今や貴重なアイテム。
でも、狭いし遠い。これで弁当を食べるのはきつい。国鉄時代はこれが普通だったんだよなー
窓枠(窓かまち)が広くて飲み物程度なら置けるけれど、角張っていて、居眠りしてゴツンとぶつけて痛い思いをしたものだ…

3号車いちばん前(青森側)の席
「ベビーシート」と大きく表示され、「赤ちゃんとお母さんの優先シートです」などともあり、この座席は回転しない(青森方向に固定)らしい。前の壁には、折りたたみベビーベッドが備えられている。国鉄共通の装備ではなく、秋田オリジナルの設備だと思うが、これも懐かしい。
国鉄時代、「たざわ」に設置されていた設備がまだ残っているのだ。当時は、この車両が自由席として使用されていたはず。
でも、指定席として使われている現在は、回転しないこの席に、一般客が割り当てられてしまうことはないのだろうか? 車掌権限の“調整席”扱いなのかもしれない。


帰りは、弘前から東能代まで自由席。900円(クレジットカードのポイントでもらったオレンジカードで買ったから、実質無料)。
弘前駅。「八戸」行きや「かもしか」の表示はもうすぐ見納め
自由席には20人くらいが列を作っていたが、1両半にゆったりと収まった。
自由席は2号車全部と秋田寄り先頭車1号車の一部。1号車(クロハ481)は、改造により、秋田寄り3列(=12席)がグリーン車、残り14列(かな?=56席)が普通車自由席になっている。
グリーン車も、国鉄時代そのままといった貧相なもので、乗る価値は低いようだ。
1号車車内
車内に取ってつけたようなドア付きの黒い板(こまちのに似てる)がでーんとあり、普通車とグリーン車の仕切りになっている。天井はつながっていて、照明と冷房装置がまたがっている。
ところで、天井にある出っ張りが「冷房装置」。現在の車両では天井に穴があるだけのものが多いが、485系では存在感を示している。(2号車は別のタイプ)
このクーラーは【手動】定位置です 秋田車両センター」とラベルが貼られており、要は自動運転できないということなのだろう。たしかに、寒いほど効いていたり、全然効いていなかった経験もある。車掌さんも大変だ。
冷房をよく見ると、
「Toshiba」。昔の東芝のロゴマーク!
このロゴは「東芝傘マーク」と呼ばれるらしいが、僕は子どもの頃、ひらがなの「ぬ」に見えていた。海外では、「T」を「J」と誤読されることがあったので、1969年から現在の「TOSHIBA」のロゴが使われ始めたとのこと。

さて、グリーン車を外から覗いてみると、
矢印部分
一部鉄道ファンの間では有名な話だが、なんと、家庭用エアコンが設置されているのだ!
仕切りを設けた関係で、特に狭い空間となってしまったグリーン車の環境改善のためだろうが、おもしろい。室外機はどこにあるんだろう? 屋根上かな?
ちなみに、このエアコンも東芝製でした…

さんざん車内環境の悪さを並べ立ててしまったけれど、国鉄車両らしい重厚感のある乗り心地は悪くない。流れる景色を眺めるていると、いろんな思い出が浮かぶ。
秋の夕暮れの奥羽本線を行く(長峰-碇ケ関間かな?)

東能代で「かもしか」を降りた。
特急料金節約のためでもあるけど、乗り換える列車は快速「リゾートしらかみ」。まだ楽しみは残っている。
今回、乗車券代わりに使ったきっぷは、「五能線パス」。単純に秋田-弘前を往復するだけでもモトは取れるが、通常510円かかる「リゾートしらかみ」の指定席料金が無料になるという特典もある。
東能代で30分ほど待てば「リゾートしらかみ4号」が来るので、利用しない手はない。混雑期に東能代から秋田までといった短距離の指定を取ったらヒンシュク者だが、この時期なら空いているはずだし、発車直前に発券するのだから問題ないだろう。東能代での待ち時間にみどりの窓口で発券してもらった。
※「五能線パス」は2011年3月で廃止されました。

僕はリゾートしらかみには過去2回乗ったことがある。秋田→東能代で「青池編成」に、弘前→青森で「ブナ編成」と奥羽本線内の区間だけで、肝心の五能線区間で乗ったことがないのだけど。
やって来た「リゾートしらかみ4号」は、
「くまげら編成」(秋田駅にて)
2006年登場で一番新しく、乗ったことがない編成に当たった。これで3編成全てに乗車達成!(もうすぐハイブリッド青池が出るけどね)

リゾートしらかみ4号は、五能線内で夕日が眺められ、秋田で最終の東京行き「こまち」に接続するダイヤだけど、シーズンオフのためか、ガラガラだった。それでも観光客がそれなりにいるのだから、五能線の集客力は大したもの。
それにしても、
車内
車内は「かもしか」よりも居住性は高い。
特急でないので白い枕カバーはない(黒いレザー状のものが付いている)が、ほかの設備はすべて「かもしか」以上。
前に大きなテーブルはある(さらに肘掛けに小さなテーブルと、前にペットボトルホルダーもある)し、リクライニングは途中で止まるし、座面もスライドするし、座席の境目にも肘掛けがある。おまけにワゴンの車内販売(珍しいリンゴジュースなど扱っている)もちゃんとあって、至れり尽くせり。
観光列車とはいえ快速だから、この設備に乗車券と510円で乗れるんだから素晴らしい。
座席間隔はものすごく広い(かもしかより30センチも広い120センチ!)し、窓も大きい(特に上下方向)
座り心地はやや硬めで、首都圏の普通列車グリーン車(E231系)などに似ている。

ただし、古い普通列車用ディーゼルカー(気動車)を改造した車両なので、エンジンの振動や高速走行時の揺れなどは、それなりに感じる。
車内は大々的に改装され、普通列車当時の面影は少ない
デッキとのドアも木目調の自動ドアに交換されている。その周囲が、レンガというか茶系統の石畳のような模様になっているのが珍しい。※ブナ編成も同じデザイン。

前乗ったときはなかった自動放送があり、「いなほ」などと同じメンデルスゾーンの「春の歌」のメロディに続いて、新幹線と同じ声の日本語(フジテレビの堺正幸氏)と英語のアナウンスが流れた(内容が微妙に違うので別収録かも)。「Stop after ハチローガタ(八郎潟) will be オイワァケェ(追分)」なんて言うのにちょっと感動。
東能代-秋田間では、特急は森岳と八郎潟に停まるが、リゾートしらかみは森岳は通過し、八郎潟と追分に停まる。大潟村や男鹿の宿泊客の利用を想定しているのだろうか。

途中の北金岡駅で行き違い(列車交換)のため停車。青森行きの「かもしか5号」とすれ違う。
窓の大きさの違いが衝撃的
こっちが大きすぎるのもあるが、かもしか(485系)の窓がなんと小さいことか…

真っ暗な夜なので、車窓を楽しめるわけでなく、むしろ外から丸見えだっただろうけど、快適な54分間の旅だった。
いつも弘前からの帰りは、東能代を過ぎると早く秋田に着かないかと思うものだが、もっと乗っていたいと思った。

弘前のネタは、もう少し残ってます
コメント
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