ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

回復順調

2009-12-31 18:05:41 | 自宅介護

昨日の電話のやり取りのせいか、病院の対応が一変していました。

付き添いの話は無くなり、治療方針の説明もしていただけました。

・・・いったい何があったんだろう

母ちゃんにも変化が・・・食事の仕方が豪快になりました。両手それぞれに器を持ちたがって、がっつくこぼす、まるで幼児のようです

今まで大っ嫌いで食べなかった『生の刻みねぎ』をガツガツ食べています

点滴のほかに食事を全量接種したもんだから血糖値が上昇しすぎて、『初・インシュリン注射』を経験しました。

胸のゴロゴロした音はまだしています。

早ければ年明け2日に血液検査をして、白血球の数値が下がっていれば退院が出来るそうです。そうでなければもうちょっと入院が伸びるそうですが、そんなに長くはならないようです。

これでもう、一安心です

しばらくはお家で静養して、楽しいディサービスも再開できますね

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今日のばあちゃん。

今年最後のお風呂で、ぬくぬく・ピカピカです

自前のかわいいパジャマを着せてもらって、年越しの準備は万全

『今日は大晦日だよぉ。年越しだねぇ』

『んだなぁ・・・オレぇ、なんぼになるべぇ・・・ひゃぐくらいかぁ

おぃおぃ、飛び級するなよ

賑やかなナースステーションで年末のご挨拶をして、今年最後の洗濯物を持って帰宅です。

『お世話になりました。来年もよろしくお願いします』

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新年も病院巡りからのスタートになります・・・あぁ、やれやれ

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そういえば今朝、超お寝坊さんだった猫のチィさん・・・

なかなか起きてこなかったので、ごはんの準備をして出かけたんです。

3時間後に帰宅すると・・・

『んもぅ、どこ行ってたんだよぉ』って感じで、にゃーにゃー・すりすりの甘えっ子でお出迎えでした。

その後何度か出入りをするたびに、足元にピッタリとくっ付いてくるんです。

母ちゃんの部屋の襖をカリカリして『ここ開けてぇ』と目で訴えるし、『さびしんぼ・チィさん』全開の一日でした。


良いのか悪いのか

2009-12-30 21:02:05 | 自宅介護

入院に必要な物を、お店の開店時間に合わせて買いに行きました。

タオルケットやタオル、洗面用具などは家にある物で間に合いますが、病院によっては銘柄が指定されている物があったりするんですよねぇ。

肺炎予防のために『某有名メーカーのデンタルリンス』を買ってくるように指示がありました。しかも『写真付き』で・・・肺炎予防って言われても、『肺炎』で入院したですけど

オムツは昨日取り急ぎ売店で購入しましたが、あまりにも高いので安くて沢山入ったものを購入しましたが、病室にあるロッカーに入りきらず困りました

昨夜、意識レベルが低い状態で入院したのに、オイラが病院に到着した午前11時にはいつもより落ち着きの無い母ちゃんに変身していました。

ベッドのサイドレールを勝手に取り外したり、10分おきにトイレの催促をしたり、看護士さんたちは呆れ顔です。

昨夜の当直の医師の説明と異なり、酸素吸入は無し

(そういえばこの病院、医者同士の疎通が悪いんだった

呼吸器の専門医が『早く良くなってお家に返してあげたいね』と言っていたそうですが、そのお医者様にも会えずじまい・・・。というか、看護士さんがお医者さんに連絡をとってくれなかった

母ちゃんの状態が『良いのか悪いのか』だけでも聞きたかったのに・・・

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午後、家でやり残した仕事をしていると、その病棟の看護士さんから電話が・・・

『夕方から看護士の数が少なくなるので、介護の手が回らないので、ご家族の方に付き添ってもらいたい』とのこと・・・

おぃおぃ『付き添い不要の看護体制』ってぇのは嘘っぱちかい

ひとまずばあちゃんの様子を見に行って、そのことを看護士長さんに話すと『そんなこと言われたの看護・介護は看護士の仕事なんだから、言うこと聞く必要ないわよ』って・・・

・・・うーん・・・病院によって違うんだなぁ・・・

昨夜もほとんど眠れていない状態で、今夜の完徹には自信がありません

連絡をくれた看護士さんに電話を入れて、『ずっとまともに寝てないので、眠る時間が欲しい』と言うと、『それじゃぁ、明日から毎晩付き添ってもらえますね』だって

『この病院は急性期の患者さんを受け入れるところだから、介護は専門外なんです』だって

もうぶち切れっ

『こっちだって肺炎の急性期で入院したんですよ

介護が嫌なら受け入れなかったら良かったでしょう

迷惑なら連れて帰りますので退院の手続きをしてください

・・・この病院、看護理念に偽り有り

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結果・・・今夜は看護士さんにお願いして、オイラはしっかり睡眠をとることにしました。

