ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

白衣観音

2010-05-21 05:00:00 | 田舎
お堂の前を通り過ぎて暫らく細い道を登ります。道は地道ではなくコンクリートのようなもので舗装してありますが、苔生していて雨の日なら滑りそうです。ご覧のように陽も差し込んでいるのですが、やはり訪れる人も少なく、雨量が多いせいでしょうか。
             
                  

歩いていて思ったのはシダっぽい草が生えていて、もう少し早い時期に来ればワラビも取れただろうし、エビネを大切にって書いた小さな注意書きがここそこにあるのですが、肝心のエビネは全く見当たらないということでした。

             

5分も歩くと、朱に塗られた鳥居と、観音様を祀った祠が見えてきましたよ。急な坂も無くお年寄りでも楽に来れます。

                  

もっと手前から鳥居はあったのですが、鉄製のせいか錆びていて、この最後の鳥居がまだ新しくきれいなものでした。

滝を見るために祠の右側の細い隙間を通ります。

             

滝の前に今度は仏式の小さな祠、日本人って神も仏も一緒なんですね。どうして廃仏毀釈などという愚を冒したのでしょうか。

                  

これが吐生の滝、別名・施無畏の滝とも呼ばれると、駐車場の案内板に書いてありました。
水量がとても少なく、あまり感慨はありませんが、ここまで来た後悔はしていません。

塩ビの水道管で取水をしていますが、参詣者用でしょうか?

             


でも、動画では結構流れてますよね。流れる水の音も小鳥が囀る声も聞こえますから、是非音声をオンにして見てくださいね。

             

滝の前には願い事が書かれた平たい石がどっさり、ここで書くのではなくて、書いたものを持ってきたのでしょうね。けど、観音さんの後ろにあたる場所なんですよ、ご利益あるのかな?

             

帰路、他の鳥居も撮っておきました。鳥居の中に先の鳥居も見えるでしょう。

雨が降ると大瀑布となるって、駐車場の案内板に書いてありましたが、雨が降ったのはこの2日後、大阪へ帰る日に寄ったら、見事な滝に変身していたかも知れません。

             

何台停めれるのか分りませんが、結構広い駐車場です。この駐車場いっぱいになるくらい車が来るようになれば、途中の道路は狭すぎます。

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