ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

ラストイニング

2009-02-03 05:00:00 | 読書
タイトルは『ラストイニング』ですが、中身は『バッテリーⅦ』ではありませんか。

横手二中と新田東の再試合の様子が、ストーリーの中に少しづつ語られています。門脇君は第1打席で巧からホームランを放ちますが、後は全て三振を喫し、ゲームも3-1で名門・横手二中は負けてしまいます。

       

この結果、門脇君は決まっていた野球の推薦入学を辞退してしまうのですが、そのことを中心にストーリーは進んでいくのです。

所謂『バッテリーⅠ~Ⅵ』は巧や豪を中心に描いてきたのが、この『ラストイニング』では横手二中側の子供達を中心に話が進みます。

       

この本を含むと足掛け5年がかりの完結かと思うのですが、こういう話はしんどくても一気に読まなくては、熱が冷めてしまって感動も薄れてしまうというものです。

出版する方も小出しにするのではなく、完結までまとめて一度に出版するような気遣いが欲しいのです。

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