ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

ムスタファ・ ケマル・ アタテュルク騎馬像

2010-10-01 05:00:00 | 田舎
1度では、いや2度3度聞いてもなかなか覚えられない名前です。トルコがオスマン帝国と呼ばれていた頃、列強諸国によって分割統治されていた困難な時代に抵抗運動の指導者となり、トルコ共和国を作り上げた人。トルコといえばアジアの西の果てというイメージですが、この人の欧化政策の下でヨーロッパの政策を積極的に取り入れ、国家としての西欧化に成功しています。

             

樫野の灯台下から帰ってくる時に撮ると斜め後から見ることになります。確か5月に来た時は工事の最中でした。その時も写真を撮ったはずなのに、見当たりません。そして、今は灯台官舎の修理をしているので、そのための小屋が2軒並んでいます。官舎の修理って?確か無人だったような気がしてるんですけど。

そうそう見当たらない写真が姫のパソコンの中にありました。書き加えたのでここを見てくださいね。

             

天気が悪くてあまりうまく撮れていませんが、雰囲気は分りますよね。今度いい天気の日に写したいと思います。

          

この案内板でこの人のことが少し分りますね。革命家です。

                  

同じ騎馬像でも、川西池田の駅前にあった源満仲の像よりカッコイイではありませんか。

             

駐車場から歩いて来るとこんな風景なのですが、この像の対面に碑が建っているのが判りますか?

                  

『御野立所跡』とあって、実は昭和天皇がここへ来て、茶を飲んだわけですね。昭和天皇は戦争には反対であったような書物をよく見かけるのですが、事実として戦争を遂行した責任者ですから、そういう人の碑がこの偉大な革命家と同一場所に並ぶというのも私にすれば妙な感じがするのです。

この像の下に『国に平和、世界に平和』というトルコ共和国の標語が掲げられているのですが、昭和天皇の碑と一対になるのは合点がいきません。

            gooリサーチモニターに登録!