でも腹が立って腹が立って・・・

ちゃんと眠れるかなぁ・・・

退院が出来るまでは、ガマンするしかありませんねぇ。

この病院、21年前にも父ちゃんの入院でトラブルがあったんです。

カルテの紛失、診断書の作成拒否(誤診があったため)、付き添いの強制・・・

だからこの病院にだけは来たくなかったのに・・・

肺炎が治まったら、こんな病院おさらばしてやる

今は年末年始の休診期間だから、何も解決策が無いんですよねぇ・・・退院も出来ない。転院も出来ない。ケースワーカーも休み。

踏んだり蹴ったりの年末になっちゃいました。

・・・今頃母ちゃん、介護拒否されていたりして・・・

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この病院で胃ろうの施術をしてもらうんだよなぁ・・・

ばあちゃんも介護が必要だけど、『介護嫌い』の病院にお願いするのは危険かなぁ・・・

でも病棟ごとに性格も違うだろうし・・・

1週間だけだから、これもガマンするしかないかぁ・・・

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今日のばあちゃん。

昨日点滴のライン交換をしたためか、目の下にはクマと涙の痕が・・・

早いとここの『恐怖』から開放してあげたい。

でも、胃ろうを作ってもらう病院も怖い・・・

いったいどうしたらいいんだか


救急車・・・

2009-12-29 23:48:46 | 自宅介護

お風呂の日のばあちゃんは眠りの日

でも今日は点滴のラインの交換の日でもあります。

先生の都合で遅くなりそうなので付き添いが出来ませんでしたが、今回も『大絶叫』だったんだろうなぁ

大量の洗濯物を持って帰宅しました。

母ちゃんがディから帰ってくる時間になりましたが、いつもより遅いです。

・・・心配していると、そのディサービスから電話がかかってきました。

『送迎の時間に、もどしました・・・熱は38.8度です、別の車を手配してから送ります』とのこと・・・

いつもより30分遅れで帰宅すると、体が右に傾いてもどし始めてしまいました。

熱は38.4度

汚れたものを着替えさせたいのですが、動けません

最後の手段、救急車を呼びました。

希望の病院は満床のため、別の大きな病院に連れて行きました。

脳のCTには所見無し。

胸のレントゲンが真っ白になっていました。

突然の肺炎です。

ディではお昼の体温は36.8度の平熱だったので、この急激な熱はもしやインフルエンザか

白血球が20000を越えてるって・・・

ひとまず今夜から2・3日、お薬で眠らせて呼吸の確保をするとのこと。

オイラは入院の手続き書類をもらって、ひとまず帰宅することになりました。

明日は必要なものを買い求めなきゃなりません。

・・・って、そういえば夕飯食べてないや・・・

あ、洗濯もしなきゃ・・・

あぁ、疲れたぁ


仕事納め?

2009-12-28 21:35:57 | 自宅介護

巷は仕事納めの日・・・

オイラも数枚の図面を仕上げて仕事納めの予定だったのに、先方様から連絡が来ないまま『仕事収め』になっちゃいました。

オイラはいつ仕事すればいいのかな

まさか今年も年越し仕事になるんじゃぁないだろうねぇ

結果今日は丸々ヒマだったので、母ちゃんのおやつの試作品を作っていました。

なじみの酒屋さんから毎年頂戴している『酒かす』を、甘酒や粕漬け以外に利用出来ないものか・・・。

まずは『酒かすケーキ』にトライしてみましたが、イマイチ甘さの加減が難しく、甘さ控えめすぎるケーキになってしまいました。

ディサービスから帰った母ちゃんに試食をしてもらうと、以外に好評

『いい匂いで、甘くなくて美味しいパンだな』

・・・いちおうケーキなんだけど

蜂蜜か水あめを入れて、お塩も少々必要かなぁ・・・

生姜も入れたほうが美味しいかも・・・

酒かすケーキにはもうちょっと工夫が必要です。

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今日のばあちゃん・・・

オイラの顔を見るなり『寒い

ハイハイ、モコモコの掛けようねぇ・・・

も一度オイラの顔を見ると『頭っこ痛い』

えー頭が痛いのは看護士さんに言おうよぉ。

さっそく看護士さんが熱を測ってくれました。

36.9℃・・・熱は無いようですが

しきりに頭を動かすばあちゃんが『台っこ置いてけろ』って。

おぉ車椅子に枕を付けてくれってかぁ

バスタオルをくるくる巻いて枕にしてあげると『あぁいいあんばいだぁ、頭痛くないよぉ』

オイラと看護士さんは顔を見合わせて大笑い

ばあちゃんの言動に一喜一憂のひと時でしたぁ。


なにしてんの?

2009-12-27 23:23:40 | 自宅介護

いつものようにばあちゃんの様子を見に行って帰宅すると、母ちゃんが床に落ちてました。

『なにしてんの

『靴を探してたぁ』

『どこに行くの

『客が来るから2階に行く・・・靴はいて・・・』

『ハイハイ、まんずベッドに戻ろうよ』

『2階に行く・・・』

『歩けないのにどうやって2階に上がるの

『・・・・・・』

『ほいっ、立つよ

『立てないねぇ

『おぃおぃ、笑ってる場合かぁ

・・・ってなことで、ズボンの後ろを持ち上げるも、まったく立つ気が無い母ちゃん

ほとほと困り果てていると、外では黒ラブのビビちゃんが走り回っているのが見えました。

『そうだぁビビちゃんのお父さんに助けてもらおう』

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やっぱり男手って助かりますねぇ

64kgの母ちゃんを『ひょいっ』と持ち上げて、安々とベッドに座らせてくれたんです。

ホントに感謝感謝です。

助けてもらった他にも、『ケーキ美味しかったよ』って言ってくれたし、これはまた『手作りお菓子』でお礼せねば

今度は何を作ろうかなぁ・・・